東方時空録   作:中津之麻

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自分は小説を書くのが初めて、つまり処女作です。いろいろと至らない点(誤字、読みにくい)がありましたら、どうか教えて下さい(カンソウカセギジャナイデスヨ)それとこの話ではまだ、幻想入りという幻想入りはしてません


ここがはじまり

東京のある街、そこは首都、都会の割には田舎だ。四方を山に囲まれていて草木生い茂っている。この中にほかのところとなんら変わりのない一家があった。東京に住んでいるにも関わらず裕福な暮らしはしていなかった、むしろ生活が厳しいくらいだった。

しかしその一家には、もはや足でまといでしかない少年がいる。名前は七条 式(しちじょう しき)

スースー スースー

(しきー?ご飯よー)

スースー ...バタンッ!

「ご飯って言ってるでしょう!」

母に大きな声を張り上げられ、とっさに視界が開く

「んぇ?」

(いきなりで変な声が)

「はぁ...、ご飯よ早く起きなさい」

「う、うん...」

母が部屋を出た後、自分は時計を見た。この時計はシルプルなデザインでなかなか気に入っている

「もう8時かぁ、朝ご飯ぐらい食べないとなぁ」

普通だったら学校に行く時間帯だろうが別に急ぐ理由はない。なにを隠そう自分は学校に行っていない。あまり思い出したくはないがなぜかいつも考えてしまう。

昔から自分の周りではおかしなことばかりが起きた。教室の中にいるのに自分の周りだけ風が吹いたり、相手に触ってた瞬間、静電気とは思えないぐらいの大きさの電気が流れたり。

自分の中で一番ひどいのはこれだ。

女の子に何気なく触れたとたん体から水が絶え間なく流れ出てきた。そんなこともあり自分は避けられ続けた。

小学校、中学校一年ぐらいまでは避けられるだけだった。しかし中学二年になり、これまでと同じようなことが数回おこると、徐々に嫌がらせが始まった。2学期になると、それはもういじめへと発展した。

そんなことがあると当然、学校には行けなくなる。

結果、中学2年で家に引きこもった。

[お母さんどうしたの?]

これは徳の声だな。自分には徳と言う年子の中一の弟がいる

[はぁ、もう一回呼んでくるわ]

という声が聞こえて、急ごうとして立ち上がり、走ろうとしたその時。

ガチャン!(えっ、ちょまじか)

近くに置いてあった時計に足の小指をぶつけてドア近くに倒れ込む。

痛みに悶えていると、ガチャと言う音がした直後、目の前の扉が勢いよく開き始める

(まってまって!)

その思いも見放されたか思いきり頭を強打する

母が戸惑いながら入って来て、「何が起きたの?!」と言いたげに辺りを見回している

すぐに目が合うが、こちらは既に涙目だ

「わ、分かった。直ぐに行くよ」

「そ、そう」

そう言うと母はドアを閉め、部屋を出た

自分は真っ先に時計が壊れていないかを確認する

(よかったぁ、傷は付いたけど壊れては無いみたいだ)

時計を置いて、小指の痛みが無くなったことを確認して、早く行こうとドアに手をかけた所で、さっきの事がふと頭をよぎる。いじめられていたことだ

「強く意識したらでないのになぁ、あの時もしておけばよかったなぁ」

口から言葉が漏れた。つっ立ってるいるのもなんだからと、ドアを開けようとしたときだ。

(ん...?)

ドアにかけている手を見やると、なんと!手がないじゃないか?!

驚いて腰を抜かし盛大にこける。痛みを感じるがそんなこと気にして居られないない。

(こんなの初めてだぞ!?!)

目がおかしくなったのかと思い、目をこする。するとそこには見慣れた自分の手があった。

(よかったぁ...、幻覚かぁ。どうしようかと思った...)

あまりの焦りで心臓の脈打つ音がきこえた。

一息ついてからもう一度ドアに手をかける。

すると、ドアがまた開き始める。

(散々だな)

もう笑顔にしかなれなかった。

「早く来なさいって言ってでしょう!!!」

親の本気の声がきこえた後大きく転倒した。

 

ご飯を食べた後、することがないので、いつもと同じように学校から送られて来る課題をやり始める。

(自分で言うのもなんだけど、頭はいい方だよな)

課題をサクサク終わらせて行く。今日やる分を終えて、することがなくなる。まだ課題をやってもいいがあまり早くやり過ぎると後で暇になる。

(一日中暇って言うのも嫌だしな、部屋の片付けでもするか)

そうして暇の討伐にかかる

心はモンハン気分だ{採取クエスト}

 

少年暇潰し中...

 

そんなこんなで暇を駆逐しているとすっかり夜だ。

(流石にもう寝るか)

1人の部屋で「お休み」と呟いた

 

少しばかり時が流れる

 

夜中にふと目が覚めた

(昨日はずっと寝っぱなしだったから寝すぎたのかな)

そんなことを考えていると口が乾いているのを感じ、とりあえずお茶を飲みに行く

リビングのドアを開けかけたその時、中で両親の声がした。何故か入ってはいけない気がして、ドアに耳を押し当て話を聞いた

「あなた、これ」

「なんだ?特に...何もないじゃないか」

「そうじゃないわ、今月少し生活に余裕があるんじゃないかしら」

「それで?」

「1日だけでも旅行に連れて行ってあげましょうよ、夏休みなんだし」

そうか、今学校では夏休みか

「徳はいいとして式はどうするんだ?」

さっき言ったとおり自分には徳という弟のがいる。あいつもなかなか頭がいい。

(確か一学期の期末が450位だったっけ?まぁでも、一年の頃の自分と比較しても俺の方が高いな)

決して自慢ではありません。事実です。ええ事実です[大事なこt..]

(それにしても旅行か、最近全く家から出て無かったしいいかもな)

しかし母の発言は予想を大きく裏切る物だった

「式は...置いて行きましょう。だいたいこれは徳が期末を頑張ったから行こうと思ったのよ?式はいつも家にいるしいいわよ」

「それもそうか」

(あっさり切り捨てられたな)

もちろん悪いのは自分だが親に少しばかり失望してしまった。

「〇日でいいわよね?」

「あぁ、予定は空けとくよ」

「それじゃぁ徳にも言っておくわね」

「式には言うのか?」

自分はこれ以上聞きたくなかった、

(...もう寝よう)

このことを忘れようと必死に思うと案外すぐに眠れた。

 

それからまた少し時が立つ

 

(旅行当日だ)

そう思い起きる。いつもより早い、七時前だ

これから行くのだろうと思いリビングへ行く

しかし、そこには誰も居なかった。家中さがしても見当たらない

理由はすぐに思いついた

(もっと早くに出たのか)

悲しくなり始め、紛らわせようと、まだ残っている眠気を覚ますため布団にはいった。

その日の昼過ぎあたりに、ぱっと目が覚めた。不快だった眠気はすっかり消えていた。

自分は暇を潰すべくテレビをつける

(いつもは親が見てるから見れないんだよな。こういう点では自分以外旅行に行ったのはいいかもしれない。悲しくはありません、強がりではありません。)

どうでもいいことを考えていると、付けっぱなしだったテレビからニュースが聞こえた

[ここは〇市の〇〇高速道路です!]

(自分家の近くだ)

そのこともあり、チャンネルを変えずにテレビに見入ってしまう

この近くの高速道路はこれしかないから家族もここにいるはずだ

(となると渋滞に捕まってるのかな?)

しかし次に聞こえたことはそんな生ぬるいものではなかった

[今日の午前中のことです!普通に走っていた乗用車が突然ハンドル操作を誤り猛スピードで他の車に突っ込んだとのことです]

(世の中何かと物騒だな...あれ?これであってる?そろそろ言語能力に支障をきたし始めたか)

などと、どうでもいいことを考えていると、耳を疑うような発言が耳にはいった

[この事故での負傷者は11人、身元の分かっている死亡者は七条さんの親と子供です。その他の死亡者の身元は...]

自分は唖然とした、

(嘘だろ...そんな訳...)

その時だった

[速報です!〇市で突然巨大な竜巻が発生しました!]

(自分の所じゃないか)

そう思った矢先、ガラスの割れる音がした。

その方を見やるとその時には1m先も見えない砂と瓦礫の渦に飲み込まれた

薄らと見える視界には吹き飛ぶ家があった。

 

 

蝉の鳴き声がして目が覚める

体の節々が痛いのを感じながらゆっくりと立ち上がる。あんな目にあったのに以外と軽傷だった。

(ここは何処だ?)

辺りを見回すと一面木だけだった

(山まで飛ばされたのかな...本当によく無事だったな...)

そんなことばかり考えていても意味がないので歩き出す。

(今日中には森からは出たいな、て言うかここ...)

「何処だよ!!!」

大声で叫ぶ

するといきなり体がふらつき倒れる

(そ言えばなんにも食べてなかったな、やばいな、明るいうちに森から..出な.....い...と...)

そこで意識が途切れた




いかがだったでしょうか?
あまり話すことはないので1つだけ。
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