私には可愛い弟が居る。優しくて明るい男の子だ、生まれた時はとても可愛がってた。弟もいつか魔剣士になったら、全力で応援しようと思っていた。でもある日、私は夢を見た。弟が多くの人々に罵倒されて、無抵抗で殺された夢だった。私は何も出来ずただ見てるだけだった。目を覚ました時はまだ暗かったが、この時から私は決意した、ベルを厳しく指導して強くさせることに……。そして何があっても私はベルの味方になることに……
「報告するね…マスター」
イータは書類を出した。まだ目覚めていないが、いつ目覚めてもおかしくはない。急いで吸血鬼の女王が住んでいる塔に行きたいが、行きたくても行けないようだ。塔には門番をしている者がいる。それもかなり実力者のようだ。
「やはり、この私が門番と戦います!」
「ちょっと待ちなさい667!イータ様の報告ではかなりの実力者、私達のようなナンバーズじゃあ勝ってないわ!」
「でも…」
「667ちゃん気持ちは分かるよ。でも…ここは耐えるしかないよ」
とても悔しがる667。この三人も見たことがないな……。もしかしてアルファ達が直した子達なんだろうね。門番を倒さないと塔には入れないからね。
「ねぇ…イータ、もし目覚めるとしたら明日、目覚る可能性ある?」
「可能性はある…。マスター何か悪いこと考えてる?」
「まぁね……ちょっと悪いこと考えてる…」
こうしてイータ達に僕の考え教えて、明日に向けて解散することにした。そういえば667って子の声、昔助けたウィクトーリアちゃんと同じ声なんだよな…(最近ウィクトーリアちゃんに声を掛けたら、何故か気絶するけど本当に分からない)。まぁ…あまり気にしないほうがいいかもしれないけど。
次の日になり、僕は部屋から脱走しようとするが姉さんに見つかり、拘束された。
「姉さん…なんで拘束する必要あるの?これじゃあ、外に歩けないよ」
「あのね!ここは無謀都市、あんたが襲われたら大変でしょう!ここで部屋で拘束しとけばあんたは襲われずに済むの!」
「僕なら大丈夫だよ?前から気になってたけど、どうして姉さんはそんなに過保護なのさ?」
「………貴方が無抵抗に殺されるのは嫌だからよ…」
そう言って姉さんは部屋を出た。どういうことなんだろう?それよりこの拘束から解かないとこれじゃあイータが指定した場所に行けないからね。ちょっと苦戦したけど、何とか解放出来た。さぁて、イータと指定した場所に向かいますか。外に出た瞬間、昨日イータと一緒に青髪の少女だった。
「遅れて申しわけありませんシャドウ様!」
「大丈夫だよ」
そう言って、ベルと667はイータが指定した場所に急いで向かう。向かっている最中667はずっとベルの方を見ていた。どうしてベルの方見ているのか分からないが、聞いてみることにした。彼女はとても言いづらかったが、ベルがずっとこちらの見て何か決意したのかベルに尋ねる。
「シャドウ様はオラリオの冒険者だったんですか?」
「!?何故知っている?」
「偶然アルファ様とガンマ様がそのことを話していて……」
なるほど…偶然に聞こえてたのか。
「私も元オラリオの冒険者だったんです…。元ガネーシャ・ファミリア、アーディ・ヴァルマだったんです…」
ガネーシャ・ファミリア!?それにヴァルマって、団長のシャクティさんと同じ。もしかして話しで聞いてたシャクティさんの妹さん!。まさか彼女もこの世界に転生していたとは。アーディはベルに色んなことを聞いた。ベルはアーディの質問に答えた、何処のファミリアだったのか、何故この世界に転生したのか。そのことも答えた。それを聞いたアーディはすぐに謝るが、ベルは大丈夫だと答える
「早くイータのところに向かおう」
「はい!」
ベルとアーディは急いで向かうと突然グールに襲われる。何とか避けれたが噛まれたら、こちらもグールになる。2人は剣を取り出そうとしたら、突然黒い帽子を被っていて長髪で赤い髪者に助けられた。
「貴方達逃げなさい。暴走が始まるわ」
そう言って、何処かへ向かっていた。今の声女性だよね……色々と気になるけど、今はイータの所に向かわないと、すると全員から配っていた携帯電話から連絡来ていた。掛けると声の主はイータだった。
『マスター今無謀都市に居る者達はグールに襲われてる』
「なら今すぐ行くよ。それで僕らはどうやって突撃するの?」
『私達は裏から行くからマスターは…入り口からお願い。それと門番にも気をつけてね。後終わったらマスターの頭調べさせて…』
「了解したよ。それから解剖しないからね!」
そう言って電話を着る。アーディも事情を話し、一緒に行くことになった。だがベルだけじゃない…他にも行くもの達は居る。
「あそこが吸血鬼の女王が居る場所。俺が守るよユキメ」
「ありがとう月丹」
今回如何でした、ここからどうなるのか。楽しみに待っていてください、感想と評価お願いします。次回もお楽しみに
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