その日、俺は天使と出会った。
白金の髪。夕日の瞳。まるで作り物のような彼女に、かつて芸術家たちがこぞって「天使」を描いた理由を理解した。
それだけ彼女は、神秘的で、触れ難くて、儚くて、特別だった。
「……のに、今はこうか」
「ほへ? どしたの?」
「お前を一度でも神秘的と思った俺に右ストレートを食らわせたいと思ってたところ」
「このパーフェクトな僕に不満が……?」
「なぜないと思ったんだ?」
「だって僕ほら、『天使』って言われてるし? ちょーかわいいし? ほれほれ、キミも僕にメロメロでしょ?」
「俺のベッドで寝転がってパンツが見えかけてなければ、お前への見方も変わるんだけどな」
「ふぇっ?! へ、へんたい!」
今はもう、とてもじゃないが特別とは思えないが。
カクヨム様ともマルチ投稿をしています。
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