ゴチルゼルは星を見ていた。
――そろそろだ。
未来が、くる。

メタグロスは心配していた。
ゴチルゼルは未来を見るのが得意な方ではない。どれほど先を見ているのか、ここのところずっとだ。その規格外のサイコパワーが尽きた時を見た事はないが、万が一もある。ゴチルゼルがよろめくだけで、この群れは傾く。それだけ彼女の存在は大きい。しかし自分に出来るのは、彼女の計画のサポートのみ。いくら優秀な頭脳を持とうと、予想は予言になり得ない。せめてゴチルゼルが動きやすいよう、群れの中で上手く立ち回るだけだった。
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