ホラー世界転生者、ホラーを行く   作:柳瀬塔矢

8 / 8
ジェイルハウス:別館・2

 

「君は、凄いね」

 

ふと、そんな声が聞こえた。別に俺はミニアニメとかコロコロ版までは追えてない*1からな。知らん声なら知らんで済ませるしかないんだ。

 

「待ってる」

 

「へいへい。待ってろ待ってろ」

 

んじゃアイツらの所に戻るか

 

ドン!ドン!ドン!ドン!*2

 

!?嘘だろ!?

 

「ハッ、今更来るのかよ!スクワットがよぉ!」*3

 

確かにもはやなんでもありなこの時空ならしょうがないんだろうけどさぁ!それでもやっぱり叫びたくなるよ!?

 

「だが貴様の不運はただ一つ!この俺を相手にした事だ!」

 

転生前はただのオタクだと思った?【人喰い熊】に【天狗】、【寄生樹】に【侵食蝿】とかヤベェ奴らを駆除してたんだよ!この程度ならまだ楽!

 

「オラ来いや!」

 

そもそもなぁ!潰すしか脳無ぇ奴に俺が負けると思うか!?答えはノー!

 

「合気・柳」

 

確か・・・消力だったかな?*4

 

「発勁・無寸」

 

ちっ、流石に心臓狙ったが無意味!目玉潰すしか無いか!

 

「蟷螂拳・反転」

 

蟷螂の切れ味を脚に付与したカーフキック!*5これなら効くだろう!?

 

「uuu・・・」

 

「喋れんの!?いや、喋れてる訳じゃない?ただの音か?人から進化したならわずかながら発声機関が残ってるのは否定できない・・・」

 

まぁいい。んじゃ、さよならだ。

 

「流星・踵墜」

 

がっ!?血飛沫が予想より強い!げっ、口の中に入った!ここからは時間の問題だぞ・・・!?

 

・・・いや、よくよく考えてみたら転生特典的に青鬼化しない*6じゃん。よかった。まぁ?自意識を失わないだけで扱えるようになる可能性はあるのか?*7それこそ劇場版の先生みたいな。その可能性までは否定したく無いな流石に。

 

「ま、今度こそ戻るか」

 

てことで座敷牢に帰還

 

「すまんな、遅れた」

 

「大丈夫か!?何だよ、その汚れ!?」*8

 

「コレか?ちょっと変異体の青鬼殺したらその返り血でな・・・まぁ、殺したから問題ない。んじゃさっさと館から出るぞ。なに、もし館から出た後に俺が青鬼になったとしたら警察に逃げ込め。目玉を拳銃で撃てば一発*9だからな」

 

「・・・そんな軽く言うなよ!俺達に、クラスメイトで、友人を殺せって言うのか!?」*10

 

「そ、そうだよ!そんな事出来ねぇよ!」

 

「そうよ、何か他の手段は無いのかしら!?」

 

お前ら・・・んー、なら少し考えてみるか・・・

 

「じゃあ他の場所に俺を誘導するかだな。幾つか候補がある。一つは裏山だな。あそこは怪異の集まりだから。二つ目は・・・七不思議の一つたる【無人の白い家】だな。あそこも怪異だから。まぁ、誘導するだけで中に入っちゃダメだぞ?死ぬから」

 

まぁ、この二つかなぁ。ちなみに七不思議は

 

・蔦塗れのお化け屋敷

・無人の白い家

・夜の裏山

・地下の植物

・帝都奇譚

・営業中の廃業温泉

・呪いのビデオテープ

 

である。・・・そうだね。順番に【青鬼】【伽耶子】【恐怖の森】【劇場版青鬼】【???】【ブルーベリー温泉】【貞子】だね。一個だけ確定してないんだよなぁ・・・というか伽耶子め。貴様何故この街に居る。出ていけ。お前さん一回都市全土を滅ぼしたことある*11から怖いんだよ。殺し方が分からんのよ!

 

まぁということもあり今現在俺が調べてるのは帝都奇譚なんだよね。ホラゲーで帝都奇譚ってなんかあったかな・・・或いは現代舞台のホラゲの過去編とか?だとしたらだな・・・

 

「ま、さっさとこの館ともおさらばだな。後もう少しで出れると思う」

 

さて。別館に戻って速攻で右に曲がって床をぶち抜く

 

「てことで落ちて貰います」

 

「・・・ここの扉は開きませんね。て事は落ちますか」

 

と、割とすんなり皆落ちてきてくれた。

 

「んでここの扉をこちらの鍵であけまして・・・暗いな。ちょっと部屋の概要見てみるわ」

 

うん。左右に長い。左ガンダッシュまた左、部屋入って右*12だな。

 

「ライターも心許ない。走るぞ、着いて来れるか?」

 

「はっ、俺を誰だと思ってる?」

 

「そうよ!置いてかれる事なんて無いわ!」

 

「ですね。それに見失ってもどうにかなりそうですし。この暗さにも慣れてきました」*13

 

「お、オレは・・・」

 

あー、たけしだけ運動能力に自信無しか。どんまい。

 

「んじゃ。レディ・・・ゴー!」

 

左、1・・・2・・・3・・・ここ!んで、右の観葉植物退けてブレーカーあげて。

 

「っしゃ間に合ったぁ!そんでオイルなくなった」*14

 

ギリギリでしたねぇ。

 

「んじゃこの部屋に用はない。別の部屋に行くぞ」

 

てことで来ましたのは向かいの部屋。カーテン開けて、風呂の水抜いて。・・・抜いて?まぁ、いいか。錆びた鍵とって。

 

「ちょうどここに錆び取り用の酢があります」

 

じゃばー。てれん!*15んじゃ浴槽退けましょうねぇ。

 

「さてここでクエスチョン。さっき抜いた水、どこへ消えた?」*16

 

そう、今気付いたが怖くね?どこに消えたの?

 

「地下ですね。濡れてますし」

 

「せいかーい。んじゃ地下へゴー」

 

地下に行って牢屋の鍵開けて。

 

「三色の四角形に・・・」

 

「その下にボタンね」

 

「どの順番で押すのか分かってるんですか?」

 

「おうともさ。赤黄黄青黄赤だな。*17てことでぽちぽちーっと」

 

そしたらまぁ鍵の刺す部分だけ出てきまして

 

「まぁ此処だけあればひらくから。んじゃ開けに行くぞー。後少し」

 

てことで隠し扉を出しまして。

 

「元々この道は井戸から脱出する為に作られた物でもあり死体の処理に使われてた過去もあるんだよ。だから隠されてた訳だな。・・・というか建築法にガッツリ違反してるんじゃないか?どうなんだろ」

 

申請してたのかな?でもサダカヤ編をみるに恐らく明治からあるんよな、あの空間。*18

 

てことで井戸への道。

 

「良かった。ロープはまだ残ってた。てことでお前らさっさと登れ。青鬼が来るかもだから俺が殿になる」

 

で、四人とも登らせまして

 

「やっぱ来たな青鬼め!」

 

舌舐めずり鬼!?なら・・・!

 

「ロープ外せ!俺は問題無い!天狗*19に習ったことあるからな!」

 

「お、おう!」

 

三角飛びの要領で壁(・)が(・)二(・)面(・)あ(・)る(・)な(・)ら(・)無(・)限(・)に(・)飛(・)べ(・)る(・)んだよ。

 

てことで地上に帰還。青鬼は登ってこようとしてるが・・・これがVer.1.0.1で見えたムービーか。

 

「よし帰るぞ・・・」

 

あ?意識が遠のく・・・コレあれか?ノベル版入った?

 

 

*1:
作者も追ってない。なんかコロコロ版って青鬼の力使いこなしてない?先生みたいな感じなの?ダイナミック収容違反でも起こしたの?

*2:
13倍速を等倍と言い張るあのチャンネルをご覧の皆様なら分かるだろう懐かしい音ですね。君なんで途中からリストラされたん?

*3:
なお内心むっちゃ焦ってる

*4:
この主人公(未だ名前未設定)は刃牙についてネットミーム周辺しか知らない

*5:
ギーツのリボルブオン的な?

*6:
感染系無効だからね

*7:
コロコロ版読んで無いから何で力使えてるのか分からないんですよね

*8:
全身に紫の返り血だからね

*9:
多分そこら辺の石でもダメージ通るんじゃ無いかな?

*10:
そんなこと言い出したらひろしはどうなるんだひろしは。アイツ頭いいんだから「でも卓郎って生かしてメリットあるのでしょうか・・・」とかで救わない可能性とかあるんだぞ。無印は無印で「美香の声だ!」で態々被害現場見に行ってる訳で。

*11:
伽耶子は致死率100%だが「知ってるだけ」なら問題無い。実際に家の中に入るとかしなければ無害。入ったら確定で死ぬだけ。しかもこれ感染系の被害では無いから転生特典で防げないのよね

*12:
ゲームの画面だと左だが視点が上下逆だから当然左右も逆になる

*13:
流石俺たちのひろしだぜ!

*14:
一応予備のオイルは持ってる

*15:
アイテム取得音

*16:
勘の良いガキは嫌いだよ

*17:
無印だけ周回しまくった結果覚えた。というかやりこんでる人なら此処ヒント見なくても開けれるのでは?ヒント無いと開けれない奴いる!?居ねえよなぁ!

*18:
貞子の記録があるのって明治だった記憶。

*19:
どっかの天狗。修験道的なソレではない




よかった。ノベル版に入れました。
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