宵闇に煌めく美しい夜景は、残業でできている。
随分と使い古された常套句だと思う。少なくともディナーで意中の人に添える諧謔としては二流もいいところだし、友人と共に笑い飛ばす皮肉としては些か哀愁を帯びすぎている。
だから、机の上に山積みされた書類を横目に見て、一人エナジードリンクを啜りながらこぼす位が、この言葉には丁度良いのだ。日付が変わるまで半刻と少し、窓の外から微かに木霊する雨音が耳をくすぐる。
降りしきる雨粒に夜景が反射して、薄暗いシャーレはぼんやりと優しい光に照らされている。節電で最低限の電気以外をすべて消灯にしている故だった。
「……随分と長い夜になりそうだなぁ」
独りごちる。
ここ最近の外回りで溜まりに溜まった書類を掃討しようと、書類仕事に格闘を挑んでから通算三日目である。未だ書類に埋もれたデスクが姿を晒す事はなく、その間の睡眠時間は禄になし。そろそろしんどくなってきた頃合いだ。
もう遅い時間だというのに、キヴォトスの街は今夜も煌々と光を灯す。生徒達が無理をしてなければいいけれど、なんて思いながら伸びをして、気まぐれにモモトークを開く。知らず知らずのうちに通知が山のように溜まっていた。生徒たちからのメッセージに一つ一つ丁寧に返信を返して、ふと溜息をひとつ吐く。
今晩でカタをつけよう。生徒たちが過ごしていく、輝かしい日々のために。エナジードリンクを飲み干して、再びデスクと相対する。シッテムの箱を一回タップすれば、接続しておいた小さなスピーカーから音楽が流れ始めた。個人的に好みとしている、チルでローファイなテンポの音楽たち。特にこんな夜には、自分への慰めとしてその音色はひどく馴染んでくれる。
心地よいリズムを背にキーボードを叩き出す。
瞬間、鳴ったチャイムが音楽を搔き消した。
椅子から立ち上がる。恐らく来客、しかしこの時間に?特にデリバリーを頼んだ覚えはないし、夜にシャーレに来る様な生徒──ミヤコやアキラはそもそもチャイムを鳴らさずに入ってくる。
誰だろうか。一応散らかった服などを軽くまとめ、音楽はまあ流したままでいいと判断し、入口へと足を運ぶ。「はい、どちら様でしょうか」と言いながら扉を開けば、眼前にいたのは──独りの少女。
「あ……先生……」
柔らかな白い髪と、対照的に赤い瞳。不安気にこちらを見つめるその頬には微かに涙のあとがある。見た目にそぐわぬ大きな修理用のバッグ、ハイランダーの制服もろとも、その全身はびしょ濡れで。
「アオバ?」
「あぅ……!迷惑だったら、追い返してもらっていいんですけど……!」
ハイランダー鉄道学園所属・貨物輸送管理部二年生、内海アオバ。
PM23:24。半ば涙目になりながら、彼女はシャーレの入口に立っていた。
ーーーーーーーー
「はいこれ。ラテで大丈夫だった?」
「大丈夫です、ありがとうございます……!こ、こんなに良くしてもらっていいんでしょうか。勝手に来たのは私なのに……」
「いいんだよ。むしろ来てくれて嬉しいな」
ふかふかのソファに座り、些かサイズの大きすぎる着替えと毛布に包まれ、顔を微かに赤らめるアオバがおずおずとマグカップを受け取る。全身濡れネズミの彼女に慌ててシャワーを貸し、即席で簡易的な着替えを用意し、着用していた制服を洗濯機にぶちこんだ末の今である。
飲みやすいよう少しだけ冷ましておいたラテをゆっくりと飲み干し、「うぅ……沁みます……」と控えめに笑うアオバを見ながら、「薄暗くてごめんね。節電中でさ」とソファの隣に腰掛ける。露骨にビクリと反応する彼女の姿に、私はまた微笑んだ。
聞けば、今日は業務の都合でシャーレ近辺まで足を運ぶ必要があったらしい。一日激務を働いた後、仕事も終わりかけの夜になってかなり大きめの問題が発生。当然定時になっても対応は終わらず、挙句の果てにはハイランダーの幹部たちが現場の自分たちに残務を全て押し付け、先に帰ってしまったのだとか。
終電もなく、そもそも明日までに終わらせなければいけない書類仕事を抱え、更には雨を凌ぐ手段もない。追い詰められに追い詰められた末にシャーレへと駆け込んだ、というのが今回の顛末だった。聞いただけでも気の毒な話だ。
「シャーレを頼ってくれてよかった。私なら、こうして雨宿りの場所を提供する事くらいはできるから」
「本当に本当にありがとうございます……幹部連中はほとんど何もできないくせに指示だけ立派な人達ばっかりで……」
私へ向けるそれとは打って変わり、誰を笑ってるのかわからない卑屈な笑みを溢しながら、アオバがきょろきょろと不思議そうに首を回す。視線の先には、先ほど置いたスピーカー。8bitのリズムと跳ねるような音色のピアノを背に、ギターのメロディラインがふたりの空間に優しく響いていた。
「あぁ、ちょっと気分転換にね。こういう音楽好きでさ」
「へぇ……なんだかお洒落なカフェみたいですね……。あっ、その、行ったことは、無いんですけど……!」
単なる残業地獄を歩む自分への慰めでしかなかったのだが、随分とうれしい事を言ってくれる。「そうかな」なんて返事を紡いで、自らの手を彼女の頭上、少し上まで持っていって、止めた。危ない。完全にイブキやチェリノに接する勢いで頭を撫でるところだった。
と、アオバの顔が視界に映る。
突然上げられた、隣に座る大人の手。微かに困惑し、にわかに緊張したように口をつむぐ。そうして、頬を赤くしながら目を瞑って、アオバは確かに待っていた。数秒先に自らの髪に優しく伝わる"かもしれない"、確かな体温を。
だから、ゆっくりと彼女の頭に触れる。ふわ、とシャンプーの匂いと共に柔らかな感触が広がって、そのまま衣を弄ぶかの様に手を動かす。
名残惜しさが肌に残ってしまう前に、手を離した。
ふたりの間に、また距離が生まれる。アオバと触れ合った事はこれまで無かったな、とふと思う。
「──本当に」
アオバが眼を開いた。朱い瞳が、いつか差し込んだ夕陽の様に見えて。
「本当に、撫でて、くれた……」
恐らく呟いたのだろう、その言葉はまるで夢と現の隙間にその身を置いたような、どこか曖昧な幸福感を帯びていた。
立ち上がる。そろそろ動かなければ。軽く伸びをして、アオバの方へ振り替える。
「仮眠室、貸すよ。好きに使っていいからね」
暫し呆気にとられた様子の彼女は、数秒ほど時間を止めたあと「あっ」と我に返ったように動き出した。近くに置いてあった修理用のカバンを漁り、何かを取り出す。これまたかなり厚く積み重なった書類の束だった。
「わ、私……今夜中に、この量の仕事を終わらせないといけないんですけど……」
その言葉を受け、私も私で自らのデスクをもう一度見る。アオバのそれに負けじと──否、その何倍以上にも残っている書類が、未だふてぶてしく私の事を待っている。
「……じゃあ、頑張ろっか。ふたりで」
流れる曲がにわかに切り替わり、ヴィンテージサウンドとベースの低音が鼓膜の奥でリズムを刻む。
ローファイ・チルポップ。夜景の滲む部屋に二人、私より幾分と小さな共犯者が苦笑を溢した。
ーーーーーーーー
「ごめんね。気分転換にシャワー浴びてきちゃった」
「ぇ……いや……全然……!お気になさらず……!」
私は、理不尽な世界が嫌いです。
なんて言葉をいくら吐いても、世界は優しくなりません。"life is disaster"。期待なんて、最初からするべきではないのです。少なくともそう思っていれば、自らを抉る傷は少しだけ浅くなるから。取り敢えず、明日を生きる事はできるから。
だから、この夜も同じ様に過ぎていくと、そう思っていたんですけど。
「私コーヒー淹れてくるけど、アオバも飲む?」
「え……。あ、お、お願いします……!」
先生が微笑み、背中を向けてコーヒーメーカーの方へと向かってゆきます。いつかの私が直した、少し凹んだコーヒーメーカー。少し、いやかなり時間は掛かっちゃいましたけど。でも、先生は今でも私が修理した物を使ってくれている様でした。
嬉しいな。
素直な感情を、珈琲の前に飲み下します。
夜も更けて25時と43分。相変わらず暗いシャーレの中、響くのは8bitを心地よく刻む曲と私の作業音、それと未だ止まない雨の音。暖色の光が微かに灯るこの空間と、少しだけ脳を侵食した眠気が綯い交ぜになって。今この瞬間の空気は何処か現実味が希薄で、代わりに優しい微睡みが酸素に混じって溶けているような感じがしました。
音楽の底に聞こえるノイズや生活音が確かに生み出す、ドラムのそれとは別のリズムが、ボールペンを動かす私の右手と一瞬だけ同期します。
「ぇへへ………」
そうして、間抜けな笑い声が漏れていました。
この時間が。
この時間が、ずっと続いてくれたら、いいんですけど。なんて贅沢の煮凝りみたいな願いが、喉をついて出そうになりました。無限に見えた書類仕事も、もう残り三分の一ほどまで減っていて。
「はいこれ。ここ、置いとくね」
「あ、は、あ……ありがとうございます!」
いつの間にか戻ってきていた先生が、パステルオレンジのコーヒーカップを私の手元に置いて隣の席に座りました。乾き切っていない湿った髪は少しだけぼさついていて、上半身にはシャツを一枚羽織ってるだけ。その姿を見てるだけでにわかに顔が熱くなって、眠気はなくなるのに集中力は戻ってきません。
普段のにこやかで優しい表情とは違う、真剣な表情。ふと、その眼の下の重い隈に気づきます。
先ほど撫でられた感触が、また残像の様に蘇ってきました。
あの時。ソファで二人座り込み、不意に手を頭上へ上げられたあの瞬間。普段の私なら、間違いなく殴られるつもりで精一杯身を守ろうとする場面だったんですけど。というか、実際一瞬そうしようと思ったんですけど。それでも、心のどこかで「期待」してしまったんです。隣に座るあのひとが──先生が、私の頭を撫でてくれる、なんて夢見心地も大概な事を。
そして、先生は応えてくれた。
嬉しくて、心が焦げてしまいそうで、でもどこか「あぁ、やっぱり」なんて安心を憶えて。その手の暖かさは、今まで生きてきた酷く冷たい世界には、まず存在しえなかった筈の物でした。
この人になら、この人がいてくれるなら、この人と一緒に在る事ができるなら。目を瞑った先に待ち受ける明日に期待してもいいと、そう思えてしまうのです。まさしく重く暗い曇天を劈いた、一筋の流星の様でした。
カチ、カチ。時計の針が刻む音と、相変わらず流れ続けるローファイビート。
暫し訪れた無言もまた心地よくて、黙々と書類仕事をこなす時間。
「あ、あの、先生」
その時間を壊してしまう事すらも、本当は名残惜しいんです。どうしても分からないことがあったので、致し方がありません。書類仕事は苦手なんです。得意なことなんて、ほんとはなんも無いんですけど。
書類を見ながら話しかけて、その返答は返ってきません。
「?……せ、せんせ──」
不安気に隣を見て、気づきました。
寝息。デスクチェアに座って右手でペンを持ったままで、うつらうつらと揺れる頭は徐々に背もたれの方へと収まっていきます。その瞳を閉じて、一人先生は静かに寝落ちていました。
無防備。
咄嗟に脳内に浮かんだ三文字は、余りにも強い強制力で私の脳みそを染め上げてしまうものだから。もう、どうしようもないです。どうしようもありません。
そんな無防備に寝込みを見せて大丈夫なのか、そこらへんの意識が低すぎやしないか。けど、だけど今は私だけが、先生の寝顔を眺めている。先生は、私に寝顔を晒してくれている。私に晒しちゃっていいんだ。晒してくれるんだ。
おずおずと、私の指先が先生へと伸びていきます。優しく起こそうとしたのか、はたまた。分かっている事は、確かに彼に触れようとした事、それだけ。
だから、羽織ったそのシャツが微かにはだけたのも、それを視界に捉えてしまったのも、全部私のせいなんです。
銃痕。
「えっ」
飛び出た言葉は、消え去る様にチル・ポップスのメロディに溶けていってしまって。先生のお腹の左下あたり、残っていたのは確かに鉛玉が肉体を貫き、抉り、毒した痕でした。一個だけじゃない。複数箇所に残る弾痕が重なって、より痛ましい傷が広がる箇所も散見されます。
先生には、ヘイローがない。銃弾を一発でも喰らえば、それが致命傷になってしまう。鉛玉が挨拶代わりに飛び交うキヴォトスで、それでも彼は先生をしている。全て知っていた事です。何となく、ですけど。
だから、私が今目の当たりにしているのは至極当然にあり得る事。夢見心地の夜に冷たく酷い現実が追いついてきて、きゅっと後ろから私の首を絞めました。
恐る恐るシャツを摘んで、もう少しだけ彼の身体を晒して見ます。すぐに後悔する事になりました。勿論眼を引くのは派手な銃痕ですが、それ以外にも所々、小さな切創や爆創、消えかけの痣がぽつぽつとその肉体を蝕んでいます。
未だ眠る先生から思わず2歩ほど後ずさり、今一度私が立つシャーレを眺めました。時刻、26時と17分。この時間になってもまだ雨は止まず、鼓膜を叩くのは変わらず流れる8bit。致命的にリズムがズレてしまったのは、他ならぬ私だけ。
半音ずつ下がるピアノのコードから逃げるかの様に、シャーレをふらりと歩き出しました。心が求めるのは先生についての情報、それは破滅的な好奇心。何処を漁っても見たくないものしかないなんて、自分でも分かりきってるんですけど。
家計簿の様な物を見つけました。先生はどうやら金欠に苦しんでるそうです。貼り付けられた付箋には、生徒さんらしき文筆で「もっと自分のためのお金の使い方をしてください!」と書かれていました。
いつか私がご馳走になった美味しいディナーは、一体いくら程したのでしょうか。
診断書の様な物を見つけました。その値はどれも酷くて、過労死の一歩手前をずっと先生は生きているそうです。曰く、臓器の機能低下や異常も所々に見られるとの事でした。
普段何気なく私たちが撃ち込む鉛玉は、起こす爆発は、先生から何をどれ程奪ったのでしょうか。
一つ、封筒を見つけました。その中に入っていた手紙の様な物は書き出しだけで止まっていて、確かに先生の筆跡で、こんなことが書かれていました。
『これは私に何かあった時のための文書で──』
きっと。
きっと、こうやって涙が零れてくるのも、ただの傲慢でしかないのだと思います。
とぼとぼとデスクに戻って、案の定仕事が手につかない、なんて分かり切ってた事を確認して。行き場をなくした末にソファへと再び座りました。変わらずシャーレのオフィスを満たすのは微かに香るシャンプーの匂いと、流れ続けるBGM。
「ひぐ……ぅうあ……」
小さく、しゃくりあげる様な声。
先生。いきなりで意味不明なんですが、冷たく酷い世界に突然現れたあなたの事が、私の虹彩には光の様に映ってるんです。こんな気持ち今まで抱いた事ないから、はっきりとは分からないんですけど。
世界は理不尽です。冷たいです。期待なんて、当然しない方がいいです。
そんな中で、先生だけは、隣で寄り添ってくれます。
先生だけが、理不尽な世界で私を照らしてくれる、救世主の様に見えてしまったんです。
だけど、だけど。
脳裏を駆け巡るもの。それは銃創、傷跡、家計簿、診断書──遺書。
先生は、理不尽から外れた特別な存在でも何でもなくて。
むしろ銃弾一発で死んじゃうような脆い体で、私たちのために持ちうる全てを投げうって。
ぼろぼろになりながら、誰よりも理不尽を背負いながら。私たちに、私に、やわらかい光だけを捧げてくれているだけなんじゃないかって、気づいてしまったんです。思ってしまったんです。
そんなあなたに、何も知らない私が縋ってしまっている。
「ああっ……うああぁ……!」
いくら溢れ出る感情を叫んでも、小さく細い私の声は夜を彩る音楽に溶けて響くことはありません。深夜のシャーレ、流れるお洒落な音楽と、ざあざあと降る雨の音。銃創まみれで、それでも穏やかな顔で眠りに落ちる先生。きっと、ぜんぶがいつも通りなのでしょう。ノイズは、異質は、めそめそと泣く私だけ。
何も見えていなかっただけの、私だけなのでしょう。
だから、この声が届くことを、期待なんてしていないのです。
──ああ、もう。
いなかったんです。いなかったんですけど。
「アオバ」
声。優しく、私を心の底から包み込んでくれる声。
顔をあげます。やっぱり、そこには先生がいました。心配そうな顔で、羽織ったシャツがはだけてしまっているのも厭わずに。泣いてる姿を見られるなんて正直言って最悪で、思わず変な声が出てしまいました。
「へあぁぁぁ!?ひぐっ、寝てると思って……たんですけど……!?」
素っ頓狂な私の疑問に、先生は「そりゃあ起きるさ」と言いながら困ったように笑います。
「だって、アオバが泣いているのが聞こえたから」
その言葉を咀嚼して、思わず身体が動いてしまって。自分が先生の胸に涙でくしゃくしゃの顔をうずめて抱擁している事実を認識したのは、二秒くらいたってからの事でした。先生が少し驚いたように「おっと」と声を出して、ようやく自分が何をしているかに気づきます。
「あぁあっ!?あ!えっと……その……!」
する、と。
先生の腕が背中に回ってきて、優しく私を抱きとめていました。暖かい体温が伝わります。確かに、生きているという事が、全身から伝わってきます。
あぁ、やっぱり期待してしまった。
やっぱり、応えられてしまった。
そんなぐちゃぐちゃの胸の内で霧散しそうな私を先生とローファイ・チルポップのリズムが繋ぎとめるから、逃げられない私はただ顔を赤くして泣くことしかできませんでした。
ーーーーーーーー
宵闇に煌めく美しい夜景は、残業でできている。
どこかで、そんな言葉を聞いたことがあります。全くその通りだと思いました。
誰かが意中の人とやらに見せびらかすような景色の裏には、見えない所で苦しむ誰かがいます。
残業は嫌いです。だから夜景も、そんなに好きじゃありません。
理不尽な世界が嫌いです。
先生のいない世界が嫌いです。
理不尽を背負い続ける先生が、それに縋り続ける私が、嫌いです。
でも。
今夜の記憶が、少し大きすぎる服が、ローファイ・チルポップが、先生の体温が。
記憶に残り続ける限り、どうしても私は明日を期待してしまうと思うのです。
……だから、あなたが背負う理不尽を、私が少しでも軽くできたら、なんて。
それすらも、きっとおこがましい事なんですけど。