とりやえずちゃんと書きました
それでは
朽ち果てた妖怪達は土に還り跡形もなくなった。助かったのかと一息つき、残っている恐怖をかき消しながら式は(これも自分のせいか...)と考える
「助かっ「大丈夫か!」え...?」
いきなり誰かに声をかけられて恐怖が蘇る。しかし、かけられた言葉が自分の身を案じるものだっため恐怖は小さくなる。それでも消えない恐怖をかき消しながら、上を向く。
「見たところ怪我はないようだが..痛い所はないか?」
1人の男が立っていた。そしてかけられた言葉に返事をしない訳にも行かない。
「おーい?」
少し間が空きすぎた。
「は、はい。大丈夫です...」
「そうか、それならよかったが他に仲間はいないか?」
その言葉でふと正樹さんのことを思い出す。
怒りと悲しみが湧いてくる。妖怪に対する物だ。
「いるのか!」
「はい」と返事をしようとした時だった。何もなかった空間から何か開く。
リボンが急に現れたかと思うと突然数多の目がギョロギョロと蠢く空間が開く。あまりの気味悪さに思わず後ろに飛びのいてしまう。
「どうした紫」
男が言った。するとその空間の中から何かが出てくるのが見える。
覗き込むそれが人らしき物だったので、凝視しているとそれが何か分かった。それは金髪の女の人だった。あの男と話している
「分かった!今行く」
そういうと男は突然姿を消す。幻想郷では突飛なことがおこることは知っている、もう慣れてしまっている。
すると女はこちらを向く。その姿に式は目を疑ってしまう。
その人はここは現実かを疑ってしまうほどの美人だった。それと日焼けしたくないのか傘を持っている、この幻想郷では見たこともない服装だ。
「あ、あなたは...」
「私?私は八雲紫、妖怪よ」
自分はその言葉を聞いて殺意が湧いてきた。妖怪はもはや仇でしかない。しかしに助けられたのも事実だから、どうすることもできない。睨みつけようとしたその時。
「おーい、紫ー!」
あの人が帰ってきた。
「あら、早かったわね」
「まぁな...」
式は祐希達のことが心配になった。
「あの...」
聴こうと会話に入ろうとすると男が話し始めた。
「すまない...のふ2人は助けられなかった...本当にすまない」
式はすぐに正樹さんと静子さんだと分かった。
「そうですか...ありがとうございます」
思わず泣きそうになる。しかし初めて会う人の前で泣くことも出来ないので、我慢する。
すると1つの疑問が湧いた。
「もう1人は!」
つい大声で言ってしまう。2人は驚いたようで少し目を大きく開いた。すると男の方が戸惑ったような声で言った。
「あぁ、まぁ...大丈夫だ」
式は安堵する。すると
「ただ...もう会うことは出来ない」
「ど、どうしてですか?」
「彼女から伝言だ、[今までありがとう]だそうだ...」
式は言葉を失う。
もう会えない...それを心の中でそれを受け止めてしまった自分がいた。
「そうですか...」
すると男は優しい声で言った。
「立てるか?」
手を差し伸べて来ている。
「はい」
そして手に触れようとした時だった。
その手と手の間に巨大な電気が走る。
「お、おいお前まさか...」
そこで急に体から力が抜けていくのを感じる。それとともに意識が体から離れていった。
目が覚める。天井を見るとそこは前の家とは違う、前の家よりも古いがしっかりとしたものだった。知らない天井。知らない間取り、そして座っているととても気持ちが良さそうな縁側。
なんでこんな所で寝てるんだ?と疑問が湧き、昨日のことを思いだ...すことができない。昨日のことがすっかり頭の中から消えている。焦りながら昨日あったことを生理する。
「昨日は起きて、荷物まとめて、あれ?なんで荷物まとめたんだ?」
昨日のことだけではなく、その一昨日も、そのずっと前のことも思い出せなくなっている。必死に思い出そうとしたその時、頭に釘が刺さったかのような痛みが走る。
※刺さったことはない(メタメタ
あまりの痛さに布団から飛び出してのたうちまわってしまう。二度と感じたく無いものだった。それでも思いさなくてはいけなし使命感に襲われる。
痛みに耐えながらも記憶のつたを探る。
すると今度は先程の倍ほどの痛みが脳全体を襲う。
「頭がぁっ!!!...ーッ」
頭が割れそうだと言おうとするが声にもならない。開いた口は閉まらずよだれが垂れる。
(助けて!!)そう願っていると、突然先程のことが嘘かのように激痛が消える。
「はぁ...大丈夫か?」
放心状態で固まっていると突然声をかけられる。その声の元は昨日の男だ。
「これは思い出せる」
驚いていると自分の頭(脳内)が可動し始める。
痛みが走る→が、この人だけ思い出せる→この人が原因→何かされる。
最後に行き着いた答えは...
「逃げろ!」
1人で叫び、落ちている布団を蹴り飛ばし、縁側に飛び出そうとすると、
「まぁまて」
と引き止められる。と言うか動けない。体が言うこと聞かない。
「話だけ聞いてくれ」
動けないのだから聞く他ない。
「完結にいうと、お前は能力持ちだな?」
能力ってなんぞや?という感じになっていると
「能力って何ですか...?」
急に自分の口が動く。口だけ動くようになったようだ。
「知らないのか?」
そう言い困ったような声で付け加える
「仕方ない、教えてやる」
すると急に体が動きを取り戻し躓く。
逃げるわけにもいかないので座って話しを聞く姿勢をとる。すると男が話し始めた。
「能力っていうのと全ての人が持っている訳じゃない稀に生まれ持つものだ、たとえば空を飛んだり、魔法使ったり、変身したりとかだ」
あまりに突飛すぎるものでこんがらがる。
「それを自分が持っていると?信じられません」
当たり前だ、急に「あなたは空を飛べます」とか言われて誰が信じるか。睨みつけようとしたその時。
「梓ー?いるのー?」
と女の子の声がする。すると男が声がした方に顔を向けて言った。
「霊夢ー、ここだ」
途端にふすまの向こうからトタトタと音が近づいて来る。
「ここにいた...の...?」
ふすまが開かれた先にいたのは可愛らしい女の子だった。その霊夢と呼ばれる女の子はこちらをに目を向けて言った。
「誰、そいつ」
「いいところ来た、霊夢1回飛んでくれ」
答える気は無いようだ。と言うか名前は教えていない。
「はぁ?なんでよ」
と明らか嫌そうの声でかえされる。
「いいからいいから」
そう言って霊夢と言われる人を外へ押していった。とそっちを見ていると、小声で何かを話して、霊夢(以下略)が頷くと、梓とやらがこっちを向いて言ってきた。
「今から証拠を見せる。よく見ておけ!」
言われたとおりにその方向を見てみる。
梓(以下略)が霊夢(以下略)に頷きかけると
数秒待っていると、驚くべきものが目に映る。
浮いた
霊夢(以下ry)が浮いて1m、2m3mと浮上していく。目を見開き、口を開けたまま固まって凝視していると、自慢げな声をかけられる。
「これが証拠だ」
と言われ、(嘘だろ)と、目をこすってからもう一度見てみると今度は糸に釣られないことを証明するかのように、不規則に飛んでいる。
梓(ry)はこちらを向いてドヤ顔になっている。
「こんなのが自分に...?」
嬉しい半面、良く分からない気持ちだった。
うつむいていると声をかけられる。
「これは提案なんだが...お前自分の能力を制御出来るようになりたいか?」
あんなふうになれるなら是非ともなりたい。人間が空を飛べるなら、やる他ない。
「はい...」
すると梓(ry)
「そうか、なら俺が教えてやる」
「え?」
「俺の弟子にしてやる」
とその時、先程霊(ry)...霊夢(ry)が飛んでいた方向からドタドタと音がする。
「はぁ?!弟子!?」
どんなけ地獄耳なんだ!と思っていると何故か睨まれる。何故だ、心が読まれたか?
すると、それがどうした、と言うかのように「そうだ」と答えていた。
疑問が湧いたところで質問してみる。
「それって...凄いことなんですか?」
恐る恐る聞いてみる。すると
「当たり前じゃない!こいつはこの幻想郷の中で最強なのよ?!それが何処の馬の骨かも分からないような奴を弟子にするなんて!修行させる暇があったら私に奉s...なんでもないわ」
と何故か怒られた。最後の方が何なのか気になったが聞いたら殴られそうな気がしたので断念する。
梓(ry)もスルーしたようだ。
「凄いことなんですね...」
少なくとも最強って言う言葉で凄さは理解出来た。そんなことを言われると自信もなくなる訳で、自分でいいのかなぁ...と考えていると。
「なら弟子になる前に自己紹介をしよう。まだ名前も知らないからな。俺の名前は始終梓(ししゅうあずさ)だ」
相手だけに言わせて答えないわけには行かない
「式です。七条 式」
これで話しが進むのかと思いきや、あと1人残っていた。
「博麗 霊夢よ。霊夢でいいわ」
自己紹介の時間が終わる。
「梓さんと霊夢ですね」
確認のため聞き返すと霊夢から批判が上がった。
「なんで梓はさん付けで私は呼び捨てなのよ」
「え、まず梓さんは師匠になりますし、霊夢は霊夢でいいって言いましたし」
「はぁ...ならそれでいいわ、あとそのへんな敬語じゃなくていいわよ」
ならなんで聞いたと思いつつも言われたとおりにする。へんな敬語と言われて傷つきはしていない。えぇしてませんよ。
「ところで式は雷の能力なのか?あ、そうか、能力のこと知らないのか」
といきなり言って考え始めた。
すると梓さんは何か思いついたようで、手を叩いた。
「霊夢、式の能力を見てやってくれ」
と言うと
「さっきの報酬2倍にするわよ?」
と言われた。なんのことかはあえて聞かない。
梓さんはまじか!みたいな顔をした後、決心した様で、渋々答える。
「た、頼む...」
すると梓さんの顔から活気が無くなったかのように沈んだ。心配だ、と見ていると
「やるから早くして」
冷たいことを言われる。
指示されたとおり霊夢と向き合う。
すると霊夢は自分の額に中指と薬指を合わせてくっつけた。流石に動揺する。
「な、なにこれ?」
「うっさい」
ショボンとしてしまう。
すると突然霊夢は目を見開き梓さんの所に駆けていった。梓さんを揺すり正気を取り戻させた後、2人でこそこそと話し始めた。
どうしたものかと待っていると、梓さんがこっちに来た。顔がどことなくニヤついている。
「式、自分の能力を知りたいか!」
「は、はい」
楽しみにしていたものが遂に来た!というような感じだ。
何故か緊張しながら、しっかりと聞く準備をする。
「よく聞け...式の能力は、
自然現象を操る程度の能力だ!」
凄いのか?
以上です。どうでしたか?
あまり話すことがないのでさっそく終わります
楽しんでいただけたら嬉しいです
それでは