ダンジョンに【真実のガランに憑依した奴】が居るのは間違ってるだろうか   作:プリンマン

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……お久しぶりです皆さん……

新年あけましておめでとうございます(1ヶ月前)

仕事が忙しく投稿できませんでした。ごめんなさい……

久しぶりに投稿しましたが、あいっかわらず難しいですね小説って

書いてある文を何度も読み返すと、納得いかないところや違和感がある所がすごく見つかる……そしてまだ見つけきれてない所が多い気がします……

って感じですがなんとか書いたんでダサくながら読んでもらえるとありがたいです

一応ですが、無理だと思った方はブラウザバック推奨です
基本この小説は色んな漫画やアニメの技を使ったりキャラが登場したりしますのでね……ごめんね……


それでも良ければどうぞご視聴してくだされぇ……なるようになれぇぇぇ!!


第2章 真実のガラン 変態児三人。ただし最恐
第2章 :12「PVPVEって基本裏切りが着きもんだよね」


 

 

 

 

私の名前はリヴェリア。ガラン様の弟子の1人であり、ガラン様を心から愛する♀の一体だ。

 

単刀直入に言わせてもらう訳だが、フレイヤ邸での密談を私は聞いてしまった。

 

盗み聞き?違う違うたまたま歩いてたらロキとガラン様がたまたまフレイヤの部屋に忍び込むのを見たんで()()()()私の足がフレイヤの部屋の窓近くまで進んでしまったんだ。

 

ので()()ではないしストーカーでも無い、断じてな………

 

 

 

オッホン、そして()()()()あの密談で聞いたガラン様の口から出た言葉だ。

 

まぁフレイヤは神だから一応 不老不死だな……もう分かるだろうが、私達寿命ありの生命体ではガラン様の横に立つことはできない!と思われる

 

現状フレイヤに1歩リードされてしまっている訳だが、これを放置するほど私は優しくない。この状況を打破する為に私はある一種の賭けに出た。

 

 

私が若い頃・・・・以前ガラン様と師弟子コンビの時にある話を聞かされたことがあるんだ。

 

「太古からの儂の眷属は未だ健在じゃよ」とな

 

この言葉から導き出される答えは「不老不死」に()()物だろう

 

 

まぁ不老不死なんて都合のいいものは早々ある訳では無い。だがガラン様の血液を元に眷属となるというのならば……不老不死に近い物にはなるに違いないだろうとな。これは私が考えた結果論だ。そして簡単でも無いことも知っている

 

なんたって魔神の血に適応するのだからな

 

 

しかし、ここで問題が発生した

 

 

まず1つ目、血液を手に入れる。他の外野連中に見られると色々と面倒だ。別ファミリアの私がヘラファミリアに潜入するのは至難の技だし……

 

 

そして2つ目の適応できなければ死ぬという問題だ。これが一番難しい所なんだ…

 

 

以前の戦争遊戯(ウォーゲーム)で色々とあったエリス以外の眷属の爆死問題

 

魔神の血に適応できずに9割爆死した訳だが

 

…私だけ運良く眷属になれるとは限らん。憶測だが多分強い個体でも変化に耐えられないで死んでしまうかもしれん……

 

魔神の血での変異……完全なまでのランダムか相性……

 

研究しなくてはいけない、ガラン様のためにも

 

となると実験ざi……同じ師を持ち同じ心持ちの存在である

にくi……信頼に足る同士を集める必要がある

 

血も必要でモルモットも居るとなると…私は深く考えた……考え続けてフム

 

……おっとこんな所に丁度いい玩具がいるではないか!

この話を2人に振れば私側に着くに決まっている!

 

 

 

という訳で、1つ目の問題での血液採取時に人目を気にしない為にも、必要な人材の2人を呼びつけている。

 

少し予定の時刻をオーバーしているが気にする事はない。全てはガラン様のために必要な前準備なのだからな

 

フフフフフフフフ

 

 

 

ーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「フフ…フフフフフフ」ニヤ

 

 

 

 

 

 

 

「あいつ何笑ってんだ?」

「あんま見るな、関わったら終わりだぞ」

 

 

 

合流予定の2人が遅いせいで、辺鄙な居酒屋で一人酒をしながら妄想で楽しんでしまっているリヴェリアは、他の視線などお構い無しだ。

 

 

「フヒなんか興奮してきた」ニヤニヤ

 

 

「キッショ」

「辞めろ構うな、離れるぞ」

 

 

他の客がリヴェリアの奇行で引き(物理的にも)始めている時だろうか、バンッ!!と大きな音を立てて店の扉が開かれる…別にそんなに勢いよく開ける必要ないんじゃね?

 

 

「こんな辺鄙な場所に呼ぶとは…相変わらず気に食わない奴だ」

 

「私は別に気にしないけどね」

 

 

ご想像の通り、アルフィアと女帝が到来した訳だが、片方のヒスり具合にリヴェリアも気付いているようで、いつもの調子なら噛み付いてもおかしくはないが、今はグッとこらえて本題に入ろうと椅子を指さしていた。彼女は意外と大人のようだ。

 

 

「私に色々言いたいことはあるのだろうが、今は椅子に座って話そうではないか」

 

 

「……」

 

「あら?振られちゃったわねアルfーーーブフォッ!…なにしゅるのよ!」ハナオサエ

 

「蚊が着いてたから」ポリポリ

 

「なら口頭で言いなさいよ!」ズビッ

 

 

「お前ら2人は本当に愉快なんだな」

 

 

 

本当に楽しそうだなと思っているリヴェリアだが、半分は呆れている。しかし当の本人達は、そんなことは無いらしくお互いが睨み合っていた。

 

まるで子供喧嘩だ。

 

 

「今ここでどっちが上か白黒つけてもいいのよ?」

 

「いいだろう、この静寂が貴様に引導を渡してくれる」

 

「落ち着け2人とも」

 

 

一触即発の空気だが、リヴェリアは先程から本題に入りたいのにグダグダし始めているため2人を落ち着かせる。これも全てはガランの為なのだろう。本来ならリヴェリアも参戦しているはずだ。なんだって本来なら言葉より拳が先に出るからな、このエルフは……

 

リヴェリアは壁にかけられているメニュー表達を指さしている

 

 

「ここは飲食店だ。とりあえず2人は酒でも飲んだらどうだ?」

 

「…別に酒はいらないわ」

 

「私もそんな気分じゃない」

 

「一応私の奢r 「「一番高いのをボトルで!!」」……貴様らァッ!!

 

 

調子に乗り始めた2人にリヴェリアが止めに入るも時すでに遅し。超お高いワインが出てきてしまうと、2人はサービスで出てきたビーフを頬張りながら、ワインを獣のように浴びていく……

 

諦めたリヴェリアは2人に黙々と本来の目的の話をし始めるーーーーーーーこと1時間、案外2人はちゃんと聞いてくれていたらしい、相当悩みこんでいるようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「「うーん」」

 

 

「おい4、5分はウーンしか言ってないぞ」

 

 

先程から変わらずの2人に流石に長すぎると思ったのか、指摘をしたリヴェリアの発言後考えることを辞めた二人は、ゆっくりとリヴェリアを見ると口を開き始めた。

 

 

「不老不死は予想できたのよ?」

 

「女帝の言う通り不老不死は想定の範囲内だ……ただ」

 

 

「……問題は血液採取か?」

 

 

「「あぁ/えぇ」」

 

 

「やはりそこか……」

 

 

「耳長……例え取る隙が生まれたとして……あの装甲を貫ける物があるとは私は思えないんだが」

 

「ガラン様の装甲を貫くのなんて特定の条件下か…ヘラかあの金髪のメリオダスって子……あっ」

 

 

女帝は発言の最後でまるで何か閃いたかのように手をポンと叩いた。

 

その様子を見た2人は何か嫌な予感がすると思い始めているようだ。

 

 

女帝は2人の反応を無視しつつ立ち上がると、いつ奪ったのか分からないリヴェリアの財布から、お金を抜き店主に投げつける……リヴェリアの奢りだけどいつ取ったの女帝さん?

 

 

「ちょっと今から少し遠いけど行くわよ」

 

 

「いつ私の財布を取ったんだお前は……それに何やら嫌な予感がするぞ静寂」

 

「辞めろ……私も薄々わかってしまっているんだ……」

 

「いいかしら、よく聞いてちょうだい!私は天才よ!ガラン様の装甲を貫けるかもしれない人物()を思い出したのだから!!」

 

 

「静寂……どこに行くのかわかってしまったぞ」

 

「はぁ苦手なんだがな…あの二人」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーー何処ぞの山の麓

 

こじんまりとした家の入口にバカでかい声で喋ってるバカ(女帝)が居た。

 

 

 

「〜って訳なの!手を貸して欲しいのだけど!!」

 

 

 

 

 

 

 

「そんなくだらない事の為にこんな夜遅くに私達に()()()()会いに来てくれたのかい?」ハァ

 

「ケツから言って『帰れ』」シッシッ

 

ピンク色と青色のパジャマっぽい2人の衣服から、寝る気だったと思われる。完全に来るタイミングが悪かったと思っているアルフィアとリヴェリアとは対照的に、女帝はそんなのお構い無しと話続けていた。

 

と言うより2人のスウィート・ホームの玄関前で寝っ転がってジタバタと駄々をこね始めてしまってる……アラサーの駄々っ子はキツイものだな

 

 

「なによ!いいじゃない!私達は友達なのよ!」

 

 

「…あんな事があったから私達を受け入れられるのは結構かかると思うんだ。君の後ろの2人の反応が本来正しいと思うんだよね」

 

 

モンスピートの言うように渋い顔をしているアルフィアとリヴェリアの反応が正しい。2人からしたらモンスピートとデリエリはガランと同種のバカ強い奴らに、変わりは無いのだ。

 

女帝がおかしいだけなんだ……お酒入ってるのもあるけど

 

 

モンスピートは特徴的な鼻髭の先っちょをいじくりながら口を開いた。声質はまぁ優しい……気がする…

 

 

「戒禁を放棄したとはいえ私達は最高位の部類に入る魔神族なんだけど……」

 

 

「何よ!脅してるの?私達は親友なんだからそんなの関係ないでしょ?」

 

 

「友達から親友になっちゃったね……」

 

「ケツから言って『馬鹿だな』」

 

「困ったねぇデリエリ……この人間の年齢は一体幾つなんだろうか……」

 

「知らねぇし……知りたくもねぇよ」

 

 

未だにジタバタしている女帝を横目に、モンスピートはアルフィアとリヴェリアに目を向ける

 

 

「っ……あれだよ2人とも悪いんだけど……」ポリポリ

 

「「…?」」

 

 

アルフィアとリヴェリアは違和感に気がついたようで、モンスピートはなにやら焦っているようだ。

 

 

「早く帰って貰えるかな?何故か先程から私の全身の毛が逆立っていてね……何やら嫌な予感がするんだ」

 

 

「嫌な予感?」

 

「…モンスピート、お前は…何を焦っているんだ?」

 

 

「アルフィア…何故私が焦っているのかと言うと会いたくない奴が来るかもしれないからだよ」

 

 

「貴様が焦ってるのは大いに分かった…だが私達の相手ばかりしていいのか?後ろを見てみろ後ろを」スッ

 

 

「?リヴェリア…君は一体何を……」チラッ

 

 

リヴェリアの言葉にゆっくりと後ろに振り返るモンスピートだが、目の前に映し出された惨状は……

 

 

 

 

 

 

「…フッ…」ツンツン

 

「ギャァァァ!!手伝ぇぇぇぇ!!」ジタバタ

 

 

 

 

木の棒で女帝を突つく遊びに目覚めたデリエリという地獄絵図だった。

 

 

モンスピートはいつ作ったのか分からない隈を目の下に作りアルフィアとリヴェリアに語り掛ける。いつものまったりモンスピートはそこにおらず、妙に早口だ。

 

 

 

「良いかい?正直言って迷惑だよ。まず私達はガランに大きな貸しがあるし来るにしても時間帯を考えて欲しいものだね?まぁ昼間に来ても追い返すが…後ガランの嫁になりたいと言うけど、あのデカさの魔神族の ピ〜 とか バキュン を、君達のような貧弱な人間の体で受け入れられると本当に思っているのかい? 悪いことは言わないよ諦めなさい。分かったね?諦めることも肝心なんだ…話はこれで終わりだ終了だよ終了。とりあえずもう帰ってくれ!早く帰って貰えないと本当に苦手なヤt「苦手ってもしかして俺の事か?」…あぁそうだよ メリオダス 君の事は凄く苦手なんだその軽いノリと…か……特…に…………はぁ…ほらやっぱり予想的中したじゃないか」

 

 

「そうかぁ…そんな風に思ってたんだなぁ〜……俺は悲しいぜ?モンスピート」

 

 

「……悪かったねメリオダス…それじゃあ目的の定期視察も終わったろ?」

 

 

「なんだよ〜帰れってか?」

 

 

「私は一言も()()とは言ってないよ」

 

 

切り替えが早いのか、モンスピートは自分の直感が当たってしまった事に、もうなんとも思っていない。今はどうやってメリオダスを帰らせるか考えてる所だ。

 

メリオダス自身もモンスピートの考えに気がついているようで、何があっても帰らないだろう。と言うより先程から隠れて聞いており、面白そうな話に参加しようとしている

 

 

「そりゃよかったぜモンスピート。んじゃ、さっきの話を家の中でゆっくり話そうぜ?…アルフィアもリヴェリアも中に入れよ、外は寒いだろ?」

 

 

「この家は何時から君の家になったのかな?」ジロリ

 

 

モンスピートの鋭い視線を物ともしないメリオダスの発言に、2人は同意して土足で中に入っていくが、モンスピートは諦めたらしい。見上げた空は満月だ。

 

 

「メリオダスがそう言うならお邪魔させてもらおう」コツコツ

 

「そうだなこんな乾燥していると肌に悪い。お言葉に甘えさせてもらう」コツコツ

 

「お前はそこまで気にしなくてもいいだろ。エルフ種は老けるのが遅いんだからな」コツコツ

 

「エルフ種だからと言って美容を疎かにしてると、老けるのが早いんだ」コツコツ

 

 

 

「…2人とも…せめて靴は脱いで貰えるかな?」

 

 

完全に諦めてるモンスピートは、デリエリと女帝を家の中に入れるためにゆっくりと歩みを進めるが、その足取りは重そうだ。

 

可哀想に……モンスピートは意外と苦労人

 

 

 

 

 

ーーーーーーーモンスピート&デリエリの愛の巣

 

 

 

 

 

 

暖かいココアをシバいている6人の内、3人からの狂気じみた説明を詳しく聞いた魔神族の3人の反応は?

 

 

 

ヤンキー風魔神族の彼女は

 

 

 

「こういうのってあれだろ?変態?って奴だよな」

 

 

3人をゴミを見るような目で見ている

 

 

 

紳士ちょび髭は

 

 

 

「改めて詳しく聞くと、君達の話ってとち狂っているよね」

 

 

 

どこぞの国王様は

 

 

 

「にしし……ガランもそろそろ身を固めるべきだしな!俺はその作戦参加するぜ!」

 

 

 

乗り気である

 

 

 

 

振り出しに戻るが、ココアをシバいている6人は相変わらず渋い顔をしている。何せ話の途中で出てきたガランの血液の採取の仕方。これが難題すぎるのだ。

 

「よし!この作戦はこれより「結婚作戦」と名付けよう!」

 

「ネーミングセンスありだなメリオダス」

 

「いいセンスしてるわね!」

 

「アルフィアと同じ意見なのは癪だが、アルフィアの言う通り悪くない」

 

 

この4人組は頭お花畑だ。とりあえず3回ぐらい〇んで欲しいし、なんだったら生まれてきて欲しくない。もしこのまま続けるのなら一旦氷水を被ってマイナス気温地域で極限まで頭を冷やしてきた方がいいだろうが、煽ててるメリオダスが一番悪いはずだ。

 

それはモンスピートも分かっている、完全に楽しんでいるんだ。あの世界を救った団長様はな……

 

 

なんだかんだ言いながらモンスピートは早く帰って欲しいオーラを放ちつつも、意外と意見を上げていた。あながち乗り気か?コイツ……

 

 

「……私達は作戦に参加するつもりは無いけどね。ガランの装甲は簡単には突破できないと思うんだ」

 

「それに関してはあたしも同意見だ。アイツは硬ぇ」ナグッタシ

 

「確かにな〜ガランの奴強いから突破できる方法あるかな〜」

 

「どうだろうね。この前居たヘラとか言う女神族に頼んでみたらどうだい?意外と手を貸してくれると思うけどねあのタイプの女性は」

 

「ヤりすぎて殺しそうなんだよな……ヘラのヤツってヘラってるからさヘラだけに」

 

「……ケツから言って『死んじまえ』メリオダス」

 

「おいおい、それは俺のセリフだろ?未だに覚えてる俺の黒歴史……」

 

「どうしたんだい?メリオダス……いきなり黙ったりして」

 

「いや……ちょっと変なの思い出したんだけどさ…その思い出に適任いたわ……」

 

「適任かい?」

 

「適任?なんじゃそりゃ」

 

 

 

 

メリオダスが ()()()()スタイルで何やら顔をニヤつかせ始めた。

 

何故ニヤつかせたかと言うと?ガランの装甲への対処方法が0.1%だろうとあるからだ。因みに手荒率99パーセントどころか100行くかもしれない……

 

 

ニヤつくメリオダスのそんな反応を見ればトチ狂い組の3人の食いつきは想像に難しくなかった。

 

 

「おいメリオダスその顔はなんだ?何かあるのか?」

 

「適任とは?誰なのかを聞かせて欲しいものだな」

 

「何よ、もったいぶってるのかしら?」

 

「ガランへの対処方法は…… ある

 

 

「「「なに?!教えろ!」」」

 

 

ご想像通りの食い付きだが、メリオダスは少し待つように3人に伝えるとそそくさと外に出ていってしまった。なにやら行く途中に『友人を連れてくる』と言っていたが……モンスピートとデリエリに許可はとったのだろうか?

 

いや取ってないわメリオダスは。だってそういう奴だもん期待するだけ無駄だ。

 

そして連れてこられる友人には気のd……これ以上言うまいて

 

 

 

 

 

数分後……

 

 

 

 

メリオダスは1人の友人を連れてきたが

 

 

「ガランの結婚作戦の突破口になりうる俺の友人! 七つの大罪が1人!強欲の罪(フォックス・シン)のバン君でーす!拍手ぅ〜」パチパチ

 

「「「わーい!!」」」パチパチ

 

「団ちょ♡ 殺していいかぁ?」ピキピキ

 

「友人とやら……是非殺してくれ」

 

「メリオダスの野郎が死んでも私は特に気にしねぇ」

 

 

バンの顔には綺麗な怒りマークの血管が浮き出ているし、メリオダスには殺害宣告をしていた。モンスピートもバンの後押しをしており、デリエリも乗り気だ。まぁバンが怒るのも仕方あるまい……何故か?……そんなの「大変」やら 「お前の力がいるんだ!」やら「手を貸してくれ!」などあたかも緊急事態かのようにエレインと自分の家に突撃したかと思ったら、蓋を開けたらこのザマ「結婚作戦」なんて怒って正解だ。それにガランに頭を下げまくってやっと手に入れた結婚してから結構経ってからのエレインとの旅行を団長に妨害されたら、神器を握りながら殺気を放っても許される、てか許します。殺しなさい

 

 

「あんなに人の事を急かしといて、まさかの結婚作戦です!! なんてくだらな過ぎて困っちまうぜ……」

 

 

「そんな事言うなよバン!ガランに恩を売るべきだとは思わないか?」

 

 

バンの顔は歪んだ。メリオダスの発言を聞く限りでは、この行為自体が世間一般的に言うと

 

 

「こんなの余計なお世話だろが………はぁ、いいか団長?恋愛ってのはな、この変態3人組が普通にアピールして落としてくもんなんだよ。若干1名は順序がすっ飛びすぎてるかも知んねぇが、俺達が手を貸すことじゃねぇんだよ」

 

 

「何言ってんだよエレインの時は手を貸してやったろ?「ブッ」それにおもs……ンン…ガランの為にもよ?やるべきだと思うんだよ」

 

 

「今完全に本音出てたよな?他の奴らは聞き逃しても俺は聞き逃さなねぇぜ?……あとエレインの事は触れんじゃねぇっ

 

「大丈夫だよ、私達もちゃんと聞こえているからね」

 

「あぁ、あたしも聞こえてた」

 

「前半のは忘れてくれ」

 

「「……」」

 

「おい、なんか反応しろよッ!!」

 

 

 

2人の発言にメリオダスは何処吹く風、口笛を吹きながら誤魔化していた。

そんな中、バンに至っては帰りたい気持ちもある中、ガランの為なのか?とも思ってしまっていた。

 

なぜ?と思う皆さんに説明すると、先程も言っていたように エレインとバンは結婚しているんだ。

 

原作通りに進めようとしたガランはバンとエレインをくっつけようと躍起になっていたんだ。酒カスと化したエレインが結婚できるの?ってなるだろうが、以外も以外、くっ付いてしまった。メリオダスの発言のように多少の援護射撃はあったけど

 

確かに本来ならお付き合いする流れがおかしい様には見えないが、ガランと旅をしたエレインは先程も言ったように、酒カスとなってしまっている。

なので、バンから見たら酒癖の悪いロリっ子に変わりないんだ。年齢は1000年超えてるけどね?でもバンは

 

ーーーー

 

『?キングの妹か、俺になんか用か?』

 

『美味しいと思うからぜひ食べてほしいの()()って奴なんだけどね?』

 

『酒に合いそうな食いもんだなぁ…まっあんがとよ』

 

『うん!』ニッコリ

 

『っ!?』

(なんて純粋な笑顔…)

 

『食べたら感想聞かしてね?またね〜!』タッタッタッ

 

『…ŧ‹”ŧ‹”……うま』

 

ガサガサゴソゴソ

 

『バンはロリコンだったってこと!?』

 

『……それ言ったら私ショタコンになっちゃうよぉ〜キングゥ〜』

 

『ディアンヌ…これは死活問題だ……バンがエレインに惚れてしまった!』アワアワ

 

『いい事だと思うよ〜』

 

『お兄さんは許しません!』

 

『もっとコソコソしろよ!丸聞こえなんだよ!そこの2人!!』

 

ーーー

 

こんな感じでエレインがシラフの時にお話した際、一目惚れしてしまっているのだ。ギャップ萌えって怖いね

 

ガランがわざと誘い込んだのもあるけど

 

なに?簡単すぎるって?男ってのはな単純な生き物なんだよ!ピーピーピーピーピーーー……よし話を戻すとしよう、回想してる内にも意外と話が進んだらしいが、途中参加のバンの顔は青白くなっていた。リタイアしそうだが大丈夫なのだろうか……原因は3ッつか4ッつはあるがな……言わずもがなお馬鹿三人衆のせいだ(団長も入れたら4人だ。)

 

 

 

 

ーーーーーー数十分後

 

 

……バンも作戦に()()参加するようで意見を提案したらしい。なかなか話も纏まってきている

 

 

 

 

 

「それじゃあ俺の狩の祭典(ハンターフェス)で弱体化した所を袋叩きにして、血を頂いて退散ってのでいいんだな?」

 

 

「あぁ!それで間違いないぜ!みんなもそれでいいだろ?」

 

 

話し合いした割にはあまりにも物騒で適当な内容に、モンスピートとデリエリは異議を申し立てているようだ。

 

 

「流石にそれはやり過ぎたよ?君達一応は古い間柄の仲間なんだよね?あと何個も案を出し合ったのに内容が適当すぎると思うのは私だけかな?」

 

「ケツから言って『やべぇ』なコイツら」

 

「大丈夫だって、ガランはこんなの屁でもねえって!……なっ!お前達も思うだろ?」

 

「あの方はそんなヤワじゃないわよ?」

 

「ガランはすまし顔で受け流すかもしれないな」

 

「ガラン様の強さは私も知っている。問題は無い」

 

「別に俺は参加したかった訳じゃねぇからな?そこんとこ宜しく頼むぞ?2人とも」

 

「バン……君も中々癖の強い団長の仲間になったものだね」

 

「同情するぜ、フォックス・シンのバン」

 

「あんがとよ、2人とも」

 

 

 

バンと2人の会話が終わりを告げた頃、他の4名(変態)達は明日に作戦を遂行する為にも、顔をニヤつかせている

 

1人はガランとの幸せな日々を妄想して

 

もう1人はガランの()()の子どもと言う立ち位置から脱却するためにも

 

そしてもう1人は眷属になる為に手に入れる予定のガランの血を想像して目を血走らせている

 

 

あ、最後の1人に関しては完全に面白いものを手に入れたと意気揚々としているが、こいつは後3000年ぐらい地獄を味わうべきだと思う……

 

 

ぶっちゃけガランは原作とは違って、バンのハンターフェスを受けても屁でもないだろうがな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バスゴキボコバキドコブスバキン!!!

 

 

 

 

『ヤメロォォォォォォ!!!!』⇽ボッコボコ

 

 

 

 

 

 

 

メリオダスの手によって闇討ちされるガランは迫りくる脅威(ヤンデレ)に太刀打ちすることは出来るのか?!(出来ない!!)眷属の謎とは一体何なのか!てかお酒はどこにあるんだ!儂の酒を早く持ってこんk 「ボキッ」グァァァァ!!!

 

 

 

 

 

次回 !! 「勘違いも甚だしい!!」全裸待機で待っててくれよな!

 

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

いつぞやのオラリオでの日常ーーーアルフィア編

 

 

 

 

 

 

 

私の休日は朝の7時から始まり、部屋の鏡で寝癖チェックをすると見せかけて自身の胸も見る

 

 

「ポリポリ…ふぁぁ〜…寝癖寝癖……あっ………くそ、、、最近胸の実り具合が良くないな……マッサージしとくか……」モミモミ

 

 

因みに寝癖チェックとか言いながらオリのパンツを頭から被っているので、チェックなど出来ない。そして実り具合があまり良くないのでとりあえずマッサージを5分する。

 

これが意外と良くて弾力と成長速度が増すのだ。【多分】

 

マッサージが終われば歯磨きをして顔を洗うこれは常識だな……

 

「おっと、パンツを外さないと濡れてしまうな」

 

パンツを外し顔も洗った私はやることがある為、パンツを再度被ると気合を入れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず最初に魔力を分けると動く《洗濯機》で洗濯物を洗う

 

2、3日でも女性の服は結構な量が貯まる…ついでにオリの服も一緒に洗っているので(堪能しているので)数は自然と増える訳で、洗った後は干す訳だがこれもキツイ

 

元々オリはガタイがいいので服もそれなりのサイズだ。何よりも『ヘラLove』というセンスの悪い服を干す時が一番の地獄だ。

同僚達や後輩達の視線が刺さるのなんのって、溜まったものではない。

 

洗濯物は干し終えた。さて次の作業を始めようか

 

 

「相変わらず重いな……これ」

 

 

次は部屋の床を()()()なるもので掃除する

 

たまに部屋に遊びに来てくれるオリのせいで、中身の無い瓶やらコップやらツマミの袋とかで地面は戦場と化しているのだが!

 

本当に迷惑なのは日課の散歩で姿を消している()()()()()だ。

 

毎度散歩から帰ってくると、動物やら妖精やらなんやらを何匹も連れてくるもんだから、里親探しで毎日走らされるのは困ったものだし…

 

それに拍車を掛けて、以前の誘拐事件からオリも心配性になってきてしまい

自称ペットの家族(護衛)を付ける始末だ…

何?ペットだから可愛いからいいだろう、だと?お前達は愚か者だな。

 

『ニヤニヤしている変な色のキツネ』と『手や目が何個もある()()()()()()

 

こんなのの何処が可愛いと言うんだ?兎は歯がギザギザしてるし、犬の方なんか体に茨の触手が着いてるんだぞ?

 

まぁ百歩譲ってキツネはいいとしよう。だが他の2匹に関しては ()なのかすら怪しいぐらいだ!

 

 

「痛いな…これは腰痛か?…私はまだ若いと言うのに……ストレス…」トントン

 

 

はぁ…全く…話が逸れてしまったが

まぁ色々と連れて帰られると部屋は一瞬で汚れ上がり、私の仕事は増えていくわけだ。

因みにこの件に関してはキツネが一番地雷だ。アイツの毛色の玉っころがそこら中に転がっているんだ。

 

 

「言ったそばからこの始末、こんな所に4個も毛玉がある」

 

 

私は掃除機で毛玉を吸い込もうとしたが最悪な事に ギュギュギュギュ と音を立てて毛詰まりしたせいで吸い込んでくれない! ガッデェムッ!!

 

 

こ・れ・も 一番めんどくさい要因の1つ!詰まると中身を出さないといけない訳だが最悪爆発するんだ。

 

内圧を抜いてからじゃないと中身が外に出るんだ。

オリが手作りだからまだ試作段階とか言っていたが…内圧なんて本来のやつにはないんじゃないのか?…どんな原理でこの掃除機を作ったんだ全く…因みに本物の掃除機を見たことはない

 

あとバラす時にちょくちょくメーテリアに妨害されるせいで掃除が増えてしまう。まだ帰ってきてない今のうちに…ゆっくりソーッと引かないと……

 

 

 

 

 

お姉さん!!ただいまぁぁぁぁぁ!!!」大声

 

 

「っ!!「ポンッ」……あ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボンッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お、お姉さん……」

 

 

 

 

っ…くっ…こ、このぉ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メェェテリアッッッッ!!

 

 

 

 

 

 

 

とりあえずキレたが私は何も悪くないと思う

正座させての説教タイムだ!

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

 

 

と思っていたと言うのに、何故私は変な ()()()()()()()()()()()()()()()に胸ぐらを掴まれて持ち上げられているんだ?

 

 

「……」グッ

 

「は、離せッ!!」ジタバタ

 

「た、大変だぁ!!」アセアセ

 

 

メーテリアに関しては私が持ち上げられてるのに焦っているのか、てんやわんやになって持ち上げてる元凶の足にしがみついて、必死に話しかけている

 

てか私が暴れて抵抗してると言うのに全然ビクともしないぞコイツ!

 

 

 

「大丈夫だよ!その人は私のお姉さんなの!離してあげて!!」アセアセ

 

「……」パッ

 

 

 

メーテリアの必死の説得もあって手を離して貰えたが正直死ぬかと思った。

首を直で持たれなかっただけマシかもしれない

軽く触られただけでへし折られそうだ。

 

なんたって腕の太さが私の胴体ぐらいあるのだからな……

 

というかコイツは一体全体何者なんだ?近付かれるまで全く気配を察知できなかったぞ?

 

いや待てよ?……今更だがなメーテリア…動物ならまだしも何連れてきてるんだよ…

 

はぁ…何故こんな奴がいるのかメーテリアに聞く必要がある、詳しい情報を聞き出さないと

 

「メーテリア…全くもって気配を察知できなかったんだが……このゴリラはなんなんだ?……」

 

 

と私はゴリラを指をさしてメーテリアに問いかけた。

 

 

「え?この……人?は一応おじいちゃんの()()の人だよ、名前は()()()って言うんだけど、私は ()()()()って呼んでるんだ!…なんでパンツ被ってるの?」

 

「うるさい」

 

 

色々と突っ込みたいが、まずなんだその変な名前は……とりあえずオロチんという名前で大丈夫なのか?

 

私は見上げないと顔を見れないので顔を上に向け名前を呼んでみた。

 

 

「おい、オロチん」

 

 

「……」ギロ

 

 

「何故睨むんだ……」

 

 

こいつ睨んできたんだが?…

 

メーテリアも私の発言を聞いてかオロチんを見上げている

 

 

 

「え……嫌だった?オロチん」

 

 

メーテリアの余所余所しい声にオロチんの反応はまるで否定するかのように満面の笑みだ。メーテリアもその反応を見れたからなのか笑顔に戻っている…何だこの2人

 

 

「……」ニコ

 

 

「だよね!オロチんって名前可愛くていいよね!」

 

 

「……」ニコニコ

 

 

 

てかこいつ私とメーテリアで態度が違い過ぎないか?明らかに贔屓してるだろ

 

あと仮面なのに目だけで笑顔を表現しようとするな!護衛と言うより、誘拐する方の面だぞそれ……

 

ん?……なぜ私は目だけで笑顔を作ろうとするなって表現になったんだ?

 

アイツは仮面をつけてるはずなのに……まさか仮面がこいつの顔なのか?……どういう原理で動かしてるんだこいつの仮面……てか顔?は?……頭が痛くなってきた。

 

 

と私が一人語りをしながらフリーズしていると、メーテリアはなにも無かったかのように、オロチんに部屋の紹介をしている

 

私はフリーズから溶けたあとその2人を後ろから見守る事しか出来なかった。

 

私の家は人間2人と化けゴリラ1人と動物(仮)が3匹の大所帯になってしまった。

 

 

「へ〜オロチんって料理できるんだ、凄い」

 

「……」コクリ

 

「ん?いきなり耳元で話しかけてどうしたの?……うんうん……あぁパンツの事?知らないよ姉さんは変態だから気にしないでね」

 

 

 

 

「はぁ……」

 

ガランめ眷属など連れてきて何処からどう見ても過剰戦力だ。身のこなし方、メーテリアの邪魔にならず尚且つ守りやすい位置取り、何よりも隙が全くない……こんな魔力0の化け物連れてくるんじゃない……せっかくの休日もこれでは気が休まらん……

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーー夜中の2時・キッチンにて

 

 

 

 

 

ズルズルズルズル……

 

 

 

「……」ズルズルズルズル

 

 

夜中に月明かりに照らされたゴリラは1人で座っていた。

 

 

「本当に気が休まんぞ貴様。夜中に明かりも付けずに茶を飲むのはやめろ。と言うより夜中の寝静まったタイミングに茶をズルズル啜るのを辞めてくれ。意外と聞こえるからな?人間から出る音って不快なんだ……」

 

 

「……」プイッ

 

 

「こいつゥ」ピキ

 

 

「オロチんって早起きなんだね」

 

 

「……」ニッコリ

 

 

「その露骨な態度の違い!何とかしろ!!あと何でそこを突っ込んだんだ!他にもあるだろメーテリア!」

 

 

「てか!なんで姉さんはパンツ被ってるの??」

 

 

「別にいいだろ」

 

 

「いや良くないよ?」

 

 

「疲れるやつだ……メーテリアもオロチんも」

 

 

「……」ギロ

 

 

「だから睨むな!!」

 

 

 

これからの日々を考えると……鬱になりそうだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⚠️酒カス魔神族による異世界放浪記 その8

 

 

もしも 呪術廻戦 の世界に『オリ主製ガラン』が旅に出てしまっていたら 2

 

 

 

 

 

 

 

和風を基調とした部屋で赤色(ガラン)真っ白い生き物(天元)が酒を飲み交わしていた。

特段盛り上がる事も無く黙々と酒を飲み適度に会話をしている

 

 

 

「随分と久しぶりに逢いに来たものだな…300年振りか?」

 

 

天元に話しかけられた事によりガランもそれに返すように赤子程ある盃を机に置いた。

 

『うむ、久しぶりに飲みに来たかったからな……』

 

「白々しいな、''飲みに来たかった,, などと……お前がここに来る時は何かを()()()()時だ」

 

 

天元はガランの発言に笑っていた。前回も前々回も前前々回もやらかしているからだ。

 

 

「逸脱した存在 天与呪縛『フィジカルギフテッド』……()()()() の息子…()()()が所持する術式十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)

 

『……流石天元じゃな』

 

()()()の調伏……そんな事を考える馬鹿はそうそう居ない……今の今まで誰も調伏出来なかった最強の式神なのだからな……」

 

『ククク…儂はどの世界に行っても心配性なのじゃよ』

 

「お前の 人を愛し守らんとする気持ちは美徳だが…お前の与えた加護はあまりにも強大だ……」

 

『ふむ……そうじゃな』

 

「伏黒甚爾・伏黒紫に与えた加護を半分づつ受け継いだ伏黒恵にお前は再度加護を与えた。その意味が分かるか?……加護は術式まで反映される……貴様の知る摩虎羅とは似て非なる存在となるだろう……そして他者の助けを受けた調伏は意味をなさない」

 

『知っておるわ……呪力…あぁ儂なら魔力じゃ魔力…綺麗さっぱりなければ良いのであろう?甚爾のように…な』

 

ガランの発言に特段驚かない天元

ガランの所持する魔力は呪力とは全くの別物だが、摩虎羅の調伏に干渉する恐れがある。故に魔力無しの純粋な身体能力で挑むのだ。

 

それを意味する事は……

 

 

「……ガラン…お前は最悪死ぬぞ」

 

 

『誰が死ぬ前提で戦いを挑むというのだ?全く秘策ぐらi「あるのか?」……なくもない…』

 

「はぁぁあ……それも肉体は人間の形態でやるつもりなのだろう?…」

 

『うむ……この姿では最悪 一発で消し飛ばしてしまうかもしれんし』ヘヘヘ

 

「……本当は?」

 

孫達にかっこいい所を見せる為」キリッ

 

はぁぁぁぁぁぁぁぁああ

 

「儂はGLMだからのぉ」

 

「グッドルッキング魔神族か?」

 

「そうじゃよ」

 

「馬鹿め」

 

大きなため息をつき呆れた天元は、盃に余っている酒を一気に煽った。

 

宿儺とのタイマンやら400年前の親善試合乱入など、ガランの発言や行いはいつも天元にストレスを与える

 

 

「なくもない を信じたとして……勝算は?」

 

 

天元の発言にガランは両手をパーにした状態で見えるように前に出す。不気味な笑顔を添えて自信満々に発言した。

 

 

『100%負けんよ…儂!嘘つかないヨ〜』ニヤ

 

 

「……確かに……要らぬ心配だったな……」

 

 

『祝いの酒を持ってくるじゃぞ?天元よ』スッ

 

 

「あぁ、……ん?……まぁとびっきりの酒を用意しよう」スッ

 

 

無言の乾杯をし、天元もガランもお互いが再度盃に口をつけた際だろうか

 

ふと何かを思い出したように、天元はガランに声を掛けた。

先の発言にも違和感を感じたからだ。

 

 

「今思ったが…それだけならわざわざ伝えなくても良いものを……なにか他に目的があるのか?」

 

天元の発言にガランは困った顔のつもりなのか、顔をしょんぼりさせるかと思うと、人差し指と人差し指をくっつけて天元に目を向けた。4mの化け物がそんな事するな…

 

 

 

『実は……魔力を全て排出するにも、無闇矢鱈に出すと色々と面倒で…もし儂の魔力を吸ったヤツに適応する奴が居たら最悪日本が終わってしまうんじゃよ』

 

 

ガランの発言に何やら嫌な予感がした天元は、顔を引き攣らせながらも口を開いた。

 

 

「……まさか」

 

 

ガランは親指を立てると自身の後ろに置かれている大人が1人簡単に入れそうなキャリーケースを指さす

 

 

 

『あれの中身は生肉なんじゃがね?……あれに魔力を入れるとどうなると思う?』

 

「!!!無理無理無理!!」

 

気付いてしまった天元は手で大きくバツを作るがガランはお構い無しでゆっくりとキャリーケースを持ちながら近付いていく

 

 

『儂の魔力で動くことができる()()()の出来上がりなんじゃが……意味分かる?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーー外出の準備をしている真希と真衣……あ〜あと直哉も

 

 

 

「ついでみたいに言うんやない!」

 

「?直兄誰に話してんだ?」

 

「いや…誰かに遊ばれた気がしたんやけど…まぁええわ…そや真希ちゃん?準備せんでええの?真衣ちゃん怒んで?」

 

「あぁそれなら真衣に任せた」

 

「ほんま酷いわこの子」

 

 

随分と前から楽しみにしていた直哉は、前日に準備を終えており茶をしばきながらどら焼きを頬張っている。因みに準備を真衣に任せている真希もどら焼きを食べていた。

 

真衣が可哀想だが、ふとしたタイミングで部屋の襖とがスッと開けられた。

 

 

「おっ珍しい事もあるんやね、俺の部屋に来るのあんま好きくないのに」

 

「おっ!甚一の()()()()お小遣いくれ!」

 

「久しぶりに会ったのに「久しぶり」とかじゃなくいきなり小遣いをせびる奴相手に渡す奴がいるか…真衣と違ってなんて可愛げのないガキなんだ」

 

 

 

直哉の部屋に入ってきたのは禪院家にいるまだマトモな部類の男、『禪院甚一』である。因みにガランと直哉や真希真衣が会ってることも知っており、根回し担当の苦労人だ。

 

 

「あと俺はまだおっさんって歳じゃない」

 

「そやで〜オッサンやなくて、お兄さんって言わな」

 

「お前もだ直哉、思っても無いことを言うな」

 

「だって甚一のおっさんの95%はおっさんで出来てるんだからしょうがないじゃん」

 

「おい真希、俺は5%しか存在しないのか」

 

「何言うてんねん甚一君、5%は水とかやろ?な?真希ちゃん?」

 

「直兄そんなの当たりまえだろ?」

 

「それだとただのおっさんだろうが!!」

 

「「あだッ」」

 

 

弄り過ぎた結果 ドゴン と人体から鳴ってはいけない音と共に見事なタンコブを作られた2人は頭を抑え込み悶えている。まぁ親しき仲にも礼儀ありという言葉があるので自業自得だ。

 

再度襖が空く。入ってきたのは真希と似ている顔つきの女の子だ。

 

「凄い音したけど……あっ!甚一さん!こんにちは!」ニコ

 

「はぁ…これが普通なのだがな……」

 

「そやそや!真希ちゃんも真衣ちゃんを見習いや」

 

「私はこれでいいんだよ」フンス

 

「「可愛ないわ〜/ないよ?姉ちゃん」」

 

「うるせぇ!」

 

「そうだ真衣これをお前に渡しておく」

 

真衣が登場した事で甚一は服の袖口から小さなピンク色の封筒を出した。

 

「小遣いだ」

 

「えっ…甚一さんいいの?」

 

「構わない…大事に使え」

 

「やった〜!!甚一さんありがとう〜!!」ギュ

 

「私には?!」

 

「無い!!」

 

「ケチケチ〜!!」ポスポス

 

「効かんな」

 

「うぜぇ!このゴリラ!」

 

「辞めたれや、ゴリラに失礼やろ」

 

「フンッ!!」

 

「あっ!時間無いよ!直兄!お姉ちゃんもう行くよ!」

 

「全くガランに会いに行くのはいいが…根回しした俺の為にも変な事はしてくれるなよお前ら……」

 

 

 

 

…………禪院家玄関

 

 

 

直哉は2つ目が出来たタンコブを擦りながら文句を言っている、2度目だが自業自得だ。

 

 

「あんのゴリラ加減てもんを知らんのか…ったく」

 

「直兄が悪いだろブフォw」

 

「弟にやりすぎやろ…あんなゴリラ男は首括って死んだらええねん」

 

 

荷物を持った3人は玄関から堂々と出ていく。甚一の根回しのお陰で誰も何も突っかかってこない。まぁ直哉が居るのもあって誰も突っかからないだろうな

 

近くの駅まで行かないといけないが、真衣はふと思い出したようにプリキュアの小さいバックからお金を取り出すと真希の目の前に出す

 

「姉ちゃんのね」

 

「?なんだそりゃ」

 

お金を渡された事に真希は驚いているようだ。そして真衣は苦笑いをしていた。

 

 

「甚一さんから渡された封筒の中にメモがあってね?『二人で半分こだ』って書いてあったの」ニコニコ

 

「……あのおっさん…ツンデレかよ…」

 

「私は甚一さんの良さを知ってるから、こんな事だろうとは思ってたよ!」

 

「うッッッッッわ!おっさんのツンデレとか需要無くて草しか生えんわ」

 

「真衣…半分こって言ってたよな?」

 

「うん!そうだよ!」

 

「小学生に5()()も渡す奴いるのかよ……」

 

「だよね…私も驚いちゃった」

 

「キッショッ!!あのおっさんロリコンやん!!気ぃつけや?あのオッサンに何かされそうになったら何時でも俺に頼るんやで?」ケラケラ

 

 

高笑を決め込み甚一をバカにしまくる直哉だが、後ろの禪院家の方からドドドドドとまるで何かが走ってきている音がした。

 

ゆっくりと振り返った直哉は顔を引き攣らせる。そこには上半身裸で棍棒を持ち顔を真っ赤にした甚一が素足のまま全速力で向かってきていたのだ。

 

 

「ご、ゴリラやなくて、あれは鬼やんけ!!」

 

 

 

「1度ならず2度ならず…3度までもォッ!!直哉ァッッッ!!聞こえてるぞッ!!覚悟しろぉぉぉおおおッ!!!!」

 

 

 

「真衣ちゃんはおんぶ!真希ちゃんは抱っこ!最高速度でぶち逃げたる!」

 

 

「そういえばお姉ちゃん!」

 

「?」

 

「おじいちゃんがね、古い友人を連れてくるって言ってたよ!」

 

「古い友人?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「って!事で来てもらいました!特別ゲストの天元(ハマーン)様で〜す!ハーイ!拍手!!!」パチパチ

 

「こんな事だろうと思ったよ馬鹿者が」

 

 

魔力稼働型肉人間として爆誕した天元様は今回の調伏の儀式視聴者達に目をやる

 

 

天与呪縛とその妻そして息子、伏黒ファミリーはブルーシートの上でデカイお弁当を持ってピクニック気分でここに来ているようで既に取り皿に分け始めている

 

彼ら以外にも閲覧者は居るようで他3名もブルーシートに座っていた。

 

「おいしぃ〜」ŧ‹”ŧ‹”

 

「おい、飯食う前にそんなの食ってたらお腹いっぱいになるぞ」ペシッ

 

「はぁ〜暇やなぁ〜」ボー

 

「直哉手伝え」ペシ

 

「甚爾くん痛いからやめてや〜……あっそやそや!」

 

「?」

 

「甚一のおっさんゴリラ君が恵くんにこれをって言ってたで〜」ハイッ

 

「……はぁ…兄貴に言っとけ、たまには顔を出せって……金ばっか渡して会いに来ねぇのはこの俺伏黒甚爾が許さん、ってな」

 

「ゴリラも同じこと言ってたで?『たまには会いに来い』って」

 

「あんな所二度と戻るかよ」ケッ

 

 

1名は小学生ぐらいの可愛い女の子でカニパンをむしゃむしゃ食べている。そしてその隣には、同じ顔付きだが若干目付きが鋭い女の子が食べ過ぎの注意を促しながらも、オレンジジュースをゴクゴクと飲んでいた。あ、あと一人は金髪のエセ関西弁直哉くんで甚爾との会話後、寝っ転がって「暇やな〜」っとずっと同じことも繰り返していた。

「誰がエセ関西弁や!!俺は京都弁ですぅ〜」

 

 

そんな和やかな空気の中、オリは手からある球体を複数出すと甚爾を近くに呼び渡した。

 

見た事もない物を渡された甚爾はオリにこれが何なのか聞いているようだ。

 

 

「これはなんだよジジイ」

 

「これは呪言の玉と言ってね、一つ一つに違う能力が込められてるんだ」

 

「能力?一体どんなのが入ってんだ?」

 

「この透明な玉は()()()で黒い玉は()()()()の玉……そして最後の青い玉は…()()()()()()()()()()()

 

「なんだそりゃ…じじいを置いて逃げろってか?なんだったら俺だって参加できるんだ……手伝うって手段もある」

 

オリは手を甚爾の肩に乗せた。心配されてることがわかっているんだろう

 

「甚爾の気持ちもよく分かるし、凄く嬉しいけど……ちょっと危ないんだよね……だから僕一人だけで調伏する」

 

「魔力が無けりゃただの身体能力の高い奴と変わらねぇ……それこそ俺の超上位互換なだけじゃねぇか……」

 

「でも魔神としての基礎能力は行使できるから問題ないと思うんだ!とりあえずみんなはご飯食べたりしてさ?まったり見ててよ。恵?お願いできる?」

 

 

甚爾との会話を強制的に終わらせたオリは、恵に摩虎羅を呼ぶように頼んだ。

 

周りの人間と違って甚爾は渋い顔をしている。自分達の為に頼りになる護衛を用意すると言ったかと思えば、式神の摩虎羅を調伏するなんて言い始めたのだから肝が冷えた事だろう

 

「準備体操は必要だからね」ンションショ

 

甚爾はクソガキの時から戦い方を習ってきたから、オリの強さがどれ程か知っている。だとしてもオリから聞いた話の摩虎羅とは正直戦って欲しくない気持ちがあるのだ。

 

 

「ちっ…俺はいつまでもアンタの足手まといじゃねぇ……」

 

 

納得いってない甚爾とは違い、オリはそんなのお構い無しだ。

準備体操を終え恵に手を振っている。これは摩虎羅を召喚しろの合図だ。

 

 

恵はゆっくりと手印を組むそれと同時に召喚に必要な言葉を発し始めた。一杯練習したのだろう間違えること無くスラスラと発せている

 

渋い顔をしたままの甚爾は汗を滴らせてるが、それは直哉も同じようで2人は固唾を呑んで見守っていた。

 

 

「布留部由良由良」

 

 

恵の詠唱に答えるかのように晴天を消し去り周りは暗くなり…狼の遠吠えが鳴り響く

 

甚爾、直哉以外はのほほんとしているようだが、2人の汗は未だ止まらないでいた。

 

 

「八握剣異戒神将」

 

 

詠唱も終盤、オリの目の前にドス黒いオーラを発した()が体現した。

 

瞬間立ち込める呪気に体が小刻みに震え始めたオリだがすぐにニヤつくと「これは想像以上」と独りごちていた。

自身の魔力が0と言う縛りの状態での緊張感から出た震えなのだろう。

 

今まで真顔で見ていた天元も同じ思いのようで手が震えている、長く生きてきたからこそわかる目の前の異物の恐ろしさに

 

 

 

摩虎羅

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バギッ

 

 

 

繭の最上部に大きな口が現れた。

 

それと同時に甚爾は透明な呪言の玉を摩虎羅とオリの間に投げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

摩虎羅体現後

オリが腰に手を当てたまま見合っていることに疑問に思っている直哉の目は、二人を見つめたまま甚爾に声を掛けた。

 

 

「なぁ甚爾くんどういう事や?なんで叔父貴は攻撃せんのや?」

 

 

直哉の問に甚爾は渋々口を開いた。

 

 

「攻撃しないんじゃなくて、攻撃出来ねぇんだ」

 

「どういうこと?!」

 

 

摩虎羅の能力は()()不用意に攻撃をして適応されればこっちの負けは確定する、甚爾もそれを知っている為、動けないでいるオリを見るのが辛いのだ。

 

とその時、見合っていた2人のうちオリがゆっくりと歩みを始めようとしたの…だったが、突如として ダンッ!!と爆裂音のような音が鳴る。

 

 

「速ぇな」

 

「なんちゅう速度や!」

 

 

オリが1歩目を踏み込んだ瞬間、摩虎羅が目にも止まらぬ速さで手から剣を出現させオリに「真っ向切り」を叩き込んだ。

 

叩き込まれた場所は土煙しかない。決着が着いてしまったと思っている2人

 

「お、叔父貴が……たった一撃で」

 

「くそ、やっぱり俺も一緒に……」

 

 

悲しむ2人だが土煙が消えると同時に人影が映ると、摩虎羅の攻撃を何食わぬ顔のまま片腕で受け止めているオリがいた。

 

オリは顔をニヤつかせながら2人に目を向けている。

 

 

「あれ絶対わざとやられたふうに演出したやろ」

 

「心配より怒りが勝りそうだぜ」

 

「叔父貴って性格悪いんかも」

 

「直哉…今更だ」

 

「……せやね」

 

 

 

2人は要らぬ心配をしたと思いつつ、オリの戦いを脳裏に刻むため無駄口を叩くのを辞め座り込んだ。

後にこの伝説を語れるように……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーービビったぁ〜〜~!!

 

 

 

ーーー踏み込み早すぎだろ、てかこの摩虎羅デカくね?それに原作の何倍強くなってる?いや何十倍クラスだろこれ、こんなの受けたら宿儺なんて一瞬で塵になっちまうよ

 

 

攻撃を受けている状態で呑気に考え込んでしまっているオリは摩虎羅の剣が光始めた事に気付いていない

 

退魔の剣はオリにも通用する。肉体は人間に見えていようとも中身は魔神なのだから相性は最悪であり、この攻撃を受けた腕は想像の通りに切れる

 

 

「痛ェ」

 

切り飛ばされた腕を再生する暇などない摩虎羅は眼前にいるのだ。それはお互いがお互いの間合いに居る事を意味している。

 

そして判断が早かったのは摩虎羅の方だ。

自身の手から伸びている剣で力任せに再度振り下げられた軌道は、オリの首に向かっている

 

 

「ちっ」

 

 

オリの姿勢は不安定な状態にある。そして容易に体勢を整えられない

 

先程の摩虎羅の攻撃を受け止めた際に、足場がボロボロになっているのだ。

無理に体を動かせば、最悪の場合追撃を受けてしまうこの状況で、オリが取った行動は1つ

 

 

「そらよッ!!」

 

【!!??】

 

 

引くことも前進することも出来ない状態で取れる判断は()()()では無く()()()()()()()だ。

 

摩虎羅の()()()()攻撃はオリの首に振り下げられている状態から、切られていない片腕を使い軌道を斜めにずらす。その際も不必要な加速も与えてだ。

 

だが無理な体勢での回避は不可能な中、どうやって体を動かしたか?それは摩虎羅の攻撃から発生するパワーを利用し体を捩る。吹き飛ばされてはしまうが、軌道をそらされて体勢を崩した摩虎羅。そして強制的に距離を取れるこの選択以外、オリにはなかった。

 

 

 

「一旦戦闘前の場面に戻ったねマコちゃん?」

 

【フシュュ】ビキビキ

 

 

 

オリの煽りとも取れる発言に摩虎羅は御立腹で、さっきと同じように攻撃をするが容易に交わされその交わす本人は何故か笑っている

 

オリは摩虎羅の攻撃を交わしつつ口を開き始めた。

 

「そういえば さっき思い出したけど4()0()0()年ぐらい前もこんな感じで力頼みの猪突猛進してたよね、君……あ〜あの時は本当に馬鹿だなーって思ってたんだ。君も君を呼んだあの当主もそれに勝てるつもりでいた五条家当主もね」

 

 

オリの発言は止まらない摩虎羅も攻撃を辞めない。そんな時摩虎羅の蹴りを踏み台に後ろに回り込むオリは手を横に振るった。

 

 

なんちって☆」

 

 

 

突如として摩虎羅の体の左脇腹から右の胸にかけて、切り傷の様なものがつくと血が吹き出した。摩虎羅自身も何で攻撃されたのか理解できてない状態で、この現状を見る閲覧者の中に1人、驚きを隠せない者が居た。

 

「マジか…今の……」

 

「そうだ…伏黒甚爾…貴様の考えている事で合っている」

 

「天元お前まさか……これを知って」

 

「あぁ、これは呪力や魔力無しの純粋なオリの身体能力から生み出された空気を使った()()だ」

 

 

オリは「宿儺みたいにカッコよく言ってみたかったんだよね〜」とか言っているが、斬 を皮切りにオリは身体能力だけを使いあらゆる攻撃を摩虎羅に繰り出し始める。例えば大木を引っこ抜いて意味もなくぶん殴ったり…大木に関してはほぼ意味ないと思うけど……

 

天元は日本酒を飲みながら甚爾に話しかけ続けている

 

 

「この場面、オリの攻撃の手数に摩虎羅は適応する事が出来ずにいる…まぁ実際はオリ相手だと適応の最適解を見つける事が出来ないんだろうがな…やつはお前と同じ……逸脱者だからな」ゴクゴク

 

「?よく分からねぇが……勝てたも当然だな…」

 

 

甚爾の発言に天元は真顔でそれを否定する

 

 

「いや、それは分からない」

 

「?!なんでだよ、じじいの勝ちは確定したも当然だろ」

 

 

否定された事により、甚爾は何故なのかと天元に詰め寄った。

 

 

「天元……俺に分かりやすく説明しろ……」

 

「残念だったな伏黒甚爾…ヤツはこの戦いに勝つのではなく、今は()()()を選んでしまっている」

 

「……」

 

「私の数百年以上生きた中で、この世界でオリに手傷を負わせた者は、今戦闘している摩虎羅以外に1人しかいない」

 

「!!」

 

「そ、そして……」

 

「そして?」

 

 

黙々と喋り続けた天元が口淀む。それに甚爾も渋い顔を……

 

 

お前達と会う前に、極度の緊張から魔力を肉人形の私に与えてからの酒盛りでオーバー飲みしすぎて顔には出てないが完全にベロベロだ…そして分かっているだろうがオールだ

 

「……タライあった方が閉まるなこの流れ…すぅ…わざとコケた方がいいか?」

 

「因みに私もベロベロだ」ヒック

 

 

甚爾は「聞いてねぇよ」と言うと、オリの方に目をやる。笑顔のまま摩虎羅をリンチしている姿を見て嫌な思い出が蘇った。修行と称して引きずり回された拭い難い敗北の記憶を

 

「はぁ…」

 

「どうしたため息など着いて……」

 

「色々とあったんだよ…高名な天元様ならわかんだろ…」

 

「私には人の心まではわからないwww」

 

「殺す」

 

「分からないものは分からn、、、ブフォ」

 

「てめぇ…絶対に分かってんだろ…」ピクピク

 

 

 

甚爾の意識が天元に向きなにやら盛り上がり始めようとした時、ガコンと摩虎羅の頭上にある法陣が回転した。

 

 

「叔父貴ッ!!」

 

 

今まで静かに見ていた直哉の悲鳴に近い叫び声に甚爾と天元がオリに再度目をやる

 

 

「ウップ…やる、じゃん…」

 

 

オリの左半身が大きく損失していた。分かりやすく少しオーバーに伝えるのなら、原作で虚式紫を撃たれた甚爾と言えばわかるだろうか

 

これで死なないのはさすが魔神族なだけはあると言ったところだろうが、魔力0の状態で致命傷に近い攻撃を受けたオリの顔は笑顔から一変している

魔力0の状態で致命傷に近い攻撃を受けたオリの顔は笑顔から一変している

 

 

「油断しすg…っ?!」バッ!!

 

 

血を失い過ぎたことで体の動きが幾分か鈍くなっているこの状況下で、摩虎羅の攻撃を何とか受け止める事が出来たオリだが、顔は苦痛の表情だ。

 

 

「全く…1枚上手だったらしい…摩虎羅にしてやられたよ…ッ!」

 

 

摩虎羅が適応に選んだ物、技?空気?斬撃?…違う…

 

逸脱者である異分子個体のオリ相手の適応の最適解、その最短解決方法…それはオリの肉体(装甲)

 

 

「っ?!攻撃が…重い!?……」

 

 

攻撃手段への適応を選ぶのも悪くはなかった。ただ攻撃に適応した所で摩虎羅の有効打は退()()()()のみ。それでは適応しきる前にこちらが消されるのが関の山

 

ならばと摩虎羅は賭けに出て進む事を選んだ。攻撃の合間に僅かな隙ができていたので、攻撃の手段が摩虎羅側にあるのなら肉体に適応しこちらの攻撃が通るようにしてから、攻撃の適応に回るのも悪くない…と

 

 

「…っ…腕が持たねぇ…」

 

 

オリの肉体は適応され摩虎羅からの猛攻を凌ぐ事が難しくなってきていた。

それも吹き飛ばされた側の腕は手があった方だ。今ガードに使っている方の腕は手首から先がない。拳が無いから斬撃を放てない

 

どうすればいいのか考えていたオリは、出血多量による立ち眩みを想定できない迄に追い込まれており、摩虎羅からの攻撃の衝撃と相まってもたついてしまう

 

強さには謙虚さが無ければそれは弱さになってしまう

傲慢では足を掬割れてしまうのだ。

 

そして戦闘中にを隙を晒せばどうなるか、そんな事は考えなくてもわかる

 

絶好の攻め時、摩虎羅の全力の攻撃はオリの顔を捉えそのまま地面えと激突する

 

「親父ィッ!!」

 

甚爾も直哉と同じように悲鳴のようにオリへ向かって言葉を投げかけている

 

そして既で気付いても対処できなかったオリはされるがままクレーターの出来た地面にめり込んでいる。勝敗が着いてしまったのかもしれない……

 

 

「まだだ」

 

 

天元の迷いのない声と言葉に、甚爾と直哉の顔は絶望から一変、その顔には微かな笑みが浮かんでいた。

 

 

ギ…ギギギ……ギギ

 

これ以上適応させないように法陣に赤い鎖が巻きついていた。軋む音が鳴り止まない。まるで絶対に離さないと言う意志の表れかのようにキツく締め付けている

 

これはオリの血液、魔神の血を使い摩虎羅の適応を止めているのだ。

 

【!!!!????】

 

摩虎羅に関しては驚いている表情をしていた。

 

オリの腕が摩虎羅の腹の中に深く突き刺さっていた。ドクドクと脈打つ血管は摩虎羅の腹に向かっている

 

 

【ウップヅ……】ブシュ

 

 

このままでは不味いと思った摩虎羅は、逃げるように腹に刺さった腕を無理矢理抜いた。摩虎羅は腹を抑え後ろに後ずさる、その後退は一時的な退避なのか、恐怖から来たものか

 

オリがゆっくりとクレーターから出てきた。歩く先は後退している摩虎羅に向かっている

 

 

ずしゅにゃしゃんりぇゆぅえんりゃお(ズルだなんて言うなよ)

 

 

顎が千切れかかっているのに何故喋れるのか知りたくは無いが、オリは手の無い腕で器用に顎を持つと『バキボキベキ』と音を鳴らしながら元あった場所に顎をくっ付けた。

 

 

「噛み合わせが悪いなぁ…全く……好き放題やってくれたね……まぁ僕もなんだけど」コツコツ

 

 

【っ!!??】ズズ

 

 

「ここからは逃げられない……さぁ続きをやろう……早く蹴り付けないと君負けちゃうかもしれないよ?」コツコツ

 

オリは軽く言っているが、早めに終わらせないと摩虎羅が負けるのも間違いではない

 

摩虎羅の身体にはオリの()()()()()が流し込まれている。

例えばこれで適応出来たのなら摩虎羅の勝ちだが、法陣は鎖状になったオリの血でガチガチに固定されている為動かす事が出来ない……そして例え恵の加護が摩虎羅にも流れてるとしても彼は()()だ正反対の力を持つ魔神族の血は体を貪り始めていた。

 

そんな摩虎羅に残された手段は?たった一つ、この血の本来の持ち主を殺害し法陣を回し適応すること

 

そしてオリは摩虎羅を撲殺するか、魔神の血で毒殺するこの二択だ。

 

だがオリはもう後退しない。摩虎羅がオリの土俵に落ちてきてしまったのだから

 

 

「マコちゃん…君が僕の装甲に適応したのが悪いんだよ…………適応するなら僕の身体全てに適応しないと………頭を捻ったんだろうけど…残念だったね…フフ…」

 

【……】ビキッ

 

 

摩虎羅自身が受けた オリからの拳打、その拳の硬さを元に肉体の装甲を読み取って適応したのが悪かった。だがその反面好機でもある、オリとのこれから始まる肉弾戦は()()ダメージがそこまでない摩虎羅が有利だ。

 

 

オリは残る腕を使い摩虎羅を煽った。「掛かってこい」と

 

「2nd ROUNDだよマコちゃん」

 

オリの言葉に反応するように、拳を使い再度襲いかかる摩虎羅にオリは片腕を使い応戦する。

 

 

「最高な喧嘩をしようぜ!!摩虎羅ッッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「魔神と式神」の喧嘩が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天元は酒を飲みながらも、心の中では思っている事があったのだ。

 

 

 

「……ふむ……」ゴクゴク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー(やっぱり言うべきだったか……魔力あっても調伏できるって)マッイイヤ…オモシロイモンミレルシ

 

 

 

 

それは言うべきですよハマーン様

 

 




駄作を見ていただきありがとうございました!どうでしたか?久しぶりなんで長めに作ってみましたし、最近流行りに乗ってる呪術廻戦も入れてみました。『親〇ろしいきまぁぁす!』を早く聞きたいです(*^^*)

ココ最近は8時に寝てしまっていて老体になってきた気がしますが、私はまだ若いんですよね……困ったものです

それと誤字脱字、おかしな所あれば何となくコメント頂きたいです!アドバイスはいつでも歓迎であります!

甚一の成分は?

  • ゴリラ
  • 野獣
  • おっさん
  • デコの傷
  • ロリコン
  • ツンデレ
  • 月に1回は投稿しろやドブカスが
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