付き合って4年目になる高校三年生の達也と美夏の夏の前の季節の一コマ
いつまでも同じ関係が続かない事に焦りを感じる二人の会話は日常に溢れていた
将来に不安を抱える三年のこの時期に
「話があるから放課後に」
と、呼び出しを食らう達也
「はふぅ・・・、放課後の貴重な時間に何でこんな何もない屋上に呼び出しなんて何の嫌がらせだよ、まったく」
「あーもー、早く帰って勉強しなきゃなのに・・・ん?」
「はぁはぁ・・・・、お、おまたせ!遅くなってごめん!」
「おいおい、頭は下げなくても良いけどあんまり走るなよ、体に悪いだろ?」
「はぁはぁ・・・、う、うん、心配掛けてごめん、」
「頭は下げなくて良いからさ、て言うか美夏、何だってわざわざこんな何もない処に呼び出したんだよ?いつも見たくうちに遊びに来たらいいだろ?」
「えっと、いや、ちょっと達也君に相談があって・・・、」
「はぁ、まぁうちじゃ相談は無理か、妹も美夏に懐いて離れないからな」
「そうだよ、いつも邪魔されて・・・」
「ん?どうした?」
「い、いや、えーっと、それにしても蒸し暑いねー」
「はぁ?まぁ梅雨だしな、寒かったらそれはそれで問題だな」
「はは、私は寒い方が好きなんだけどね、季節外れの雪とか降らないかなぁ」
「・・・、流石に無理だって、そんなに雪好きだったっけ?」
「はぁ、覚えてないんだねぇ、」
「何をだよ?」
「小さい頃、達也君が作ってくれた雪だるま見て好きになったって言ったじゃん?」
「お前なぁ、小さい頃に言った事なんていちいち覚えてねーよ」
「そうだよねー、達也君、私の言ったことなんてぜんっぜん!覚えてないもんねー」
「なんだよ、何か刺があるな・・・」
「べっつにー」
「お、俺だってちゃんと覚えてる事あるぞ、」
「へーー、聞きたいなー、達也君の『ちゃんと覚えてること』」
「くっ・・・、幼稚園の時に・・・」
「ん?幼稚園、ずいぶん昔だね?」
「そうだよ、幼稚園の滑り台で・・・」
「滑り台・・・」
「・・・、滑り台でお前に・・・」
「お前に・・・?」
「・・・、あーっ!別に良いだろ!て言うか相談って何だよ!?」
「えー、そこでやめるのー?きーきーたーいー!」
「うっせ!早く言えよ!」
「達也君のおーぼー、ふふ、まぁ私も滑り台の事、覚えてるけどね」
「覚えてんのかよ!?」
「そりゃそうだよ、達也君の一言一句、ちゃんと覚えてるよ」
「・・・いや、うざいから」
「ちょ、ウザいとかひどくない!?」
「事実だよ、いちいち思い出されて上げ足とられる身にもなれよ?」
「上げ足なんて取ってないよ~」
「・・・おい、あまり金網にすがるなよ」
「ん?大丈夫だよ?」
「いやいやいや、お前の兄貴怖いんだから、服とか汚れてたらまた俺がどやされちまうだろ?」
「あー、あはは、大丈夫だよ、ちゃんとフォローするからさ」
「美夏がフォローするたびに兄貴の機嫌、悪くなってんだよ、はぁ、」
「まぁシスコンだからねー、ありゃ私が居なくなったら自殺しかねないよー」
「・・・そうだな、その光景が如実に目に浮かぶよ」
「泣きながら『美夏が居ない世界なんてー』って海に歩いて行く感じかなぁ?」
「いや、『美夏はお前のせいで!』とか言いながら俺が殴られるんだろうな」
「あはははは!それ春の頃の実話じゃん、あーおかしー」
「・・・馬鹿ウケすんのは良いが、実害あった俺は全然笑えねーんだけどな」
「ごめんごめん、でももう来年の春には達也君、大学生だねー、実感ないよ」
「そりゃ美夏が進学しないからだろ、俺なんて毎日毎日勉強で、早く解放されてーよ」
「んーん、そういう意味じゃなくてさ、単純に達也君の大学生活に実感わかないの」
「おま、そりゃねーんじゃね?まぁ俺だって本当は直ぐにでも働きたいんだけどな」
「仕方ないよ、お父さんの言うことは正しいもん、それに達也君が今すぐ働いたら私の夏までの残りの学生生活、楽しめなくなっちゃうじゃん」
「そうだよな、夏休みまでに二人の思い出を作っとかねーとな」
「そうそう、だから達也君にはいっぱい笑わせてもらわないとね」
「・・・美夏の手、温かいな」
「ありがと、だから達也君が考えてる暇なんて私が与えないよ?」
「ははは、なんか珍しく励まされちまったな」
「んま、失礼ね、ふふ」
「はは、ありがとな」
「どーいたしまして、」
「・・・それで、相談って?」
「うん、家族で旅行したいなーって」
「そっか、・・・そういうのもいいな」
「でしょ?だからどっか良い所、知らないかなーって、個人的には遊園地とか行きたいけど、」
「ま、激しい乗り物さえ乗らなきゃそれもいいかもな、OK、親父さんには俺から説明しとくし、場所も探しといてやる。それからまた相談だな」
「さっすが達也君、頼りになるぅ」
「はは、美夏の親父さんも俺の方が話しやすいだろうしな」
「・・・うん、だから式の時も、お父さんをよろしくね」
「・・・あぁ、」
「お父さん、やっぱ泣くんだろうなぁ」
「だろうな、なんだかんだあったが、親父さんが一番、美夏の事好きだろうからさ」
「あはは、でもさ・・・、」
「ん?」
「そういう時は、『俺が一番、美夏を好きだー!』って言ってくれないと、ね」
「そんな事、言うわけないだろ?はぁ」
「あー、ひどいー」
「だいたいな俺はな・・・・」
「・・・・うん」
「美夏もお腹の子も世界で一番なんだからな」
初めまして、アランドロンです
こちらで色々な小説を読ませて貰い、ほかの方の才能に嫉妬しつつ自分も何かかけたらなぁ・・・、と思い、とりあえず簡単な短編からでも、と思い、投稿させていただきました。
小説を書く、文章を書く、大変でえすねぇ、頭真っ白ですw
今回、物は試しに短編を書かせてもらいましたが文章が稚拙なのは本当、勘弁してください、これから少しづつでもレベルアップさせていきたいと思います、
この二人の会話だけの話を描きましたが、何かこうしたらいいよ、ああしたらいいよ的なアドバイス当、ありましたらご教授いただけたら幸いです、
他に連載小説のプロットを作っていってるので参考にさせていただきたいと思います
本当、他の方の才能や努力には脱帽です、
最後に、こんな拙い短編小説を読んでいただき、ありがとうございました。