+i(プラスアイ)   作:RKtomousumono

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第九話 "レベリングと必殺技"

「はーいやってまいりましたチームC~Cチーム~No.5に紹介してもらいました~」

 

チームCのメインコンテンツ。№5(雪宮剣優)№6(凪誠士郎)

かたや1on1をパワースピード(ある種のごり押し)で抜けるスタイル。

かたやえぐいトラップと周囲に感化されて覚醒する天才くん。

どちらも、いろんな意味で"嫌いなタイプ"のプレイヤーだ。

一番嫌いなのは純正フィジカル―馬狼とか、ここにいる我牙丸とか―だけど、DFとして当たる分には問題ない。ここはFWで使ってくるから嫌い。勝てないもん純粋フィジカルだけ(・・)なら。他混ぜたら余裕だけどね!!!負け惜しみだよちくしょう!!!

あー・・・とりあえず他もピックアップしたいの呼ぶか。

我牙丸吟。まず間違いなくKP。巨体、リーチ、反応、反射、勘・・・味方なら心強いし、敵ならすごいやだ。

剣城斬鉄。CH・・・右サイド。瞬間加速ならベレッタには劣るけど充分早い。左サイドでもいいけど、あのカーブは面白いからもっと鍛えてほしい。

最後に御影玲王・・・正直、KP以外ならどこでもいい。他選手の長所(優秀なテクニック)を、完璧な本人パターンを100点にした時に90点以上叩き出す・・・劣化版俺。こいつ鍛えたらクソおもろいだろ絶対。

 

「・・・と、いう事でですね・・・教え子三人に凛ちゃんとさらにたびちゃんと乙夜、さらにさらに雪宮凪玲王・・・暴動で謹慎くらった№2(士道)除くトップ6とかを鍛え上げまーす!Top6以外の選考基準は目でーす」

 

U-20に持ってかれたことは秘密。荒れるだろ多分。

そろいもそろって真剣な顔してこっちを向いている。まぁ10名くらいなら抜けるか・・・?いや千切玲王のスピードが怖い。そこに抜かれて雪宮・・・凛。そこに回ったら取られるだろうな・・・

足元にあるボールを軽くリフティングしながら、質問を投げかける。

 

「・・・問おう。サッカーの基本とは?・・・凪!」

「ボール持って、シュートして、点決めて、勝つ」

「うーん・・・間違ってないけど間違い」

 

そのまま指した指をずらして・・・雪宮を指す。

 

「雪宮!」

「1on1・・・だと思って今までサッカーして来たんだけど・・・」

「大正解。基本は1on1。それを11回繰り返せば点が決められて勝てるのがサッカー。その為に必要なのは・・・お、二子どーぞ」

 

手を挙げてる二子に身体ごと向き合い、目線を合わせる。

 

「絵心さんも言っていた・・・一つ、他を圧倒する武器。それですね?」

「そ。つまるところ・・・君たちには必殺技みたいなのを作ってもらいます!某選手の左斜め45°とか、士道のP・Aとか、俺のシュートとか・・・決定的な武器。それがあるのとないのとじゃあ話が違う」

 

それに、"必殺技"のメリットは他にもある。再現性を持ったそれは他の人間による再現や対策をされがちだが、それでも尚決めた時のチームの士気(テンション)だ。

正直、どれだけ無能な選手でも士気(テンション)が最高値だと思いもよらない動きをする。逆もまた真なり。武器(必殺技)×士気(テンション)×才能(ポテンシャル)×調子(コンディション)とか。それは結果に直結する。

俺の場合は脳内盤面(トライアルゲーム)・・・潔命名。と『"天才"の衝動』。どっちも諸刃の剣なんだけどね。

もっと細かく言うと〈瞬間記憶〉+〈空間認知能力〉=〈脳内盤面〉、それと自分でも思うほどキモいテクニック。衝動に関しては"勘"です。

まぁ何はともあれ実践実戦。

 

――――――――

 

しばらく。

烏、玲王に超越視界(メタ・ビジョン)を教えて、潔、氷織、二子の超越視界(メタ・ビジョン)の・・・超越視界(メタ・ビジョン)超越視界(メタ・ビジョン)って言いにくいな。メタビでいいやメタビメタビ。メタビの強化と指導をしていた。

 

「うっひょー・・・なんやこれ気持ち悪ぅ・・・全部見えて予測・・・これがそうなるんやな?」

「うーん・・・向き不向きあるしな・・・潔は俺に似たスタイルになる気がするけど・・・いや、成長性とか考えたら潔のがでるのか・・・?」

「ん?成長性って?」

「いや~・・・君たち全員に言えることなんだけど・・・ほら、弱いじゃん?」

「あ?」

 

凛ちゃんが睨んでくるけど、事実。

俺と比較すると全員が"弱い"

 

「俺がレベル100だとしたら、よくて70くらいしか君たちにはない。そしてサッカーにおいて『レベル1』の差は果てしないものだ。具体例ならノエル・ノアとクリス・プリンス。上澄みの彼らのレベル差は俺の目測なら・・・『1』だ」

「それは・・・」

「『それはない』・・・わけじゃないんだよ氷織。彼ら世界トップクラスなら、レベル差が僅か『1』だとしても、それは紛れもない差になる」

 

・・・そして俺では、彼らには届かない。

この子らは強い。最適以上のレベリングと必殺技の開発。これが出来れば、彼らはレベル100()なんて軽く超えるだろう。

・・・意外性とかも考えたら、もっと強くなるんだろうな。

甚によく言われてる、『<運>とか<意外性>とかも考慮して相手を考えろ。お前は"今"を見ることは得意だが、それ故にそこが弱い』・・・

なんだよそれ。知らない。




・黒刃
レベル100(自分が基準)。勝手に自分の最大値(レベルキャップ)を自分で決めて、これ以上はないと思い込んでいる。
そんなことはない。
ブルーロックスはもっと強くなれると確信してる。
ブルーロックが自分より強くなったらサッカーをやめるつもり。
絵心「だからお前がキライなんですよ」
潔「もっと食えるの?」
約三人「『「サッカーやめさせるとでも???」』」

・潔
レベル50。成長性が一番あると言われて喜んだ。
「今後のメタビの成長に期待」

・凛
レベル70。潔が褒められてる中、『今のお前に教えることは無い』と一蹴されて心の中で泣いた。潔、殺す。
「はやく冴のまねっこ辞めないかな~」

・氷織
レベル50。潔に嫉妬。
「まだまだ可能性はある方」

・烏
レベル60。てかトップワンツー以外の上位層全部この辺。
メタビ獲得はこいつが一番早かった。

・玲王
レベル50~60。
「面白さならお前が一番」

・他の人
ほぼ空気。
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