「今度こそ、すべてを終わらせる」

無限に繰り返される夏の檻。
何度救おうとしても、必ず誰かが死に、失われる。
その地獄のループを生きるシンタローは、絶望と執念の果てにひとつの決断を下す。

――仲間に「すべて」を焼き付ける。

彼の持つ「焼き付ける」能力は、本来、記憶を持ち続けるためのモノだったが「焼き付ける」がかつて持っていた思い出を伝え絆をつなぐための能力「目をかける」能力を獲得する。
だが、無限の死を背負ったその力は暴走し、仲間たちの精神を崩壊へと導く。
そして、ループ世界自体もひび割れ、壊れ始める。

あらゆる想いが衝突し、世界は限界を迎える。

「壊す」ことは「終わり」か、それとも「始まり」か。

今、シンタローの最後の夏が、決壊の音を立てて砕けはじめる――。
  プロローグ 夏の終わりへ
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