今回から行開けてみたんです。それでも初めてだったので上手く出来ているかは分かりません。読みにくかったら言って下さい
今回こそ文との弾幕ごっこですね!
戦いもこれが始めてですので下手かもしれません。5000文字こえましたよ(笑
いきなりですがそれでは!
「ここら辺でいいでしょう」
そう言って文が歩くのを止めた。こはも森の中で木々が生い茂っており、数百メートル向こうに他の山より一際大きな山がある。そして、飛んでいた間に文の口調は元戻っていた。どちらが素なのかは分からないが。
「するのって弾幕ごっこなんだよね?こんなところだと木とか邪魔じゃないの?結構速そうだし当たったら危ないと思うけど?」
一応気を使って言ったつもりだったが、どこか文の癇に障ったようで、こちらを睨みつけてきた。どこからかカチンと聞こえたような気がする。
「心配ありません。飛べばいいだけのことですから」
と、文はぶっきらぼうに言った。確かにその通りですね。飛ぶのか、と上を見上げる先程の大きな山が目に入る。とても広そうなのにあそこは駄目なんだろうか。
よし、文に聞いてみよう。
と、文の方を見ると腕を組んでいた。その上胸が強調されており目のやり所に困ったが、仕方なく顔に目をやる。
よし、聞こう。
「あの山は駄目なのかな?結構広そうだけど?」
「え?あの山ですか?あ、あれは駄目です!なるべくと言うか、近づかないで下さい!」
半分怒られているような感じだったが言いたいことは分かった。近づかなければいいんだね。
「早くしてくれない?ずっと待ってるんだけど」
そう言ったのは霊夢だ。と言うかどうしているんだ。文が自分に宣戦布告してきたの聞いていたのかそんなに遠くもないのにわざわざ飛んできて、ついて来ると言って本当について来たのだ。
「それよりどうして霊夢さんがいるんですか?」
文が言いたいことを言ってくれた。ありがとう!文がそう言うと霊夢は、何故か当たり前じゃないとばかりに言った。
「私は弾幕ごっこと言うかスペカがちゃんと機能するか見たいの。それなのに何分待たせるのよ。いい加減待ちくたびれたわ」
霊夢はそういいながらいいぐらいの高さにあった木の根っこに座った。とことん見る気満々だなあ。文の方を見ると霊夢の言葉に便乗してかやる気に満ち溢れた目をしていた。
「式さん!霊夢さんも待っていることですし早くやりましょう!このスペルカードって言う物も試してみたいですし!」
やけにはきはきとしている。と言うかスペルカード持ってたんだ。おもちゃを貰った子供のように出来たばかりのスペカを持ってうきうきしている。楽しそうだし乗ってあげよう。
「なら始める?実は自分もやったことなくてね」
「そうなんですか!ならお互い初心者ですね!いい勝負になりそうです!」
「やっと始まるの?なら始めるわよ」
霊夢が話に割り込んできたがタイミング的には調度いい。文とアイコンタクトしてから向き合う。それと同時に霊夢が座ったまま片手を挙げた。始まりの合図だろう。
「それじゃあ、弾幕が三回始まったら負け、三回当てたら勝ち。スペカは...ちゃんとみたいから4枚までで。じゃあ...始め!」
その言葉と同時に二人は飛び立つ。こうなるともう木々なんて関係はない。このまま弾幕の打ち合いが始まるのだろう。がしかし、その裏をかく!自分はすぐさま急降下を始め、木々の間に入り込む。視界が木で埋められているがそんなのは関係ない。なぜなら全て見えているからね!
「待ってください!」
後ろを見ると一面木だがどうやら付いてきているようだ。流石だね。自分は文が見ていないことを祈りつつ木々の間から抜け出す。少し待って下を見るとまだビュウと聞こえている。ばれてはいないようだ。しかし自分も文がどこにいるのか分からない。そこであれの出番!ホルスターから幻星砲を取り出し、霊力を込め、拡散するように放つ。
「どこですかー!?式さーん!」
それを言ってしまってはばれてしまうから決して言わない。そこで放った霊力が戻ってきて、文の、ついでに霊夢の位置を知る。今更だが弾幕以外で幻星砲を使う時は弾倉から霊力は使えない。
霊力を感じてなのか文が動きを止めているようだ。しかし式はその時を見逃さなかった。念のために幻星砲から3発の弾幕を放つ。弾幕はそのまま直進し森に入っていく。するとその中から突然、あややや、と言う声がして来た。その後ザッっと言う音がしたその直後に木が揺れて、そこから文が出てくる。無理やり出てきたようで、文の服には葉っぱが付いている。
「ここにいましたか...!もう逃がしません!」
文はそういって背中から大きな紅葉型の団扇?を取り出してこっちに向かって飛んで来た。こっちに来る前に聞かないといけないことがある。
「弾幕当たった?無音で分からなかったんだけど」
そういうと文はしかめっ面になりながら言った。
「当たりましたよ!式さんて意外と卑怯なんですね!正々堂々するのかと思ってたので見損ないましたね」
とこっちに向かいながら不適に言ったので、挑発かな、と思いつつ「卑怯って言われてもなあ」と小さく口から言葉を漏らす。それから何秒も経っていないのに文がもう結構近くにいた。
「勝負中に独り言なんて随分と余裕なんですね!その余裕...なくしてあげますよ!」
文はそう言ってあの団扇を大きく振りかぶった。何が起こるんだ?と思いつつ自分も後ろに下がっていると。何かが目に映った。何やら空気が三日月上に歪んでいる。何かは分からないが、それは以外に早く当たりそうになったので自分は進行方向を左に曲がる。その何かはどうやら追尾はしてこないようで直進していった。その時、
それにかすった服がスパッと切れた。
「え?」
「当たりませんでしたか...でもまだまだ行きますよ!」
文はそう言って何度も団扇を振った。そのたびに得体の知れない物がこっちに向かって飛んでくる。式はそこであることを思い出した。空気で服が切れる?となると!
「それは鎌鼬かな?」
そう言うと文は驚いたようで目を大きく開いて言った。
「ご存知なんですか?!この幻想郷に知っている人はいないと思っていたんですけど」
そうか、文もあのことを知らないんだったね。
「実は自分はここと別の場所から来たんだよね。だから鎌鼬もその世界で知った物なんだよね」
「外来人なんですか!」
「そういうならそうなのかな?」
そう言うと文は勝負をそっちのけでいきなり何かをメモ帳に記入し始めた。仕方ないので待ってあげることにするが、その前に飛んで来ていた鎌鼬をよけなくてはいけない。しかもやけに密度が高く避けづらい。それでも避けきると文も調度書き終わったようで、またお互い見合う形となった。
「避けましたか。しかし私も負けていられません!」
文はそう言ってどこからか御札を取り出した。スペルカードだ!
「魔獣【鎌鼬ベーリング】!」
どんなことが起こるのか!と思っていたら文の周りを何かが覆った。名前からして鎌鼬か!文はそのまま突っ込んできた。
「それ全部鎌鼬って危なくない!?」
多分だがあれに当たったらズタズタになるに違いない。そうして文を後ろに高速の逃走劇を繰り広げていると文が言った。
「大丈夫です!。霊夢さんによればスペルカードは物に被害はないそうなので!だから遠慮せずに当たってください!」
「嫌だよ!」
そう言うが、雷光でない自分は幻想郷一と豪語する文程早くはないので徐々に差が詰められる。方向転換しても追いかけてくるのでもう逃げられない。そうしているうちに、その鎌鼬の幕に接触してしまう。少し恐怖はあったが、文の言った通り服は破れなかったが痛かった。二人とも後ろに下がってお互い距離をとる。すると文を覆っていた鎌鼬が消えた。
「これでお相子ですね!」
「...そうだね」
文が使ったんだから自分も使おうと後出しでスペカをポケットから取り出す。相手が風関係ならこっちも!
「纏符【風乱】!」
その言葉同時にスペカが光り、自分を覆った。外見は髪が淡い緑になり。耳に空気が渦巻くピアス?のような物がついた。それはいまいち空気が歪んでいるようにしか見えない。
「な、なんですか!?それは!?」
「これは風を纏うスペカだよ」
そう言うと文は首にかけていたカメラを構えてシャッターを切る。その眩しさに目が一瞬眩む。戦っている途中でも記者の仕事はするようだ。凄い記者魂。そしてカメラを下ろした所で自分は文に向かって言葉を発する。
「仕事は終わった?まだなら待つけど」
「いいえ!待ってください有難うございました。もう大丈夫です。さあ、続きを始めましょう!」
「じゃあ、いくよ!」
自分は文に向かって突っ込む。そのまま逃げてくれれば!そう思ったが文は察したようで、上空に飛んで行きあの団扇を空高く持ち上げ大きく振りかぶった。すると先程までの鎌鼬とは違い、80cm位の空気の渦が出来ていた。それはその高さにも拘らず砂埃を巻き上げ、飲み込んだ。そのせいで形が見えてくる。そう、小さな竜巻だ。
「さっきは鎌鼬だったのに!何をしたの!?」
と、こっちに向かってくる竜巻を避けながら言う。しかもいつの間に作ったのかそれが4つあった。文はあわてている式を見て笑みを浮かべながら言った。
「私は【風を操る程度の能力】を持っているんですよ!だからこの位朝飯前ですね」
文はふふんと鼻を鳴らした。自分は迫ってきた竜巻を避けた。避けたがその竜巻は直進せずにこっちに戻ってきた。これも文の能力のせいか!そう思いつつ避けるが、避けても避けても付いてくる。飛んでいたら文の姿が目に入り、回避を続けながら凝視する。すると文はまた竜巻を作っていた。しかも後ろの竜巻は静まる気配はない。
「きりがないよ!?これ!」
「いえ!まだまだいきます!」
そう言って竜巻を追加してきた。いつまでも逃げていても疲れるだけだと思い試しに弾幕を打ち込んでみると、弾幕は竜巻を超えて飛んで行った。弾幕では破壊できないようだ。そこで式はあることを思いつく。風同士ならいけるのでは、と。式は逃げてばかりもいられないと、後ろを向く。竜巻は思っていたよりも近くにあったため急いで取り掛かる。正直ここでしたくはないな。それでもしなければ自分が負けてしまう。式は片手を前に突き出し、ある物を創造する。
「これが本物の竜巻だよ!」
手を向けた先に空気の渦が出来たかと思うと、それは急速に大きくなり誰でも分かるほどの数十メートルの竜巻になった。その竜巻は木々を巻き上げ、地をえぐった。ごうごうと大きな音を立てながら不規則に蠢く。文の物とは比較にならない大きさと威力もあり、文の竜巻は跡形もなくなった。それを確認した後すぐさま竜巻を消す。これ以上の被害を抑えるためだ。それでも竜巻が消えた後の地面を見ると悲惨な姿になっていた。あーあなどと思っていると、上の方から声がかけられる。
「これが式さんの能力の真の姿ですか!なかなか恐ろしいですね...」
「ごめんね...森が荒れちゃったよ...」
「それはいいですよ、別に」
その言葉に安心する。初めてだからか進行もなかなか上手くいかない。それでも霊夢のためもあるので勝負を終わらせないと、と文に視線を送ると文は自分を見て頷いた。続きだ!その直後に文はいきなり自分の真上にきてすぐさまスペカを取り出した。
「いきますよ!突符【天狗のマクロバースト】!」
「ちょ、ちょっと待って!」
その言葉に自分は遅れを取ってしまう。目の前に大きな風の塊が現れる。避けきれない!そう思った直後、体に物凄い衝撃がかかる。その勢いがあるまま真下に落下してくが何故かその場にとどまる事が出来ない。
ドンッ「がはっー!」
そのまま何もすることが出来ず無様に地面に叩きつけられる。30m位から落下した割にはダメージは少ない。それどころか痛みが引いていっている。それなのに立つことが出来ない。必死にあがいていると文が降りてきた。
「式さーん?生きてますかー?あ、いましたね」
そこで文と目が合う。それで文は安心したようで息を吐いた。その後上から目線のような口調で言った。
「スペルカードって思った以上に考えた通りになるんですね!このなに楽しいなんて、皆さんに勧めるべきですね!」
文は一人でうんうんと頭を振った。楽しかったかあ、ならよかった。式はもう負けを認めていた。当たり前だ。残機はもう1回しかない上に、動くことが出来ない。手も足も出ないとはまさにこのことだ。これが妖怪と人間の格の違いかな?完敗だね。そう思っていると文は言った。
「ここまで楽しかったですけどこれまでですね!あと一発当てたら勝ちです。でも大丈夫ですよ。式さんは人間の割にはかなり強かったです。それでは!」
勝負の終わりを惜しんでいるようだったが、もう終わるようだ。短かったなあ。文はあの団扇を振った。鎌鼬が飛んできているのが見える。終わったなあ、と思ったその時。鎌鼬が何かにぶつかり無くなった。その光景に式と文は驚く。
「何したんですか!?」
「自分にも分からない...」
今更だが口は動くようだ。文は驚いた勢いかどうかは分からないが何度も団扇を振る。飛んできた鎌鼬が自分に当たる前に何かに阻まれその空気の塊が拡散する。
「成程。そのスペルカードのせいですか。なかなかしぶといですね」
そう言われてやっと気づく。このスペカにそんな力があったのか。すると文が今度は弾幕を片手に出していた。と言うか弾幕出せたんだ。
「ならこれで終わりです!」
文はそう言いドヤ顔をした。風が駄目なら物体をってことかな?確かにこれなら無理だね。式は今度こそ敗北を感じた。が今度は自分の周りに暴風が吹いた。そのせいで弾幕の起動が反れ、当たらない。それを見た文は焦ったように冷や汗を流しながら弾幕を投げている。しかしその全てが式を覆う風に阻まれて当たらない。そうしているうちに体が機能を取り戻してきたことに気づく。自分は立ち上がり服に付いた土を払ってから呆然としている文に顔を向ける。
「これから?かな?」
そう言うとの目つきが変わった。
「成程、一筋縄ではいかないようですね。私も本気でかからせていただきます!」
「こっちも行くよ!」
そう言って二人はまた飛び立った。
いかがだったでしょうか?楽しんでいただければ幸いです。
アドバイス等よろしくお願いします。
次回こそ勝負が決まりますね!次回も頑張ります!
それでは!