プロット自体は一年生編完結まで完成したのですが、単純に書く時間が全然取れない!!!
〈リムルside〉
とりあえず、男子運動部からポイントを絞れるだけ絞ることを決めた俺は早速男子サッカー部に勝負を挑んだ。
最初は入部希望者かと勘違いされたが、賭けを提案したことで態度は一変。
こちらがどれくらいこの学校のシステムについて知っているのか見極めるつもりのようだったが、それは無視し、とりあえず所持ポイントを見せ、賭けが本気であることを理解させた。
最初はディアブロの報告書にあった優秀な部員と
目に見えて舐めている態度の俺に憤慨した上級生たちだったが、流石に俺が上手いのはよくわかったらしく、その提案を受理し、そして問題なく俺が勝った。
この時点で500万ポイントを獲得した。
大会で優秀な成績を収めたらご褒美にポイントが貰えるからか、意外と持ってるもんだ。
とりあえずこれ以上は良いかと思い帰ろうとしたその時、金髪の先輩が話しかけてきた。
名前は確か南雲雅。
ディアブロの報告書にもあった2年生を支配下においている生徒会副会長だ。
生徒会に入る前はサッカー部で活躍してたらしいし、顔出しに来たのだろう。
軽い口調だが、どこか優しそうな口調が鼻についた。
悪どいことも普通にやってる人間のクズだ。
取り繕うのは上手いらしい。
元々、自尊心の塊であるためか、今サッカー部をボコボコにしていた俺に興味を持ち、俺に勝つことでその自尊心を満たそうとしたらしく、勝負を仕掛けられた。
形式は1対1。
そして始まった試合だが、まあ特に語ることはない。
俺が勝った。
それでも、1回負けた程度では諦めず、合計5試合した。
最後の方はイライラしていたためか仮面が外れ始め、言葉も乱暴になっていたのは面白かったな。
まあ、そんなわけでボロ勝ちした訳だが、なんと向こうが高レートを提示してきたため、2000万ポイントもむしりとれた。
ホクホクだ。
もう用はなくなり、他の男子運動部からもポイントを絞りまくり、合計3900万ポイント手に入れた。
南雲雅から手に入れた2000万が1番多かったな。
ちなみに、他の部活動から搾り取る時は南雲雅のような奴が来ることもなく、特に何事もなく……いや、バスケ部だけ面倒なのがいたな。
最後に行ったのがバスケ部だったのだが、新1年が途中で入部しにやって来たのだ。
そこで、その1年…須藤健が勝負を挑んできた。
粗暴な奴だったが、バスケにかける思いだけは本物の奴だったな。
勝ったけど。
須藤健からはとりあえず5万ポイントだけゲットした。
流石にこれから地獄を見るであろうDクラス生徒から全ポイントむしり取るわけにも行かないしな……ん?
少しこの世界で落ち着きすぎたか?
優しさが出るようになっていたのは驚きだ。
ま、害があるならその時潰してしまうだけだが。
そんなこんなで帰り道、ベンチに座って談笑する有栖と綾小路清隆を見つけた。
スワッ!浮気!?
とは流石にならない。
確か有栖ってあいつになんか思い入れでもあるみたいだしな。
………話かーけよ。
「何話してるんだ?有栖」
「悟くん!やることも終わったので、ホワイトルームから出た感想などを聞いてありました」
ホワイトルームという単語を有栖が果たしたその時、綾小路清隆が驚愕すると共に警戒の色を見せた。
「お前も、あそこを知っているのか?」
「ああ、知ってるよ」
「あ、紹介がまだでしたね綾小路くん。こちらは三上悟くん。私と同じAクラスで、私の彼氏です」
「知ってるようだが、Dクラスの綾小路清隆だ」
「それでは、そろそろ帰らなければならない時間ですので。それでは綾小路くん、また明日」
「ああ」
そう言って、有栖は俺の隣に立って歩き出した。
「それで、具体的にどんな話をしてたんだ?」
「そうですね。具体的には……
〈綾小路side〉
まさか、この学校にホワイトルームのことを知っている奴が2人もいるとは……これが世間は狭いということなのだろうか?
数十分前
部活動説明会を終え、堀北とも別れた俺が学校の周りの監視カメラを見つつ散策していた時、
「お久しぶりです。いえ、あなたにとっては初めましてですね」
「誰だ?」
「私は1年Aクラスの坂柳有栖と申します。あなたの事は、まあ、良く知っているとは言えませんが、子供の時から、8年前から知っていますよ」
8年前といえば、確実に俺はホワイトルームにいた。
その時から知っているという事は…いや、まさかな。
「人違いじゃないか?」
「いいえ、人違いではありませんよ。ホワイトルームの最高傑作さん」
嫌な予感が当たってしまった。
流石にあの男、手が早すぎるのではないだろうか?
こんなにも早く刺客を送ってくるのは流石に予想外だ。
刺客が来るとしても2年の時だと思っていたのだが。
「何か勘違いをしている気がしますので、補足しますが、私は綾小路篤臣の手の者ではありませんよ?」
「その言葉をすぐに信用しろというのは流石に無理だと思うんだが?」
「ふふっ、確かにその通りですね。ですが、その気ならば今日のうちに貴方を退学させてますよ」
背筋が凍るとはこの事なのだろうか?
何か得体の知れない圧があたりに立ち込めている、そう錯覚した。
「怖がらせてしまいましたかね?ですが、本当に貴方を退学させたいのなら、今日のうちに出来たという事は理解して頂けたのではないでしょうか?」
「ああ、そうだな」
やはりこの圧は意図的なものなのか。
外の世界は知らない事ばかりだ。
「じゃあ、何の用なんだ?」
「ただの世間話です。ホワイトルームから出て感じた事とか、自由を得てどんな感じか、とか少し気になりまして」
「はあ……まあ良いか。
「はい」
そんなこんなで世間話を始めたわけだが、まあ、本当にただの世間話だった。
そして、途中でふと気付いた。
確かあの複数の女を侍らせていた男のそばに居た女の1人だ。
そんなこんなで話をしていると、
「なるほど、貴方は友達というものに1番憧れがあるのですね?」
ふとそう言われた。
確かに、その通りだ。
そんな存在はホワイトルームでは作れない。
せっかく自由になれたのだから、友達を作ってみたいと、外に出られて浮かれていた俺は思っていた。
「では、私が最初の友達になってあげましょうか?」
「………良いのか?」
突然の提案だ。
正直嬉しい。
なんとなく、それが本心からだというのもなんとなくわかった。
「はい。では、これから私たちは友達ですね」
どうだ堀北。
俺にも友達が出来たぞ。
その少し後、三上悟ともあった。
どうやら坂柳の彼氏らしい。
他の女子はどうなのだろうか?
いや、三上とはまだ友達ではないし聞かないべきか。
◇
「え?魔力を使った?」
「はい。実力を簡単に示すのに役立つかと思いまして、少し魔力で威圧しました。後、少し思考誘導の魔法を。それで信用させました。そうでなければ、流石にあそこまで簡単に信じ込ませる事は出来ませんでしたから」
「そこまであいつと友達になりたかったのか?」
「ええ」
「恋……とかじゃ」
「いえ、彼に対してはなんというか……母性でしょうか?」
「なるほどなー、というか、すごいな。魔法使えるようになってまだ1日も経ってないだろ?」
「皆さんのおかげです」
次の投稿日は未定です。
またこれくらい空くかも。