俺は謝らない。なにがあっても絶対にだ。
元カノからLINEが来た。
『私がいなくなって寂しい?』って。
だから言ってやったんだ、『全然だ』って。
でも、それは虚勢。本当はすごく寂しい。
強がって言っただけなんだよ。ああ、イライラする。
俺のことをハーレーみたいに乗りこなせる女なんて、他にいるはずがない。
今はイカれたやつと組みたい気分だ。
頭のネジが何本かぶっ飛んだやつと夜をぶっ飛ばしたい。
それで少しでも、この寂しさを紛らわせるなら、それでいい。
そして、
強盗に襲われたくないならスタンガンでも持ってろ。
悔しいけど、俺の元カノは可愛い。モデルみたいだった。
あいつと同じ香水の匂いがするだけでイライラする。
……朝まで俺の上に乗っててほしい。
もう誰を信じていいかわからない。
もし今夜、俺が死んだら。あいつは悲しんでくれるんだろうか。
少しでもいい、そばにいてほしい。
たとえ心の中のパラノイアでもいい。
どうか、安らぎがほしい。神様。
俺はずっと、探して、さまよい続けている。
酷く酔っ払って、積み上げてきたものを何度も台無しにした。
愛したものも、好きだったものも。
でも今は、もうあいつのことを愛したくない。
愛したくないんだ。
苦しみは麻薬みたいだ。
苦しいときのほうが、楽に呼吸できる気がする。
でも、満足できない。何も満たされていない。
どうでもいいって言い聞かせるしかない。
もし、時間をかけて元の関係に戻れるなら——
それだけでいい。
君といられるだけで、俺は落ち着ける。
息をするたびに君の存在を受け入れるよ。
けど、この寂しさには死ぬまで耐えられない。
俺は絶対に謝らない。謝りたくないんだ。
『寂しい?』ってまた聞かれても、きっと俺は『まったく寂しくない』って答えるだろう。
虚勢を張って、虚勢を張って、みじめでも構わない。
でも、俺のことを本当に乗りこなせるのは——君だけだ。
今は、狂ったやつと一緒にいたい。
寂しさを少しでも、誤魔化せるから。
君のパーティーが台無しにならないように、守ってやるよ。
本当に、俺の君は可愛い。
やり直せるなら——もう一度、朝まで俺の上にいてくれ。
今は吐くくらい酔っていたい。
じゃないと、寂しくて死んでしまいそうだ。
この苦しみは、きっと麻薬みたいな中毒性がある。
俺の妄想の中ですら、君はもういない。
……そばにいてほしい。
ひとりで過ごす夜は、終わりがないくらい長い。
ずっと、ひとりぼっちだ。
俺の心は、十分に満たされてない。空っぽなんだ。
もし今夜、俺が死んだら——君は、泣いてくれるのか?