戦いは数だよ無惨さん!   作:土井中32

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あけましておめでとうございまーす!!
本年もよろしくお願いいたします。
では新年一発目!

…やっぱ一発ネタの続編は切れ味悪いなぁ…




【お疲れ】無惨、討伐確認!!【様でした】

456:第一”秘書”官

はい、皆さんお疲れさまでした

先ほどお迎え課から無惨を確保したと連絡ありました

降霊契約が果たされたので、順次皆さん現世より撤収となります

この掲示板も程なく閉鎖されますのでそのつもりで

 

457:名無しの幽霊

あー、終わったのかぁ

何とかこれ以上生者に犠牲出すことなく終わらせられたなぁ

 

458:名無しの幽霊

この決戦自体鬼殺隊どころかあの少年すら知らないからな

まあ今代のお館様の病状良くなれば、おのずと無惨が討伐されたことを悟るだろ

 

しかし長いようで短かったなぁ

特に縁壱一式が世に出てからは

 

459:名無しの幽霊

投入されてからここまで数年ってところか?

やっぱ最後に物を言うのは質と数の暴力なんだなって

 

460:名無しの幽霊

で、その数と質の暴力を用意した例の少年どうするよ?

どう考えても権力者どもが放っとくわけないんだけど

 

461:名無しの幽霊

俺たちいなくなれば性能ガタ落ちするとはいえ、通常の一式でもイノシシぐらいまでなら単機でどうにかできちまうからな

制限付きとはいえ工場で量産可能な兵士とそれの製作者を軍が、というか国が野放しにするはずがない

正直今まで何の音沙汰もなかったのが不思議なくらいだ

 

462:名無しのお館様

ああ、それは大丈夫だよ

今代の産屋敷が話をつけたからね

 

463:名無しの幽霊

流石お館様

でも軍まで抑えられるとなると結構上の人間だよね

信用できる人なんだろうか

 

464:名無しのお館様

心配ないさ

 

流石に”やんごとなきお方”に喧嘩を売る馬鹿はいないからね

 

465:名無しの幽霊

想像以上に凄いお方に話しつけてたァ!?

 

466:名無しの幽霊

あー、そっか

無惨はもともと平安貴族の生まれ

無惨は産屋敷の家から生まれたから当然産屋敷は平安貴族の流れを汲むわけで

それなら当然やんごとなきお方に伝手があってもおかしくないよなぁ

 

467:名無しの幽霊

もしかして、鬼殺隊が割と自由に動けていたのって

 

468:名無しの幽霊

まあ、そういうことだろうな

 

469:名無しのお館様

最近軍の増長が目に余るようになってきたらしくてね

ちょうどいい牽制になったそうだよ

 

470:名無しのお館様

ついでにあの少年から聞き出したこの先の歴史も伝えたようでね

恐らく少年が知っているような悲惨な戦争は起こらないんじゃないかな

 

471:名無しの幽霊

やんごとなき方がしっかり手綱握ってくれるならそうそうおかしなことにはならないか

 

472:名無しの幽霊

なんにせよこれで心残りなくあの世に行ける

唯一気になるのは無惨がどう裁かれるのか、だな

 

473:名無しの幽霊

そこのところどうなってんですか補佐、いや秘書官殿?

 

474:第一”秘書”官

実は無惨の量刑はすでに確定しています

 

475:名無しの幽霊

マジで!?知りたい!!

 

476:名無しの幽霊

いやさすがにまだ教えてはもらえないだろ

 

477:第一”秘書”官

構いませんよ

この後突然無惨が改心するなんていう、明日世界が滅ぶよりもありえないことが起こりでもしない限りこれで行くと決まってますから

 

478:名無しの幽霊

嫌な意味で信頼されてんなあいつ

で、どんな責め苦を与えるので?

 

479:名無しの幽霊

言うてあれが罪を認めるとは絶対に思えないし

罪を償うための責め苦なのに罪だと思ってないやつに何しても意味ないのでは?

 

480:第一”秘書”官

ええ、我々もそう思います

なので、奴が喉から手が出るほど欲しがっていた”永遠”を与えてやろうかと

 

481:名無しの幽霊

はぁ!?

それの一体どこが責め苦なんだよ!!

 

482:名無しの幽霊

ああ、なるほど

随分えぐいこと考えるなぁ

 

483:名無しの幽霊

え、どういうこと?

 

484:第一”秘書”官

代わりに、それ以外の全てを剝奪します

具体的には、五感を全て奪ったうえで永遠に彷徨ってもらおうかと

 

485:名無しの幽霊

う わ ぁ

 

486:第一”秘書”官

何も見えず、聞こえず、匂いも分からず触っても感触がなく、何を口に入れているのかすらわからない

そもそも胃が何も受け付けなくする予定なので、永遠に続く飢えと渇きに苛まれながら上下左右前後、というか平衡感覚すら無い状態で彷徨い続けることになります

ずっと求め続けた永遠で不変な存在になれるのですから、それ以外の全てを失っても文句ないでしょう?

 

487:名無しの幽霊

絶対なりたくねぇ

何も認識できないまま永遠に飢えて(かつ)え続けながら彷徨うとか失うものが多すぎる

 

488:名無しの幽霊

というか無惨一人のためにそんな広い空間用意するの?

もしくは現世かどっかに追放とか?

 

489:第一”秘書”官

そんな広い空間なんて必要ありませんよ

四畳半の中央に無重力で浮かしとくだけでいいんですから

 

490:名無しの幽霊

草ァ!!

 

491:名無しの幽霊

なんて小さな無限なんだ

 

492:名無しの幽霊

五感がないから僅か数メートル四方の空間の中央に固定されていることに気づけず、延々と見つけられない楽園を探し続けるのか

ちょっと皮肉効きすぎ…いやアレに対しては妥当なぐらいか

 

493:第一”秘書”官

正直、無惨のような一切反省しない人間に呵責するのは徒労感が大きくて誰もやりたがらないんですよね

それでも仕事だからとやってはいるんですが、いくらやっても反省しない連中に現場の獄卒への精神的な負担が増えるばかり

なので、そういった連中を獄卒が直接関わらずに済む孤地獄に放り込んで、現場の負担を少しでも減らそうかと

 

494:名無しの幽霊

放り込んで入り口溶接でもして時たま見に行くだけで済むもんな

 

495:第一”秘書”官

半天狗には充分効果がありましたし、鬼のくせに精神は常人に近い無惨には効果てきめんだと思われますので

 

496:名無しの幽霊

実験台あいつかよ!?

 

497:名無しの侍

どれだけ他人に責任転嫁しても反応してくれる相手はいないし、状況も好転しない

文字通り何もないから悪事の犯しようもない

他者への責任転嫁は、裏を返せば他人がいなくては己の存在を証明できないことと同義だ

真なる孤独に、奴がいつまで耐えられるか見ものだな

 

498:名無しの幽霊

楽しみ方が暗すぎる

 

499:名無しの幽霊

ちなみに無惨は一日たりとも持たないと予想されてるよ

千年ぐらい出す予定ないけど

 

500:名無しの幽霊

永遠に出さなくていいんじゃない?

本人の望み通りのものが手に入ってるんだし

 

501:名無しの幽霊

まあ無惨と半天狗はそれでいいとして、他の連中も同様に?

 

502:第一”秘書”官

残りの上弦で孤地獄に突っ込まれてるのは上弦の弐 童磨 と上弦の伍 玉壺 ですね

 

503:名無しの幽霊

全員じゃないんだ?

 

504:第一”秘書”官

鬼になっていた間の罪状は、よほど酷いものでなければそうせざるを得ない体に変えた無惨が悪いとして本人の罪状には加えない、ということになっております

なので下っ端の鬼は大体が鬼の時に犯した罪には問われておりません

が、流石に十二鬼月、しかも上弦となれば被害が凄まじいので鬼の時に犯した罪も罪状として加えねばなりません

 

ですが、上弦の参 猗窩座 と上弦の陸 堕姫・妓夫太郎兄妹 は自らの罪を認め刑に服す意志を見せたので孤地獄ではなく通常の呵責を受けています

このままいけばそう遠くなく刑期も終えるでしょう

それでも百年は呵責を受けることになりますが

 

505:名無しの幽霊

なんか複雑だなぁ

この二組に関しては人間時代の不幸さに同情するけど、だからって被害にあった人たちに「許せ」と言えるわけもないし

 

506:名無しの幽霊

許す必要はないだろ

けど、罪を償う意志を見せて地獄の刑を受けていることも認めてやれ

 

507:名無しの幽霊

で、それぞれの受けている刑は何なんですか?

 

508:第一”秘書”官

猗窩座に関しては単純に等活地獄で「殺した数だけ殺される」刑に服してます

上弦にしては殺した数は多くないですが、人間の頃に犯した罪もそれなりに多いので

…大体の罪に情状酌量の余地がありすぎるので、裁定にかなり困りましたが

 

509:名無しの幽霊

罪は罪として裁かれるべきだが、そこに至った背景もきちんと精査されるべきだもんな

 

510:第一”秘書”官

堕姫・妓夫太郎兄妹に関しては賽の河原での石積みですね

ただし刑期を終えるまで互いに会うことは禁止ですが

 

511:名無しの幽霊

温く感じるが、ずっと一緒だった兄妹と会えないってのはそれなりに苦痛か

 

512:名無しの幽霊

そもそもあの二人、人間の時は元服まで生きてないっぽいし

人間時代の年齢に合わせると石積みが妥当ってわけか

 

513:名無しの幽霊

クッソわがままの癇癪持ちだったが、そもそも精神が子供のまま変化してなかったのか

そりゃああなるわ

 

514:名無しの幽霊

まあそいつらはいいや

ちゃんと償いをしてるわけだし

で、悪いと思ってない連中は無惨と同じ無限地獄?

 

515:第一”秘書”官

いいえ、全く同じ内容では面白くな…意味がない奴もいますので、この二人は別の孤地獄です

 

童磨は 子 育 て 地獄

玉壺は 創 作 地獄

 

ですね

 

516:名無しの幽霊

なんて?

 

517:名無しの幽霊

字面から内容が全く想像できない…!

というかどうしてそうなった!?

 

518:名無しの幽霊

つーか、さりげなく面白いからそうしたっつったぞこの人

 

519:第一”秘書”官

どっちも字面の通りですよ

玉壺の創作地獄の内容はいくらでも作品を作れますが、作り上げた作品そのものに駄目出しされる、というものです

 

520:名無しの幽霊

なんて恐ろしいことを…!?

 

521:名無しの幽霊

創作に手を出してる者でこれを恐れない者はいないだろ

 

522:名無しの幽霊

自分では渾身の力作を作ったつもりなのに、あろうことかその力作そのものに罵倒されるわけか

そりゃ辛い

 

523:名無しの幽霊

既に作品創るのが怖くなってますよ玉壺

まあ既に作った作品からは永遠に罵倒され続けるんですがね!

 

524:名無しの幽霊

他人からの評価ならこれだから素人は駄目だ、とか言い訳ができた

だが他ならぬ自身で生み出した作品そのものからの評価を無視することは、創作者としての自分自身の否定に他ならない

人間時代から悪趣味なものを作っては悦に浸っていた玉壺にとってこれほどキツイ地獄もないだろうね

 

525:名無しの幽霊

…で、童磨の子育て地獄ってのは?

いや、なんとなく内容は察せられるんですが、童磨と子育てがどうしてもつながらないというか

 

526:第一”秘書”官

名前の通り、童磨には赤ん坊の世話をしてもらってます

育児放棄をすれば赤ん坊の数が倍に増える、というおまけ付きで

 

泣いてるのを放っておけば倍の二人に

殺そうとすれば更に倍の四人に

食事の世話をしなければ更に更に倍の八人に

 

そうやって倍々で赤ん坊の数が増えていき、何もしなければ最終的には孤地獄内が赤ん坊で埋め尽くされて生き埋めになります

死にはしませんが、生き埋めで身動きが取れない中で反響する赤ん坊の泣き声大合唱はうるさいなんて言葉ではすみませんよ

 

527:名無しの幽霊

別の意味で恐ろしいわ

というか放り込まれる赤ん坊が可哀想では…?

 

528:第一”秘書”官

抜かりはありません

放り込まれる赤ん坊は女性に性的暴行を加えたとして衆合地獄に落された連中です

意識は残してあるので、いつ何時自分を殺しにかかるか分からない得体の知れない男に世話をされ続ける、というのは充分責め苦になるでしょう

童磨にとっても赤ん坊にされた亡者どもにとっても辛いという、三方良しな妙案です

 

529:名無しの幽霊

なら問題ないな、ヨシ!

 

530:名無しの幽霊

ヨシ、じゃないが!?

そもそもなんでこんな責め苦に!?

 

531:名無しの幽霊

あー、そっか

赤ん坊って自分じゃ何もできないから

 

532:第一”秘書”官

そういうことです

童磨の共感性の無さは言い換えれば究極の自己中という見方もできます

つまり表面上は無惨に従ってるように見えて実際の所は自分以外の全てを見下していて、無惨の命令にも”俺の方が従ってやっている”と考えているわけです

 

533:名無しの幽霊

ある意味無惨より傲慢な野郎だな

 

534:第一”秘書”官

しかし自己中心的ということは己の意思を無視して他人の都合に無理やり合わせられることを苦痛、あるいは不快に感じるということなので

いやでも自分が合わせざるを得ない赤ん坊の世話をさせる、ということになりました

 

535:名無しの幽霊

赤ん坊は文字通り自分じゃ何にもできないから、生存のためには他人を頼らざるを得ない

そしてそこに世話をする人間の都合は反映されない、だってすぐに何とかしてもらわなきゃ自分が生き延びられないから

 

536:名無しの幽霊

赤ん坊相手では説得も脅迫も意味をなさないから、黙らせるには世話するか殺すかしかない

そして殺すことができないなら、消去法で世話を焼くしかないわけか

 

537:名無しの幽霊

自己中には自己中をぶつけんだよ!てことォ!?

 

538:名無しの幽霊

しかも無視を決め込めないから、いやでも相手をせざるを得ないっていうな

 

539:名無しの幽霊

めっちゃ真っ黒なクマのできた虚ろな目で世話してんぞ、あいつ

時折口から出る言葉は

 

『寝させて…もしくは殺して…』

 

だけなあたり、結構効いてるわ

 

540:名無しの幽霊

もう鬼じゃないから無理がきかないからな

いつ赤ん坊の泣き声で叩き起こされるか気が気じゃなくて寝付けない

そして限界がきて舟を漕ぎ始めた瞬間、狙ったように赤ん坊が泣く

 

結果として疲労と精神的な負荷が溜まる一方なのに、それの捌け口がない

孤地獄には何もないし、赤ん坊に当たれば状況が悪化するからな

 

541:名無しの幽霊

自己中じゃなくてもきついだろこんなの

同情する気は全く起きないけど

 

542:名無しの幽霊

まあとにかく連中がそれ相応の罰を受けてるのは分かった

で、情けない兄上様は一体どんな罰を受けるので?

 

543:名無しの幽霊

無惨討伐に協力したとはいえ、元上弦の壱だからなぁ

減刑されてもそれなりの罰じゃないと誰も納得できない

 

544:我慢できなかった長男

自分がやったことに今更とやかく言うつもりはない

結局、外道に落ちてなお弟に勝てない程度の男だったのだ、私は

勝てば官軍負ければ賊軍なれば、

働いた外道の報いを受けるのは当然のこと

どんな刑罰でも受けよう

 

545:名無しの幽霊

今度こそ正面から負かされてようやく負けを認められたってか?

なんでその潔さを鬼になる前に発揮できなかったんだよお前

 

546:第一”秘書”官

言質取りましたよ

では、もう一度縁壱さんの兄になってもらいます

 

547:名無しの幽霊

なんて?

 

548:第一”秘書”官

転生する縁壱さんと一緒に生まれ変わり、もう一度双子の兄として現世で生きてもらいます

 

549:名無しの幽霊

刑、罰…?

罰になるのかこれ…?

 

550:名無しの幽霊

まああれだけ執着しつつも、もう二度と会いたくないと思っていた相手とまた兄弟になるっていうのはある意味嫌がらせではある、か?

 

551:第一”秘書”官

これには縁壱さんの事情も絡んでいます

縁壱さんの人外性能は皆さんご存じかと思いますが、正直神仏が何もしてないのにあんな能力持って生まれた以上、次の転生でも能力を引き継いでいる可能性があるんです

 

552:名無しの幽霊

うわぁ

下手すると情けない兄上が増えるわけか

 

553:名無しの幽霊

ほぼ間違いなく周りの人間の脳を焼くよな

いい方向にしろ悪い方向にしろ

 

554:名無しの幽霊

本人にその自覚が全くないのがなお質が悪い

 

555:第一”秘書”官

なので、既に焼かれている人間を一緒にぶっこんで防波堤にしてしまおうかと思いまして

 

556:名無しの幽霊

ああ、多少劣っていようと近い能力を発揮する奴が一緒にいれば大抵のやつは諦めつくよな

そういうもんだって

 

557:名無しの幽霊

待って

これまさか縁壱さんが人外性能発揮しなくなるまで延々と繰り返されるの!?

 

558:第一”秘書”官

その予定です

運が良ければ一回で済みますが、悪ければ何回やっても終わりません

一回で何とかなった場合はまた何か考えますが、まああの人外っぷりを見るとそう簡単にはいかないでしょうね

 

559:我慢できなかった長男

 

 

560:名無しの幽霊

哀れな

この先延々と脳みそ焼かれ続けることになるのか

しかも必ず兄弟として生まれるから逃げられないと

 

561:ありふれた人外

兄上、その…

またあなたを兄上と呼べて、嬉しいです

 

562:名無しの幽霊

縁壱さぁん!

それただの止めだから!?

 

563:我慢できなかった長男

いっそ殺せ…!!

 

564:ありふれた人外

もう死んでおります、兄上

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

かくして鬼舞辻 無惨は討伐され、鬼はこの世から消え去った。

鬼殺隊の面々は知らないうちに無惨が討伐されてしまったことに釈然としない気持ちを抱えながらも、一人、また一人と前を向いて歩き出していく。

産屋敷家は彼らの社会復帰を支援しつつ、持ち過ぎていた資産や土地を適度に手放すことで政財界から距離を置き。

探せば見つかる程度の名家として、その後も存続し続けた。

 

縁壱軍団は無惨討伐後、その性能を急激に低下させたものの。

害獣から農作物を守る程度の能力は保持していたため、一斉点検の名目で整備した際に藁人形が入れ替えられ、古い方は産屋敷ゆかりの神社にてお焚き上げをして供養された。そして変わらず農家の守護神としてあり続けた。

…たまに凶悪事件の犯人が簀巻きにされて警察署の前に転がされることがあり、付近で縁壱軍団が目撃されるのはどうでもいい話だろう。

 

縁壱一式を作り上げたかつての少年もまた、一人の人間としてその後を生きていく。

やんごとなき方の後ろ盾を受けながら縁壱シリーズの保守管理と改良を続け、程々の贅沢と幸せを享受しながら一生を生き抜いた。

 

 

もっとも、道ですれ違った女性にその場で求婚して即日で婚姻届けを出して関係者を宇宙猫顔させたり。

 

その女性が実はロマノフの落し種であることが判明して一悶着起きたり。

 

なぜか鬼として復活し、元少年に嫁入りした女性を狙う怪僧ラスプーチン率いるロシア鬼軍団と、生まれつき月の呼吸と日の呼吸を会得していた双子の兄弟を新たに加えて再結成した鬼殺隊との間で第二次日露戦争が勃発したりして、全く普通の生活を送れなかったのは完全な余談である。

 

 

…え?戦争の結果がどうなったかって?

 

人の幸せを邪魔する鬼は、縁壱軍団(日夜改良中)に斬られて地獄行きだよ?

 

 





○ 誰も気づかなかった

霞柱「知らない間に決戦が始まって終わってた…」
蛇柱「何というか、振り上げた拳の降ろし所をかっさらわれた気分だな」
風柱「実際そうだろ、正直言ってこの気持ちをどこにぶつけりゃいいのかさっぱりだ」
炎柱「うむ、俺も鳴女とか言う鬼を斬っただけだったしな。無惨には一太刀も浴びせられなかった」
岩柱「まあ私たちは無惨の顔すら拝んでないのだ。これで鬼の殲滅に成功した、と言われても実感が、な」
蟲柱「そもそも誰も見てないのに、無惨が討伐できたってどうやって証明するんです?というか本当に倒されたんですか?」
炎柱「ああ、それは間違いない。俺がお館様に報告した。間違いなく俺の目の前で無惨は討伐された、とな」
恋柱「ああ、煉獄さんが嘘言うわけないから本当のこと…」
一同『…ん?』

顔が全部同じなのも考え物である。なにせ煉獄軍団ですら気付いていなかったのだから。


○ 刑罰(鬼畜)

ナンパ「お嬢さん可愛いね?俺とお茶しない?てかラ○ンやってる?」
恋雪「あ、あの、その…」
狛治「ムグーーーッ!?モグーーーーッ!!」(血涙)

考案されたが流石に酷過ぎるとして却下された猗窩座への刑罰。
拘束された状態でマジックミラー越しに恋雪が男に言い寄られるのをずっと見続けさせられる、というもの。
試しに幻影で軽くナンパされる様子を見せたらありとあらゆる場所から血を流しながら拘束を引き千切ろうとして(猿轡されてるのに口からすら血が噴き出した)凄い絵面になったので、監視する獄卒の方が精神的なダメージが大きいとして却下された。



AC8が、来る…!
やっぱPS5を買うべきなんだろうか、PS6の予告出てるんですが。
でも昨今の様子見るに、発売してすぐに手に入るわけないしなぁ…。

劇場版鉄血見て来ました。
ウルズハントは、うん、再編集版と言ってたんだからこんなもんだよな、と。
でもやっぱイシュー家も貴族様なんだなぁとは思いましたね。カルタさんの潔癖症は先代のやらかしを知ってたゆえだったりして?

幕間の楔良かったですねぇ、まさかオルガのスーツにあんな謂れがあったとは!
そりゃ最後まであの格好で通すよなぁと。久しぶりのオルフェンズたちのわちゃわちゃが見られて楽しかったですね。
考察のし甲斐がある新情報とかも出てきて、以前から考えてた鉄血二次もかなり設定が固まりました。

本 編 ト ラ ウ マ 過 ぎ て 全 く 書 け な い ん で す が 。

リアタイ視聴してたせいで、未だに2期がトラウマで鉄血TVシリーズあれから一度も見れないんですよ。
何が悲しくて毎週毎週三日月たちが丁寧に丁寧に”処分”されてく様を見なきゃならんのだ、と。
見てた頃はメンタル最低状態で、それでも最後は、最後くらいは救いが…!と信じてアレでした。
しばらく頭使うのも嫌になりましたね。

オリ主系の話で主人公周りの設定とか、ストーリーラインやクライマックスまでほぼ構想は固まってるんですが、書くためには本編再視聴して登場人物たちの言葉遣いや思考トレースの再確認が必要なので…。
まあトラウマを乗り越えられたら書くでしょう、今は資料届いて原作も普通に見れる方の二次書く方に注力したいと思います。
それでは皆様良き一年を!

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