普通に寝たらなんかこうなってた「わぉぅ」


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目ぇ覚めたら白いナマモノ

なんぞ暖かいなと思いながら目を開ける。起き抜けの回らない頭でふと、視界に白い毛並みが飛び込んだ。

あ、夢だなこれ。そしてそのまま二度寝(?)とばかりに意識を飛ばした。

 

 

 

 

「……!」

「!、!」

痛くは無いが体に何か当たる感覚に意識を浮上させた。まず聞こえるのは「ギッ、ゲ、ギャ、ギャ」と鳴き声だかそこそこ固いものを擦り合わせた様な音。おやと思いつつ目を開ければヒト型ただし緑のよーな茶色のよーな体色のナニか。

………妙に小さいけど。取り敢えず声出しますよ。

「ワゥフ」

おう、声は声でも鳴き声ないし吠え声じゃないかい!まぁ目の前のゴブリン(唐突に思い浮かんだ)は動かなくなーーーってないな。寧ろ顔面向かってなんぞ飛んできた。

なんとなく手を払う。白い前足が空を薙いだ。

目の前に居たゴブリン共が吹き飛ぶ、ついでに飛んできた何かも勿論掻き消える。うむ。

まだ周囲に不快感があるので少々強めに地面を叩く。衝撃波らしきモノが拡がり不快感が全て消えた。

 

改めて状況を確認する。此処どこだ?自分はーー龍?ぇ何故に?龍なら浮くよな!よし浮いた。違うそうじゃない。あと自分デカくね?縮むか?縮んだ!だからそうじゃない、思い出せ寝る前は。

成人済み寧ろオッサンーーやべぇ性別思い浮かんだが年齢わからん。取り敢えず日本人の男のはずだ、エピソード記憶が全て消えた感じするけど。

混乱が治まってきたので一応自分の姿を確認すべく浮いて水場を探す(どうやら森なので)。直感に従い移動すること数分、無事川に。もう少し上流ヘと向かえば、水源となる泉に到着した。

水面が凪いだ場所を覗き込む。水面に映るのは予想に違わず真っ白い、多分犬。知識によればペキニーズ、によく似たナマモノだった。

 

ここまで動いていて空腹感が無いのは何故かと思案すると基本魔力とかマナとか空間に存在する不思議エネルギーで活動できると知識を思い出す、アレ?

推定異世界が確定で異世界(犬?化した時点でそうなんだが)なので身の振り方を考える。よし、森から出よ。泉から川を下る事にしてサイズはこのまま、いける気がするので川に飛び込み、流れに身を任せる。ふさふさもふもふの体毛はほどよく水を弾き、大きな桃の気分で流されて行く。

暗くなりだした頃に広めの河原に着いたので上手いこと岸に移動してそのまま眠る。

 

 

次目覚めたら何故か滝壺にラッコの如く浮かんでいた。えー。

体の向きを変えて改めて川の外へ。犬ドリルを軽くきめるとナニやら視線。

可愛らしい服着た幼女がこっちガン見してた。




ちなみに無性別で人化は不可である
奇特な方がいたら、このナマモノ使ってやって下さい

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