機動戦士Gundam GQuuuuuuXでマチュが罪悪感に押しつぶされそうになりながらも戦いに向かう、という話です。

元々はEDでマチュとニャアンが一緒に住んでる部屋に移り住む流れを妄想しての展開です。
ちょっとばかしニャアンのキャラを捏造してます。
執筆時5話までの放映だったのでそれ以降とは整合性が取れないかもしれないです。

Pixivと同時投稿です。

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※6話視聴前に執筆しました。
そのため5話までの設定・情報だけのためその後の話と整合性が取れない場合があります。

また、5話の後でマチュと入れ替わらずにジークアクスに乗って帰ってきたからカネバンにはニャアンも操縦できると知られてる設定です。


罪悪感を抱えて飛ぶ少女

「っ―――!!!」

 

 

深夜。

コロニー内の住人のほとんどが就寝してる時間に飛び起きたアマテ・ユズリハことマチュはトイレへ駆け込む。

 

 

「うっ、おぇぇぇぇ!!!」

 

 

便器に向かって顔を突っ込むようにして嘔吐する。

 

幸いなことにここ最近のジオンの強襲揚陸艦がコロニー内への進行に対しての要人が対応するため、監査局職員である母親のタマキはその調整や出迎えなど多忙で帰る時間も遅く、監査局で寝泊まりする日もある。

おかげで、今夜も帰ってないためマチュの異変に気付いていない。

 

 

しかし、ここ数日ほぼ毎日のように嘔吐を繰り返すマチュの体は拒食症状が出ており、口から出るのは胃液だけだ。

 

 

それでも、体は胃液すら出し切ろうと痙攣する。

 

 

「はっ、はっ、ぁ……かはっ……けほっ!」

 

 

いっそのこと、無理にでも食べて吐き出すことを体が認識した方が楽なのかもしれないがお粥ですらも体が拒絶してしまい、その場しのぎに水で空腹を誤魔化す日々。

胃液が喉と喉を焼き、さらに呼吸がまともに出来なくなって咳き込む。

 

 

「はっ…はぁ……はぁ…」

 

 

ようやく落ち着いて、レバーを引いて水を流してよろよろと立ち上がって個室から出る。

 

洗面台で、胃液でネチャつく口を洗っていると鏡に映る自分の姿に嫌気がする。

 

 

「…ひどい顔」

 

 

睡眠不足でうっすらとクマが浮かび、目つきも悪く、髪もボサボサ。

鏡に写る自分の顔は、まるで死人のよう。

 

 

「――死んだのは、私じゃない。のに」

 

 

 

 

 

 

 

『うわぁぁ!!』

 

『シュウジ!!』

 

 

モビルスーツによる非合法の賞金バトル、通称クランバトル。

とある偶然の重なりによってジオンの新型モビルスーツ『ジークアクス』を奪取したマチュはそれに参加していた。

 

参加する目的は、ジークアクスを操縦するときに見るキラキラに魅せられて。

そして、不思議な少年、シュウジ・イトウに惹かれて彼の目的である【地球に行く】ためのスペースグライダーを購入する資金集め。

先の騒動の際に出会って、自分と同じようにジークアクスを操縦できる難民のニャアンとの確執と和解。

 

 

充実している日々だった。

 

 

『っ―――うわああああああああ!!!!』

 

 

あの事実を、忘れていられる間は。

 

 

目標の金額に達するクランバトル。

前もって所属してるカネバンのメンバーには事情を話してこのバトルが終えたら一端参加を見合わせることを伝えていた。

 

 

だが、運が悪く相手は相当な手練れ。機体の性能差を経験と連携で埋められ、ギリギリの戦いだった。

 

 

「―――ュ―――ァ―――マチュ!」

 

 

「!!」

 

 

呼びかけられてハッとする。気が付いたらいつの間にかカネバンまで戻ってきていた。

コックピットハッチを開けて、アンキーが入っていた。

 

 

「あ、あれ…わたし……クラバ……」

 

「……勝てたよ」

 

 

そう言うアンキー、後ろを見れば他の3人もいる。だけど、どこか言葉を選ぶように、躊躇うような言い方だった。

何か、大事なことを忘れているようだった。

 

たしか、覚えてるのは敵の片方を倒したところで――シュウジがやられそうになって――無我夢中で――それで――

 

 

 

「――あ」

 

「マチュ?」

 

 

直前で弾かれて漂ってたビームサーベルを掴んで――

 

 

「あ、ああ」

 

「マチュ…!」

 

 

 

ヒートホークを振りかぶってるザクと、撃破されそうなガンダムとの間に割り込んで、だが頭部を狙う暇もなくて――

 

 

 

「あ、ああ、あああ、ああああああ!!!!」

 

「マチュ!!!」

 

 

パイロットが乗っているザクのコックピットにビームサーベルを突き刺した。

 

 

「ああああああああああああ!!!!!!」

 

 

 

その日、私は人を殺した。

 

 

 

 

 

「っ…」

 

 

分かっていたことだ。クランバトルでは死と隣り合わせ、相手を殺すこともある。

シュウジがシイコを殺したことも、代理で出場したニャアンもドムに搭乗したパイロットを殺した。

 

いつかは自分もそうなる。これまで頭部破壊だけで勝利していたけど、それはたまたま運がよかっただけだ。

 

 

「なのに……なにを浮かれてたんだ……!」

 

 

 

モビルスーツで貫いたはずなのに、なぜかその時のジークアクスの感覚が自分の手のひらとして残ってる気がした。

 

 

コックピットを突き刺す、あの感覚。そして、あの感触。

聞こえるはずもない、死を目前に恐怖に染まった声。

 

 

「っ……!!」

 

 

 

忘れていた。

アマテ・ユズリハは、自分は、人を殺すことを知らないただの女学生なのだ。

 

 

洗面台の蛇口を絞めた瞬間、背後で玄関の開く音がした。

反射的に心臓が跳ねた。

 

洗面台は玄関に入ってすぐ、姿が隠せるわけでもない。

寝てるであろう娘を起こさないようにだろう、静かに扉が開いた。

 

 

「……アマテ?」

 

 

声の主は、予想どおり母のタマキだった。

仕事帰りで疲れているのは明らかだったのに、その目は娘の様子を一瞬で察して細められた。

 

 

「こんな時間に、どうしたの。……具合、悪い?」

 

「っ……ううん、ちょっと、水飲んでただけ……」

 

 

マチュは目を合わせずに答えた。けれど、やはり母親だ。

ここ最近顔を合わせてなかった娘の異変に目ざとく気付く。

 

 

「……アマテ、顔色……ひどいわよ。最近、ちゃんと食べれてる?」

 

 

その一言が、喉に詰まっていた何かを引きずり出した。

食べていない。眠れていない。夢を見るたび、誰かの断末魔が耳の奥を焼く。

 

 

「……食べてる。ちゃんと」

 

 

絞り出した言葉は、ひどく空虚だった。

 

タマキは数秒だけ黙って、マチュの顔を見つめた。

娘が何かを隠している――その確信があったのだろう。それでも無理に問い詰めようとはしなかった。

 

ただ、少しだけ顔をゆるめ、穏やかに言った。

 

 

「……じゃあ、明日。少しだけ早く帰ってくるから、一緒にごはん食べましょう」

 

 

マチュは、答えられなかった。

 

代わりに、無言で小さく頷くと、濡れた手をタオルで拭いてその場を離れた。

 

 

 

 

 

 

部屋に戻って布団に入ったが、眠れない。

 

"一緒にごはん"。その言葉が、まるで赦しのように優しくて、同時にどうしようもなく苦しかった。

 

 

 

どれぐらい経ったのだろうか。

睡眠ができずに休息を求めてるはずの体は、それでも寝ることを許さなかった。

 

 

あと2時間もすれば日の出だろう。

 

マチュは布団の中からそっと身を起こした。

物音ひとつ立てないよう、慎重に足音を消して母の寝室に向かう。

 

 

単身赴任中の父のベッドと並んで、着替える暇もなく寝てしまったタマキはスーツだけを脱いで寝ていた。

マチュほどではないが、ひどい顔だ。相当な激務で疲れ果ててるのだろう。

 

多分、明日も帰るのは遅くなる。それでも、自分のために「一緒にご飯を食べよう」と言ってくれた。

 

 

 

 

――ごめんね、お母さん。

あなたの娘は、人を殺した。

 

 

声には出さなかった。出したら、泣いてしまいそうだった。

 

 

 

 

『一人になりたくて出かけます。ちゃんと生きてます。だから、探さないでください。

ごはん、一緒に食べたかったけど、ごめんなさい。アマテ』

 

 

置手紙を書いて、荷物を手にする。

 

一緒にいたら、きっと甘えてしまう。

 

クランバトルのことも、人を殺めたことも明かしてしまう。

泣いて、縋って、許してほしくなってしまう。

でも、それじゃ駄目だ。

 

 

「(私は、人を殺した)」

 

 

もう、自分がやってしまったことからは逃げられない。

許しを請うことはできない。罪の意識を抱えたまま、それを背負っていくしかない。

もうこれ以上、お母さんに迷惑はかけられないから――

 

 

「――さよなら、お母さん」

 

 

もう、ここに帰ってこれないと、覚悟して。

マチュは荷物ひとつを持って家を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここなら、好きに使っていいよ」

 

 

家を出て、それでも頼れる人は少なかった。

事情も知って、唯一相談できる相手がアンキーだったのは必然だったともいえる。

 

朝早く、それこそマチュが始発を待って電車に乗ることになる時間だったのに、アンキー出迎えてくれた。

多分、あの日の様子から家出をすることを察していたのか訪ねてきた理由も聞かずにカネバンの一室に案内してくれた。

 

どうやらアンキーの私室のようで、ソファや椅子、いつの時代のモノか黒電話などの家具のほかに蓄音機や雑誌に雑貨が多数と多少散らかっているが生活するには申し分ない部屋だった。

 

 

「ごめん、急に押しかけて…」

 

「構わないよ。散々アンタで稼がせてもらってんだ、これぐらいしてやらないと割に合わないだろうし」

 

「……それでも、ありがとう」

 

 

蚊の鳴くような声で礼を言うマチュに、アンキーはただ軽く頷いただけだった。それ以上何も言わず、静かに扉を閉めた。

 

最初の一日は、何もせずにただ眠っていた。というより、目を閉じて時間の流れるのをやり過ごしていただけだったかもしれない。

それにまともに寝れてない分、休息を求めていたのか、死んだようにソファで寝た。

 

 

二日目。

アンキーから「冷蔵庫に入っているのは好きに使っていいよ」と言われたから缶入りのスープを一本だけ口にして、またソファに戻った。

温める気力もなく、そのまま無理やり胃に流し込むようにして。

固形物じゃなかったら大丈夫と思ったが、やはり吐いた。

 

三日目。

ソファに沈み込んだままぼんやりと天井を見つめていたマチュのもとに、コンコン、と控えめなノック音が響いた。

応える気力もないまま、黙っていると、扉がわずかに開き、アンキーの顔がのぞいた。

 

 

「……死んでないかい?」

 

「……一応、生きてる」

 

 

声に張りはなく、まるで息を吐くように言葉がこぼれた。

アンキーは部屋に入ると、おにぎりをテーブルに置く。

市販のモノではなく、ラップに巻かれているのを見るに手作りだ。

 

 

アンキーが作ったのか?と思ってると「ジェジーに作らせた」と口が悪いながらも面倒見がいい彼のことだから文句を言いながらも握ってくれる姿が浮かんだ。

 

 

「無理にとは言わないけど、吐くことになっても口に入れるだけでも違うからな」

 

「……うん」

 

 

マチュはおにぎりをちらりと見るだけで、また目を伏せた。

アンキーはしばらくその様子を見ていたが、ふいに「仕方ないか」と呟いて、通信端末を取り出した。

 

 

「……ちょっと来てもらうか。もう限界だろ」

 

「……?」

 

 

マチュが顔を上げると、アンキーは端末越しに誰かと会話をしていた。

軽く笑って、真面目な顔になり、そして通話を切ると、マチュの方を見た。

 

 

来てもらう、と言ってたが誰を呼んだのか。カネバンの他の3人か、さすがにタマキの連絡先は知らないからそれは違うだろうが。

他に考えられるとしたら―――

 

 

「ん、来たか」

 

 

そう考えてると扉のノックがされた。アンキーが「開いてるぞ」と返事をすれば、そこにいたのはカバンを背負ったニャアンだった。

 

 

「ニャアン…?なんで?」

 

「私は家出するのに部屋を貸したけど、そこを死に場所にするためにされるのはごめんだよ」

 

「死に場所…?」

 

「マチュ、ひどい顔だよ」

 

 

ニャアンが心配そうにそういう。残念ながらこの部屋に鏡がない。

だが、最近の自分がどんな顔をしてるのか分からない。

 

画面が割れた端末を取り出して反射で見ると――

 

 

「…うわー…」

 

 

確かに、ひどい顔だ。

家を出る前に見た時よりもクマがひどく、やつれている。

マチュも自分のことながら引くほどだ。

 

 

「ニャアンがしばらく、アンタの世話をするから」

 

「え、世話って…」

 

「嫌ならちゃんと食べて元気になりな」

 

 

有無を言わさないアンキーの言葉に、マチュは返す言葉も見つからず、ただ小さく目を伏せた。

ニャアンはというと、もう勝手知った様子で部屋に入ってきて、背負ったカバンを降ろして中の荷物をテーブルに並べ始める。

おそらくニャアンが普段使いしてる日用品、居座る気満々という感じだ。

 

 

「……あ、あの……」

 

 

思わず声をかけると、ニャアンはふいに振り返って、ふんわりと笑った。

 

 

「なに?迷惑とでも思ってる?なら元気になってよ」

 

 

その声に怒りや皮肉はなく、ただ真っ直ぐに問いかけるような優しさがあった。

マチュはしばらく口を閉じたまま、彼女の顔を見て、やがて静かに首を横に振った。

 

 

「……迷惑じゃ、ない。けど……なんで、そこまで……」

 

「んー……さあ、ね」

 

 

ニャアンは肩をすくめながら、部屋に合った湯沸かしポットに水を入れて電源を入れた。

沸騰するまでの間に、インスタントスープの素をカップに入れる。

 

 

「別に、アンキーに頼まれたからじゃないよ。ただ、マチュが潰れてるの見て、なんか……放っとけないだけ。…それだけじゃおかしい?」

 

「……ううん。変じゃない。……ありがとう」

 

 

その言葉を絞り出すと、マチュはようやく、おにぎりの包みをゆっくりと手に取った。

力なくラップを剥がし、一口だけかじる。まだ胃は不安定だったが、不思議と吐き気はしなかった。

冷たくなっていたけど、ほんのり甘いその味に、マチュは気づかれないように小さく涙をこぼした。

 

 

「……ちゃんと、食べれたじゃん」

 

 

ニャアンがそう言って、にっこりと笑う。

その笑顔が、ほんの少しだけ部屋の空気を明るくした。

 

まだマチュの心は折れたままだ。けれど――

少なくとも、その破片を拾い集めるための時間は、少しずつ動き始めていた。

 

 

 

 

 

 

 

共同生活が始まって数日。

マチュはまだ本調子とは言えなかったが、ニャアンがそばにいることで生活にほんの少しだけ「秩序」が戻りつつあった。

 

 

「おはよー」

 

「おはよう」

 

 

朝起きて、顔を洗って、簡単な朝食を共にして。

それからは二人そろって出かける。といってもニャアンはマチュに同行することもあるが運び屋の仕事に行くために途中で別れることもあるが。

 

 

 

「おはよ、シュウジ」

 

「おはよう」

 

 

マチュはもっぱら、シュウジのところに向かう。

あの日、目標金額に達して購入したスペースグライダー。だが、だからと言って「すぐに出発!」というわけにもいかない。

地球に向かってもそこからの滞在のためにコロニーで揃えるものもあるし、先日のクランバトルでガンダムが中破したからその修理もある。

 

 

「修理、まだかかりそう?」

 

「修理だけじゃなくて改修も必要。地上用の装備も用意しなければいけない、とガンダムが言ってる」

 

 

相変わらずの謎の電波発言だが確かに宇宙戦闘と地上戦闘では装備を変える必要がある。

そもそも赤いガンダムはもともとはシャア・アズナブルが使用してきた機体、行く先々でジオンや地球連邦以外にも襲われる可能性を考えたら予備の武装も必要なのかもしれない。

 

それからしばらくは、シュウジの手伝いをする。と言ってもただの女学生のマチュがモビルスーツの修理なんてできるわけもなく、もっぱらはシュウジのアシスタントのように道具の準備や片付け、買い出しなどだ。

 

 

時間が経ち、「今日はここまで」とシュウジが作業を切り上げると暫く雑談。それぐらいで運び屋の仕事を終えたニャアンも来て差し入れ代わりの食事をする。

 

 

そんな穏やかな日々が続いた。続くと思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お金が足りない!?」

 

「うん、無茶させすぎてたみたい」

 

 

シュウジが言うには地上に降り立つために他の劣化部分の修理もしたのだが、想定よりもひどい状態だったようだ。

幸いにも宇宙での戦闘なら問題はないだろうが、地上なら重力による負荷もあって故障する可能性もある。

 

だが、すでにスペースグライダーの購入で賞金の大半も使ってしまったためニャアンも「どうしよう」と困った。

 

 

 

「…なら、クランバトルに参加しよっか」

 

「…でも、マチュ…」

 

「だいじょーぶ!アンキーに相談してくるね!」

 

 

元気よくそう言って駆け出すマチュを、ニャアンとシュウジは複雑な面持ちで見送った。

口では元気そうにしているが、マチュの瞳の奥にはまだ、あの夜の影が残っているように見えたからだ。

 

 

 

 

 

 

幸いというべきか、クランバトルに参加すること自体アンキーは前向きだった。

というのも、もともとがモビルスーツの戦いを配信するためここまで常勝だったポメラニアンズの出場を望む声が多数あった。

 

しかし、地球に向かうためにジークアクスやガンダムが出場できなくなるのは運営としても困る状況だった。

そのため、出場を打診されていたそうだ。

 

 

「…エントリーはできる、だけど、乗れるの?あんた」

 

「私なら大丈夫だって、ガンダムも戦闘できるぐらいには修理終わってるから」

 

 

そういうマチュを、アンキーはじっと見た。

ただ一言だけ「わかった」と言うと、アンキーはそれ以上追及してこなかった。

 

 

 

それから間もなく、クランバトルの日程が決まった。

 

 

 

「いいか、相手はザクと軽キャノンだ。装備についても今まで戦ってきたやつらと同じだから特にいうことはねぇ」

 

「この前のクラバで壊れたヒートホークが直るまでの代わりの装備があるけど急造だから使う時は気を付けて」

 

「うん、わかった」

 

 

 

「大丈夫なのか、本当に」

 

 

クランバトルの前のブリーフィングで敵戦力の判断とジークアクスの装備についての説明をジェジーとケーンから聞くマチュ。

その様子に、これまで通りと同じ雰囲気にナブがアンキーに聞くが、彼女は答えない。

 

 

「マチュ」

 

「あれ、ニャアン?どしたの?」

 

 

珍しくニャアンがここにいることにマチュが不思議そうに聞く。

別に彼女は代理でジークアクスの操縦をしたことがあるがポメラニアンズの一員というわけでもなく、ここに来ることも稀だった。

 

 

「私が呼んだ。気にするな」

 

「ふーん…?まあいいや、それじゃあ、頑張ってくるね!」

 

 

そう言って、マチュはすぐ後ろのジークアクスのコックピットへと入る。

 

 

 

「…あ、れ?」

 

 

 

いや、入ろうとした。

足が、動かない。

 

今までは、もっとスムーズだったはずだ。何度も乗った機体。知っている座席。知っている操作盤。

けれど今は、視界の奥がぐにゃりと歪み、コックピットが――"なにか別のもの"に見えた。

 

「(ちがう、これは、ジークアクスの、わたしの…わたし、の…)」

 

手のひらにじっとりと汗がにじみ、膝が笑い始める。心臓が喉の奥で暴れて、呼吸が浅くなる。

 

 

「……マチュ?」

 

 

不意に、外からニャアンの声がした。

心配そうに、そっと呼ぶような声。

 

 

「だいじょうぶ、すぐ……乗るよ」

 

 

そう返した自分の声は、震えていた。

なんとか入ろうと、手をかける。

 

 

【うあああああああああああああああ!!!!!!】

 

「っ!!」

 

 

叫び声がした。いや、聞こえた。驚いて周囲を見回すが心配そうにこっちを見るニャアンに、動きの一挙手一投足を見守ってる4人。

だれも、あの声が聞こえてなかった。そんなはずはない。

 

いや、あの声は確かにした、マチュの頭の中で。

 

 

「あ――」

 

 

アレは誰の声だった?自分か?それとも――コックピットを貫かれた

 

 

「うぷぅ…!」

 

 

聞いたことがない、いや、聞いたことがある叫び声に吐き気がこみ上げて、視界がにじんだ。

 

 

「マチュ!?」

 

 

叫ぶようなニャアンの声に、マチュはついにその場に崩れ落ちる。

膝から崩れ落ち、ジークアクスのハッチ下部にもたれかかるように蹲る。

 

 

「ニャアン、お前がジークアクスに乗れ」

 

「おい、アンキー!」

 

 

その様子に、慌てた様子もなくアンキーがそういう。

ナブが止めようとするが、彼女は気にも留めない。

 

 

「ケーン、あと何分だ」

 

「え、えーっと…15分。移動時間を考えると余裕がないよ」

 

 

クランバトルは出場キャンセルをすると莫大な違約金が発生する。

しかし、コックピットにすら乗れないマチュを出すわけにもいかない。

 

 

「だ、大丈夫。ちょっと、休んだら、すぐ……」

 

「マチュ」

 

 

震える声で言うマチュの言葉を遮るように、アンキーが言う。

 

 

「ニャアンに任せろ」

 

 

その言葉に、彼女は何か言い返そうとしたが、喉のあたりで詰まってしまい何も言えなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クランバトルは勝った、らしい。

その後、ジークアクスが出撃すると同時にマチュは部屋に戻っていた。

 

カーテンも閉めたままの薄暗い部屋の中で、マチュはソファで膝を抱え込むようにして寝転んで動けなかった。

 

 

 

「マチュ」

 

「…………」

 

 

ニャアンが帰ってきた。マチュは、寝たふり――というわけでもない。返事をせず、ただ蹲ったままだ。

暗い部屋にニャアンが電気をつけようとすると「点けないで」とマチュが小声で言う。

 

それに、ニャアンはスイッチに伸ばしていた指を降ろし、椅子に座った。

 

 

「……今日の相手…ころ、したの…?」

 

「大丈夫。私が何かする前にシュウちゃんが頭部破壊をして終わったから」

 

 

それは自分の代わりに誰かを殺させたと思わせないために気遣ってか、あるいはそこまで苦労しなかったということを遠回りに言ってるか。

だが、その答えにマチュはホッとした。そしてそんな考えをさせたてたのかとマチュは自分が何を心配していたのかと嫌悪した。

 

 

「………ごめん」

 

「ううん。マチュのせいじゃない。誰にだって、怖いことがある。あっても、いいから」

 

 

そう励ます言葉に、マチュはやっとニャアンを見る。暗い室内、外からの明かりでわずかに見えた彼女はマチュを見てほほ笑んだ。

 

 

「…前にさ、ニャアンが私の代わりに、初めてジークアクスに乗った日」

 

「うん」

 

「多分、ジークアクスの本来のパイロットに捕まってたんだけど…アイツ、私がハイバリーの生徒だってことに驚いてたんだ」

 

 

確実に顔を見られたと思っていたが、ハイバリーの校章を見てジークアクスを乗って行った人物とは結び付かなかったようだ。

その後に、ニャアンがジークアクスでクランバトルに出場してたからとぼけることができた。

 

 

「今だと、なんで驚いたのかわかる。ニャアンみたいに、戦争を知らない。シュウジみたいに、戦うことができない。恵まれた環境で育って、戦いの怖さを知らなかったから」

 

「うん」

 

 

ニャアンはうなずいた。否定しなかった。反論しなかった。

優しく、ただ聞いていた。

 

 

「ジークアクスに乗ったのは、軍警が街を壊すのが我慢できなかったから…だけど、それで殺されそうになって、やらなきゃ、やられるって、勝手に思って…」

 

「うん」

 

「自分で選んだことだったのに、戦うって、それを相手のせいにして、ずっと逃げてた。でも、あの日、人を殺してしまって、初めて……ああ、私、なにも分かってなかったんだって思った」

 

 

マチュの言葉が、僅かに震える。

初めて、人を殺めたことに、戦いを選んだことに向き合っていた。

 

 

「自分で選んだって思うのが、怖かった。人を殺す選択をしたと思うのが、本当に、怖かった」

 

 

マチュは膝を抱きしめた腕の間に顔をうずめる。声がこもって、何を言っているのか一部は聞き取れなかったが、それでもニャアンはいつの間にかマチュの体に頭を乗せるように寄り添っていた。

 

 

「怖がっていいんだよ。むしろ、怖がらないとダメ。戦争を知らないマチュが戦ってると、どこかで転んじゃわないかって、心配だったの」

 

「転んだよ。完全に……今、立てないよ」

 

「うん、でも、立てないときは、座ってていいんだよ。転んだときは、誰かに支えてもらっていいんだよ。私も、シュウジもいるから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから――数日が過ぎた。

 

マチュは、まだジークアクスのコックピットに座ることができない。

それでも、改善しようとジークアクスの整備をするケーン達の横で手伝いをしたり、地球に向かうための準備をしたりと一見平穏な日常を送っていた。

 

 

 

「マチュ、もうすぐ地球に向かうつもりなんだろ?」

 

「え、そうだけど…?」

 

 

そんなある日、アンキーがそんなことを言い出した。

確かに地球に向かうとは言っていたがそれをなぜ気にしてるのか。

 

 

「最近、コロニー回りで警備が強化されてる」

 

「警備の強化…?」

 

「極秘だが、どうやらジオンの高官か要人がこのコロニーに来てるみたいだ。単純に地球に行くならいいが、ジークアクスやガンダムのことがバレたら反逆者として捕まるかもしれない」

 

 

確かに、ただでさえジオンの最新モビルスーツのジークアクスがバレるだけで不味いのだ。

そのうえでガンダムの存在もあればよくて反逆者、悪くて死刑だろう。いや、もしかしたら家族とかも巻き込まれるかもしれない。

 

 

「わかった、けどそれだけでコロニーに厳戒態勢が…?」

 

「もしかしたら、反政府組織とかが仕掛ける可能性とかもあるんだろう。まあ、大人しくしてるのが一番だ」

 

 

そう言われたが、別でマチュは心配なことある。

アンキー達も知らないことだが、母親のタマキは監査局に勤めている。

要人が来るのなら駆り出される――つまり、なんかあったとき、その場で巻き込まれる可能性がある。

 

 

 

「(………なんだろう、この、気持ち)」

 

 

一言で言うなら、嫌な予感がした。

クランバトルの最中にも何度も頭によぎる、直感ともいえる感覚。

ただの思い過ごしならいい、しかし、その不安が大きくなる。

 

 

 

 

 

 

 

「(なにしてるんだろ、私)」

 

 

居ても立っても居られないマチュは無意識に足を動かしていた。

 

別に、アンキーからその要人がどこに来るとか聞いたわけでもない。

しかし、なぜか心配だったからとどこに向かえばいいのか分かるかのように進む。

 

 

「……行っても、どうにもならないかもしれないのに」

 

 

独り言のように、言い訳のように、マチュはつぶやいた。

 

 

 

そのときだった。

 

 

 

 

――ズゥンッッ!

 

 

「きゃぁっ!!?」

 

突き抜けるような衝撃音。コロニーの空気が揺れた。

マチュだけでなく、周囲にいた人たちもその衝撃に倒れこんだ。

 

直後、非常サイレンが鳴り響く。

 

 

≪緊急警報!コロニーに対して反政府勢力のモビルスーツが多数接近!!コロニー内の人間は近くのシェルターに避難してください!≫

 

「う、そでしょ…!」

 

 

戦争が終わって5年。それ以前からも中立を保っていたコロニーに対しての襲撃にマチュは驚く。

周りの人たちの反応も様々で「ひ、非難しなきゃ」と慌てる女性もいれば「マジで、撮影しておこう」と暢気に構える男性、「え、え!?」と状況がわからない人もいる。

 

 

――ドォォォン!!

 

 

 

だが、そんな空気が一変する。コロニーのゲートが爆発した。

呆然と人々が見つめる先――そこから現れるのは無数のモビルスーツ。

 

 

「う、うわあああ!!!」

「にげろぉ!!!」

「きゃああああ!!!」

 

 

先ほどまで様々な反応をしていた人たちは一目散に逃げだす。

 

 

マチュも、反射的に人波に流されるように走り出した。

心臓が痛いほど脈打ち、息が乱れる。けれど、耳に入ってくるのはサイレンと爆音、そして悲鳴ばかりだった。

 

 

「っ…(ジークアクスに乗れたら…!)」

 

 

だが、あの日から一度もジークアクスに乗れてない。乗ろうとしても足が竦んでしまう。

頭の中で繰り返されるその想いを振り払うように、マチュは走る。

 

 

「い、一機来たぞ!!」

 

「!!」

 

 

誰かが叫んだのか、それに反応してみればモビルスーツの一機が接近する。

だが、パニックになる群衆の上を通過して其の先の建物へと目指していた。

口々に「助かった…」「今のうちに!」「押すな!」と騒ぐ中、マチュだけはその機体から目が離せなかった。

 

 

「(なんで、なんでさっきよりも、嫌な予感が…)」

 

 

もはや本能というべきだろう。理由や理屈はない、だが、単純にそう思った――あの先に、母がいる。

 

 

「っ…!!」

 

 

人の流れに逆らって、マチュは進む。

 

 

 

 

 

「こっちです、はやく!!」

 

 

タマキ・ユズリハは、監査中のジオン高官とその随伴者たちを避難通路へと誘導していた。

 

万が一の避難ルートは頭の中に入っているが、勝手を知らない人間が一緒だと時間もかかる。

要人を守るジオン兵たちも緊張しきっており、誰もが焦りと恐怖を隠せていない。

 

 

「このルートは――まだ安全なはず……!」

 

 

「――お母さん!!」

 

 

声が響いた。悲鳴や騒ぎがするなかで、その声がタマキの耳にノイズキャンセリングされたかのように聞こえた。

雑踏の中から駆けてくる少女――マチュだった。

 

 

「アマテ!? なんで、ここに!」

 

 

一瞬、信じられないという表情を見せるタマキ。

それで足を止めた一瞬、それが命運を分けた。

 

 

――ズガァァァンッ!!

 

 

凄まじい衝撃音。空を割って、敵のモビルスーツがコロニー内の人工空を飛び越え、ビル群の合間から姿を現した。

その巨体は着地と同時に衝撃波を巻き起こし、周囲の車両や建物のガラスが粉々に砕け散る。

 

 

もしもこのまま進めば踏みつぶされていただろう。

 

 

 

「う、撃て撃て!!」

 

 

高官の命令に銃を撃つが、モビルスーツに歩兵が持つアサルトライフルでは歯が立たず、ザクが掃射するモビルスーツ用マシンガンに兵士と高官が次々に撃たれていく。

 

 

 

「な、なんてこと…」

 

「危ないお母さん!」

 

 

マチュに駆け寄ろうと離れていたタマキはそれの掃射範囲外だったが、ザクはタマキに向かって銃口を向ける。

命の危機に――タマキは身を固くした。

動けない。

 

 

母親に駆け寄ろうとするマチュだが、それが遠くに見える。たった十数メートルなのに、その距離が果てしなく遠く思えた。

 

 

 

 

――なめんなよクソがぁぁぁ!!!

 

 

「えっ!?」

 

 

誰かの叫び声が聞こえたと思えばマシンガンを構えたザクが吹き飛んだ。

そのザクを殴り飛ばす様に襲来したのは――ジークアクスだった。

爆風と土煙を巻き上げながら、その拳が敵ザクの胴体を真正面から叩き潰す。

 

 

「な、なに、なんなの!?」

 

「ジークアクス…!ニャアン…!?」

 

 

ジークアクスを操縦できるのは自分以外にもう一人。彼女が助けに来てくれたと理解したマチュは彼女の名前を呟く。

聞こえるはずもないが、ジークアクスは一度こっちを向くと、仲間がやられたことに応援に来た敵のモビルスーツ隊を相手に向き直る。

 

 

「お母さん、逃げよう!」

 

「え、ええ…」

 

 

タマキを支えながらその場を離れるマチュ。

周囲を見回し、倒壊しかけたビルの裏手にある資材倉庫を見つけた。

 

 

「こっち…!」

 

 

タマキの手を引き、息を切らせながら鉄扉の影に滑り込む。

ジークアクスが敵モビルスーツとの戦いをしてる音が聞こえるがひとまず安全だろう。

 

 

「はあっ……はあっ……」

 

「アマテ、大丈夫…? 怪我は…」

 

「うん、平気。お母さんは…?」

 

 

見た感じ、出血はしてるが大きな怪我はなさそうだ。

しかし、安全を確認するとマチュは眼を逸らす。

母親が心配だったが、それ以前に家出中で会いにくいという気持ちもあった。

 

 

「…アマテ、どうして、急に…」

 

「……ごめん、話せない……ううん、話したくない」

 

 

やはり、面と向かって「人を殺した」とは言いにくい。

いずれバレるかもしれないが、心の整理ができてない今はそれを口にすることもできなかった。

 

 

 

「…ちゃんと、食べれてるの?」

 

「うん。……一緒にご飯を食べる約束、破ってごめんなさい」

 

「いいのよ、アマテ。……でも」

 

「?」

 

「あなたが無事でよかった……」

 

 

タマキの言葉には、様々な意味が込められているだろう。だが、マチュにはそれが分からない。

ただ、その一言が嬉しかったのと、自分が人を殺してしまったことへの罪悪感で涙がこぼれた。

 

 

「……っ」

 

 

そんな娘を、タマキは優しく抱きしめるのだった。

 

 

――ズガガァァン!!

 

「「!!!」」

 

 

だが、その親子の間を引き裂くように倉庫を突き破ってジークアクスが倒れこんできた。

 

 

「ニァ、ニャアン!!」

 

「あ、アマテ!?」

 

 

マチュは弾かれたようにジークアクスに近づく。

倒れたため地上に近いコックピットの開閉スイッチを押せば中からハロが転がり落ちてくる。

 

 

「ハロ!ニャアンは!?」

 

「イシキ、フメイ、フメイ。テキ、オオイ、オオイ」

 

「っ!」

 

 

コックピットをのぞき込めば息も絶え絶えで意識を失ったニャアンがぐったりしていた。

今までは2VS2のマヴ戦しかやったことがなかったから多人数戦の経験がないため、慣れない戦いにやられてしまったのだろう。

 

 

「アマテ!なにしてるの、離れて!!」

 

「お母さん…!っ!!」

 

 

危険だから、娘を遠ざけようとするタマキ。するとジークアクスにとどめを刺しに来たのかザクが天井を突き破ってやってきた。

このままだと間違いなく友達(ニャアン)も、母親(タマキ)も、自分(アマテ)も殺される。

 

 

「…ごめん、お母さん」

 

「アマテ…?」

 

 

 

 

 

「私、本当は――悪い子なんだ」

 

 

 

 

そう謝って、マチュはコックピットに入る。一人用スペースに意識がないニャアンを乗せたままだから狭いが、その膝の上に座るようにマチュはマニュピレーター型の操縦桿を握る。

再び立ち上がったジークアクスに向かって、ザクがマシンガンを構えるが――

 

 

「はぁぁぁぁ!!」

 

 

間合いを詰め、ヒートホークでザクの頭部を切り落とす。

だが、倒れそうになるザクの胴体を掴むと倉庫から投げ飛ばす。

 

 

「アマテ、あなた…なにを…!!」

 

「…いくよ、ジークアクス!!」

 

 

マチュの叫びに応じるように、ジークアクスの背部スラスターが閃光を放つ。

轟音と共に瓦礫を蹴り上げながら、コロニーの空へとその巨体が跳ね上がった。

 

その背中を、タマキはただ呆然と見上げていた。

 

――娘が、戦っている。

 

――たったひとりで。

 

 

「アマテ……!」

 

 

初めて、自分の娘が自分の手を離れ、本当に“遠く”へ行ってしまった気がした。

ただ、母として――言い知れぬ誇らしさと、不安と、切なさに、胸が詰まるだけだった。

 

ジークアクスの機体が、宙に浮かぶモビルスーツの群れへ向かって突撃していく。

その姿はもはや、かつての少女ではない。

 

 

――それはまるで、守るべきもののために立ち上がった、一人の戦士だった。




はい、というわけで人を殺したことにPTSDを発症しながらも戦うマチュの話でした。

本当は親元を離れてEDの部屋でアハハウフフする展開だったはずなのに何でこうなった…?

最初に親元から出る設定から理由を考えたら『人を殺したことでPTSDを発症した』ということにしたから方向性がおかしくなったのかな…
あと、あの部屋のモノを全部マチュないしニャアンが揃えたのも妙かなと思ってアンキーの私室にしました。

…なんか6話でアンキーがゲスっぽいムーブかましてたけど気のせいだと思いたい。


そしてPTSDの描写を強めるためにジークアクスに拒否反応が出てしまうマチュ。
なんかニャアンが聞き上手みたいになったけど、あの子人見知りなんだよな…


そしてこの話のオチを考えた時、『再びジークアクスに登場する』というのと『親に対してバレる』というのに行きつきました。
本当は戦闘終了したところジオンが現れて逃れるために地球に向かう、っていう展開も考えましたがそこまで続かなかった…



ってか、地球に行くときに母にどう言い訳するのかと思ったら7話予告のやつなんだ…?
サイコガンダムが出んの??
昭和ガンダムそれほど知らない私でも知ってるヤベェ機体じゃろ??
ってか街中でバトルしてない??

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