コレンティン・ジロードには記憶がある——日本人として生まれ育ち、異世界に転移して戦士となった記憶。結婚して子どもを育てた記憶。しかし、彼自身の記憶なのか、それとも別人の記憶なのかはわからない。 彼は記憶の主を「前世の自分」と呼ぶようになる。 「記憶」は万能ではなく、基本であるはずの精霊魔法は彼の手では発動しなかった。失望するコレンティン――そこに思わぬ声がかかる・・・
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