Nランク[のじゃロリ天使姫]に転生した!   作:何処にでもある

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 例えばこんなシチュエーションがある。
 希望として助けを呼んだが、後から技術を鍛えたら普通に抜け出せそうなやり方を見つけた。
 少しの巡回の後、元々のプランを捨ててそっちの方に挑んでみる。
 囚われの身に必要なのは、臨機応変なプランの決定だ。
 その結果更なるドツボにハマる事になる危険があっても、人はそれを追い求めてやまないのだ。




た・こ。が出来るとソシャゲでも楽しい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 1回目(530〜554)担当:アリア

 方針:詰め込み教育と徹底した貴族教育

 結果

・554年に全身から黄金を垂れ流し始め、合計15tを生産して死亡。

・事前に植えていたアリアドネの種により「転生」は無事に完了。

・ストレスが多い場合、肉体が黄金に急速変換される可能性有り。

→無茶のさせ過ぎだな。どれ、今度は私が見本を見せようかな。

 

 2回目(554〜560)担当:アルカ

 方針:刷り込み

 結果

・約30tの黄金を生産後に死亡。

・幼少期は記憶が曖昧な為、感情が暴走し易いようだ。

・後、黄金の生産量はストレスの累計の可能性が高いな。

・私はやりたい事やれて満足したが、アリアにこの項目は見せないようにな?

・種は豚でもいけたんだが、コイツ本当に天使か?

→アルカは今後教育に関わる事を禁ずる。次は我がやろう。

 

 3回目(560〜563)担当:ルシファー

 方針:自由にのびのびと

 結果

・……およそ410tの黄金を生産し死んだ。出て来た黄金は大地に染みて消えたんだが、土壌に負の異常は見られず……豊穣の大地になった。

・活動においては自我が薄弱であり、身体の反射しか反応は見受けられなかった。

・我は自らの失敗を認める。この手段は間違っていた。

→我らの女王様を愚弄するのか? 女王様がユダみたいになる訳がないだろ?

 

 4回目(563〜565)担当:セージ、他

 方針:女王様らしく

 結果

・ルシファーが女王様の次代を作ろうとしなかった為、コッソリと複数人の志願者の協力の下御子を設けたのが幸いした。

・より素晴らしい身体を献上する為に15の試行を重ねたが、最終的に14の羽と複輪のヘイローを渡せたのでヨシとする。

・精神に関してはスーザンから丁度良い物を頂いたのでこれを使用。パレードなども成功を収めた。

・2年目からは老化が急速に進んだ為、前々から試作していた機器を利用。死期に垂れ流される黄金を利用して次代を作るのに成功。

・万事問題なし。

→それなら次は私がやります! 最近裁判が決着して無罪放免になったので良いですよね?

 

 5回目(565〜565)担当:スーザン、他多数

 方針:神化

 結果

・命短し 神になれば 解決じゃん。という訳で出来る限り変化を少なくしつつ神にしました。

・儀式上に()()()の風景を映す鏡を残して何処かに消えました。鏡は聖遺物にするとして、現在(640年)も捜索中です。

・箱庭に必要な要素の詰まった黄金を基盤にした小規模の箱庭を星々に確認。対象の仕業の可能性大。

・神になって身体から解放された可能性が高いと分かったので探索は中止。見守ってくれているなら私達は祈ることにしましょう。

・神は私達を見守ってくださっている。素晴らしいことではないですか。

→盟友が居ない以上、私達はお暇させて頂きます。今までありがとうございました。

→結局、肉体の寿命とは別の部分が問題だったみたいだね。魂が耐えられなかったのだろうな。

→我らは…彼女自身を見ていなかったのではないか?

→女神様最高! 女神様最高! であれば祈りを捧げ見守ってくださる事に感謝を!


 

 

 ミソフィア? 箱庭「地獄跡地3丁目」

 精霊歴‭─‬‭─‬‭─‬‬年「████████」

 

 

 パタリと見ている資料を閉じて、商店街で買った魔道具を使って元の場所に送り返す。

 いやはや好奇心で覗く物ではないと、余計な行為だったとため息を吐いた。

 無駄遣いしちゃった…こういうの良くないなあ…。

 

[いいのか? 折角取り寄せた資料だぞ?]

「いやそれが見ても全然面白くないからさ。取り寄せて後悔しちゃった」

 

 全く、過去のことを振り返っても碌な事にならない。

 ()()の俺の身体だった物の結末を見たところ何が面白いのか。

 やってから大した意味はないと気付いたんだから、気付くのが遅いよな。

 

「にしても困っちゃうよね? 天の寓話世界に行った()()()()()()()が下手な事しないといいんだけど」

 

 うんと背伸びをして、前世から考えると無駄に大きい胸を恨めしく思いつつ肩を回す。

 そして赤い一房のある方の髪を耳の後ろへと流した。

 全く、Nルシファーの次は主人公アバターの片割れとは。

 俺はヤマトの方を操作していたんだから、其処は男の方じゃないかと思うんだけどなあ?

 

[それでどうする? 闇の寓話世界「ノクターン・ヴェール」に落ちて既に1ヶ月。落ち着いて来たし、今世の兄を探してもいい頃合いじゃないか? ルシファー…いや、()()()

 

 黄金の悪魔の言葉に、六畳間の隅に置かれた薙刀を見る。

 そういや最近使ってないな、練習し直さなきゃ……っと、もう1ヶ月か。それならそろそろヤマトも一つ目の世界を攻略した頃合いだろうか。

 

「それも良いけど…久々のミソッカスもとい寓話世界だよ? 色々あるこっちで死ねる方法を探さなきゃ損じゃん?」

[ん? そっちの方をやるのか? だが「自動記録(ダイアリー)」の機能(自動転生)はそう簡単に解除出来ないだろう?]

「だからこそ探すんだってば。現実で1400年近く探しても見つからなかったし、今こそその時!…違う?」

[うぅむ…それはそうだが…]

 

 悪魔が唸る。そうだろう完璧な理論だろう。俺は賢いから機会を見逃すことはないんだぜ?

 だから外に出て片手で薙刀の練習をしながら話すのも余裕なんだよ。練習開始だGO!

 右腕の欠損なんて大した事ないって思わせてやる!

 

「フッ!‭─‬‭─‬だけどあれだね。見返してたら懐かしい気分になっちゃった。昔話でもして振り返る? セイッ! ハアッ!」

[何年掛かるんだそれは? 今日に至るまで60回は転生しただろう? 全部語る気か?]

「ヤア!…まさか、ルシファーの時だけだよ。絵画大活躍回だけ!」

 

 あれはそう、悪魔を都市に投げ入れた後の事。

 貴族教育や女性らしい仕草への矯正に耐えきれず、八つ当たり気味に血で壁に絵を描いていた時の事だった……。

 

「あ、妾良い事思い付いたのじゃ。入魂絵画で絵の実体化とか出来れば脱出手段造り放題ではないか?」

 

 当時の俺はストレスマッハで頭が変な方へ吹っ飛んでいた。

 なので絵を実体化するとかいう無茶に血の絵の具と指の筆で挑戦し‭─‬‭─‬20年辺りでまさかの成功。

 

「うわああ!? マジで実体化出来おったあ!?」

 

 まさか本当に出来るとは思ってなくてビビり散らかしていたがそれはそれ。

 拘束具を壊して脱出しようとして‭─‬‭─‬これなら黄金を悪魔を介さずに使えるのではという好奇心に負けて挑戦。その結果身体が黄金となり溶け落ちて……その黄金を吸って育ったアリアドネの肉体に転生する事となる。

 

「ううむ新しい身体になったがアルカの教育が辛いのじゃ。こうなったらもう一回挑戦なのじゃ」

 

 当時豚小屋で過ごしていた俺はストレスで可笑しくなっていた。(2回目)

 だって家畜扱いだぜ? 太っ腹な豚や乳をくれた牛、寝床を貸してくれた馬に話し上手な鶏……彼らが優しく無かったら病で死んでたぜ? 多分童話の舞台から回収された連中だったと思ってんだ。

 

「ふう…絵から赤子っぽい奴の実体化成功じゃ…豚の旦那よ、上手くアルカを騙してくれてありがとうなのじゃ」

 

「ぶひぶひ!」

(良いってことよ! 蜘蛛の嬢ちゃんには掃除で世話になってるからな!……嬢ちゃんの上に乗っかって演じるのはちょっと虚しかったけどな!)

 

「いやいや、迫真の演技じゃったぞ!…しかし、アリアドネの身体だと言葉が交わせるのが便利じゃのう。食べられないよう後で逃げる手立てでもするのじゃ」

 

 無理やり子供を作る事に成り掛けもしたが…あの時絵の実体化で赤子を取り出せなかったら豚の旦那さんと結婚する事になってた自信がある。無事に描けて良かったよ本当。

 あの後身体を黄金の濁流にして森の方に流したけど、上手くやってるかな。

 子孫が今も居るといいよね。

 

(……絵の身体って自力で動けないのじゃなあ。食品サンプルになった気分じゃ)

 

 しかし想定外もある。

 絵の身体は血で描いたおかげで肉の身体だったが、普通に自力で動くのが出来なかった。そりゃそうだ立体でも絵なんだから当たり前だ。

 チャラ男の奴は懸命に俺の介護をしていたが……隙を見てやってくる伝令の奴が問題だった。

 

(なんじゃ…その…なんじゃあ?)

 

 奴は俺の所に複数人を連れて集まっては、謎の儀式を始めたのである。

 本当に謎だった。終わった後の会話でこの方法で子供を創ろうとしていると知ってより驚愕した。

 可哀想に…神聖視し過ぎて頭がどうにかなっちまったんだな…。

 しかしこのまま放置して人形同然の俺に狼藉されても問題だ。

 俺は絵其の物である自分の脳をキャンバスとして、絵を描いて実体化させるという無茶に挑戦した。

 

 成功した。いやー、マジで俺は芸術の才能があるとこの時確信したね。

 

 だって実質妄想の実体化だぜ? 絵の身体じゃ無くなったら出来なくなったけど、この時ばかりは全能感に溢れたね。

 勿論黄金の利用に再挑戦したし、今までで一番の出来だったよ。

 

 まあ失敗したんだけど。可笑しいなあ…あれは今でもイケた確信が有ったんだけど。

 

 なのでスーザンが新しい「俺(絵の身体)」で謎の儀式をしている時に再挑戦。

 今度は成功したので、多分その日の調子の問題だった。

 踏ん張りが足りなかったっぽいんだよね。魂を無くしても自分を保つ根性がさ。

 

[……で、黄金と交換したのが桜山を映す「自動記録(ダイアリー)」の所有権だったと……これ押し付けられただけじゃないか?]

「それは言わない約束だよ悪魔ちゃん。私はやれる事をやれる限りやったんだから、それでいいじゃん?」

[まあ……それで粘土版の一部になった俺の回収もしたんだから、言い返せないが……]

「今は私の魂にくっ付いてるもんね! ほぼ一心同体になっちゃったねー?」

[指輪を回収出来れば復活する。俺はそう信じているぞ]

「朱鷺ちゃん次第かなあ、それは」

 

 そんな訳で俺は所有権を持つ者を無限に転生させる「自動記録(ダイアリー)」の所有者になった。

 

 こーれ、「ディストリカ」幹部の専用装備です。

 

 どれだけ距離が離れてても転生させられるし、現実世界に転生先が固定されてる魔道具である。

 初めこそ「転生の儀」のあれかと悪魔と一緒に混乱したが、使っててある程度の機能は把握出来た。

 転生するのは同じだけど、こっちのやり方だと自分の子じゃなくて現実世界限定のランダムなんだよな。

 

「もう当時は前世の記憶とか普通に思い出せなくて、あの時は大変だったなあ…」

[どうにも幹部陣の物じゃなく、奈落に落ちていた物の一つみたいだったのは幸いだったな]

 

 そんな「自動記録(ダイアリー)」だが、使いこなせればすっごく便利だった。

 なんと、今までの転生で得た能力を3つまで継続出来るのだ!

 アリアドネの時だけ出来た動物会話を人間の今でも使えるとか、そんな感じにな。

 ゲームで言うならスキルを3つ追加する感じである。

 

「‭─‬‭─‬ッと、薙刀の錆び取り終わり! そろそろお出掛けしよっか!」

[……何回も転生してるのに元気だなあ]

「そりゃあ自認はサクラの方ですから。生きるのに疲れた俺と、乙女なサクラちゃん。長生きすれば心の切り分けなんて事も出来ちゃうのです!」

 

 心に棚を並べて、今と過去を切り分けて考える、入魂による忘却も利用した自力の輪廻転生。

 何回も転生している内に覚えた技術だ。お陰でヤマトの事はちゃんと尊敬出来る兄として想うことが出来ているし、多分今の俺は「エラッタ」のサクラ本人でもある筈だ。

 魂だって俺と悪魔とサクラで3人分ある感覚はするし、席を取るなんて事にはなってない…筈。

 自信はないけど転生先を…ヤマトを悲しませない為に頑張ってはいるぞ!

 

「それじゃあ先ずは何処行こうか。折角の遠出だし、買い物はしたいよねえ?」

[バイトで金も貯まったし、消えた腕を取り戻してもいいんじゃないか?]

「うーん…それやると怪物達の遠慮が無くなるんだよねえ…腕が無いからスルーされてる所もあるから…やっぱり難しいよ」

[生娘の美人は襲われやすいからな…契約が生きてれば良かったんだが…]

「仕方ないよ、あれって未来との取引でしょ? 未来、今は無いからね」

 

 黄金を使う取引なんだが、あれは時代が進む程弱くなる物だった。

 そりゃそうだ。未来との取引なんだから、世界が融合して未来がない今は使い物にならない。

 まあ…今まで良くやってくれたし、お疲れ様って感じだな。後半とか遠慮なく使ったしもう十分だろう。未来商店は閉店となりましたってね。

 

「はあ…世知辛いなあ…ヤマト兄ちゃん、早く此処に来ないかなあ?」

 

「‭─‬‭─‬おやおや、面白い魂の持ち主が居ますね」

 

「んー……」

 

 そんな風に歩いていると、後ろから声を掛けられたのでそのままスルーする。

 この世界で声を掛けるのは基本幽霊の悪魔なので、無視が基本だ。

 取り憑かれたくないのねん。貧乏神はいやなのねん。

 

「おや…ああ、この世界なら仕方ない事ですか。すみません、私は現実から落ちた人間なので、足を止めてください」

「ひっ…!」

 

 無視していると肩を掴まれた。ごつい男の手だ。

 不審者過ぎて悲鳴上げかけたぞお前…! びっくりしたあ…!

 

「……なんですか。お金なら渡しませんよ」

「おや、心外だ。私は普通のリーマンですよ。電車通勤の最中に此処に落ちただけです」

「普通のリーマンなら魂で興味を持たないんですよ、知ってました?」

「生憎霊媒体質なもので、人の魂を生来見れるんですよ。そのせいかこんな場所に落ちてしまいましたし…不本意なものです」

「それで要件は? このまま掴んでいるなら…出るもの出ますよ」

「おっと……それはごめんだ」

 

 肩から手が離れたので急いで距離を取ってから振り向く。

 ごつい手の主はオールバックの筋肉メガネだった。

 見た目こそ人だかりの一部になったら目立たない、普通の格好だが…こんな所で普通に話せてる時点で怪しいことこの上ない。

 つまり…何者だ! 名を名乗れ!

 

「そう警戒なさらずとも構いませんよ。お互い災害に見舞われた被害者ではないですか」

「だったら幽霊みたいな出方をしないでください。信用は初対面が9割ですよ?」

「それを言うなら印象……いえ、言いたいことはごもっともですね」

 

 筋肉メガネはそう言うと、メガネをスチャッと整えてから浅くお辞儀をした。

 

「私はクリハマと申します。かつてはリーマン、此処では探偵を開業しています。要件は他でもありません‭─‬‭─‬私の助手になる気はありませんか?」

 

 名刺を取り出し、筋肉メガネ……クリハマは俺に手渡した。

 其処には大きく「探偵事務所「紫明亭」 クリハマ」と、小さく電話番号が書かれた名刺だった。

 

 え、胡散臭い…。

 

「…………」

「おや、胡乱な相手を見る目だ。でしたらスカウトの理由も一から説明しましょう」

 

 其処からは畏まって硬い喋り方と共に、理論整然と俺を誘う事にした理由が開業辺りから語られた。それを要約するとこうなる。

 

 先ず、闇の寓話世界では襲う側と被害に遭う側で大きく別れており、襲うのを防ぐための「大契約」という物がある。

 しかし襲う側の悪魔は物語に刻まれた役割の衝動を抑えられず、度々襲ってしまうんだとか。

 そして襲われたからには復讐したい、泣き寝入りしたくない者が出てくるもの。しかし襲った責任なんて持ちたくない襲う側は、巧妙に手口を隠し、好き勝手していた。

 そこに目を付けたクリハマは探偵業を開業、被害者の状況から襲った悪魔を見つけ、慰謝料などを払わせる事に次々と成功し、巷では有名になって来たのだという。

 

「そうなると難易度の高い仕事も入って来ます。安楽椅子に座っているだけでは解決出来ず、しかし報酬も高い仕事です」

 

 日々を過ごすだけなら現状でも問題ない。しかし、老後もずっと此処で暮らす事になるのならもっと稼がないと無理がある。

 其処でクリハマはこう考えた。

 人手を増やしたい。しかし悪魔共は信用出来ない。なので此処に落ちた同郷を仕事仲間にしよう…と。

 

「貴女は片腕こそありませんが、その状態で薙刀を使える実力者。……朝の鍛錬をしている所を偶然見かけたのでこうしてスカウトに声を掛けた訳です」

「……なる、ほど」

 

 納得はしてないが、理解はした。

 バイト生活より稼げるなら考える余地はあるな。

 丁度悪魔視点で考えられる奴もいる事だし、やってやれない事はないだろう。

 

「幾つかの質問、よろしいですか?」

「どうぞ」

「先ず給料と危険性、昇給と休日制度はどうなってますか?」

「現実換算で基本給30万、其処に実績分が乗ります。昇給は仕事の成果次第、最初の従業員なので今なら助手の立場を約束します。休日は申し訳ないですが仕事次第です。代わりに住み込みで食事の面倒も見ます」

 

 うーん…悩むけど1人で0から此処まで基盤整えたすごい人なんだよな…本当の事なら…だけど。

 でも…賃貸借りてその日暮らしの俺と比べたら…やった方がヤマト見つけられるかなあ?

 

「……取り敢えずお試しで…それから決めます」

「了解しました。お試しの依頼なら…3日後の朝にお伺いさせて頂きます。先ずは私の仕事を見てみましょう」

 

 こうして俺は闇の寓話世界の、鬼のような悪魔が主に住む箱庭で仕事を得る事になり……。

 

「た‭─‬‭─‬大変だ! クリハマさんが死んでいる!?」

「それなら助手さん! 貴女が代わりに解決してください!」

「ええ…!?」

 

 ヤマト兄ちゃん…サクラ、探偵事務所を継ぐ事になっちゃった…。

 それもお試し初日に…果たしてやっていけるか、私は不安です。

 

[あ、犯人アイツだわ]

「犯人は‭─‬‭─‬あなたです!」

 

『ば…ばかな…!』

 

 その後、黄金の悪魔が犯人を見つけて一先ず何とかなった。

 報酬も無事に払われたので、その日のご飯は少し豪華にした事を追記する。

 

 






SR「[稲葉波妖怪絵巻]霧山彦」
 1149年、英雄の時代に書かれた巻物に記載されたキャラクター。
 霧深い山で見た猿が元ネタの正体だが、見間違えた結果霧の中でおーい、おーいと誘う妖怪として描かれた。
 悪魔の特徴は蛇の眼だけであり、それ以外は妖怪の身体を持っている。悪魔は種族特性のマラッけが多いのが特徴。
 性能としては惑わしによる「ひるむ」のデバフと「正体不明」のバフ撒き。鵺や「存在看破」されると弱いキャラと組ませると相性が良い。

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