俺はごく普通の男子高校生!特に他人に自慢することがない人生を生きてきました、強いて言うなら犬好きである。
今日は以前からの約束で期末テストで満点を一つでも取れたら犬を買ってくれるんだ、そしてその運命の日が今日なのだ!いよっしゃ待ちに待ったお犬様を我が家へお迎えする!
そしてお迎えするのは豆柴!SNSサイトなんかでずーっと見ちゃうくらい可愛くてキュートで可愛いあの子、クソー早く家に帰りてぇ……!近くのペットショップでは居なかったから遠い所からお迎えすることになった、だから今日。家に帰ればいると言う形になっている
ちゃんと俺が面倒を見ることと、散歩に行くこと、餌やりをすることを守れば室内飼いでも許してくれた、本当にありがたい、母には頭が上がらないぜ!
と言うことで、家に帰れば既にいるだろう豆柴ちゃんとご対面!
今日は待ちきれなくて部活サボってさっさと帰ってきたんだぜ!おらいくぜ!我が家の扉がいつもより輝いて見えるぜ!
「よいですか?破壊とは創造の一端なのです」
「へぇ……豆柴って腕六本あって青い肌して賢いんだねぇ……」
ん?なんかおかしくね
「おや、私のヴィシュヌは貴方ですか?はじめまして、豆シヴァです」
え?あの……その……は?理解が追いつかない、俺の脳が今明確に何も言葉を飲み込まない。
この目の前にいる生物は何?え?豆柴?豆柴じゃなくて人だし人じゃなくて腕が多いし、腕が多いだけじゃなくて青いし喋るしよりによって
シヴァ???!!!?
あのインド神話の最高神(原典による)で三位一体で破壊神であるあの
シヴァ???!!!?
「ぶった……ぶったまげた……」
「ブッタですか?存じてますよ、最近だと立川あたりで他所の聖人と散策していましたね」
いや知らないよブッタの近況なんか!?てか何!何が何の何!色々情報が渋滞しすぎて分かんないよ!何故神がいる!何故うちに!そして何故売買されるような立場なんだシヴァ!そして俺の豆柴はどこに消えたんだこんちくしょう!!!
「ならカズキ、豆シヴァちゃん気に入らないのかい?」
「ちげー!全っっっ然っっっちげーよ!?なんでこうなったの!豆柴と豆シヴァが語感が近いから間違えとか?いや底が似てる所でシヴァにはならんやろがぁぁぁぁぁぁい!」
「おや、カルキとなり私に滅びをもたらすのか、ヴィシュヌ」
「んなことするかぁ!誰がヴィシュヌの化身じゃい!てかなんで俺がヴィシュヌ呼ばわりされてんのかもよく分かんねぇぇぇぇ!!!あっ」
遂に壊れていた堪忍袋が弾け飛んだ!俺は興奮のあまり脳の血管がいくつかが派手に切れたのだ!
おお俺は死ぬんだ、さようなら母さん、こんにちはシヴァ……シヴァ……
「ヴィシュヌ、まだ死ぬには早い、その怪我を破壊する!」
おおあれはシヴァの第三の目から放たれる破壊の光!宇宙を3回くらい焼く光!えダメじゃん死ぬどころの話じゃ
「復活したようだな、ヴィシュヌ、今がカリユガとは言え、そう早まることはない」
「もう意味分かんねぇぇぇぇ!!!」
こうして、俺と豆シヴァとのほのぼのとした生活が始まり……
始まるわけねぇだろぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
こんな生活どうなるんだ!お先真っ暗だよ!