そんな彼が、心に影を宿すまでのおはなし。
実在する人物及び団体とは一切関係ありません。
満月の夜、カンカンカン、と硬質的な音が響く。
ネオンは点灯しているものの、通りに人通りは全くなく、あと数刻もすれば空も白み始めるであろう時間帯。
そんな通りを走るスーツの男が、しきりに上を見上げては迫り来る
カンカンカン、という音は男の上。
建設中のビルのパイプ足場を踏むその身体は男よりもはるかに小さい。
「待ってくれよッ! たかだか耳を抜いたくらいだろう! なんだよ、何に怒ってるんだよ!」
カンッ、と一際大きな音が鳴り、その小さな躰が夜の空を舞う。
ネオンが切れかかった看板の上に立つその顔には、左目のみが光る仮面が装着されていた。
そしてその仮面よりも特徴的な、大きく、そして長い、風にゆらゆらと揺れている2本の耳。
「お前ッ、ほんとになんなんだよ……!
「…………」
首元に青く燃えるスカーフを巻いたその みみのこ は、ゆっくりとその手を仮面に添える。
そしてそのまま外した仮面の下には……。
「……ッ! その目……!」
赤黒く光る、炎を宿した瞳。
その表情から考えは読み取れず、男はただ腰を抜かしてその眼光に射抜かれることしかできなかった。
みみのこ は、再び仮面をつけ、跳躍する。
その背中にある無骨な、鉄塊と言っても良い大剣に手をかけながら。
月光を背に跳躍した みみのこ は、小さな身体で自身の身長よりも長く大きな大剣を振りかぶり───
「お前ッ、ファイトクラブの───!」
◇
「あっ、みみのこ だ〜。それ」
「うあっ」
人の集まるところであれば、よく見る光景。
目の前をふよふよと揺れる耳は、さぞ好奇心を刺激することだろう。
みみのこは、耳を抜かれると死ぬ。
まことしやかに囁かれている噂───事実、死ぬ───は、人の嗜虐心をくすぐり、目の前に みみのこ の耳があれば抜いて笑いものにするなど、本当によく見る光景だ。
そんな世で、そんな光景を見ていた俺は、今まさにムッとした表情を浮かべていた。
みみのこ というこの身体は、あまりにも生きづらすぎる。
いや、別に精神的に追い詰められているとか、そういうことじゃない。
本当に言葉通りの意味で、すぐに死ぬから生きづらいってワケ。
まぁ、こんな光景があってすぐそばにいたら、もちろん俺だって狙われるけど。
「おらぁ! ……ってアレ?」
「遅すぎ。地下のみんなを見習ってほしい」
上から簡単にすぽすぽ引っこ抜いて耳を殺すことしか知らない素人のもぎなんて、俺からしたら本当に児戯なわけで。
こうやって首を揺らすだけでももげないし、そもそも掴んだとしてももげない時がある。
「なんだよお前、もげないようにしてンのかよ! つまんねー!」
「あァ? お前が下手くそなだけだろうが! みろこれ! もげるだろうが!」
「う……!」
こうやって、もげないことを耳のせいにするやつだっている。
仮にも地下の戦士で、誇るべき王の名を冠するチームの一員である俺がそんな誉れの無いことするわけないじゃないか。
だからこういうときは、
「サンプルをくれてやる! もぐなら戦ってもげ!」
「えー……」
こういうと、しぶしぶながらも戦ってくれる。
そして───
「はじめっ!」
「ふんっ!」
「早ァッ!?」
こうして、耳をもがれて死ぬ恐怖を実際に与えると、大体の人は好き勝手にもいで来なくなるんだ。
だから俺は、こうして意識改革のために、日々不当なもぎが行われているところに行って演説を……。
「は? やるわけないじゃん、バトルとか」
………………。
「いや、抜かれるのが嫌ならそのアバターにならなきゃ良いじゃん」
抜かれると死ぬのが嫌なんだ。抜かれることが嫌なんじゃない。
あと『もぐ』って言え。
「それに設定で抜けないようにすればいいだろ」
そうしたら、『つまらない』って言うじゃないか。
いつもそうだ。
「大体、地下闘技場とか何言ってんの? って感じ」
ああ、そうか。
こいつ、
何も知らないくせに、ぺらぺらとしゃべって、そのくせ、みみのこ が目の前に来た時だけ自分の快楽を優先して耳を殺す。
手が、震えている。
この震えはどっちだろう。
怒り? それとも、恐怖?
少なくとも、バッジ戦の時のような、武者振るいでないのは確かだ。
「なんか文句あるなら言い返してみれ───ばっ!?」
「…………ッ!!」
口よりも先に、足が出ていた。
四つの炎を束ねたスカーフはマントへ戻り、バランスを制御して動きやすくするベルトが顕現する。
俺の、正義の象徴。
このベルトについたバッジを。チームを、キルバッジを。
頬に入った右の足先を振り抜き、そのまま着地した勢いでさらに回転。
今度は左足の踵から、後ろ回転蹴り。体勢が崩れて頬を抑えたところで、全力で胸の辺り……ちょうど胸骨がありそうなところへ体当たりをした。
みみのこ の体は小さく、弱い。だから、1発1発全力で。
「痛ッ───!」
「ヒーローはっ! 不当なもぎを絶対にゆるさないっ!」
そのまま肩に足をかけるようにしてまたがり、握った拳を振り下ろした。
手応えは少ない。けれど、ダメージは確実に与えられている。
「ヒーローはっ!」
「がっ……」
「不当なもぎを!」
「がふっ……!」
「絶対にっ!」
「うぶっ……!?」
ゆる、さ、ない!
「ぅおらあああああっ!!」
「──────!?!?!?」
気づけば、静かになっていた。
赤く染まったこの手を拭う人は誰もいない。
わざわざ渦中に入りたくないのか、今倒れているコイツを庇う奴も、誰もいなかった。
「俺……」
俺、人間を倒せたんだ。
ずっと勝てない勝てないと思っていたけど、勝てたんだ、
そうか。
俺は、正義を執行することができるんだ。
そうか!
「………………」
「ひっ……」
復活していた みみのこ は、俺を見て後ずさった。
さっきまで君を殺していた人間は、そこに倒れている。それに、気絶で済ませているだけまだ良い方だ。
なのに、どうして。
「こないで……」
どうして、そんな顔をするんだ。
そうか。この手についている赤いのが怖いのか。
確かに、こんな姿じゃヒーローとは呼べやしない。
ここは一度、出直すことにしよう。次からは、もっとスマートに。
……と、いうのが俺が今追われている理由ってわけ!
「止まれやァ! 撃つぞオラァ!」
「あからさまな悪役のセリフ! もしかして何かの
「テメェッ! なめたこと言ってんじゃねえぞ!」
「でも元はと言えば、おまえたちが勝手に みみのこ の耳をもいだことが原因なんだよ! 反省してくれれば許すからさ!」
「何様だおめぇ!!!!」
あーあ、話が通じないタイプか。
やっぱり、アジト? 根城? に単身、真正面から突っ込んだのは愚策だったかな。
ま、そのおかげでこんな立派な剣が手に入ったけどね。小さいってことはダガーかな? それとも、みみのこ みたいに体が小さい人用の剣?
ま、使えるならどうだっていいや!
「アッ! おまえ、それどこから……!」
「武器庫のロックはデジタルにすべきだよ!」
実際のところ、ペット用の扉があったからそこから入っただけなんだけどね。ロックがアナログでもデジタルでも、ペット用の扉に鍵はかけられまい。
……武器庫にペット扉? まあいいか。
路地裏に逃げ込み、剣を左手に持ったまま近くの窓のサッシを掴む。
そして勢いよく跳躍し、壁に剣を突き立てて……。
「……あ? あいつ、どこ逃げやがった……!」
「上だよ」
「……ッ!?」
ひらりとマントを翻して、踵落としで手首を叩く。
持っていた武器が落ちるカランという音を聞きながら、バックステップで男の背後をとるように動き、もう一度壁に跳躍。
壁に突き刺さった剣を掴んで、振り子の勢いを利用して……!
「はぁッ!」
「ぐふっ……!?」
顔面にドロップキック。決まったね。
持参していた結束バンドを使って近くの室外機のパイプと手首を繋いで、さて、この人は無力化完了。もう聞こえてないだろうけど、起きたら2度と耳を勝手に抜かないでね。了承取れば別に良いけど。
「さて、次……」
「そこにいるのは誰だッ!」
「……ッ!?」
ライトっ!? 眩し……ッ!
逆光でよく見えないけど、武装してる!
このままじゃダメだ! 顔がバレたら、地下にいるみんなにも迷惑がかかる!
ここで、コイツも倒す!
「……ッ!」
「むっ!?」
路地裏の壁を利用して三角を描きながら回転蹴り。
大きく体勢がズレたところで、もう一撃右足で後ろ回転蹴りを!
「ふんッ!」
「なっ……」
掴、まれ───!?
「むぅんっ!」
「ぐああっ!?」
コンクリートの地面に投げられ、5、6度と転がる体。
間違いない。こいつ、戦うプロだ……!
っ、
「いってぇ……乱暴が過ぎるんじゃないの、ちょっと?」
「……私はただ、雇い主の意向に沿うだけだ」
「ああ、あんた雇われなんだ。それじゃあ心置きなく……!」
戦えるッ!!!!
限界まで溜めていた『足』を解放し、先ほどよりも速く跳ぶ。
そのまま思い切り、ライダーキックを!
「手ぬるいわッ!」
「ッ……なんでっ、止めれるんだよ……ッ!」
「貴様がッ! 弱いからだッ!!!」
「かっ……は……っ!?」
背中に衝撃。身体の中の空気が全て吐き出され、脳が揺れる。
それを知覚する間もなく身体が浮き、今度は胸に衝撃が加えられた。
ああ俺、今すっごくビタンビタンされてる……。
まずい、このままじゃ意識を失う……! そうなる前に、どうにか……。
何か、掴め!
「ぐっ!」
「ガードレールなど、掴んだところで!」
「ぐっ、うううううう!!」
バキン。
変な音を立てて、ガードレールはひしゃげて地面と離れた。再び浮く体。
本当に、どうなってんだよその馬鹿力。
でも……まだこの手は、掴んでる……!
「うおおおおおおああああ!」
「ぐおっ……!!!!」
もはやスクラップの塊であるそれを思い切り男にぶつける。それでも傷一つつかない男の手を、回し蹴りのように体を捻って振り払う。
そのまま顔面に飛びつき、巻き込むようにして思い切り!
地面に!
叩きつける!
「みみのこ式ッ、空中背負い投げッ!!!」
「ごぉ……ッ!?」
どうやら、気絶しているみたい。流石に鉄の塊でぶん投げられて、受け身も取れずに地面に叩きつけられて、これでようやくか。
全身が痛い。この男よりも叩きつけられた回数は多いはずだけど、それでも痛いで済んでいるのは みみのこ の身体が小さいからだろうか。
人間が落ちたら絶対に死んでしまうような高さからアリを落としても、体重が軽くて体が小さいから『死ぬ速度と衝撃』には至らないという話を聞いたことがある。
まあ、あれだけ小さくて風に飛ばされるようじゃ、ねえ。
「はぁっ……はぁっ……はぁっ……!」
「──────」
気絶している男は、軍服らしきそれに身を包み、銃剣で武装している。
思えば、この武器は一度も使わなかったな。……お、これはナイフかな? でもシリンダーがついてる。これも銃剣……?
俺が持ってもギリギリちょうど良いか少し小さいくらいのサイズの銃剣。男からすればカトラリーもいいとこだろうに、なんだってこんなものを持っていたんだ。
……ま、昔の貴族は世界一小さな銃を帽子の中に仕込んで自衛用にしていたらしいし、そういう理由があるのかも。持っていても無用の長物……いや、
……なんだ、結構渋くてかっこいい顔してるじゃん。モデルでもやればよかったのに。
ま、こんなところか。次に起きたら、もう みみのこ に暴力を振るわないでくれよ。
そうして、息も絶え絶え、ふらふらとそこを後にしようとした時。
「動くな」
「───っ」
なんで。
なんで、起きてる……?
背中に突きつけられているのは……剣。だけど、おそらくこいつが持っていたもう一つの銃剣だ。カトラリーじゃない方。
「貴様を、連れて行く」
「どこへ」
「雇い主の元へだ」
「へぇ、そう。ちなみに雇い主ってどんな人?」
「貴様のような身体の小さい者をよく集めている。売り払うそうだ。……知っても、もはや意味もあるまい」
「…………」
「動けば、撃つ」
「……………………」
「まずはマスクを返せ。持ったまま両手を上げろ」
させない。
させるもんか。
「ヒーローは」
「?」
「最後まで諦めない」
持った仮面で裏拳をする。
カォン、と硬質的な音が響き、男がのけぞった。
思ったよりも硬かったらしい仮面を持ったまま、後ろ回し蹴りを放ち続けてタックル。
「ぐ……おっ……!」
「ッ!」
そして、男が一瞬でも尻餅をついたことを確認して、ただ走った。
あいつ化け物だ。どれだけ蹴っても、アイツは多分起き上がってくる。
ここは引くんだ。一度引いて、追ってきたところを叩く。
そして───
──────ッ
───そして……。
ぁ、っえ?
なんで俺、倒れて……。
耳……痛い……。
……ッ!?
「っあ、あっ、うっ、ああああああッ……!」
撃たれた! 左耳を撃たれた!
鋭い痛みが耳を通じて全身を駆け巡る。
走らねばならないはずの身体は言うことを聞かず、ただガタガタと震えるばかり。
ぽたぽた、と生暖かいものが頬を伝う。
痛い。痛いからなんだ。ここで捕まったら死ぬかもしれないんだぞ!
動け! 動け、手を伸ばせ! 手を!
「………………」
目の前に、チームバッジが落ちていた。
冠と、それに沿うように並んだ耳が特徴的なバッジ。そのバッジに書いてある『命』のレリーフが、俺に勇気を……
──────ッ
火薬からなる破裂音。
目の前で弾けたそれは、軽い音を立てて俺の耳2本分ほど遠ざかった。
「そのアイテムで何ができるのかはわからぬが……万策尽きたか?」
「ぁ……ぁ、ぁ……」
命のレリーフが、弾け飛んだ。
チームのみんなを象徴する耳の意匠も、埃と砂に塗れて色褪せている。
ああ。
ダメだ。
炎が、漏れる。
もう、制御できない。
「ッ!」
チームバッジへ一足飛びし、それを抱えて地面を転がる。
撃たれた耳がもげて地面に落ちるが、どうせ生える。気にしない。
いつしか髪の毛は輝きを消して、その代わりに、俺の左目から青い炎が煌々と燃え盛っていた。
「ヒーローは……!」
「……またそれか」
「ヒーローは……っ、ヒーローは……っ」
気づいた時には、男は俺に蹴り飛ばされていた。
「
俺の視線の先には、瓦礫に埋もれた男がいる。
だがこれで倒れるようなやつじゃない。
弾け飛ぶ瓦礫の中から、男が呻き声を上げた。
「貴様……ッッッ!」
「当たれぇっ!!!!」
大きく振りかぶって投げたのは、先ほど男が持っていた小さな銃剣。
さっきタックルをした時に、腰から抜いておいたんだ。
その銃剣は、くるくると回転しながら短い放物線を描き、その男の胸に突き刺さる。
「ぐ……!」
突き刺さった。刺さってしまった。
明らかな致命傷。けど、もう。
もう、止まれない。
「うあああああああッ!!!!」
地面を蹴って、男に肉薄する。
そのままその剣の柄に目掛けて、左足を伸ばす。
4本の炎で出来たマントが束ねられ、やがて一つになる。
本来なら赫く燃えているであろうそのスカーフは、俺の目の炎と同じように青く燃えていた。
覚悟を、決めろ。
その柄を深く、深く蹴り入れる。
「ぐっ……!?」
「あああああああああああああ!!」
「ぬっ、おおおおおおおお!!」
もう一度勢いをつけるため、体を捻る。
俺のスカーフが、爆ぜた。
その爆風に背中を押され、俺は……。
◇
白んできた夜に、どさりという音がやけに大きく聞こえた。
目の前の人間は完全に気を失っていて、今からでもとどめを刺せばこいつは死ぬ。
でも。
俺の脳裏に、あの男がよぎった。
次の日の朝、あの場所まで戻ったけど死体はどこにもなかった。
おそらく、雇い主とやらのところへ運ばれたんだろう。
あの夜を覚えている者は、もうどこにもいない。
この仮面と小さな銃剣だけが、あいつが生きていたことを証明する唯一の物となった。
マントはもう使わない。
正義の象徴のあのマントを、俺が使うわけにはいかない。
邪魔だった髪は後ろに結ってはいるが、それでも最近はずっと動きっぱなしだったからか、前髪が邪魔になってきている。
あと1人。あと1人、成敗したら、みんなのところに戻ろう。
「…………」
いや。
もう、戻れないんだろうな。
朝焼けが、俺と倒れた人間、そしてビルの屋上を照らす。
仮面を取り外して呼吸をするが、ろくに酸素が補給できているとは思えない。
気が楽にならない。
それでも。
それでも、俺は。
みんなを守る、ヒーローだから。
「ヒーローは」
ヒーロー、は。
「……なんだっけ」
錆のせいなのか別の理由なのかわからなくなった赤茶けた鉄パイプを投げ捨て、地面に弾かれてしまった大剣を拾う。
剣と呼ぶにはあまりにも平べったく無骨で大雑把な、どこで手に入れたかも覚えてない鉄の塊。
それを背中に背負い、俺は人間を拘束する。
ビルの手すりに結束バンドで固定して、あとは誰かに発見されるのを待つのみ。
「おなか、すいたな」
空腹を訴える腹がうるさい。
何か、下のストリートで買って胃に物をいれなきゃ。
そうして、下を覗き込んで。
「……あれは……みみのこ……?」
なんで、こんなところに。しかも複数いる。
こんなところにいたら、人間に狙われるに決まってる。いや、たった今狙うような人間を倒したところだけど。
「なんで……なんでこんなところにいるんだ……!」
守らなきゃ。
俺が、みんなを。
ヒーローだから。
俺は、ヒーローだから。
人物紹介
『焔翼のこ』
徒手空拳が主体の戦い方だったが、あの日の夜から武器を多用するようになった。
人殺しになってしまったという恐怖が彼を責め立てる。
正義の象徴のマントはもう顕現せず、スカーフにつけていたキルバッジは輝きを失い、髪を煌めかせていた闘志はどこにも見られない。
誰も彼を救えない。他でもない、彼自身でも。
『仮面の男』
生きてる。
『みみのこ』
きょうもへいわ。あ、ちょうちょだ、まてまて〜。
『モブども』
やられているのは許可もなく耳をもぎ、それが当たり前だと言うものばかり。そしてその全てが気絶させられている。