元八番隊で現総隊長を務めた男は死後、別の世界で転生を果たして魔術で色々な遊びを作るそうです 作:虚無神
あと内容や設定に関しては原作と異なると思います、時系列も多分違うかもです、ロクでなし魔術講師と禁忌教典に関してはアニメしか見ていないでのでお許しを…
『七尾‥ちゃん……よく顔を見せておくれ…』
「は‥は…はい‥」
『本当に歳を重ねる度…七緒ちゃんはお母さんにソックリだ‥今まで本当に僕に付いて来てくれてありがとうね‥‥七……尾…ちゃ……ン‥』
「隊長…京楽隊長……いや、…嘘私まだ……まだ京楽隊長に言えてない事が沢山あったなのにぃ…!!どうして貴方は……だけど京楽隊長は私の心の安らぎでした‥本当に今まで……今まで…ありがとう……ございました‥!!!!!!」
ユーハバッハを倒して3000年後の今日この日まで、正確には山本重國の死後からの間ずっと護廷十三隊の総隊長として務めを果たして天寿を全うした男、その名は京楽春水、彼はとても気さくでかつ思慮深く普段はだらしないがやる時はやる、そんな彼も寿命が尽き、遂には亡くなった。
しかし、魂は時空を超え別の世界でまた新しい生命として転生し性転換し女の子として生まれ変わった。
新たに生を送ってから五年、彼女はこの五年間で色々見て学び魔術を鍛錬をし、肉体の鍛錬も怠らずにやっていた、生前の自身が持っていた斬魄刀の花天狂骨の能力はそのまま使えるようだった、しかしそれは斬魄刀無しでも出来る、でも斬魄刀そのものの能力を直接使える様になっただけで斬魄刀そのものは無かった。
生前の能力と掛け合わせて魔術も複合したり等、兎に角、まずは楽しく遊び感覚で魔術を覚えていった、但し子供っぽさもありつつ、力の使い方はちゃんとコントロールしていた、人を傷付ける事はしない様に扱いには注意をしていた。
それから年月が経ち、アルザーノ学園に転入と言う形で学園の生徒として在席する事となった。
『いやぁ〜学園ねぇ…中央霊術院を思い出すねぇ〜……浮竹と凌ぎを削り山爺にはボコられ…あれはキツかったねぇ〜どうも…』
何処か懐かしさを感じるのか、霊術院時代を思い出していた、浮竹と一緒に凌ぎを削り山本重國の厳しい教え、そう思い出にふけっていた。
そしてそんな思い出に浸りつつ彼女は教室の前に着き、一息付いて教室のドアを開けた。
『え〜と教室あってるよねぇ…此処で……生徒しかいない様だけど担任の先生はいるかい?』
いざ教室のドアを開けて周りを見渡すと担任の先生はいない、いるのは生徒だけ、別に不自然な光景では無いが、彼女は先生が先にいるものだと思っていたのか、少し驚いていた。
「もしかして貴女が今日から来るって言う転入生だよね、私はルミア・ティンジェル、ルミアって呼んでね、よろしくね」(すっごい美人……何か大人の色気って言うのかな…凄くドキドキする……もしかして…これ……まさか‥ねぇ…)
『ルミアちゃんだね、よろしくね〜、僕はキョラ・アマユラ、気軽にアマユラって呼んでよ、そっちの方が言いやすいだろうしね』(これは将来が楽しみだねぇ~)
「私はシスティーナ・フィーベル、よろしく…アマユラ……」(何で私こんなよそよそしくなってるのよ…相手は同級生の同じ女子、同じ女子にドキドキして緊張するなんて…しかも美人だしもうこれ反則じゃないの?、こんなの男女関係無く色々な意味でモテるに決まってるじゃない……)
『システィーナちゃんだねぇ、よろしくね、えと、僕は何処に座ればいいかな?』
「良ければ私達の隣に座らない…?、勿論アマユラが良ければだけど……」
『良いのかい?じゃあ隣失礼するよ、それにしても先生のくる様子が無いけど・・』
そう言いかけた時、扉から勢い良く汗をかきながら教室に入ってきた男がいた、そして彼は教卓の上に乗り周りを見渡すと、一人だけ生徒なのに生徒とは思えない何処か大人の色気があり妖艶で美人の生徒を思わず見つめてしまった。
彼の心の中で何かが動いた、いつ以来かかつて想いを寄せていた人の事も勿論今でも好意はあるし残っている、だが、この男、別でアマユラに対して何か特別な感情を抱いていた、自分でもそれは分かっていない。
「……あ、まぁ俺がしばらくな間講師を務める事になったグレン・レーダスです…まぁ適当によろしく頼むわ〜……」(何か朝俺を吹き飛ばした奴もいるが…放っとこう・・まぁアイツに似てるがな‥)
「って!何遅刻しといてのうのうと自己紹介して偉そうにしてんのよ!!講師なら講師らしくして下さい!!」
声をあげたのはシスティーナだった、遅刻してのうのうと反省もせず自己紹介だけしてそれで済まそうとしているグレンに対して怒りながら言った。
『まぁまぁ落ち着きなよシスティーナちゃん、彼が遅れたのは何かしら理由があると思うから…まずそこを聞いてみようか、と言った手前僕から聞くよ、……えとグレン・レーダス君だったかな、まぁグレン君、君はどうして遅刻しちゃったのかな?』
「そ、それはそこの白猫に風魔術で吹き飛ばされて水に落ちて、着替えに戻って何やしたら…まぁこんな時間になったって感じか‥なぁ」
『事情は分かったかど…そうなる前に色々やりようがあったんじゃないかな?、さっきのシスティーナちゃんの反応から多分グレン君を吹き飛ばしたのはシスティーナちゃんだねぇ…でも吹き飛ばされたその経緯は何だったのかな?もしかして君がちょっと余計な事を言って怒らせちゃったから吹き飛ばされたんじゃないかなって…僕は思ってるんだけど……どうかな?間違ってたかなぁ?』
「アマユラの言う通りよ、確かに私がこの先生を吹き飛ばして水で服を濡らさせて、その後謝ったのに何か度が過ぎると言うかイラってきたからまた吹き飛ばしちゃって…」
「……マジかよ…何で分かったんだよ」(しかもちょろと話の断片を聞いただけでそこまで正確な事迄普通分かるか?‥いや絶対にそれは無い……そう思いたい自分がどっかにいる…)
グレンやシスティーナ、ルミアを含んだ全員がたったあれだけの情報でこれだけ的確に正確に何があって何が原因かまで推測出来てしまうその頭脳に驚く者もいればボーッとしてしまう生徒と様々反応に違いはあれど驚いていた。
まぁアマユラがここまで頭の回転が早いのも生前の記憶を持って生まれたのと生前の知識と経験に基づいているからでもある。