新・聖龍伝説 現政奉還記 序章 作:セイントドラゴン・レジェンド
赤塚組のメンバーは、かの作品で主人公らと過ごしていた懐かしい面々であります。
[chapter:荒くれ者の昔馴染]
前回、聖龍隊の最高幹部が一堂に揃った矢先にアニメタウン内で暴動が発生。
聖龍隊が総力を挙げて暴動鎮圧に取り掛かったのだが、その直後に今度はアニメタウン沖合いに謎の巨大木造船が出現。
それは赤塚組と呼ばれる国際連合が認可したセブンズ・ガードであり、略奪など一部の非合法行為を許されている代わりに国連加盟の国家や周辺国の問題を武力等で解決しなければ成らない際は、国連の招集に従わなければならないのである。
そんなセブンズ・ガードの一角でもある赤塚組の突然の訪問に、聖龍隊は愕然としながらも彼等と連絡を取った。
すると赤塚組は直接話したいと最高幹部の聖龍HEADに伝え、それ以降の連絡には応じようとはしなかった。
かくして聖龍隊の最高幹部HEADは新人の実践教育も兼ねて、新人養成部隊でもあるスター・ルーキーズの面々を携えて、赤塚組の本拠地である巨大な木造船へ足を運ばせるのだった。
「……確か、先輩達は赤塚組の人達と面識が有ったんでしたっけ?」
赤塚組の船へと向かう軍容船の中で、新人のキリトが先輩であり上官でもあるバーンズ総長に訊ねた。
気軽に訊ねられたバーンズは、平然とした態度でキリトの問いに答えた。
「ああ、そうだぜ。赤塚組はそもそも、その発端はアニメタウンの政権転覆を謀っていた反乱軍の名残から生まれた集落なんだ」
「え? アニメタウンの……私達の国の転覆を狙ってたんですか!?」
話を聞いて驚くアスナにバーンズは続けて語り明かした。
「まあ、その反乱は大元が当時のセブンズ・ガードの一人である悪役の計略だったからな……今の赤塚組の頭領と幹部達、彼等と聖龍隊の多少の思考の違いによる摩擦を利用されて、危うく反乱軍がアニメタウンごと消滅しそうになったけどな」
「そ、それで…………反乱軍は、どうなったんですか?」
興味満々で訊いて来るシルバー・クロウに、バーンズは話し続ける。
「まぁ当時の反乱軍に聖龍隊、双方共に多大な被害は出たが、難なくアニメタウン壊滅は免れた事と成った……以降、反乱軍は当時から反乱軍のリーダーでもある男を筆頭に、新しく生まれ変わり……今に続く赤塚組に構成されていったって訳だ」
「バーンズさん達は、その赤塚組のリーダー達と知り合いなんですか?」
続いて訊ねてくる鹿目まどかに対しても、バーンズは気兼ねに答え続ける。
「まあ、知り合いというよりも……少なくとも、オレにとっては只の腐れ縁みたいな間柄だけどな。でも他のHEADの連中にとっては腐れ縁を超えた、旧知の間柄だけど」
「そうなんですか」
唖然とした態度で呟くブラック・ロータスに答える様に、バーンズは新人達に話し聞かせた。
「ああ、なにせ……アッコや修司、それに他の古参達の旧友だからな。赤塚組の幹部連中は」
その頃、赤塚組の本拠地でありアニメタウン沖に停泊している巨大木造船の船上では、複数の人物達が沖向こうに見える自分らの故郷でもあるアニメタウンを眺めながら、聖龍隊の到着を待ち続けていた。
「……懐かしいぜ。俺とアッコ、そして修司達が過ごして来たアニメタウン……今も昔も変わらねえ」
赤塚組の巨大船、その甲板から身を乗り出すように故郷である遠方のアニメタウンを眺める一人の大柄な男。
そんな男の後ろから一人の茶髪の天然パーマの女性が話し掛けた。
「大将、そんなに身を乗り出したら海に落ちちゃうわよ」
母か姉のような口振りで男に注意をする女性に、男は笑顔で返した。
「ははッ、そんなヘマはしねえよ。なる」
男は女性に返事をしつつ、乗り出していた身を甲板に戻しては女性の方に振り向く。
すると女性に続いてほかの面々が、男に歩み寄りながら話し掛けて来た。
「大将、やっぱ懐かしい? 彼と貴方が過ごした町は……」
「いや、それなら大将だけじゃない、俺達だっておんなじだろ」
「そうね……今まで聖龍隊とは若干の擦違いが有ったけど、どんなに時が過ぎようと大将にも私達にとっても掛替えのない親友達には違いないものね」
自分に話し掛けてきた褐色肌の実に健康そうな体の女性と首にカメラをぶら下げた女性の二人と口にタバコを咥えた男に、ガタイの良い筋肉質の上半身を自身の汗で輝かせる男が話し返す。
「そうだなッ、
「フフ、腐れ縁なの? 私達と聖龍隊の皆さんが」
「まぁ、腐れ縁といえば
と男の発言に続いて気丈で咥えタバコの女性と、背が高い何とも快活な風貌の女性の二人が言葉をかける。
「その通りだ、ふゆみ、レイコ。俺達と聖龍隊は確かに今まで色々と有った……だが! だからこそ俺達と奴等の間柄はそうそう断ち切れねえ縁って訳よ」
「縁か……そう言われてみればそうだな」
「うんうん……」
男の言い分に頷く男性と女性にも、男は愛想よく言った。
「分かるだろ? アツシ、アケミ」
男達が色々と話をしていると、其処に同じ赤塚組の面子がやってきて男に告げる。
「大将っ、もうじき聖龍隊の人達が船に着くよ」
「私達はどうする?」
訊ねてくる男女に、男はいきり立ちながら言い返した。
「無論! 聖龍隊の連中でも、俺たち赤塚組流の持て成しをしてやるまでよ。貴史、千春! お前達夫婦も力合わせて聖龍隊の奴等を迎えてやろうじゃねえか!」
「だけどな……相手はあのHEADの幹部達に期待の新人達だって言うよ……僕らの軍勢で太刀打ちできるかな……?」
不安がる眼鏡を掛けたオタク系の男性が口を開くと、大柄な男は堂々と言い放った。
「大丈夫、俺達にはアノ兵器がある! 今こそアレを使うときだ……!」
「アレって……大将、まさか貴方あれを……!」
気高く凛々しい風貌の女性が驚きながら男に訊き返すと、男は胸を張って言い返した。
「オウよ、ミズキ! 赤塚組の新兵器をアイツ等で試してやるのよッ!」
「そ、そんな無茶な……」
男の発言に側に居たグルグル眼鏡の男が呆然としてしまう。
そんな中、その場に三人の男女がやって来ては皆に報告するのであった。
「大将ッ」「今、ちょうど聖龍隊の皆さん方がやって来ましたぜ」
「大将お気に入りのアッコちゃんも、ちゃんと居るダワサよ」
「お、おいチカ子……! 別に、そのアッコは……ッ」
黒縁眼鏡の女性の発言に豪く戸惑う男に、追い討ちを掛けるかの如く一緒に報告をしに来た二人の男も口元に笑みを浮かべながら話し出した。
「まあまあ大将」
「大将が今も昔もアッコの奴を気にしているのは、もう俺達だけじゃなく赤塚組のみんなが知っちまっている事なんスからね」
「ッ……ギョロ、ゴマ……おめえら……」
二人の男に指摘された大柄な男は頬を赤らめさせた。
そんな男たちのやり取りを目の当たりにした周囲の女性達は、頬を緩めながら男におちょくる口調でからかい始めた。
「そうそう、大将にとっては初恋だもんねアッコちゃんは」
「どんなに時が過ぎようと、初めて恋しちゃった女の子の事を未だに想い続けているなんて……未練がましいというか一途というか」
「まぁ、あの純粋で誰に対しても優しさを掛けられるアッコちゃんだもの。同性である私から見たって素敵な女性だものね」
「さくらちゃんだけでなく、どんな種族や能力を持っている人にも分け隔てなく対等に接してくれるもんね」
「実際、大将だけでなく……今じゃ世界中に彼女のファンが居るんだものね」
「な、なる……花林、夏子、千春、それにレイコまで……」
五人の女性達に指摘され、更に困惑してしまう男。更に拍車を掛けるかの如く他の女性たちも男に言った。
「でも大将、分かっているわよね?」
「アッコちゃんは、もう婚約もしている身だって事を……それも、貴方にとっては彼女同様に昔馴染の殿方と」
「大丈夫よみんな。大将だって其処までバカじゃないわ。既に婚儀を誓っている女性に手を出すほど大将は愚かな男じゃないわ、そうでしょ大将」
「…………わ、分かっているさ。ふゆみ、アケミ……それに、ミズキ」
男は下を俯きながら呟く様に女性達に言葉を返した。
そんな最中、遂にHEADを筆頭にした聖龍隊が赤塚組の巨大船に乗り込んできた。
[chapter:義賊要塞 百鬼命義]
赤塚組の本拠地でもある巨大戦艦にて至る所にカラクリ等の罠が仕掛けられている移動要塞。
その名も
聖龍隊はその要塞に足を着いた。
この時、赤塚組を訪ねて来た軍勢は、バーンズを筆頭にした聖龍隊最高幹部のHEADの面々。
そして今や、新人育成のための総合部隊として成り上がっているスター・ルーキーズのメンバー等。
沢田綱吉、リボーン、獄寺隼人、山本武、
奴良リクオ、
鹿島リンとパートナーの操り人形であるアリスの【
ナツ・ドラグニル、ルーシィ・ハートフィリア、グレイ・フルバスター、エルザ・スカーレット、ハッピーら【FAIRYTAIL】の面子。
岩崎月光、ハチカヅキ、エンゲキブの【月光条例】の三人。
ジョーイこと本名ジョセフ・カーター・ジョーンズと彼の意思のみに忠実なロボットのヒーローマン、そしてメンバーのサイこと本名サイモン・カイナにリナこと本名リナ・ディヴィスの【HEROMAN】のキャラクター。
【地獄先生ぬ~べ~】にも出演したことのある葉月いずな。
工藤タイキ、蒼沼キリハ、天野ネネ、陽ノ本アカリ、剣ゼンジロウ、天野ユウ、明石タギル、最上リョウマ、戸張レン、州崎アイル、真下ヒデアキら【デジモンクロスウォーズ】の面々。
グルメ四天王としても名高いトリコ、ココ、サニー、ゼブラ、そして調理人の小松の【トリコ】のキャラ達。
異世界シュテルンビルドでもヒーロー活動を続けているワイルドタイガーこと鏑木・T・虎徹、バーナビ―・ブルックスjrのコンビ。ブルーローズこと現役女子高生のカリーナ・ライル、ロックバイソンこと虎徹の昔からの親友であるアントニオ・ロペス、ドラゴンキッドこと大食間でも有名なホァン・パオリン、スカイハイこと誰にでも隔てなく接するキース・グッドマン、折紙サイクロンこと影が薄いが実力は確かなイワン・カレリン、ファイヤーエンブレムこと性同一性障害者のネイサン・シーモア。最後に自身も能力者として人々の役に立ちたいと入隊した虎徹の実子である
そして赤塚組とは初対面の立場である以下のメンバー。
2012年に聖龍隊に加盟したシンク・イズミ、
更に今回の戦界創世による乱世にて実際の戦闘に初陣する面々。
キリトこと桐ヶ谷和人、アスナことキリトの恋人である結城明日奈、シリカこと綾野珪子、リズベットこと
シルバー・クロウこと有田春雪、ブラック・ロータスこと黒雪姫、ライム・ベルこと倉島千百合、シアン・パイルこと
最後に鹿目まどか、暁美ほむら、佐倉杏子、美樹さやか、巴マミ、百江なぎさの【魔法少女まどか☆マギカ】の六人の少女達。
新参者のメンバーも含めて全てのスター・ルーキーズの隊士を束ねるのは、かつて加賀美あつこに魔法のコンパクトを授けた鏡の国その王女にして、かつては非合法なやり口で悪役達を狩っていた賞金稼ぎの非認定組織ブラッディ・レンジャーズに所属していた経緯のある女性、若干17歳で聖龍総合部隊ルーキーズの総部隊長を担ってるミラール。
赤塚組の戦艦に乗り込んだ聖龍隊の面々は、各々辺りを見渡しながら警戒の様子を伺わせる。
鉄骨と木材が巧みに組み合わさった構造、巨大な船の左右には力強く回り続ける大海原を漕げる水車、更に真正面には超巨大な砲台に船の甲板の至る所にも何十台の砲身が並んでいた。
そんな規模を上回る巨大木造戦艦に聖龍隊の面々が目を奪われていると、船の高台に設置されているスピーカーから男の声が聞こえてきた。
「ようやく完成したぜ、
するとスピーカーから男に続いて女の声が、まるで呆れ返る様な口振りで聞こえた。
「ふぅ……大きい
そんな二人の男女の会話を聞いて、総長バーンズが皆に言い放った。
「よっしゃお前ら! 聖龍隊の実力……赤塚組の連中に見せてやれッ。オレが許す……!」
これを聞いたHEADとルーキーズに付いてきた隊士達がざわめき始めた。
「うおおーーッ! やってやるぜーー!!」
そして次々に赤塚組の船体へと進軍していくのだった。
「私達も遅れを取らない! ルーキーズ、出撃よッ」
総部隊長ミラールの指示の元、スター・ルーキーズの面々も駆け足で進んでいく。
「俺達も行くか、バーンズ」「そうだな。新人達に手本を見せてやらねえと」
バーンズもエンディミオンに言われ、HEADを従えて先を急いだ。
まず横幅の広い長い階段の真横には細い通路があったのだが、其処を進んだ新人達は行き止まりに当たってしまう。
「あっちゃぁ……行き止まりかよ」「こっちじゃ無かったみたいだね」
行き止まりに当たってしまい参るキリトにシルバー・クロウ。
ルーキーズは急ぎ来た道を戻り、今度は間違う事無く階段を突き進むと其処には赤塚組の団員による部隊が待ち受けていた。
「上げ潮だァ! やるなら今だぜ、大将ォ!」
攻め時の隠語の意味で上げ潮の言葉を上げる男の声を皮切りに、赤塚組の男達は一斉に聖龍隊を攻め始める。
「俺達にも、大砲で支援してくれーーッ!」
赤塚組の団員である男衆が叫ぶ中、聖龍隊は迷う事無く彼らを峰打ちで仕留めて行く。
「そりゃッ」「ハァッ」
メタルバードに変身したバーンズは自身の両手を鋼に変質させ攻撃し、ジュピターキッドに変身したジュニアは茨の鞭で攻撃していく。
「てめェら! 聖龍隊だからって手加減すんじゃねえぞ……赤塚組の底力、その身に覚えさせてやんな!」
「へいッ」
スピーカーから聞こえる男の声に、男衆は威勢よく返事する。
と、其処に先ほどの団員からの促しからか、何処からとも無く大砲の弾が飛来してきた。
「はいっ!」
飛んできた大砲の弾に怯む事無く、コレクター・ユイが自身の技で弾き返してみせる。
「拙者もあのような活躍を……したいのだがな……」
そんなコレクター・ユイを始めとする聖龍隊の戦前で奮闘する面々を見て、一般の隊士が羨ましそうに呟いた。
すると先ほどスピーカーで男と話をしていた女性が、最戦前で戦うルーキーズの面々を見て彼らに言った。
「あなた達の強さ……何の為に、誰の為にあるの?」
そんな戦況の中、聖龍隊は弾を放てる大筒を抱えた大男の団員も難なく倒していった。
「出方次第じゃ、俺が直々にぶっ潰す!」
そんな聖龍隊にスピーカーから男の声が厳つい口調で聞こえてくる。
「うわっ」
時おり巨大な鉄の大槌を振り回す団員の攻撃に怯みながらも、苦戦しつつ確実に応戦していく聖龍隊士。
だが、そんな隊士の中にも不安を感じる者も少なくなく、思わず両手を合わせながら祈る隊士の姿も在った。
「おまもり下され……
そして活躍し続ける聖龍隊の新人達を目にした総長のバーンズことメタルバードは、彼らに言葉を掛けるのであった。
「いつかお前らと真剣勝負がしてみたくなったぜ、新人共!」
と、そんな快調な進軍を続ける聖龍隊の前に、巨大な鉄のトゲが真上から降りてきては、地上の隊士らに襲い掛かる。
「この船にゃ、鬼の牙が仕込んであるのよ……はははは!」
降りてきてはまた上がりと、上下に動き続ける鉄のトゲを鬼の牙と称する男の言葉に、隊士達は困惑する。
更に「いいかっ!? 鬼の牙に噛まれると……痛いんだぜぇ~~!?」と隊士らを挑発するように赤塚組の男衆が話し掛けてくる。
そんな仕掛けを乗り越えると、其処には赤塚組の陣地が、それも三段重ねの陣が在った。
聖龍隊は陣地を護る相手の将を攻撃していくが、将の方も長槍を振り回しては聖龍隊に応戦していく。
凄腕の聖龍隊相手に悪戦苦闘する赤塚組、しかし当の赤塚組の男達はそれでも果敢に戦っていく。
「俺達……何処までもついていきますぜ、大将……!」
更に聖龍隊の攻撃で破損した船やカラクリに、赤塚組の男達が意識を向けていると
「其処の修理は後回しだ、一旦下がれ!」
と幹部と思われる男性が声を掛けるのだった。
「野郎共、気合は何処に置いてきやがった!」
「すみませんっ!」
スピーカーから流れる頭からの一声に謝る男達。
その時、聖龍隊によって第一の陣が破壊され奪われてしまった。
「すいません大将、いったん退きます……!」
陣を奪われた男達は謝罪を述べながら、その場を退いた。
と、陣を奪った先に在ったのが、なんと床から猛烈な速さで回転する幾つもの鋸刃が進軍する隊士の足を止める。
「お次は鬼の爪だっ! これまたすっげぇ痛いぜぇ~~!?」
赤塚組の男が口々に言う中、幾つもの鋸刃は進軍する隊士たちを襲う。
そんな荒々しくも痛々しい仕掛けの数々を目の当たりに、隊士らは思わず生唾を飲んだ。
「た、確かに……何という痛そうな仕掛けだ……!」
だが、そんな複数の回転鋸刃の居中に、第二の陣が存在していた。
「潮で体を洗っている俺らだ、そりゃもう
陣を護る男達の一言一句の中、聖龍隊は陣を攻撃していく。
三段重ねの陣を攻めるのは一苦労であったが、それでも皆で協力しながら必死に攻め続ける。
そんな彼ら聖龍隊の奮闘振りを見た赤塚組の大将は、彼らに言葉を掛けてやる。
「あんたらがすげえってのは、よ~~くわかったよ……」
すると此処で陣を落とそうとしている聖龍隊の面々に、赤塚組の軍師を担う男が指示を出した。
「組み上がれッ」
するとその一声で銃器を持った男達がピラミッドのように積み重なり、一斉に聖龍隊の面々に発砲した。
「うわぁッ」「きゃっ」
突然の発砲に驚く新人達、そんな中ルーキーズの一人であるワイルド・タイガーが積み重なっている男達に拳を振り回して攻撃した。
「こんにゃろッ」
拳一発で組み上がっていた男達は総崩れした。
そんな最中、聖龍隊の攻撃の手は緩まず、様々な戦法に戦術で陣を攻撃し続ける。
そしてようやく陣を奪い取った。
「へへ、細工は流々……てか」
陣を奪った聖龍隊の総長メタルバードは思わず表情を緩める。
「このくらい、小波よ小波! ……ですよね大将?」
と、場を指揮していた細身の男が言って見せると、彼にHEADの一人である加賀美あつこことミラー・ガールが話し掛けた。
「相変わらず大変そうね……ギョロったら」
多勢で攻めてくる赤塚組の男達に、聖龍隊は勇猛果敢に攻め続ける。
「
しかし赤塚組の男達も、仲間を庇いながら見事な戦いを見せる。
そんな慌しい戦況を目にして、赤塚組の大将は目を丸くする。
「こりゃ、のんびりしちゃいられねえな……」
と、先を進むと其処には曲がり角、そして曲がり角にて待ち受ける赤塚組の軍勢にピラミッド状に組み上がる大筒を構える男共。
聖龍隊は先手必勝の如く、そんな男達を蹴散らしては組み上がっていた男達も一瞬で崩してみせる。
「今回は大漁間違いなしでさァ、大将!」
しかし当の赤塚組の面々は負ける気など微塵も感じさせずに攻め続ける。
「まだまだ人手が足りねえぜ、大将ーーッ!」
奮闘する人員を見て、人材の不足を頭に言い放つ男。更に
「面目ねぇ大将……今の人手じゃアレが十分に動かせねぇ……」
頭に困り果てながら報告する子分に、頭は激励の如く返した。
「待ってな、野郎共! そっちに人手を送ってやらァ!」
「ギャッ」
と、その時。敵からの攻撃を受けそうになった鹿目まどかを庇い、暁美ほむらが思わず隣に居た総長で変身を解いていたバーンズとまどかの立ち位置を瞬時に入れ替えたが為、バーンズに敵の攻撃が諸に直撃してしまった。
「………………」
「まどか、大丈夫?」「う、うん……ありがとう、ほむらちゃん」
攻撃を受け傷付いた体で無言で見詰めるバーンズを尻目に、ほむらはまどかが無傷であった事に喜びを覚えていた。
そんな二人にバーンズが傷だらけの状態で厳つい顔を向けながら話し掛ける。
「……お二人さん、オレに対して何か掛ける言葉は無いの?」
するとほむらとまどかの二人は平然と笑顔でバーンズに言った。
「あ、総長……ありがとうございます」
「ありがとうございます」
「…………」
悪気も無く平然と対応する二人に、バーンズは内心納得できない複雑な心境に陥った。
更に其処へ。
「危ない!」『きゃっ』
無数の矢がアスナとブラック・ロータスに飛んできて、それを見たキリトが思わず叫ぶと同時に女子二人も悲鳴を上げる。
だが、そんな切羽詰った状況で思わず二人は、ほむらと同様にバーンズの体を引っ張り出しては彼の体を盾にしてしまう。
〔プスプスプスッ〕
自分の体に刺さって見て始めて気づいたが、矢は本物ではなく精巧に作られたプラスチックの矢であった為、普通の生身の人間に当たっても死ぬ事は無いと悟るバーンズ。
だが無数の矢を浴びて、矢が無数に突き刺さる現状を見せつけながらバーンズは新人である【ソードアード・オンライン】組と【アクセルワールド】組と【魔法少女まどか☆マギカ】組の面々に言い寄った。
「お前らな、いい加減にしろよ。オレがあの修司より気が良くて女にゃ優しい性分だからって、度が有るんだからな、ドが」
『……………………』
バーンズに言い寄られた三組は、その気迫から黙然としてしまった。
そんなこんなで進軍し続ける聖龍隊と対峙する赤塚組の男達に、再びスピーカーから赤塚組の大将が熱い言葉を掛けてやった。
「そうら! 打ち寄せろ、野郎共! 俺たちゃ大波だ、全部呑み込んで押し流せ!」
『よぉっ! 大将ォーー!』
頭からの言葉に男達は威勢よく返事を言い放つ。
「あと一息でアレが動くぜ、大将ーーーーッ!!」
更に子分が再び頭に威勢よく報告を伝える。
そして聖龍隊が突き進んだのは、側壁から無数の鉄のトゲが迫ってくる通路であった。迫りくるトゲは一定の幅のみ停止するのだが、ちょうどその幅には盾を構えて行く手を塞ぐ赤塚組の男達の姿が在った。
「野郎共、そこ等の守備は任せたぜ?」「了解ッス!」
頭からの問い掛けに意気揚々と返事する男達。
聖龍隊はそんな眼前の盾を構える男達すら蹴散らしては、その先に聳える陣に一直線へと突き進む。
そして陣に着き次第、すぐさま陣を護る将へと攻撃をする。
「船出したんだ、最後まで諦めはしねえ!」
追い込まれる赤塚組の男達だが、決して諦めの姿勢だけは見せようとはしない。
側壁から迫り来るトゲの壁に時おり苦しめられながらも、聖龍隊は確実に陣将を攻め続ける。
「かかれッ!」『やぁッ』
しかし赤塚組の軍師は、男達に指示を出しては一斉に聖龍隊の隊士に飛び掛からせる。複数の逞しい男達に取り押さえられて身動きを封じられる聖龍隊の隊士、だが最後は力を揮って圧し掛かる男達を返し飛ばす。
「こんな所で藻屑にゃなれねえ……撤退だ!」
聖龍隊に痛め付けられた男達の一団は、己が現状を受け入れ撤退していく。
そして第三の陣を攻め落とした時、総長バーンズが皆に言い放った。
「みんな、敵は総崩れよ! 一気に押し潰せッ!」
そんな中、初めての乱闘に苦戦を強いられる新人を見たバーンズは彼等に向かって一言。
「隙だらけだぞ、お前ら……なっとらんッ!」
一方でガタイの良い男達相手に奮闘し続ける聖龍隊を見て、赤塚組の頭が一言。
「次から次へと……ご苦労さんなこって」
[登場する最終兵器]
と、進軍し続ける聖龍隊の目の前に機動砲台が飛び込んできた。砲台の砲身からは一発の真っ赤に熱せられた弾が聖龍隊目掛けて放たれる。
「おっと、こいつぁテツやミズキの方が専門かな? はッは!」
頭である男の言葉に対し、彼の側近である二人の男女が口を開いた。
「確かに、私達が仕入れた武器だけど……」
「使いこなせなければ……所詮、意味は無い」
二人が語っている間、聖龍隊は砲台を操作する男を攻めては気絶させ、砲台を無力化させる。
「オレ達、かなり出世したのに働き過ぎじゃねえ?」
「出世したからこそ、忙しいのかもしれないよ」
戦いながら話すバーンズに、キッドも同じく戦いながら話し返した。
と此処で戦況を眺めている赤塚組の頭が聖龍隊を見ながら堂々と言い放った。
「世の理を理解する者、即ち世界を生き続ける者……常識だろ?」
だが、そんな頭である男に呆れ果てながらアッコことミラーガールが言い返した。
「それ……完全に修司の受け売りよ、大将」
と、駆け足を止める事無く進軍する聖龍隊の眼前に、一人の凛々しい顔立ちの女性が力強い面差しで現れた。
「未来を決める者、それは国に在らず……揺るぎない、人の信念にある!」
彼女は背中から銀色の鋼の翼を生やし、そして両腕をレーザーに変化させた。
「数多の試練を乗り越え、生き続ける!」
更にレーザーを放ちながら聖龍隊の面々に力強く言い放つ。
「それが赤塚組の真髄よ!」
ミズキ 登場
姿を見せたミズキに男達は大いに歓喜した。
「ミズキの姉御が居れば鬼に金棒! いや、鬼に大砲だぜぇ、アネゴーーーーーーッ!」
そんな男達の声援に対し、ミズキは微笑みながら口にした。
「フ……大将といい、調子のいい連中ばかりね、この一派は」
登場するや否か、聖龍隊と一戦交えるミズキと彼女に声援を送る男達を見た頭が笑みを浮かべて言った。
「へっ! 野郎共、今じゃすっかりミズキに肩入れしちまってるな!」
そんなミズキと一戦開始する聖龍隊、その総長であるバーンズは彼女と一戦交えながらミズキに話し掛ける。
「よぉミズキ、景気はどうだい?」
「ふふ、バーンズ……まあまあって所かしら」
バーンズからの問い掛けにミズキは微笑み返す。
そんなミズキからのレーザー攻撃を華麗にそして巧みに回避していく聖龍隊は、更に交えながら彼女と話し合う。
「ミーーズキさーーんっ、お元気でしたかーー!」
「ふふ、ええ元気よ……それにしても、女王になっても相変わらずの様ね。セーラームーン」
ネオ・セレニティとなっても相変わらずの態度に、ミズキはセーラームーンの言動に微笑んだ。
「ミズキさん、大将がまた迷惑かけてませんかっ?」
「アッコちゃん……ええ、もう慣れたわ。彼の傍若無人っぷりには」
ミラー・ガールからの問い掛けにミズキは平然と話し返す。
すると今度はミズキの方から聖龍HEADの一員であるちせに話し掛けた。
「ちせ、HEADのみに非ず聖龍隊北海道支部の支部長……更には北海道の県将軍を担っているけど、ちゃんとやっている?」
「はい、ミズキさん……今では私なんかでも、しっかり務められています!」
「そう……なら、私から言う事は何もないわ」
話し掛けられたちせは力強く返答し、その返答を聞いたミズキは自然と首を頷かせた。
と、そんな聖龍隊とミズキの戦闘の最中、赤塚組の頭が言った。
「ミズキはなァ……本気で怒ったら、あの鬼神よりも怖ぇぜ? ……はっはっは!」
鬼神、それはかつて全ての世界で猛威を揮っていた多くの者等から畏れられていた聖龍隊前総長 小田原修司の事である。
更に頭は懸命に聖龍隊と応戦しているミズキに向かって言葉を掛けた。
「気をつけろよミズキ……いくらお前でも隙をつかれりゃ」「了解したわ……フフ」
自分を心配して言葉を掛けてくれる頭にミズキは微笑みつつも言葉を返す。
と此処で。なんと長丁場に成ってしまっているミズキとの戦闘の最中
「じゃ、先輩達。後はよろしく」
と、ミラールを筆頭にしたルーキーズが、有ろう事か上司でもあるHEADにミズキとの戦闘を任せて先に進んでしまったのだ。
「って、おい! ミラール待てッ!」
総長バーンズの静止も聞かず、ミラールは自分が指揮するルーキーズと共に百鬼命義の更に奥へと突き進んでしまうのであった。
そしてルーキーズが猛進していくと、その先は道の無い開口部だった。
だがルーキーズが立ち止まっていると、その開口部の両端から幾つもの角材が飛び出しては連なるように並び合い、最終的には巨大な最深部へと続く階段が現れた。
百鬼命義本丸 開通
最深部への道が切り拓いた事で、ミラールはルーキーズの面々に言い放った。
「今まで培ってきた修練を思い出すのよ……いぜ、突入!」
そのミラールの一声を皮切りに、ルーキーズは一斉に最深部へと進軍する。
「やるな……大将の次、いやその次の次だと認めてやるよ」
そんなルーキーズに敗れた赤塚組の男は、苦虫を噛み潰したような苦悶の顔で言葉を吐く。
そして巨大階段を突き進み、駆け上るルーキーズが辿り着いた場所。
其処は広大な木の床で敷き詰められている甲板であった。しかも奥の壁には巨大な大砲らしき穴が見え、更に燃え盛る炎の如き瞳の顔面が真っ黒な巨大な鬼の面が認識できた。
そしてその広場の中央には、一人の黒髪で角刈りの強面な上半身がほぼ裸体の男が厳つい風貌で佇んでいた。
男は辿り着いたルーキーズを前にして怯む事無く、険しい眼光を放ちながら眼前のルーキーズに言い放った。
「おめぇら……赤塚組にケンカ売って」
と、男が語っている最中に、男とルーキーズの間に巨大な赤い六本足の蛙に似た物体が飛び出してきた。
「タダで済むとは……思っちゃいねえよな」
男が語り終わると、突如として現れた巨大な物体が動き出した。
赤塚組カラクリ兵器 暁丸
「赤塚組のこいつを忘れてもらっちゃ困るぜ!!」
男がいきり立っている中、カラクリ兵器の暁丸はルーキーズの面々に襲い掛かる。
「うわーーッ」「いやーーっ」
逃げ惑うルーキーズの男女達、暁丸はそんな彼等に御構い無く回転攻撃や火炎攻撃を浴びせ続ける。
そんな暁丸を繰り出した頭に対し、赤塚組の男共は歓声を上げる。
「さすが俺達の大将! シビれる上に憧れるゥーーッ!」
暁丸の猛攻に苦戦しながらも、ルーキーズは懸命に暁丸へと攻撃し続ける。
だが、暁丸の耐久力は並外れており、木造されているとは思えないほど頑丈であった。
ルーキーズ相手に素晴らしい活躍を見せる暁丸を見て、赤塚組の男の一人が暁丸を造り上げた頭の俗称で言ってみせる。
「波斬りの鬼! 心も生き様も思うがままよ!」
そしてルーキーズは苦戦を強いながらも、暁丸の真後ろにある弱点のスクリューを一点に攻撃し続け、暁丸の動きを封じながら破壊に挑む。
次第に黒煙を上げながら大破していく暁丸を前にして、頭である男は厳つい顔で言い切った。
「本業形無し、とあっちゃあ困るな」
しかしルーキーズも、彼らを指揮するミラールも負けずに応戦していく。
「戦場に漂う硝煙、そして血の臭い……その渦中こそ私達の居場所」
真剣な表情で言い切ってみせる総部隊長のミラールの言葉は、実に重みの感じられる言の葉であった。
そんな悪戦苦闘し続けるルーキーズを見兼ねた頭は、彼らに対し苛立ちを感じさせる口調で語り掛ける。
「雑魚ばかりで、食い飽きちまったぜ」
悪戦苦闘し続けるルーキーズを雑魚に言い表して挑発し、彼らの戦意を奮い立たせる。
だが本当に見てばかりで飽き飽きしてきた頭は、子分である男達に問い掛ける。
「野郎共! 赤塚組といえば……アレだろ?」
『当然だぜーー! 大将ーー!』
男達は頭からの問い掛けに大声で答え返した。
更に赤塚組の頭は真剣な顔付きで話し明かしてみせる。
「俺ァ負けらんねえ……アイツと交わした、でっかい夢があるからなァ!」
そして遂にルーキーズは暁丸を撃破した。そんな動かなくなった暁丸の上から赤塚組の頭が現れては、ルーキーズの頭上から彼等に台詞を投げ付ける。
「チッ、やってくれたじゃねえか……! 良いぜ、コイツを見て漏らしちまっても知らねえぞ!」
頭が言い切った次の瞬間、破壊された暁丸が再び動き出し、一回転すると頭の一声に続いて飛び上がった。
「百鬼、合身!」
飛び上がった暁丸は、そのまま後方の巨大な黒い鬼の顔面に飛び乗り、更には鬼の内部の機械と連結しては其処から電柱なみに巨大な四本の足を目の前に出現させた。
赤塚組最終兵器 百鬼丸
「こいつがウチ等の技術とSRMの火力を結集させた最終兵器! その名も「百鬼丸」よ!」
『足なんて飾りですぜ、大将ォーーーーッ!!』
「SRMの名を出さない、まったく……」
頭が自信満々に百鬼丸を語っていると続けて叫ぶ男達、だが彼らの声を聞いたミズキはそれに対し呆然と言葉を口に出した。
一方のルーキーズは暁丸と合体して起動した百鬼丸を前に、その巨大な全貌に思わず呆然としてしまう。
『アニメタウン赤塚組大将親衛隊直属、移動要塞百鬼命義、絶対防衛カラクリ兵器百鬼丸を舐めんなよ!』
赤塚組の男達の掛け声の中、ルーキーズに百鬼丸の攻撃が繰り出される。
まず最初に電柱並みに巨大な四本の足による踏み付け攻撃。
「うわッ」「ぐはッ」
危うく踏み潰され、それこそパンケーキの様に薄くされそうになる日ノ原革と門脇将人。
更に黒くて巨大な鬼の顔面、その口にあたる部分から強烈な送風がルーキーズに直撃する。
「うわぁ!」「ウッ……!」
思わず強風に吹き飛ばされそうになり、身を低くするアスナにブラック・ロータス。
しかも其処に黒い鬼の顔面の左右の五つの穴と中央からガトリングが飛び出してきては、計十二丁の巨大な砲身のガトリング砲が雨の如き真赤な弾丸を浴びせてくる。
「よ、避けろ!」「うわあ~~!」
弾丸の雨を必死に回避し続けるルーキーズの女子の中には涙目になる者も現れ始めた。
ガトリング砲による連射が止むと、即座にルーキーズは百鬼丸に攻撃を仕掛けて破壊しようと模索する。
「はァッ!」「えいっ、えいっ!」「食らいなさいっ!」
ドラゴンキッドは電撃による打撃、ブルーローズは氷の能力で、ファイヤーエンブレムは灼熱の炎で百鬼丸を攻め続けるが、百鬼丸は一向に停止する様子も無くルーキーズを攻撃し続ける。
そんな百鬼丸に攻撃して行くルーキーズに、赤塚組の男が叫び掛けた。
「合身した百鬼丸を、ただのからくりと思うなよォォ!」
再び強烈な送風による風圧がルーキーズを襲い、ルーキーズは強風で押し出されてしまう。
それでも尚、攻撃を続けるルーキーズであったが、彼らの攻撃はまるで歯が立たなかった。
そんな悪戦苦闘のルーキーズに、彼らの攻撃を耐え凌ぐ百鬼丸を目の当たりにして赤塚組の頭が余裕の笑みで言った。
「さすが百鬼丸だ! ビクとも無えぜ!」
しかし諦めずに攻撃し続けるルーキーズに、赤塚組の男が言った。
「おめえら……大将の夢の先駆けをぶち壊す気かよ!?」
その時、頭が子分達に問い掛ける。
「野郎共、「あ」は何だ!」
『アンタ達! 物は大事に扱いやがれェ!』
子分である男達は大声で答え返す。
更に頭は子分達に問い掛ける。
「野郎共、「か」は何だ!」
『カラクリは俺達の汗と涙の結晶だぜ、大将ォ!』
更に頭は問う。
「野郎共、「つ」は何だ!」
『使えない物も人も、この世には無いんだ! バッキャやろーー!』
そんな最中、赤塚組の男が仲間に言った。
「乗るしかねぇぜ、この大波によ!」
最早、ビクともしない百鬼丸に疲労の色が見え始めたルーキーズを尻目に、赤塚組の頭は再び子分達に問い質した。
「野郎共、「か」は何だ!」
『カッコ良過ぎだぜ! 大将ォ!!』
と、そんな時。百鬼丸の様子が変わり出した。
「はっは、何の何の! びくともしねえ……ぜ?」
微量ながらの黒煙を上げる百鬼丸を見て、少しばかり動揺の色を浮かべる頭。
ルーキーズの面々が赤塚組の最終兵器 百鬼丸に悪戦苦闘の悶絶を強いられている最中、ようやくHEADはミズキとの一戦を突破できたのだった。
「それじゃ、みんなの所で待っているわ……そう、新たな乱世でも生き残れる可能性に」
そう言い残してミズキは大将たち赤塚組の幹部達の所へと翔けて行った。
「潮時ってモンがある……が、まだそれじゃねえ!」
退却するミズキを見て、頭は戦いによる引き際を言い放つ。
「よし……俺達もルーキーズの所に急ぐとするか」
バーンズの一声の下、HEADの面々もルーキーズと合流に向かう。
その頃、ルーキーズは苦戦しながらも次第に巨大な百鬼丸の破壊に着々と労を凌いでいた。
「大将ーー! 第三架橋、また大破ッスーー!」
ルーキーズらの猛攻により、次第に大破していく百鬼丸の至る箇所から火花が上がっていた。
しかしそれでも尚、苦戦し涙目になるルーキーズの新人達を目にした赤塚組の頭は彼等に声を掛ける。
「あんた等、鬼が怖くて泣いてンのかい?」
と、此処で黒煙を上げていた百鬼丸から更に大量の黒煙と火花が舞い上がり、大破していく様子が目に窺えた。
「バカな……!? 百鬼丸がここまで押されるなんて……」
動揺を見せる赤塚組の頭は、勝気な姿勢を崩さずルーキーズに挑発を掛ける。
「もっともっと、束になってかかってきなァ!」
一方、聖龍隊の一般隊士らに痛め付けられた男達を見て、仲間の男が悲しげに呟いた。
「何だよぉ、このザマはよぉ……赤塚組の男がよぉ……」
そして百鬼丸に抗い続けるルーキーズの隊士たちに、上官のミラールが指示を告げる。
「もっと本気を出すのよ! 私達も……聖龍隊の一員なのよッ!」
だがそれでも中には疲れ果て、足を震わせてしまう者までも現れるルーキーズに、再び赤塚組の頭が話し掛ける。
「あんた等、足が震えてるぜ? まぁ鬼が相手だ、仕方ねえさ」
と、その時だった。大破寸前の百鬼丸の口が突然開き出し、再び強烈な送風が来ると思いきや。なんと百鬼丸の口が赤く発行したと思った次の瞬間、百鬼丸は最後の力を振り絞る様に赤い熱線を吐き出すみたいに放出した。
「うわーーッ!」「ひぃ~~ッ!」
突然の熱線に驚き慌てる面々、そして熱線は一直線に放たれ、一筋の真っ赤に熱せられた道筋ができた。
だが百鬼丸が熱線を放った次の瞬間、ルーキーズは百鬼丸の動きが止まった僅かな一瞬に総攻撃を仕掛けた。
「行くわよッ」
総部隊長ミラールの掛け声と共に己の技を最大限に放った必殺技を繰り出し一同に百鬼丸を攻撃するルーキーズ。
一斉攻撃を受けた百鬼丸は巨大な四本の足を散らす様に爆発、木っ端微塵になった。
すると先ほど駆け付けて来たHEADの面々が、見事に百鬼丸を突破したルーキーズを賞賛し始めた。
「いやいや、良くやったなお前ら。新人達も見事な活躍だったぞ」
と、拍手するHEADの一人であるバーンズの言葉に、ルーキーズの面々は言い返した。
「と言うよりも……バーンズさん達、遅いよ……」
「あ、危うく……正真正銘の、海の藻屑になる所でしたわ……」
草臥れた様子で言い返すアリババに氷麗の二人。
[赤塚組の大将]
そして百鬼丸の残骸が辺りに散らばる中、今まで見てばかりであった赤塚組の頭がルーキーズの前に、自身の得物である柄に鎖が巻き付いた船の碇に良く似た形状の破槍という武器を振り回しながらルーキーズの面々に名乗りを上げる。
「世界に吹く風なんざ、関係ねえ……!」
「う、うわッ」「ひっ」
名乗りながら振り回す破槍に驚き怯むルーキーズの新人達だが、頭の方は傍若無人さながらに名乗り続ける。
「波は! 嵐は! 俺達が起こしてやるのさァッ!」
百鬼丸を撃破したと思いきや、今度は赤塚組の頭領である赤塚大作がルーキーズの面々に破槍を振り回しながら攻めてきた。
「鬼の意志を継ぐ百の鬼……その長が、世界に百の意志を刻みつけてやらァ……はっは!」
豪快に武器を振り回しながら攻め立てる赤塚大作こと大将に慌てふためくルーキーズの新人達。
そんな中、ルーキーズでも当初からの面子である沢田綱吉ことツナと奴良リクオの二人が応戦を始める。
「よおツナ、リクオ。どちらさんも頭領として、しっかりやっているかい? はっは!」
「ま、まぁ……一応は……」
「ふっ、少なくともアンタ等の所よりはマシだよ」
大将からの攻撃を受けつつも彼からの問い掛けに対し、苦笑しながら答えるマフィア・ボンゴレのボスとなったツナに、ぬらりひょん組の頭領として今や日本妖怪の主将に君臨するリクオは勝気な笑みで答え返す。
更にツナとリクオが戦っている最中、他のルーキーズの面々も戦う二人に感化されたのか大将に向かってく。
「はっは! ナツにグレイの坊主共、それに別嬪のルーシィお嬢様にエルザ嬢まで……相も変わらず元気だな、おめえら!」
「もちろんッ」「俺達はいつでも絶好調だ!」
「赤塚の大将さんも元気そうで何よりです」
「まぁ、元気すぎる……と言った方が適切だけどな」
「ちょっと! ボクもいるのに無視しないでよッ」
「おぉっと、わりぃな、えっと確か……はっぴよ」
「ハッピーーッ!」
無視された事に反論するハッピーに対し謝罪を述べる大将であるが、名前を間違えてしまい更にハッピーの反感を買ってしまう。
「よお月光、それにハチカヅキにエンゲキブのお三方……イカレちまった御伽噺のキャラを正すついでに、今度は世界を股に駈ける鬼を……! この俺様を退治してみるかい! それこそ昔語りの英雄になれちまうぜッ! はっは!」
「アンタの場合……オカしくなったキャラクター以上に面倒だけどな」
「げ、月光さま……そうハッキリ言わなくても……」
「ハハ、ほんと月光ったらハッキリ言い過ぎ」
話し掛けられ、月光は厳つい表情で睨む様に答え返し、そんな月光の発言に対してハチカヅキは動揺するのと反対にエンゲキブは思わず微笑してしまった。
其処にヒーローマンが電撃を帯びた拳を突き出して攻撃するが大将はそれを辛うじて受け切る。すると受け切りながら大将は口元を苦笑させながら攻撃を仕掛けてきたヒーローマンと彼に命令を告げるパートナーでもあるジョーイに言った。
「くぅ……相変わらず、すげぇパワーだな。稲妻のロボット、ヒーローマンに相棒のジョーイ坊や……!」
これに対しヒーローマンは機械音に近い声で返事し、ジョーイは自信溢れる顔で大将を見返す。
「いやっほぅ~~ッ」
ひょいと軽くヒーローマンからの猛攻を避けて見せた大将は、そのまま破槍に飛び乗っては【デジモンクロスウォーズ】の工藤タイキらの方に破槍の上に立っては碇の部分から炎を激しく噴出させながら迫っていく。
だが多少慌てながらもタイキ達は大将からの攻撃を回避してみせる。
すると大将が破槍で巧みに乗り回しつつ着地した瞬間を見計らって、葉月いずなが自身の操るくだ狐達に大将を攻撃するよう指揮を告げる。
そんな自分目掛けて飛来しては攻めてくる、くだ狐に応戦しつつ、大将はくだ狐達に指示を出したいずなに微笑を浮かべながら話し付ける。
「はっは、いずな! 若い連中に混じってお前も変わらず頑張ってんな……同じレトロキャラとして嬉しく思うぜ」
「ってアンタと同じ古いキャラクター扱いしないで! 私はまだまだ現役よ」
古い年代の二次元人と言われたいずなは反発しながら大将に言い返す。
と、此処で乱戦に応じる大将に革と将人が二人掛かりで攻めてきた。
大将は剣戟で迫ってくる二人に応戦しながら口元を笑ませながら言葉を掛ける。
「よっ革の坊主、調子は良いかい? はっは!」
「貴方みたいに、常に好調って訳じゃありませんけど……一応は良いです」
革に続いて将人の方にも大将は厳つい目付きで話を掛ける。
「将人の坊主、また喧嘩したくなったら俺が相手してやるよ……鬼神と呼ばれた野郎と喧嘩していた俺が相手なら、不足はねえだろ?」
「悪いが、俺の眼中にアンタは居ねえんだよ。しかもアンタの場合……喧嘩は喧嘩でも恋仲で張り合っていただけじゃねえか。しかも負けているしよ」
大将からの問い掛けに将人は厳つい面立ちで答え返した。
と、其処に今度は巨漢な筋骨隆々の強面なトリコが強烈な拳による一発を大将目掛けて振り下ろした。
「ふんッ」「おっとッ」
一方の大将は寸での所でトリコからの強烈な一撃を回避すると、冷や汗を額から流しながら言った。
「いや~~危なかったぜ……トリコのあんちゃん、相変わらずスゲぇパワーだな。おっと其処の小松の坊主、今日は久々に俺らと聖龍隊が再会したんだ……今夜の盃に、とびっきり旨い酒のツマミ
「はは、はいはい分かりました。お酒が大好きな大将さんが喜ぶおツマミ、後で作ってあげますよ、はい」
話し掛けられた調理人の小松は、笑顔で大将からの申し出を受けるのであった。
そして大将の猛攻は止む事無く、更に破槍に乗っては炎を激しく噴き出しながらサーフィンの要領で上方から下方の面々に飛び降りて攻撃していく。
「フンッ!」と、そんな大将の前に自身の能力で体を硬化させたロックバイソンことアントニオ・ロペスが大将が飛び乗る破槍の激突を直に受け止めて立ち塞いだ。
大将はそんな荒業を成してみせるロックバイソンに破槍に乗りながら告げる。
「い、いやバイソンの旦那……まさか俺様の攻撃を受け止めるとは、たいしたもんだぜ」
「ぐぅ……そ、そりゃまだまだ若いもんには負けられねえからな……!」
反するバイソンは大将が操作し搭乗する破槍を両手でしっかりと掴みながら強い口調で話し返す。
だが大将は颯爽と破槍から飛び降りると、今度はそれに付いている鎖を引っ張っては強引にバイソンの手から破槍を奪い返す。
すると其処にワイルドタイガーこと鏑木・T・虎徹とバーナビ―・ブルックスjrが一度に能力で強化した身体能力で強烈なコンビ攻撃を放ってきた。
「よっと」
だが大将はその攻撃を破槍を前に構えながら難なく回避してみせる。
そんな大将とルーキーズの先輩達が戦う様子を窺っていた新人組、【ソードアード・オンライン】組に【アクセルワールド】組、更に【魔法少女まどか☆マギカ】組、そして赤塚組とは初対戦する【DOG DAYS】の面々は困惑していた。
「へ、HEADの先輩方……」
と、新人組の女子達が聖龍隊の先輩でもあれば上官でもある幹部の聖龍HEADらに助けを求めようと声を掛けるのだが
「平気へーーき、殺されないから安心しろ」
「何かあったらスグに間に入るから」
とHEADの面々は笑みを零しながら新人達に話し返す。
「そんな……ッ」
HEADの言葉に唖然としてしまう新人ら。
と、そんな唖然とするばかりの新人達に大将が破槍に乗っては飛び掛かってきた。
「うおりゃッ」「ひぃっ」
大将が飛び乗る破層に直撃しそうになったミルヒオーレは悲鳴を上げながらも寸での所で逃げ惑う。
「わんちゃんネコちゃん……! 可愛がってやるからコッチに来なッ!」
そんな逃げ惑うミルヒオーレを始めとする【DOG DAYS】の面々に、鎖で連結している破槍の穂先を彼等に向かって投げ付けた。
「うわッ!」
大将の投げつけた穂先はシンク・イズミの体に引っ掛かり、彼の身体を軽々と空に舞い上げる。
そして舞い上がったシンクはそのまま破槍を振り回す大将の許に、強引に引き寄せられては激しく蹴り飛ばされてしまう。
「ぐはッ」
唸り声を上げるシンクは蹴り上げられてはそのまま吹っ飛んでしまう。
「おりゃッ! 坊主共、男を見せてみろやッ」
更に大将は勢いそのままに、キリトに対して破槍を振り翳しては彼と激突する。
「くっ」
キリトの方も自身の剣にて大将と激突しつつ応戦していく。
「はっは! 中々だな、だが……!」
その時、キリトと対峙していた大将が一瞬の隙をついてキリトの体に破槍を振り下ろした。
「ぐはッ」
破槍による激しい一撃を喰らったキリトはそのまま後方に吹っ飛んでしまう。
「はっは! 坊主、腰が入ってないぜ、コシが」
一方の大将は自分で攻撃して吹き飛んだキリトに向かって自慢げに言葉を吐く。
「見たか、これが俺の実力よ! しかもまだ、四割……いや、三割……………一割の力よ!」
『さすがだぜェーー! 大将ーー!』
大将の発する言葉に、子分たちは景気付けの如く一斉に言葉を投げ掛ける。
そんな好戦的な態度を取る大将に、新人達はこれ以上痛手を喰らわないためにも一致団結して大将に戦意を向ける。
大将はそんな彼らを目の当たりにして度胸溢れる笑みで言ってやった。
「はは、若いってのは良いもんだぜ」
更に大将は若手の新人達と交戦しながら彼等に話し掛ける。
「おめえら! 遠慮なく俺様にぶつかって来い……! 若いってのは良い……それこそ何でもできる力なんだからよ」
口元を緩ませながら大将は激しい猛攻を繰り返しつつ、新人達に話し掛け続ける。
「若さってのは貴重な宝だ……若い内から、色んな事を経験しては、色んなモンを目に焼き付けろッ。それが……若いからこそ成し得る芸当よ」
『…………』
大将からの発言に唖然としてしまう面々に、大将は更に話し続けた。
「失敗したって構わねえ……色んな事に挑んでみろッ! 行く行くは、その経験こそが後々の自分を創り出す貴重な体験に成る筈だかんな」
『! ……』
大将の口から出た言葉に衝撃を受け、内心思わず呆然としてしまう新人ら。
しかし大将の激しい猛攻は治まる事無く、近・中距離からのキツイ一撃一撃を喰らって次第に追い詰められていくルーキーズ。
総部隊長のミラールも自身の得物である二丁のミラージュ・ガンを連発しては大将を攻撃していくのだが、大将はそれを破槍に乗って炎を噴き出しながら華麗に避けてみせる。
そして回避しながらも接近戦に持ち込んではミラールに向かって破槍を振り回して攻撃していく。
「よぉミラール、お前の兄貴は元気にしてっか? はっは!」
「兄さんなら相も変わらずよ……貴方と同じでね」
気軽に笑みを浮かべて話し掛ける大将に反して、ミラールは厳つい顔で応戦しながらも大将とは昔馴染みである自分の兄について答え返す。
一昔に一度は戦った事のあるルーキーズメンバーは辛うじて無茶苦茶ながらも激しい攻撃を続ける大将の猛攻に対応していく。
だが初めて大将と対峙した新メンバーの面々は、破槍を振り回したり叩き付けたり、時には破槍の穂先を振り放っては相手を魚の一本釣りの如く引っ張り上げて攻撃しては、更にその破槍の上に立ち炎を噴き出しながら紅蓮の波に乗って高速移動しながら此方の攻撃を避け回す大将の戦闘スタイルに慣れず、苦戦を感じ始めてしまうのであった。
その時、大将が破槍を振り回しては鎖付きの穂先を新人であるキリトにアスナ、そしてシルバー・クロウにブラック・ロータスの面々に投げ付けた。
鋼鉄の穂先が四人に直撃する、まさにその時であった。
[切れない縁で繋がる者達]
「てめえら退け!」
聖龍隊総長バーンズが、キリト組やシルバー・クロウ組を押し退けては彼等の前に飛び出す。
そしてバーンズは直撃しそうだった穂先を上に避けては、穂先に飛び乗りそのまま鎖の上を瞬く間に駈けて行く。
「おりゃッ」
そして大将の眼前へと鎖を伝って駆け寄って行ったバーンズは、鋼鉄に変化させた上に刃の様な形状の右手で大将に斬り付けた。
だが大将は自分に斬り付けられた刃による攻撃を、直撃する瞬間に己の歯で見事に受け切った。
「よぉ、元気そうだな」
大将は歯で刃を銜えたままバーンズに言葉を掛ける。
バーンズは自分の攻撃を受け止めた大将から離れ間合いを取る。そんな彼の許に他のHEADの面子も駆け寄り勢揃いする。
「へっへ」
一堂に勢揃いしたHEADを見て、顔に笑みを浮かべる大将こと赤塚大作。一方のHEADの面々も眼前の赤塚大作と向き合う。
破槍を担ぎながらしばしバーンズを先頭としたHEADの一同と対峙する大将。
そしてしばらく間を置いて向き合っていた赤塚大作こと大将と、HEADの面々は激しく対決する。
「久々だなバーンズ! 元気にやってるか?」
「いきなり聖龍隊と一戦おっ始めるとは……血の気が多いのは相変わらずだな大将」
「こいつぁ、ちょっとした挨拶変わりだ。義賊流の、な!」
己の獲物である破槍、そして鋼鉄に変化させた自身の両腕で激しく衝突し合いながらも語り合う大将とバーンズ。
「新総長になって少しは頭として成長できたかい? はっは!」
「その言葉……そっくりそのままアンタに返してやる、大将!」
大将からの一言にバーンズは激突しながらも鋭い目付きで話し返す。
「よっ、ジュニア! お前さんも相変わらずやってるかい? 兄貴分の修司の頃から難しい事ばかりしていやがるが……少しは気晴らしぐらいしろよや」
「らしいと言えば、らしいけど……貴方の事だ、何か理由があってアニメタウンに帰って来たんじゃないですか?」
参謀長のジュニアにも悠然と爽快に話し掛ける大将に、ジュニアは彼等が故郷であるアニメタウンに帰参してのには何か理由があってと思考していた。
「よっ、うさぎのねえちゃんにるちあ! やっぱ王族や女神様になるには金髪のツインテールが条件なのかい? はっは!」
(あ、確かに二人ともツインテールはおんなじだ……)
女王や女神へと変わったセーラームーンにるちあの二人に対しても気軽に話し掛ける大将の発言に、ジュニアは内心納得してしまうのであった。
「その目……本気のようね、大将。本気で私達と戦おうと、やり合おうという眼差しね……!」
「今さら何言ってやがるんだ、ハニーのねえちゃんよ……俺ぁ、頭から終わりまで全部が本気よ!」
キューティーハニーからの強い問い掛けに対し大将は同じく強い言動で答え返した。
「分かりました……貴方の本気に、私達は向き合います! 全力で御相手しましょう、大将さん……!」
「何かありましたら、私が全身全霊で治します……! だから此方も、手加減せず貴方と向き合います!」
ソード(剣)のカードで戦い合う木之元桜に続き、力強い口調と面持ちで大将と向き合うナースエンジェル。
「大将くん……貴方も世界を、現実を見てきて色々と変わって来たと思うけど……!」
「私達だって昔のままじゃない……! 今を、現実に関わり合いながら厳しい中を変わり続けている!」
「だから大将さん……今この時を、互いの気持ちを確かめる為にも全力で向き合いましょう!」
「おうよッ、そうしてくれ! おめえさん達の全てを俺にぶつけてみろッ! そうでなきゃ、人ってのは解り合えねえ……意味がねえんだッ!」
魔法騎士の光・海・風の三人から言われ、大将は厳つい面立ちで己の真情を洗い浚い吐き出す。
「コレクターズ、現実とネットの世界じゃ勝手が違うってのを……この俺が改めて解らせてやるぜッ!」
「お生憎様。私だって、もうそれぐらい十分に……ううん、十分以上に学んでいるわっ」
「人は出会いと別れ……それら長い時を積み重ねて得た経験で自分を変え続ける。それが人なのです」
「私達は、それを聖龍隊で……聖龍隊と過ごした日々の中で体感してきた!」
コレクターズの三人にも悠然と立ち振る舞いながら向かっていく大将からの言伝に、ユイ・ハルナ・アイの三人は意志の強さを感じさせる顔付きで話し返しつつ大将と応戦していく。
「アプリコットのお姫様、坊やの許婚とは上手くいっているかい? よっと!」
ウォーター・フェアリーことアプリコットに話し掛けながら彼女が放った巨大な水の手裏剣を弾き返す大将に、アプリは巧みに次々と水の技を放ちながら話し返す。
「ええ、上手くいっているわよ。ご心配なく」
その時「はあッ」と気合を込めた拳で真紅が大将に攻撃してきた。
「ふんッ」
大将はそれを破槍で受け止めつつ、攻撃してきた真紅に話し掛ける。
「……ふぅ、相変わらず小さいながらも闘魂溢れる拳だな」
それに対し真紅は余裕を感じさせる微笑で言葉を返す。
「ええ、何せ私達も一応は聖龍隊の最高幹部……HEADのメンバーですもの」
余裕そうに語る真紅の言動に、他のローゼンメイデンの面々も笑みを浮かべる。
そんな大将は迫り来るHEADの面々を巧みに誘いながら、船上の一角まで後退する。
そして「今だぜッ」大将のその一声と共に上方から網が降って来ては誘い込まれたミュウミュウズの女性らを一網打尽にしてしまう。
「きゃっ、何なの!」「せ、狭いですわ……ッ」
「きゅ、窮屈なのだぁ……」
「ちょっと! 変なとこ触らないでくださいっ」
「ご、ごめんなさい……」
網に捕らわれて身動きが出来なくなってしまい困惑するミュウイチゴ・ミュウミント・ミュウプリン・ミュウレタス・ミュウザクロの五人に、大将が見上げながら彼女達に告げる。
「遊び盛りの獣を躾けてやるのも、一つの愛情……って奴だ、そうだろ?」
そんな大将が見上げる網の中でもがくミュウミュウズを、ちせが飛来しつつレーザーの刃物で網を断ち切った。
「うわっ」
網ごと真下に落下するミュウミュウズの許に、ちせが降りてきては大将と対峙する。
「はっは、久しぶりの御対面ですなぁ、北海道の将軍様。誰からも恐れられた最終兵器は、人々から称えられる将軍様へと身を変えました……てか? はっは!」
「そういう貴方は……余り変わらないのね」
「オウともよッ、俺は変わらねえ……例え世界そのものが変わり果てようと、俺だけは変わる事のねえ俺自身よ!」
「ふっ……そうね。そうやって相手が誰であろうと、どんな存在だろうと難なく気軽に接している様子は、ずっと変わらないわね」
目の前に降り立ったちせと激しくぶつかり合う大将からの発言に毅然とした態度で話すちせ。最後にちせは大将の口から出た話に軽く微笑んでみる。
そんなHEADの面々と悠然と立ち向かっていく大将に、HEADの一員でもある副長の加賀美あつこことミラーガールが小形ながらも輝く煌びやかな鏡の剣ミラー・ソードで大将と激突する。
しかし当の大将は、ミラーガールと向き合った瞬間から何か気まずい風貌を醸し出し始めながら彼女と対決し出す。
そして大将は気まずい様子のままミラーガールに話し出した。
「な、なぁアッコ、その……」
「……?」
「その………………婚約、おめでとさん」
「え……あ、ああ。ありがとう、大将」
「…………」
ミラーガールに彼女の婚約に対して小さく祝福の言葉を告げる大将に、ミラーガール本人は一瞬戸惑いながらも笑顔で御礼の言葉を返した。しかし彼女に言葉を掛けた大将の心境は複雑だった。
自分が幼い頃、初めて恋した異性が交わしている婚約の儀に対し、大将の心はとても複雑で難儀な情況であったのだ。
そんな己の心情と葛藤している大将に、バーンズが話し掛ける。
「大将、お前さんは一体全体、何しにアニメタウンに……オレたちのとこに顔を出したんだ? なにか理由があるんだろ?」
「はっは、まずその前に……てめえらの力量を見てから話すさ。それからさ」
話し掛けられた大将は厳つい風貌で激突しながらも聖龍隊の面々に言う。
「血迷った、訳じゃなさそうだが……何を考えているんだ? 大将」
「エンディミオン様ですら思い付かねえ、でっけェ夢をいっつも考えているのさッ」
考えの読めない大将に問い掛けるエンディミオンに、大将自身は自信に満ち溢れる面構えで答え返す。
「現政奉還、そして戦界創世による乱世の幕開け……そんな大事の時に、いったい何しに……!」
「おっと、気を抜くなよッ! 手元がお留守だぜ!?」
疑問に思うネプチューンに大将は威勢よく言い放つ。
更に一瞬の油断をしていたサターンに大将が一発攻撃を喰らわせると、彼は彼女に悠然と話し掛けた。
「どうした、ほたる? 拳がナマっちまったか? ははは!」
「……………………」
大将の言葉に対し返す言葉が見つからず黙然としてしまうサターン。
一方、総長であるバーンズは大将の言動に対し結論を告げる。
「大将が何を考えているかはわからねえ……だが、本気で戦わねえと、俺達が負けちまうな」
過去より繋がる縁で結ばれた友と友。
そんな彼らの魂がぶつかる激しい戦いは、火花を散らしながらも実に活き活きと雄大な情景であった。
[乱世での契り]
そして、己の持てる力を出し切り、HEADは大将こと赤塚大作との一戦に終止符を打った。
「はっは! いやぁ、参った参った……」
HEADとの激戦を終えて、大将は腰を下ろして一息を入れるのだった。
「ふぅ、まったく……いつもいつも荒っぽくて困るぜ」
大将との一戦を終え、額の汗を拭いながらバーンズが呟く。
そして一息入れた大将は立ち上がると、そのままバーンズの許に歩み寄っては彼と彼の傍らに居るHEADの一同に言葉を掛ける。
「へへ、相変わらず……いい仲間だな、バーンズ」
「ふっ、それはお前達も同じだろ。大将」
言葉を掛けられたバーンズも口元を緩ませて大将に言葉を返す。
そして二人は互いの健闘を称えるように双方とも握手を交わす。
「どうも、聖龍隊の新総長様よ」
「此方こそ。今をときめく赤塚組の頭首、赤塚大作」
大将とバーンズの二人は力強く手を組んでは気高い顔立ちで言葉を交わす。
そんな大将の背後から赤塚組の幹部である人々が近寄っては旧知の間柄であるHEADの面々と挨拶を交わす。
「久しぶりっ、なるちゃん!」
「お久しぶり、なるちゃん」
「ふふ、相変わらず、うさぎちゃんは元気が良いわね、水野さん」
互いに笑顔で明るく話しを交わすセーラームーンにマーキュリーらのセーラー戦士達と、彼女らと昔からの付き合いである
旧姓大阪の女性、海野なると夫のぐりお。
「お久しぶり花林、元気そうで何よりだわ」
「りりかこそ、元気で何よりよ。ナースエンジェルである貴女に何かあったら、それこそ医者の不養生ですもの」
互いに笑顔で語り合うナースエンジェルと彼女の旧友で小麦色の肌をした健康そうな女性の
「久しぶりね夏子!」「お久しぶりハニー!」
「どう、赤塚組での旅路で何か収穫あった?」
「色々とね……世界の情勢はもちろん、赤塚組でも大将達が毎晩ドンチャン騒ぎしているから飽きが来ないわよ」
少々呆れながら赤塚組内での日常も話すカメラを首に下げた女性、秋夏子と話し合うキューティーハニー。
「久しぶり千春ちゃん。貴史君とは仲良くやってる?」
「ええ、毎日楽しく過ごしているわ。特に大将とウチの旦那ったら、夜な夜なお酒を酌み交わして豪く語り続けているもんだから参っちゃうわ」
「はは、まぁ大将さんは僕はもちろん誰とも気長に楽しく話してくれるから、ついつい夜遅くまで晩酌しちゃう事も珍しくなくって……それにしてもさくら、君の方こそ
同級生であった
「久しぶりっ、結ちゃん春菜、それの愛! 三人とも聖龍隊でしっかりやってる?」
「もちろんッ。今では新人の教育に追われる日々なんだから」
「未来を担う新人を育てるのも大変ですけど、実に充実していますわ」
「そっちこそ、あの大将の元で活動しているんだし何かやらかしてないでしょうね?」
「は、はは……それを言われると返す言葉が無いよ……」
楽しげにコレクターズの三人に話し出す旧姓観音崎のレイコに対し、ユイ・ハルナ・アイの三人は意気両々と話し返し、最後にレイコの夫である市川一太郎はアイの言葉に思わず苦笑してしまうのだった。
「お久しぶりね、ちせ……噂には聞いているわ。あなた、遂に政府から北海道の県将軍に任命されたそうじゃないの」
「やったじゃない、ちせ!」「スゲェもんだぜ」
「大したものだ」「ええ」
「そんな……そもそも、私だけの力じゃないわ。こんな私を認めてくれた聖龍隊のみんなが居てくれたからこその、今の私なんです」
最終兵器の試作品であった元軍人である女性ミズキと幼馴染であるアケミとアツシに尾崎哲とふゆみの夫婦らに言われて謙遜しながらも言葉を返すちせ。
そんな懐かしい間柄と各々会話を交わすHEADの面々で、同じくミラーガールと他の赤塚組の面々らも久方ぶりの再会に話を咲かせていた。
「久しぶりみんな! ギョロ・ゴマ、それにチカちゃんも元気にしてた?」
「へいッ」「お蔭様で」
「大将が頭だから色々と大変ダワけど、何とかやっていけてるダワさ」
久方ぶりに顔を合わす同級生のギョロとゴマ、そして年少であるチカ子にミラーガールは親しげに話し掛ける。
そんな四人を眺めている大将に、バーンズが声を掛ける。
「大将、やっぱまだアッコの事、気にしてるんか?」
「う、ウッセぇ……関係ねえだろ」
バーンズの一言に大将は頬を赤くしながら返した。
そして久々に自分らの旧知の仲である友と再会し意気投合し出すHEADの古参らと赤塚組の面々を目の当たりにし、先程とは打って変わって穏やかな状況に一変した現状を前に初めて赤塚組と対峙した新人達は呆気に取られてしまってた。
そんな新人達に上官であり同時に総部隊長であるミラールが言った。
「そう驚くことは無いわ、みんな。こういう男なのよ、赤塚大作ってのは」
ミラールの発した言葉に愕然としてしまう新人達。
そんな愕然としてしまっている新人達の元に赤塚大作が歩み寄っては親しげに話し掛けてくる。
「はは、おめえらが聖龍隊の新人共だな! 確かに威勢の良い若造共だッ、はっは!」
『……………………』
溌剌と厳つい顔に明るさを浮かべては接してくる大将の言動に、新人であり彼等とは初対面である【DOG DAYS】に【ソードアード・オンライン】組【アクセルワールド】組、そして【魔法少女まどか☆マギカ】組の面々は唖然と言葉を失くす。
そして大将は、そんな唖然としてしまっている新人らに向かって啖呵を切りながら名乗り始めた。
「改めまして…………俺様が赤塚組の頭領にして世界を股に掛ける、その名も世界の大将こと赤塚大作だ! わけえ連中、しっかりと俺の名を胸に刻んでおきなッ!!」
啖呵を切りながら新人達に名乗る大将を前にして、何も言葉を発する事が出来なくなってしまう新人達。
と、そんな名乗り終わった大将に、HEADの面々が話し掛けてきた。
「それにしても大将、一体どうしたんだい?」
ジュニアが大将に訊ねると、大将はジュニア達に答え返した。
「ま、近くまで来たんでな……顔でも見せようと思ってよ。それじゃ早速、奥の部屋で話でもしようじゃねえか」
「……それだけじゃないでしょ?」
大将が奥の部屋へとHEADを誘おうとするとミラーガールが意味深な面差しで言った。
「ああ、確かに。ミラーガールの言う通りだ……ただ顔を見せに来た、という訳じゃなさそうだ」
バーンズが険しい面立ちで語ると、そんな考え込むHEADの彼等に大将が強気な姿勢で言い切った。
「なに……この目でしっかりと確かめさせてもらったぜ……お前さん達がどれほど成長しているのかをよ」
「?」
大将の発言に困惑などの衝撃に駆られる聖龍HEAD達に、大将は更に語り明かした。
「お前さん達が修司から受け継いだのは
そして大将は、バーンズを筆頭にした聖龍隊の幹部であるHEADの面々に力強い厳つい顔で言い放った。
「将軍様が始めちまった現政奉還、それで起こっちまった戦界創世について……お前さん達とは腹を割って話をしてえってのが本筋よッ!」
この大将の話に聖龍隊の総長であるバーンズ、大将とは旧知の仲である副長のミラー・ガールこと加賀美あつこ、そして聖龍隊の最高幹部であるHEADの面々は、大将の意外な発言に衝撃を受ける。
かくして聖龍隊は赤塚組の頭領である赤塚大作こと大将と、その幹部である面々と対話する事となったのである。
[chapter:今回の小説キャラ紹介]
ミラール
所属:聖龍隊スター・ルーキーズ 総部隊長
出身:二次元界/鏡の国
武器:ミラージュ・ガン
肩書:
年齢:17
イメージカラー:黒紫
理想CV:高山みなみ
鏡の国の女王、その娘にして王女。しかし窮屈な王宮での生活が性に合わず、単身王国から飛び出した経緯を持つ。
かつては非合法なやり口で悪役を狩るバウンディハンター組織ブラッディ・レンジャーズの一員として活躍していたが、それが壊滅したのちは聖龍隊に正式に入隊。ハンター組織で身に付けた多くの実戦的戦法と知識でみるみるうちに多くの部隊を従えていく。
最終的には新総合部隊スター・ルーキーズを結成させ彼等を指揮する三番目の総部隊長へと成り上がる。
二年前の乱世では、憎悪に駆られ闇の力を身に付けた北の国の残党軍総大将ヤン・ミィチェンに大敗を決したが、其処から這い上がる様に今では更に実力を身につけている。
悪役排除法に何の迷いも無く、躊躇なく悪役を消して行くその姿は敵のみにあらず周囲の味方さえもひいてしまう程。
彼女の持つミラージュガンは、普段は二丁拳銃なのであるが彼女の意志一つでマシンガン・ショットガン更にはロケットランチャー等の多くの銃火器に変化する。
容姿
茶髪で一見青年に見えるボーイッシュ系の女性で、黒紫の戦闘アーマーを装備している。
アーマーは鏡魔法の技術で作られており、ボディの胸の部分と頭部のヘルメットに魔力が秘められた球体がある。この二つの球体で対象の相手をコピーし、その対象とした人物に変身することが可能。ただし自身と同じ人型で、しかも最大で十メートル、最小で六十センチまでしか変身できないのが難点。
ミラー・ガールこと加賀美あつこほど長けた変身能力ではないものの、
一度変身した相手のDNAをデータとして保存できる点はミラー・ガールより秀でているので、任務などでは重宝されている。
スター・ルーキーズメンバー
(これは一部のみで、今現在は他所にて別の任務を負っているメンバーも居る)
アラジン・アリババ・モルジアナ
【マギ】
沢田綱吉、リボーン、獄寺隼人、山本武、雲雀恭弥、クローム髑髏
【家庭教師ヒットマンREBORN】
奴良リクオ、氷麗(つらら)、首無、青田坊、鴆
【ぬらりひょんの孫】
トリコ、ココ、サニー、ゼブラ、小松
【トリコ】
ワイルドタイガー(鏑木・T・虎徹)、バーナビ―・ブルックスjr、ブルーローズ(カリーナ・ライル)、ロックバイソン(アントニオ・ロペス)、ドラゴンキッド(ホァン・パオリン)スカイハイ(キース・グッドマン)、折紙サイクロン(イワン・カレリン)、ファイヤーエンブレム(ネイサン・シーモア)
鏑木楓
【TIGER&BUNNY】
鹿島リン、使い人形アリス
【傀儡師リン】
ナツ・ドラグニル、ルーシィ・ハートフィリア、グレイ・フルバスター、エルザ・スカーレット、ハッピー
【FAIRYTAIL】
岩崎月光、ハチカヅキ、エンゲキブ
【月光条例】
ジョーイ(本名ジョセフ・カーター・ジョーンズ)、サイ(本名サイモン・カイナ)、リナ(本名リナ・ディヴィス)、ヒーローマン
【HEROMAN】
葉月いずな
【地獄先生ぬ~べ~、霊媒師いずな】
工藤タイキ、蒼沼キリハ、天野ネネ、陽ノ本アカリ、剣ゼンジロウ、天野ユウ、明石タギル、最上リョウマ、戸張レン、州崎アイル、真下ヒデアキ
【デジモンクロスウォーズ】
日ノ原革、コトハ、門脇将人、ミヤビ
【アラタカンガタリ〜革神語〜】
シンク・イズミ、高槻七海、レベッカ・アンダーソン、ミルヒオーレ・F・ビスコッティ、エクレール・マルティノッジ、リコッタ・エルマール、ロラン・マルティノッジ等々
【DOG DAYS】
キリト/桐ヶ谷和人、アスナ/結城明日奈、シリカ/綾野珪子、リズベット/篠崎里香、クライン/壺井遼太郎、エギル/アンドリュー・ギルバード・ミルズ、リーファ/桐ヶ谷直葉
【ソードアード・オンライン】
シルバー・クロウ/有田春雪、ブラック・ロータス/黒雪姫、ライム・ベル/倉島千百合、シアン・パイル/黛拓夢、スカーレット・レイン/上月由仁子
【アクセル・ワールド】
鹿目まどか、暁美ほむら、佐倉杏子、美樹さやか、巴マミ、百江なぎさ
【魔法少女まどか☆マギカ】
赤塚組メンバーについて
赤塚大作
所属:赤塚組 頭領
出身:二次元界 アニメタウン
武器:破槍
肩書:
年齢:26
イメージカラー:赤
理想CV:石野竜三
かつて聖龍隊を二度に渡って敵視してしまった赤塚組・その総大将である。
一度目は当時のセブンズ・ガードのサーズ・スナックの謀略によってアニメタウンを襲撃してしまった事があり、アニメタウンでの反乱が鎮まった後は「広い視野で世界を見て回りたい」とアニメタウンから仲間と船出をする。
11年の大震災の際は遠路遥々駆け付けては聖龍隊と共に行動・協力し合った。
しかしその年の亜細亜大戦争では当時の台湾軍国将軍、モウ・チェイファンの策略によって再度聖龍隊と対峙する。
蟠りが再度解けた後は、国連からのお墨付きで新たなるセブンズ・ガードに任命された。
今回の現政奉還による二度目の乱世においては新総長バーンズ率いる聖龍隊の力になりたいと協力を求められた時は快く承諾した
容姿は原作の頃とは懸け離れており、黒髪の角刈りに厳つい強面の整った顔立ちの容姿であり、それにより仲間達や周囲からは「原画崩壊キャラ」などと呼ばれてしまっている。
アニメタウン反乱軍時代からのメンバー紹介(今なお赤塚組として滞在)
ギョロ・ゴマ・チカ子(修司やアッコそして大将の親友)
大阪なる・海野ぐりお
セーラームーンこと月野うさぎ等の親友
余談ではあるが、ぐりおの場合はアニメタウン襲撃事件後、町を去る彼等に恋人のなると一緒に行きたいと願った為に新たな面子になった。
既に結婚しており、なるは海野の姓になっている。13年では子供もいて、赤塚組の面々から可愛がられている。
水原花林
ナースエンジェルこと森谷りりかの親友
秋夏子、キューティーハニーこと如月ハニーの親友
カメラマンとしての生業として、常に首にカメラをぶら下げている。
山崎貴史、山崎千春夫妻
カードキャプターことさくらと小狼の親友。千春の方は旧姓三原である。
コレクターズである春日結、如月春奈、篠崎愛の親友である。レイコの旧姓は観音崎。
テツ・ふゆみ夫妻
夫婦とも咥えタバコが特徴。テツの本名は尾崎哲
アケミ・アツシ夫妻
シュウジとちせの幼馴染
ミズキ
最終兵器の試作品で有ったが、運命変更後は軍人として過ごす中、サーズ・スナックの謀略で聖龍隊に不満を持つようになってしまい、大将率いる反乱軍に加盟した所から組の一員である。
ちせとその恋人であるシュウジにテツとふゆみ夫妻、アケミ・アツシ夫妻、更には秋夏子同様、修司の二次元界介入により運命の変わった二次元人達である。