この小説はtokinohiroba氏が主宰する架空世界、「環状世界」の小説です

tokinohiroba氏のYouTube
https://youtube.com/@tokinohiroba?si=PiH1TnkLyVMqLqxf

環状世界wiki
https://kanjou.miraheze.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8

環状世界コミューン
https://youtube.com/@kanjousekai?si=wpYMyuGqhh-6XRTB

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この小説はtokinohiroba氏が主宰する架空世界、「環状世界」の小説です

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北極探査の帰り途中にて

さて…これを超えれば、もうすぐ我等がNADATの領都イエローマチェーテ、だったかな…?

一年ちょっと…いや一年弱だったか…?*1

 

ようやく……この北極半島をなんとか1周できたな…

おかげでこれから住ごす、この北極半島の色んな景色を知れた…!

永遠に続くと思える山脈*2、この北極に住む北極熊といった様々な生き物達…

無限にも見える氷の地、

極夜も…白夜も最初は慣れなかった…

キャンプも面白かった…焚き火も…

全て最初はとても面白かったし…楽しかった!。

特に…白夜の景色は素晴らしかった…!

 

あんな素晴らしい景色が他にあるのか?!

 

 

そして……!

流石は北極……とても過酷な寒さだ……!

寒さが酷すぎるぞ、まったく…!

こりゃは誰も住もうとしない訳だな…

 

だが…

我々はこの極寒を…!

 

 

我々にはこの極寒に慣れ、武器にしなければならない任務がある!

 

 

この極寒に慣れ…偉大なる大帝に仕えなけらばならない!

 

 

 

それが!ここの総督たる自分に与えられた任務なのだから!

 

 

 

…そういえば、一年経った…といえば………

自分が大帝にいきなりこの総督職に任ぜられたのも一年前になるのか…?

ずいぶん早いな…?

 

さて…

ヌターによると…イエローマチェーテに戻って来てるはずだ。

そういえば地形の計測は出来てるだろうか?

地図が無いとなんも出来んからな…

探せば…科学文明の黄金時代*3の地図があると思うが…

大帝自身がその地図を欲しそうだもんな…

ていうか誰かが隠していそうなもんだ。あんな重要過ぎるモノ…

 

それにこんな北極の地形を詳細に…

 

 

 

 

ん…?いまのは…?

気のせいか…?

あれは…?

いや幻覚に違いないはず…

この…この寒さに…やられただけだ……!

じゃないと……!

 

じゃないと……!

 

 

 

 

 

 

こんな…!

 

 

 

 

 

 

こんな北極に生えている訳が無いだろう?!

 

木が?!

 

おい、ヌター!お前にも!

…あの…あの木が見えるのか…?

 

お…お前にも見えるんだな?!アレが!

俺だけの幻覚じゃないんだな?!

な、なら…ならみんなにも伝えてくれないか?!

あぁ!着いてきてる全員にだ!!!!!

 

 

 

 


 

 

 

み、みんな!聞いてくれ!

今…わ、我々の前には木がある!

そう!有り得ない事だ!だから…!

見にいこう!

神秘的だろう?!こんなのことは!!!!!

この計測計画の帰り際に見つかるんだ!

 

きっと神も我々を祝福してるに違いない!

だから、その祝福してくれる者に少し立ち寄って見ようじゃないか!

 

なに、大丈夫だ!何もする訳じゃないさ!

行って木に触れるだけさ!

ほら!他は何もしてないだろう…?!

 

じゃあ…皆、木を見に…

いや、触れてみようぜ!

この北極半島に根付いた木なんだ!

なんか良いことありそうだろ?

俺たちは北極半島(ここ)に住むんだからさ!

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

ん…近付いてみると…意外と…この木は小さいのか…?

枯れ、かけている…?葉が無いな…。

それは……そうか。

 

 

北極圏にあるもんな…

そりゃ、枯れるよな…

でも…

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?()

 

 

会ったのは偶然じゃない、必然な気がする

 

 

 

「どうしてここに木が…?」

元々ここに住んでたヌター達のような先住民すらも知らないみたいだ…。

 

なにか、ある…。

 

 

 

 

でもこの木が俺たちを害そうとするなら、凍死させるなら………

 

どうしてこんなに美しく、素晴らしく、大きく見えるのだろうか?

 

俺たちを見守る様な…そんな暖かさを感じる。

 

 

もし寒さに頭がやられているとしても…あの日の白夜や極夜の様に美しいく感じるのはなぜなのだろうか?

 

なぜあの山々の様に…力強く見える?

枯れかけているというのに……

普通の木と比べたら遥かにに小さいというのに…

 

あの大帝の様に絶対みたいな…不屈さがあるように見える…。

 

 

 

………我々は

    この木を…

 

 

 

 


 

よっ、と…

一年振りか?

この木を見に来たのは…?

 

やっぱりこの木は我々に…勇気をくれるな…。

この地北極半島を全てを、回った。

シュバールヴァルの任務もようやく始められそうだ…

 

こんな寒さでも…この木は…力強く…美しく見えるな…

 

 

 

こんな素晴らしい景色を…見れるならいつ死んでも大丈夫だな…

 

この木はいつでも見守ってくれている。

背中を預けれる者がいる。

素晴らしい事じゃないか?

いつでも…背中を押してくれる。

 

 

 

悩みも消し…飛、ぶ…………し…

 

 

……

………マジ…か。

 

()()()()()

そうか………雪か。

神木だとしても…雪の重さには耐えられない……

 

…ちょいちょい来て雪を落として行けば良かったな………

 

 

 

()()()……枝は、

 

…………そうだな…持って、帰ろう。

祝福してくれる者も、見たいだろうさ。

祝福した者の動向をさ。

でも、そのまま持って帰ったらヌターにかなり怒られそうだ…

あいつも先住民だしな……

 

…前作ったかまくらが有ったはずだ。

使えると良いんだが……

 

 


 

 

良し……出来た…!

神木で出来た小箱。

かなりノコギリで切ったからな。罰が与えられなければ良いんだが…

 

 

ずっと愛用するから許してくれ。どうか…!

どうか神よ!

 

どうか我等を見守りたまえ…!

どうか…この世界秩序ノヴァを守りたまえ!

*1
この寒さに頭をやられちまったのか…?

*2
少なくとも3000m級が連なってるよな?アレは…?

*3
2020年現代レベルの時代




過酷な描写(凍死、木が折れる)


突然思い付くやつ~
書いてて楽しかった!

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