大庭雨傘物語   作:Poko.bell

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第20話

 

暖かい風を肌に感じ、目が覚める。障子の隙間から差し込んでくる日差しに目を細めながらゆっくりと体を起こす。

寝ぼけ眼を擦りながら辺りを見回すといつもの見慣れた景色。

 

少し古っぽくて鉄の匂いがする、私の家。

外の方に目をやると、通りの木々には桜が咲いているのが見える。

 

…んー?今って春だったっけ。

目覚めた直後なので仕方ないが、うつらうつらした感覚が中々抜けてくれない。未だ上手く働かない頭を覚ますために、ぐっと腕を上に伸ばしてほぐす。

 

 

「んーーー!」

 

 

あんまり眠れた気がしないのは夢のせいなのか。

頭の中の情報を整理しようと、再び目を閉じる。

 

 

 

耳に強くこびり付いて離れないあの子の甲高い声。

目を瞑ればまだ目の前で騒いでいるかのような。

 

…うん。大切なことをまた一つ思い出せた気がする。

 

 

 

 

 

 

 

私に初めて出来た人間の友達との思い出。

 

当時まだ何も知らなかった私に色んな遊びや楽しいことを教えてくれた子。ご主人様に付き従うこと以外のことが頭に無かった私に出来た対等なお友達。

 

何事にも囚われない自由な性格をした子だった。正しいと思ったことは絶対に意志を曲げない頑固さだったり、子どもにしては色々と達観していたりと色々面白い子だった。

私はそんな彼女を最初は疎ましく思ってはいたものの、次第に心を許すようになっていったと思う。

 

あれからどうなったんだろう。

あの子に付いて行って一緒に里で暮らしたのかな?

ご主人になるって言ってたけど本当にそうなったのだろうか?

 

 

 

散り散りになっていた記憶の欠片は集まって来ている。

ご主人がいなくなり、ただ呆然と生きていた私に名前を付けてくれた女の子。間違いなく私の記憶の根幹に関わってくる子だ。

この調子で記憶を辿っていけば、きっと全てを思い出すことができる。

 

私の中で“終わった”過去を清算することができる。

 

 

 

 

 

それにしても…何が記憶を思い起こす引き金になっているのかは分からないが、以前見たものも今回のものも、夢という形ではあれど、あの日の時間をもう一度なぞって体験したような、現実味のある夢だった。そのせいで夢と現実の区別がしばらくの間よく分からなくなってしまうのは少し困ってしまう。この夢も記憶の深い深い場所から無理矢理引っ張ってきているものだと思うので、頭の中がこんがらがってしまうのは仕方ないのかもしれないが。

それでも頭の中が別の何かで上書きされていくような感覚は少し気持ちが悪いものに思える。

 

 

「……ふぅー。」

 

 

心の奥底に意識を向け目を瞑る。

瞑想は記憶を戻すのに最近始めたものだが、心落ち着かせたい時や頭の中をクリアにしたい時にこれが丁度良い。

目を瞑って自らの呼吸や心音、外から時折聞こえてくる音に身を委ねる。真っ暗闇の視界。何も見えなくても私は生きているんだなって実感できるのが心地良い。

 

意識の深い深い奥底に潜り込む。

 

 

 

 

でも今日は少し調子が悪いみたいだ。

 

意識を自分に向ければ向ける程呼吸は荒くなり、心音は大きくなってくる。心を落ち着かせたいのに逆に感情が昂ってきているような。私の知らない何かで頭の中が染まっていくような、よく分からないことになっている。

おまけに胸も少しずつ締め付けられているかのようで、やがて痛みを帯びてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-どうして?-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-ねぇ。どうして?-

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その痛みが今は心地良いものに感じる。

感覚なんてそんなものだ。痛みにしろ何にしろ、自分の中で受け入れて飲み込めさえすれば、それは極上の味になる。

 

感情なんてものもある程度は取り繕える。怒りや悲しみといった負の感情も、感じた当人の捉え方次第で良い方に如何様にも変えることが出来る。

 

重要なのは起きた事象そのものでなく心の在り方。

 

回避できない心が痛む悲しい事象、その一つ一つに真正面から向き合っていたら心なんて簡単に壊れてしまう。

心を潰さない為ならどれだけ感情を偽っても構わない。

そのような危機に心が晒された時、最も恐れるべきは心が喪失することなのだから。

 

その考え方が間違っていると思う者もいるだろう。それは自らの心を蔑ろにしていることだから。

でも心の防衛反応としてはこれが一般的な正解の筈だ。

誰だって悲しい思いをしたくないのは同じ。

 

例えば

 

 

 

もしも大切な人が目の前からいなくなってしまったとしたら?

 

 

 

当たり前だったその者との日常が突然失われてしまう。誰しもが皆悲しみで溢れてしまうことだろう。

 

だから大抵の者はそういう状況に陥った時、時間が解決してくれることを願う。悲しみを押し殺し、次第にその日常を忘れ、大切な人がいなくなった日常に慣れていく。

 

同じ筈だ。

 

結局自分にとって都合の悪いことを忘れて大切な人との思い出や過ごした時間を蔑ろにしている。感情を上書きしているだけで見て見ない振りをし、心を偽っている筈だ。

そう思ってしまう。

 

 

仕方のないことではある。

なぜなら蓄積されていく感情の置所にも限界があるから。

それを抱えたまま生きて行くのはあまりにも重すぎるから。

それを責めたい訳じゃない。

 

 

 

ただ…私がそうやって時間での解決に身を委ねることがどうしても嫌だった。ただそれだけ。

自分事なら好きに料理しても構わない。

でもそれが相手を冒涜することだったら?

もういない相手に出来ることは想うことだけ。そこに紛い物の感情なんて乗せたくない。

重要なのは心の在り方だから。

 

 

 

だから抱えてきた。

諦めれば楽になれることは知っていても、その先には何もないことを知っていた。

 

辛かった。苦しかった。

 

やがてその置所に悲しいものがいっぱいに溜まった。

 

考えても考えてもどうすればいいのか分からなかった。

 

その結果がこれだ。

やっぱり私は後先を考えられない我楽多らしい。

…結局、遅かれ早かれこうなる運命だったんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「小傘!!!」

 

 

耳がキーンっと鳴るほどの大きな声が頭の中で反響し、ハッと目が覚める。

その目と鼻の先の距離にいたのは巫女服を身に纏った知り合いで

 

 

「…霊夢?どうしたの?そんな顔して。」

 

 

彼女の目がまるで信じられないものでも見ているかのように見開かれている。どうしたのだろうか。

そうして暫く私の顔を凝視した後に、その表情が歪み始めたかと思うと

 

 

「ごめんなさい…。……っ!」

 

 

そのまま逃げだすように部屋から出て行ってしまった。

 

 

「え?…ちょ、ちょっと!」

 

 

訳が分からず引き留めようと声をだすが、彼女が戻ってくることはなかった。霊夢のあの表情、明らかに只事ではない。それが心配でとにかく後を追いかけようと体に力を込めるが、私の意思に反してこの体は脱力したまま全く動こうとしてくれない。

 

 

 

 

 

静寂が再び辺りを包み込む。

障子の隙間から流れ込んでくる暖かい春の風が、今は何故か不快に感じられた。

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

結局その後も体は言うことを聞いてくれず、私はどうにもできず力を抜き、布団に身を投げ出して天井を眺めている。普段ならこうやって何も考えずにボーッとする時間は好きだったりするのだが、今は心がざわついて仕方ない。

 

…そもそも、私昨日何してたんだっけ。

 

霊夢をうちに泊めることはしていない筈。そもそも彼女が自ら私の家にやって来るのも初めてだ。

…さっきの霊夢は寝ぼけている頭が見せた幻影か何かだったりするだろうか。流石にそんなことはないだろうけど。

 

 

 

 

 

ふと耳を傾けると、うちの表の方からガラガラっと少し乱暴な戸を開ける音を立てて、誰かが入ってきたのが分かった。どうやらまた誰か尋ねてきたらしい。

いつもは殆ど閑古鳥が鳴いているおうちに何故今日という日に限って誰かやって来るのか。

うちに入ってきたその足音は、迷いなく私のいる寝室にまで向かってきて、その戸が開かれる。

 

 

「…。」

 

「…。」

 

扉が完全に開かれる前にその者と目が合い、数瞬の間お互い目と目を合わせたまま固まってしまう。赤と白の二色ではなく、今度は赤一色。少し気まずい時間が流れていたが、その膠着を破ってきたのは相手の方で

 

 

「ほははぁぁああああ!!!」

(小傘ぁぁああああ!!!)

 

 

沈黙を打ち破るが如く大声が辺りに響き渡り、声の主は勢いのままに何故かこっちに突進してくる。

 

 

「……え?」

 

 

それは勢いを緩めることなく飛び上がったかと思うと、その直線上にある私の布団にダイブしてくる。その布団には当然私が仰向けになって寝ている訳で

 

 

「ぐべっへぇ!」

 

 

その体が勢いよく私の体にのしかかってくる。瞬間強い衝撃がお腹に加わり、肺の中の空気が一気に外に吐き出される。

今の一撃がとどめになり、その言葉を最後に私は再び意識を手放すことになってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「色々と言いたいことはあるんだけどさ。寝ている誰かの上にいきなり飛び乗るのは危ないから駄目だよ?」

 

「ふはん。」

(すまん。」

 

 

幸いにも鳩尾は外れてくれたみたいなのですぐに目を覚ますことが出来た。普通だったらこの程度の衝撃大したことはない筈なのだが、よくよく自分の体に意識を向けるとかなり損傷を負っていることが分かった。昨日の記憶が抜けている部分の間に何かあったことは大体予想できる。

 

 

「それで…その顔の腫れはどうしちゃったの?蛮奇ちゃん。」

 

 

でもそんなことよりも今は目の前にいる蛮奇ちゃんの格好をした顔の原型が殆ど無くなっている化け物が気になって仕方ない。…いや、蛮奇ちゃん本人であるのは間違いないのだが、私より重症そうに見えるのに何でもなさそうにしてるのは何故なのか。

 

 

「おはへはふうほうへいふほはひははえっへひへはほんはははは、ひっひひはっへはんほうひほうほひはは、はひひひはひんへんひうふはいっへほほほほひはへへほいははへは。ほへへほへへふひはほいふふへははほうはっは。ひんへんほはい。」

(お前が重症でいつの間にか帰って来てたもんだからさ、必死になって看病しようとしたら先にいた人間にうるさいってボコボコにされて追い出された。それでもめげずに通い続けたらこうなった。人間怖い。)

 

 

 

 

 

「………なんて?」

 

 

翻訳不可能でしょ、これ。

お前ならこれくらい聞き取れるだろみたいな感覚で一気にたくさん話さないで欲しい。

 

 

現状把握をしたいのにここにいるのは顔パンパン蛮奇ちゃん………ぱんきちゃんだけである。

体の方に意識を向けてもまだかなり痛むし、歩くことさえままならない。

 

どうしよう。ぱんきちゃんに筆談してもらうように頼んでみようかな?今も一生懸命身振り手振りで意思疎通を図ろうとしてくれてるけど、変な踊りを踊っているようにしか見えない。取り敢えずその怪我でも、いつも通り元気みたいでよかったよ。

 

 

っとそこで突如表の方からガラガラと乱暴に戸を開く音と共に、こっちの方にドタバタと走ってくる音が近づいてくる。

…あれ?何だかデジャブが。

 

 

「お姉さん起きたんですか!?」

 

 

既に開かれていた寝室の戸から覗かせた顔は、春の妖精リリーホワイトだった。

 

 

…あれ?そういえば私、眠る前にこの子から何かお願いされたんじゃなかったっけ。

確か終わらない冬の異変にこの子が泣きそうになってたのを何とかしようと出て行ってそれから…えっと…

 

 

「お姉さーん!」

 

 

何か思い出しそうで考え込んでしまった私を尻目に、満面の笑みを浮かべて私の布団に勢いよく助走をつけて飛び込んでくる。

え、何それ?流行ってるの?

 

ポスンッ

 

 

 

 

あ、軽い。

 

 

 

「はっはっは!ほひほひははははっはは、ひひー。」

(はっはっは!飛び込みが甘かったな、リリー。」

 

 

「……え?……ひゃー!化け物!」

 

 

何この空間。

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

「……ということなので、今日でお姉さんがここに運ばれてきて三日後なのです。」

 

 

リリーを取り敢えず落ち着かせて、ちょっと記憶が曖昧になっている部分があることを伝えると、嬉々として知っていることを話してくれた。

 

曰く私が外に出て行き、蛮奇ちゃんと二人でしばらく留守番をしていたら、この寝室で何か大きな音が聞こえたらしい。慌てて向かってみると意識を失っている私を布団に寝かせている巫女さんがいたとのこと。そうして事情をその巫女さんに聞いたら色々あってかなり深い怪我を負っていると知り、パニックになって蛮奇ちゃんと二人で大騒ぎしてしまった。結果その巫女さんこと霊夢に追い出されて今に至ると。

 

 

「霊夢…私が起きるの待っててくれたのかなぁ。」

 

 

昨日…いや、三日前か。その日に怒った出来事は、リリーの話してくれた事実を補填して全て思い出すことが出来た。

桜の木の化け物。不意打ちを仕掛けようとしたそれの攻撃から霊夢を庇って被弾した結果がこれなのだ。

全身がまだ痛んでいる理由もそれなら納得できる。

 

 

「ずーーーっとこの家にいたみたいですよ?昨日も一昨日も私、様子を見に来ましたが追い返されちゃいましたぁ。」

 

「ははひほはんはひほひはほ!ほへへほうはっは!」

(私も何回も来たぞ!それでこうなった!)

 

 

…うーん。だとしたらさっきのあれは何だったんだろう。私の顔を見るなり謝ってすぐに何処かへ行ってしまった霊夢。リリーの話では霊夢には特に怪我も無かったみたいなので安心してはいるのだが。

三日も神社を空けていたから心配になって帰ったとかなのかな?

…どちらにしろずっと看てくれていたあの子にもお礼を言いたいし、動けるようになったら博麗神社に向かうのが優先かな。

 

 

「二人共ありがとう。私のこと気に掛けてくれたみたいで。」

 

 

リリーは春がようやく戻ってきて忙しい筈なのに態々こうして顔を見せに戻ってきてくれた。

蛮奇ちゃんは…まだ何にも分かってないけど多分私が言った留守番のお願いを律儀に守ろうとしてくれたんだと思う。

 

 

「へはほふんほうっへはふはは。」

(怪我の勲章ってやつだな。)

 

 

取り敢えず貴方はその顔で里を出回らない方がいいよ?多分本当に大騒ぎになる。

 

 

「はい!リリーもまだちゃんとお姉さんにお礼言えてません!」

 

 

勢いよく手を上にピンっと伸ばし発言するリリー。

この子も律儀だなぁ。

 

 

「お姉さん、改めて春を戻してくれてありがとうございました。約束を守ってくれてリリー感激しています。」

 

 

「…異変の解決にほとんど貢献してないんだけどなあ。」

 

 

長い冬をなんとかすると言ってかっこよく飛び出した手前、別に私が何かしたわけでもない。

守り切れるとも言い切れないのに勢い任せに約束した結果、都合よくあの三人が何とかしてくれただけなので、素直にお礼を受け取るのも少し憚られる。

 

 

「それは違います!リリーはお姉さんにお願いしてお姉さんはそれをしっかり守ってくれました!それがリリー、すっごく嬉しいんです!」

 

 

そう言って体全体を使って喜びを表しているリリー。仕草が子どもっぽくて可愛い。

 

 

「だから素直に受け取って欲しいのです。じゃないとリリー…ちょっと悲しいです。」

 

 

この子すっごくいい子だなぁ。

お礼を受け取るのを躊躇っていた自分が恥ずかしくなって来る。

ここまで言わせたならちゃんと受け取らなきゃね。

 

 

「分かった。リリーの感謝の気持ちはこれでもかって程伝わって来たよ。ありがとう。」

 

 

そう言って手頃な高さにある頭を撫でる。

寺子屋にいる小さい子と同じように相手をしてしまっているが

 

 

「えへへ。」

 

 

猫みたいに満足そうに頭を擦り付けてくれるので…まあ大丈夫だろう。

 

妖精の中にも何人か知り合いはいるのだが、ここまでべったりと甘えてくる子も珍しい。

妖精は大体悪戯好きな子でちょっかいを掛けてくる者や、警戒して中々近づかせてもらえない者が多いのだが。

 

これには春を告げる妖精だからというのも関係しているのかもしれない。

 

 

「ほほほははーひひーは。ほはは、ははひほはははほはへへひひんはほ。」

(子どもだなーリリーは。小傘、私の頭も撫でていいんだぞ。)

 

 

「…何?蛮奇ちゃん近付いてきて。リリー撫でたいの?」

 

 

その顔が近づいてくると怖いんだけど。

 

 

「…え?ま、待ってください。蛮奇ちゃんって…もしかして昨日ここにいたあの変態さんですか?」

 

 

え…?今まで気付いてなかったの?

 

 

「きゃ、きゃあああ!襲われるぅぅぅ!」

 

 

そうして止める暇もなく、リリーは涙を浮かべながら急いで家から出て行ってしまった。

静まり返った空間に残されたのは私と蛮奇ちゃん。

 

「ほはは。」

(小傘。)

 

「…何?」

 

「はははふははひほうほへんはいはふへん、へっはいひへほひい。」

(謝るから昨日の変態発言、撤回して欲しい。」

 

 

「…もう無理でしょ。」

 

 

聞き慣れただけなのか蛮奇ちゃんの哀愁が伝わって来ただけなのか、何故だか分からないがこの子が何を言っているのか今は理解できた。

多分今頃人里で泣き喚いたリリーを心配した人間が蛮奇ちゃんが変質者であることが伝わっていることだろう。

 

おまけに今は顔も見るも無残な有様である。

…このままじゃあ冗談抜きで退治されそう。

 

 

「はふへへ。」

(助けて。)

 

 

…ばいばい、蛮奇ちゃん。今まで楽しかったよ。

 

 

 

 

 

そうして里の人間に追われることになった蛮奇ちゃん。

最終的には自警団に取り押さえられることになったらしいが、偶々居合わせた妹紅に事情を聞いてもらって事なきを得たのだとか。

 

…紛らわしいことはするもんじゃないね。

 

 

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