そして私は此処に懺悔します。
二段QBと二連QBを同一視しておりました、誠に申し訳ございません!
砂煙が舞う砂漠の中心で、眩い光が幾度も交差し、時にはぶつかり合い、斬り結ぶ。
ストレイドのブレードの連撃がPAを切り裂き、青緑の膜が消失すると、そこにマーヴの弾丸が突き刺さる。
PAを突破した弾丸がバルバロイの装甲をガリガリと削り、時にはPAを裂いたブレードが胴体部を掠め、黒い焦げ跡を残しながら青い軌跡を残した。
対してバルバロイは、ライフルで継続的にPAを削り、ショットガンを叩き込んで火力を引き出していた。
しかし近距離におけるストレイドの火力と、レインの近接戦闘適性が組み合わさることで、依然として状況はレインが優勢で動いていた。
一度離れれば、中距離における総火力の違いでジリ貧になる事が分かりきっているので、レインはひたすら相手に張り付き続ける。
そして離れられない事を悟ったのか、それとも元々離れる気がないのか、バルバロイも近距離から離れようとする事はなく、戦いはお互いのAPを削り合う消耗戦になっていた。
『消えロ…キエろキエロ!』
ノイズの混ざった声と共に放たれたライフルとショットガンの弾丸により、ストレイドのPA値が削り切られ、膜が消失する。
ショットガンによる更なる追撃を避けるため、レインは二連QBで相手の背後に周り、クイックターンで背を捉える。
バルバロイのショットガンの弾丸は、先程までストレイドがいた場所で空を切っていた。
……ふと感じる違和感。
それは、セレンと言う人間の指導者が居て、戦闘機動の学習をAIなどの補助に頼らず、不自然な動きに慣れていなかった事による偶然の産物だったのかもしれない。
しかし偶然だったとしても、通常のリンクスは気付く事のないそれに、レインが気付いた事は間違い様の無い事実だった。
「何だこいつ……射撃パターンが素直過ぎる……」
QBでの回避には、しっかりと照準が追従して来る。QBの吹かし終わりにショットガンの射撃を合わせるタイミングは芸術的と言っても過言では無い。
しかし二連QBを吹かした瞬間、コンマ数秒だけだが照準がブレブレになる。
かつてアナトリアの傭兵を苦戦させた程の実力者ならば、手動で補正する程度造作もない事なのに、何故かそれをしない。
機械的に表現するなら、処理が追い付いていないと言うべきか。
二段QBを二連で吹かし、照準を散らかした隙にブレードを叩き込み、マーヴをばら撒きながらショットガンの射程圏外に逃れる。
すると散布ミサイルを構えたので、発射される前に再度潜り込み一撃。
相手が再度ショットガンを構える前に、今度は後ろに周り、無防備な背中を叩き斬る。
丁度PAを貫通したその刃は、背部の散布ミサイルに直撃し、ミサイルがバルバロイの片腕ごと誘爆した。
『おかしい……おかしいぞ、何故ここまで弱い…?』
通信先でセレンが戸惑ったような声を上げる。
ショットガンと散布ミサイルを失った事で、バルバロイの戦闘能力は激減した。
近距離における戦闘で、武器がライフル一丁という状況は遠回しな自殺だ。
故に反転して逃げ去ると思っていたレインは、全く気にせずにライフルを乱射するバルバロイに困惑しながらも接近し、アサルトアーマーを直撃させ、ブレードを一閃して残っていたであろうAPを消し飛ばした。
『終わりか……或いは貴様も……』
「一体何だったんだ……?」
動かなくなったバルバロイから少し離れ、レインはストレイドのコックピットのシートに身体を預け、長く息を吐いた。
計器で機体の損傷状況を確認すると、APは6割残っている。
アームズフォート2機と、リンクス戦争時のトップクラスのリンクスと戦闘したとは思えない数値だ。
レインはこれを自分の腕が上達したからだと思い上がるつもりは、全くと言っていいほど無かった。
明らかにおかしいタイミングの襲撃、死んだはずの、そして妙に弱いリンクス。
レインは思考を巡らせようとして、やめた。
戦闘終了後に考えたいことではない。
「……セレン、回収部隊を呼んで。後は任せよう」
長い沈黙の後、レインの口から出てきたのは、丸投げの言葉だった。
「分かった、連絡して向かわせる、お前も適当に帰ってこい、疲れたろ?」
セレンのその言葉に返事をしようと口を開こうとした時、レインは弱々しい電波で、広域通信が入ってきている事に気がついた。
『終わりか…或いは貴様も…オわりか…アルいはキサマも…オワリカ…アルイハキサマモ……オ…カ…アル…ハキ…モ……』
壊れた機械の様に、同じ言葉を繰り返すバルバロイ。
レインが違和感を抱くよりも先に、セレンの鋭い声が響いた。
「ジェネレーターのコジマ粒子の暴走……?マズイ、今すぐ離れろ!」
その声を聞き、反射的に後ろにクイックブーストを吹かす。
その数秒後、バルバロイは自ら起こした爆発で消し飛んだ。レインが様子を確認してみたものの、バルバロイは完全にスクラップになっており、もし中に誰かが乗っていたとしても、肉片一つすらも残っていない事が容易に想像出来た。
「証拠隠滅まで完璧か……ますますきな臭い、レイン、取り敢えずお前は帰ってこい、輸送部隊も作戦領域を通過した様だ、後はこっちで何とかする」
「了解」
レインはストレイドを近場の回収ポイントまで歩ませながら、ようやく緊張が解けたのか、肺に残っていた空気を静かに吐き出した。
※ ※ ※
セレンはバルバロイと遭遇したことなど、最低限の報告書をまとめた後、椅子を反転させて立ち上がり、リビングのドアを開き、そこで座って待っていたリリウムに声を掛けた。
「待たせたな、足止めも知り合いに頼んである、あいつに起きた事、記憶喪失の原因、全て話そう」
「はい。全て、話してもらいます」
リリウムは微かに疑念が混じった目で、セレンを捉える。
その視線に居心地悪そうにしながら、セレンは椅子に腰掛けた。
「そうだな……何から話したものか……」
そうしてセレンは口を開いた。
「これから話すのは、私が個人的に調べた物と、オールドキングと名乗る、私にレインの捜索を依頼した人間、そしてレインと親しかった医者から聞いた話だ」
と、そう前置きして。
※ ※ ※
レイン・ヘイズの人生は苦難に満ちていた。
生まれはアクアビットとレイレナードの共同研究施設の培養液の中であり、試験管ベビー、或いはデザインドと呼ばれた、完成された戦士を作る実験の、唯一の完全な成功者である。
ある意味では親とも言える、レインの元となった存在は、レイレナードの英雄、最強のオリジナルと呼ばれたベルリオーズ。
そして鴉殺しと呼ばれ、リンクス戦争時にも複数のネクストを撃破したアンジェ。
その遺伝子を引き継ぎ、AMS適正も最高レベルだったレインには、すぐさま洗脳と教育が施され、最強の戦士として、レイレナード陣営に勝利を齎す……筈だった。
実際はそうはならなかった。
レインが最初期の洗脳を施された、産まれて3年ほどの時期で、研究所があったレイレナード本社が、アナトリアの傭兵によって破壊されたからだ。
レインはアクアビットの人間と共に、破壊し尽くされた研究所から辛うじて生き延び、元アクアビットの研究者だったリザが営む孤児院に連れられて行った。
リザはアクアビットにいることを周囲から疑問に思われる程には人間的に出来ていたため、レインを連れた人間もそこを頼ったのだろう。
そこでリザによる記憶処理と再度の洗脳、研究所での洗脳で失われた、人を殺す事への倫理的忌避感の植え付けや、戦闘兵器としての身体能力の封印など、日常生活を送るのに困らない程度のものだったそれを施し、レイン自身にはいつの間にか孤児院の前に置かれていた、と言うカバーストーリーを教え、普通の人間として育てて行った。
ここまでなら何も問題は無かったのだ。
リザも研究を続け、それで収入を得ていたし、その恋人も傭兵として彼女を支えた。
綻びが起きたのは、レインが丁度7歳になる程度の頃。
何が理由なのかは不明だが、リザへの支援が一斉に打ち切られたのだ。
これが原因で孤児院は経済的に困窮した。
それでもギリギリで保っていたのは恋人、つまりオールドキングの傭兵としての稼ぎがあったからに他ならない。
しかしその危うげな均衡は、数年しか続かなかった。
リザの死亡、或いは殺害。
それはオールドキングを絶望の淵へと叩き落とし、オールドキングは孤児院の事も忘れ、そして立ち直るまでには数ヶ月を有した。
そうして資金源を失った孤児院の家族の為、レインは比較的濃かったアンジェの遺伝子が発現したために形成された、女らしい身体と、その整った顔を活かして娼館に努め、自らの身体を売った。
当時はすでにドールなどによって性産業は殆ど駆逐されかけていたものの、レイン自身は作られたものではない生の身体と、その美貌を希少価値とされ、金持ちを中心に人気を博した。
そしてその稼ぎは十分に孤児院の家族達を養う事が出来た。
自らの尊厳と純潔を引き換えに得た金は、確かに家族を生かしたのである。
しかしその生活は、今度は数週間と保たなかった。
レイン自身を我が物にせんと、一人の富豪に雇われた集団が孤児院を襲撃したのだ。
結果としてレインは、家族を生かす為にした事が原因で、家族を全員失った。
何とか立ち直ったオールドキングが孤児院に行った時、孤児院は破壊し尽くされていた。
オールドキングは発狂しながら、何とか腐らずに原型が残っていた死体を必死にかき集め、レインと他数人の子供がいない事を確認し、当時リンクスを辞めてフリーで活動していたセレンにレイン達の捜索を依頼し、自らもレインの行方を探し回った。
そして雇われた男達によって連れ去られ、雇い主の富豪に推定半年程陵辱を受け続けたレインは、依頼を受けて捜索していたセレンによって発見された。
全身を血と精液で塗れた姿で、自らが引き起こしたと思われる惨劇の中で。
リリウムはそこまで話を聞き、無意識の内に自らの喉からひゅっと悲鳴じみた吐息が漏れた事に気付いた。
リリウム自身も、それなりには大変な目にあってきたし、辛いことも苦しいこともあったと思っていた。
だと言うのに……これは何だ?
自らに起きた事など比にならない。
生きるために、家族を生かすために消費される事を許容し、尊厳も全て踏みにじられ、それでも耐え続けた末路が、これだというのか。
リリウムは思わず叫び出したい感情に囚われた。
その様子を見ていたセレンは、リリウムを気遣って、一度話を止めた。
しかしリリウムはその激情を抑え込み、手振りで話の先を促して、セレンも静かに頷いた。
現場はまるで地獄絵図の様だったとセレンは語った。
顎から抉られたのか、頭部が縦に半分になった男、捕えようと押さえつけた格好のまま、その腕ごと身体を力尽くで斜めに裂かれた男、上半身が引きちぎられ、それ自体が武器として使われたであろうと推定できる女の死体。死体の合計は十数人に達した。
その中には、孤児院で一緒に過ごしていたであろう女児の死体もあり、それは腐敗の具合から、レインがこの惨劇を引き起こす前に死亡していたと考えられる。
力尽きたのか、その場に倒れたレインを連れて行った病院の医者は、かつてレインと親しかった者で、親身になってレインを介抱した。
あの惨劇の原因は、陵辱に加え、重度の薬物中毒症状によって壊れた精神と共に、脳内のリザによる洗脳が解かれ、人殺しへの忌避感を失ったレインの行動だと言うのが、医者の見解だった。
オールドキングはそれを聞くと、倒れる様にに座り込み、自分にレインを受け入れる資格は無いと語った。
そしてリザを殺した者を探し出して復讐するとも。
医者は激怒して止めようとしたが、オールドキングの意思が変わることは無かった。
恐らくだがオールドキング本人は自分の復讐に、レインを巻き込みたく無かったのだろう。
資格が無いと思っていたのも事実だろうが。
そうしてオールドキングはAMS適正の事と、これまでの事ををセレンに伝え、それを聞いたセレンが乗り気になると、レインを預けて夜の街に消えた。
セレンはレインを受け取った後、目を覚ましたレインの扱いに悩んだ。
完成されていた筈の戦闘兵器は、壊れ、暴走していたからだ。
目に映った人間にすぐさま襲いかかる猛獣など、リンクスとして育てられる訳がない。
しかし再度洗脳を施そうにも、洗脳はアクアビット特有のもので、医者には再現できなかった。
そしてかつてのアクアビット、トーラスを頼ったとしても、レインを奪われるのが関の山だと理解していたセレンは、別のアプローチでレインを手懐けようとした。
それが再度の記憶処理である。
セレンはレインの異常の原因である、リザが死亡した時期である10歳以降の記憶と、それに関連する人物、リザやオールドキング、孤児院の家族達の顔や声などの情報を消去し、実際それは成功した。
故にレインは、孤児院の先生、おじさん、家族達、ということは覚えていても、その顔などは覚えていないのだ。
もしレイン本人が家族に会った場合、知らないのに知っている、という奇妙な感覚に襲われる事だろう。
「でも……でもな……」
セレンはそこで一度話を止めた。
「私は……その時あいつを大人しくさえ出来ればそれで良かった、そう思っていたんだ……」
途中からセレンの声に涙声が混ざり、涙が頰を伝って膝に落ちる。
『ねえ、セレン、ご飯作ってみたの、毎日レーションと缶詰は体に悪いよ?セレンは僕の親みたいな人なんだから、ちゃんとして貰わないと!』
『はい、コーヒー淹れてみた、報告書とか大変そうだし、いつもありがとね!」
セレンの脳裏に、レインの朗らかな笑顔が過ぎ去る。
セレンはレインが自我を取り戻し、家族として関わる様になってから、常に罪悪感を感じていた。
「何であいつはあれほど優しいんだ……?勝手に家族の記憶を消した挙句に、人殺しの沼に引き摺り込んだ私が、どの面下げてあいつに親だなんて言ってやれる!……笑えよ、リリウム。結局私は、遊び半分でレインを拾って、関わってからようやく罪に気付いた、愚かな女なのさ」
セレンは懺悔する様に言葉を絞り出した。
隠していた本心が、レインの過去を話す事で解れて行く。
リリウムの視線が、その類の隠し事を許さないと雄弁に物語っていたのも、セレンの心のヴェールを引き剥がした要因の一つだったのかもしれない。
リリウムは両目から涙を滴らせながらも、静かにセレンの言葉を聞いていた。
そしてセレンが沈黙すると、静かに息を吐き、はっきりとした声で告げた。
「セレン様、貴女には勘違いしている事が幾つか有ります」
リリウムは籠の中からハンカチを二つ取り、セレンに一つ渡し、もう一つで自分の顔を拭いながら、
「私は、貴女を責めません」
そう、断言した。
セレンは俯きがちだった顔を上げ、驚愕が滲んだ表情で、リリウムを見た。
「何故……」
セレンは、呆然とした声を思わず漏らした。
「何故?そんなの単純です。貴女は自分の罪悪感に目を向けすぎて、自分が救った物に目を向けていない」
「救った…もの……?」
「はい。貴女には、レインを救ったと言う自覚が無い」
「私が、レインを救っただと?それはどう言う……」
「精神です」
ピシャリと言い切ったリリウムに、セレンは一瞬目を瞬かせた。
「貴女がレインの記憶を消し、そして戦いの道に引き摺り込んだ事、それは確かにいけないことです。人権侵害、それも最悪なタイプの物と言っても良い」
リリウムは、初めに咎める様に言葉を紡いだ。
しかし、次の言葉は、優しげな雰囲気を含ませた言葉だった。
「しかし、それは壊れた精神を強引にリセットする行為だったと、私は思います。そのお陰で、レインは私の事を思い出したでしょうし、それが生きる気力を与えた事も事実でしょう」
言われて、セレンは思い出した。
自我が戻ったレインを連れて出掛けていた時、リリウムのオーダーマッチの中継を、レインはきらきらした目で見つめていたのだ。
それは、自分もああなりたいと言う憧れの様な物かと当時のセレンは考えたが、今思えば、あれは自分の探していた少女が、確かにそこに存在している事への希望だったのではないか。
実際その夜から、レインはリンクスになる為の訓練に、異常なほど精力的に取り組む様になった。
セレンの表情の変化を見て、リリウムは続けた。
「それに、セレン様はレインの無茶を聞き入れたでしょう?それが無ければ、レインは私に会うのに更に長い時間を必要としたのは間違いないのですから」
それが罪悪感からなる物だったとしても、結局の所、セレンがそれまで築いていた人脈などを惜しみなく用いて、レインの願いが叶うまでの時間を最も短くしたのも事実だった。
「ですから、少なくとも私は責めません。レインが責めないかどうかは本人にしか分かりませんが、きっと責めないと思います。寧ろ、私は感謝を伝えたい」
リリウムはそう言って立ち上がった。
外はすっかり暗くなってしまっている。
セレンの言う足止めが何であれ、迎えに行かなくてはならないだろうと、リリウムは泣き疲れてぼんやりとした頭で考えた。
そして今はただ、世界から奪われ続けた自分の愛しい人を、優しく抱きしめてやりたかった。
「でも、もし偶然にでもレインの記憶が戻ったら、ちゃんと謝って下さいね」
記憶が戻らない方が良いとは思いますが、と言葉尻に付け足し、リリウムはリビングから出て行った。
セレンは、それを呆然と見つめながら、椅子に座り直した。
もっと責められるかと思っていたのに、リリウムはセレンを責めなかった。感謝さえして見せたのだ。
「私が、レインを救った……か……そうか……」
セレンは再度、目元に込み上げたものを拭った。
レインの自我が戻ってから、セレンがずっと抱え込んできた物が少し軽くなった気がした。
明かしたい事を結構明かせました。満足!
そしてごめんなさい!忙しくてクソ遅くなりました!
急展開過ぎたかな?と思いましたが、まあ初投稿なのでお許しを。
どうやって自然体でシリアスしてるんだろうね?上手い人達は。
あとMARVEだと読みづらいなって思ってマーヴにしました、こっちの方が良かったら教えてください、別話でも変えておきます。
追記:致命的な矛盾を発見した為、一時的に非公開にしていました。大雑把にしか内容を決めていなかった弊害ですね、これからも矛盾は出てくるかもしれませんが、何卒お許しいただけると幸いです。
これからの話にVD要素が少しだけ出てくる予定で話を考えていますが、あんまり混ぜ混ぜするのも良くないかと迷っています。そこでせっかくなので皆さんに決めて貰おうと思います。回答よろしくお願いします。
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VD要素があった方がいい
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VD要素はあってもいい
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VD要素は無い方がいい