よろしくお願いします。
47 緊急招集
12月7日火曜日午前7時半。
ESOの制服の上に緑のコートを羽織り、右肩に灰色のカバンを斜め掛けした光秋は、強い冷風に追い立てられる様に支部本舎に入る。
―ふー……寒かった……―
両手にはめている茶色い革製の手袋をコートの両ポケットに仕舞いながら心中に呟くと、開いたエレベーターに乗り込み、地下1階へ向かう。
扉が開くと藤原隊の待機室へ向かい、ドアを開ける。
「おはようございます」
「おぉ、おはよう」
椅子に座って新聞を読んでいる藤原三佐の返事を聞くと、光秋は部屋の奥のロッカーへ向かい、脱いだコートを自分のロッカーに入れる。
「三佐。今日はもう完全なんで、いつも通り訓練の御相手お願いします」
言いながら、テーブルを挟んで藤原の向いに座る。
「そうか?わかった。気を引き締めてな」
「はい」
新聞から顔を上げて言う藤原に、光秋はよく通る声で応じる。
少しして小田一尉と伊部が、8時近くになって竹田二尉が出勤すると、
「よし。加藤行くぞ」
「はい」
藤原と光秋は部屋を出てエレベーターで1階へ上がり、グラウンドを挟んで医療棟の向いにある運動棟へ向かう。
12月15日水曜日午前10時。運動棟の屋内アリーナ。
人気のないがらんどうの端で、藤原と光秋は制帽を脱いで並んで腰を下ろし、格闘戦の訓練の小休止をとっている。
「いよいよ1週間後だな」
「演習ですか?」
「あぁ」
光秋の確認に、左隣に座る藤原は同意を返す。
「お前も基礎ができていたとはいえ、だいぶ上達したな」
「ありがとうございます……実戦も、経験しましたからね…………」
思い出した様に言うと、光秋の脳裏にDD‐01、02と戦った時の記憶が過ぎる。
「そうだがな……どうだ?久しぶりに儂と組手でもするか?」
「組手ですか?」
言いながら、光秋は3カ月程前に藤原と初めて組手をした時のことを思い出す。
「あれから随分修練を積み、あまつさえ実戦も経験したんだ。あの時よりはいい勝負ができるだろう」
「そうですが……ただ、実戦と言っても、ニコイチを使ったものでしたし……」
「それでもかまわんさ。どの道、実際に手を合わせれば、どのくらい上達したのか判るというものだ。生身での経験作りにもなるしな。やるぞ!」
「……はい」
藤原の押し通す様な言い方に短く応じると、2人は立ち上がってアリーナ中程へ向かう。
一定の間隔を空けて互いに向かい合うと、光秋はあることに気付く。
「……審判がいませんが?」
「やむを得ん。今回は儂が兼任する。相手に一撃当てた方の勝ちということでいいだろう」
「了解です。では」
藤原の返答に応じると、2人は礼をし、左足を前に出して構える。
―……そういえば、この間ニコイチでやった時は引き分けに――
呼吸を整えつつ、光秋は一瞬生じた迷いを追いやる。
直後、
「始め!」
「!」
藤原の号令が響くや、光秋は前進して距離を詰める。
―速く動き、攻める!―
一瞬そんな言葉が浮かぶや、左突きを2発入れる。
藤原はそれらを左腕で受け止め、腰に引いた右拳を放つ。
「!」
咄嗟に後退してそれをかわすと、光秋も腰に引いた右拳を出す。
が、藤原も後退してそれをかわし、間合いが空いた2人は互いに右側に位置をずらしながら相手の出方を窺う。
数歩移動した直後、
「!」
光秋は腰に引いた右拳を放ち、藤原の鳩尾を取る。
が、
「!……」
藤原は左腕を前に出してそれを受け止め、間を置かず右蹴りを出し、光秋の鳩尾に束の間息ができない程の激痛が走る。
「…………ゲッフ!」
思わず構えを解いて左手を胸に当てると、小さく咳をする。
「儂の勝ちのようだな」
「……ですね」
藤原の声に光秋は息を整えて応じると、2人は姿勢を正して礼をする。
「やはりこうなりますか……」
「そう言うな。初めて組んだ時よりは確実に上達している。ただ焦り過ぎなところがあるな。短時間で決めなければならんとは言え、もう少し周りをよく見るようにしろ」
「はい……それでは、引き続き訓練の相手お願いします」
藤原の助言に応じると、光秋は訓練を再開する。
12月21日火曜日午前8時。
―いよいよ明日か……今日も訓練頑張ろ!―
明日に迫った空軍との合同演習を思いつつ、光秋は訓練に向かうエレベーターの中で気合いを入れる。
直後、
(緊急連絡。緊急連絡。実戦部隊所属で次に呼ばれる隊の者は、直ちに本舎会議室に集合せよ。繰り返す……藤原隊……)
「!……何でしょう?」
「さぁな?……とりあえず行くぞ」
「はい」
突然のアナウンスに若干戸惑いつつも、光秋は左隣の藤原に応じ、1階になっているボタンを押し直して2階へ上がり、会議室へ向かう。
室内にはすでに疎らに人がおり、光秋は左隣に座った藤原に続いて最前列中央辺りのパイプイスに座る。
―…………まるで『蜂の巣』の時みたいだな―
続々と部屋に入ってくる緑服たち、そこから漂うただならぬ気配に緊張を感じつつ思う。
と、
「……!」
小田一尉、竹田二尉、伊部が部屋に入ってくるのを見た光秋は、自分の右隣の席に座る3人に一礼する。
「何でしょう?」
「さぁな?」
「なんにしろ、朝っぱらからなんだよ……」
光秋の問いに小田は首を傾げながら応じ、竹田は欠伸混じりに愚痴る。
「でもこの光景、半年前の『蜂の巣』みたいですね」
「確かに。ひと騒動起こるのは間違いないな」
―伊部さんも同じこと考えたか―
周囲を見回した伊部の感想に小田が応じるの聞きつつ、光秋は場違いと自覚しつつもちょっとした感心を覚える。
しばらくして部屋が緑服たちで埋まってくると、それまで左端に立っていた二佐の男性が前に出る。
―……実戦部隊長?それだけ大事なのか?―
名前こそ知らないものの、光秋は正面の男性が京都支部の全実戦部隊を総轄する立場にあることを思い出し、それだけの人物が事情説明に出てきたことに、改めて重大な連絡があるということを認識する。
部屋の照明が消えて正面のホワイトボードの前に天井からスクリーンが降り、それに天井の映写機からの明かりが投射されると、その右端に立つ実戦部隊長が話し出す。
「今回集まってもらったのは、東京本部から重大事項の予知がなされた報告があったためである」
―予知、か……―
3カ月程前に聞いて以来のその言葉に、光秋はその時起った京都駅でのNPのテロ未遂事件を思い出す一方で、半信半疑な気持ちになる。
「昨夜、本部の予知部からサン教の中心人物――
実戦部隊長の言葉に合わせて、スクリーンの右側に「不落日光(本名 坂本一郎)」と下方に書かれた写真が、左側にベースの位置を示した地図が表示される。
―思ったより人当たりがよさそうな人…………―
それが光秋が写真を見て感じた印象である。
ホームページかなにかから取ってきたと思しき写真には、黒いスーツを着た初老程の若干痩せた男性がステージの上でマイクを持って話している光景が写っており、それを見る限り、光秋には反社会的行動を起こす、あるいは煽動するような人物には見えないのである。
が、一方で、
―しかし、印象に囚われるわけにもいかんか。この人の過激派との関係は知らないが、この人当たりのよさそうなところに騙されるのか?……―
と、理性的な部分で考えてもみる。
その間にも、小田が手を上げて実戦部隊長に質問する。
「不落がそのベースに入るという情報は、予知だけなのですか?」
「本部の追加調査、及び警察からの連絡によると、今日の早朝に不落が本ベース入りしたのは事実だそうだ」
―裏は取れた、か……―
実戦部隊長の返答に、光秋は思いながら納得する。
「秋田支部の調べでは、ここは銃器だけでなく、航空機や戦車なども多数保有しており、軍の地方基地1つ分に相当する戦力が確認されている。各自そのことを念頭に置いておくように。詳細は後ほど説明するが、作戦は明日開始される。各自早急に準備をし、15時までにグラウンドに集合せよ。以上。何か質問は?」
―……危険度は『蜂の巣』以上……か…………―
続く実戦部隊長の説明に、光秋は背筋に悪寒を感じる。
「ないようなら、これで説明を終了する。解散!」
実戦部隊長が言った直後に部屋の照明が点き、座っていた緑服たちが一斉に立ち上がって敬礼する。
―
敬礼をしつつ、光秋は心中に嘆息を吐く。
藤原の指示の下、藤原隊一行は一度待機室へ向かう。
「とりあえず、明日の演習は中止ですね……」
地下に下りるエレベーターの中で、光秋は言わずもがななことを言う。
「そうだね……でも考えようによっては、演習よりも貴重な機会が巡ってきたってことかもね」
「伊部さんは強いですねぇ……」
伊部の前向きな返事に、光秋はただ感心するだけである。
「そりゃあ私だって、いきなり実戦で補助席の具合を試すのは不安だけどね。乱戦中に留め具が外れて怪我したり、そのせいで光秋くんの操縦の妨げになったりなんて嫌だし……」
「まぁ、それはそうですが……」
光秋が呟く様に応じる間に、エレベーターは地下1階に着き、一行は待機室へ向かう。
部屋に入ると、藤原は一同を見回して言う。
「とりあえず、3時までに出掛ける準備をしなければならん。作戦の期間がわからんから一度解散して、各自着替え等必要な物を用意するように」
「しかし三佐、全員が出ると緊急の連絡などがあった場合に困ります。順番を決めて代わる代わる出ては?」
「そうだな」
小田の提案に、藤原はすぐに応じる。
「では、まず伊部と加藤からだ。一度帰って荷物を用意しろ」
「了解です」「わかりました」
藤原に指示に伊部と光秋は同時に応じ、それぞれコートを羽織ってカバンを持ち、部屋を出てエレベーターへ向かう。
「……ところで、なんで僕たちからなんでしょう?寮までの距離を考えたら、三佐たちが先の方が……」
エレベーターを待っている間、光秋はふと浮かんだ疑問を呟く。
「私たちはニコイチで行くからでしょう。他の人たちはテレポートで行くんだろうけど、私たちはそれより早く出ないといけないから。この間に現地の集合地点とかも訊くつもりなのかも」
「なるほど」
伊部の返答に光秋は応じると、扉が開いたエレベーターに2人で乗り込む。
1階に着くと、伊部と光秋は速足で正門へ向かい、
「じゃあ後で」
「はい」
と、短い挨拶を交わしてそれぞれの寮へ向かう。
―秋田、北国か……冷蔵庫がなくても大丈夫かな…………期間がわからんし……とりあえず1週間分持っていくか―
自室に着くやそんなことを考えながら、光秋は目薬や下着の着替えなど、必要な物をカバンに詰めていく。
一通り荷造りを終えると、部屋の戸締りを確認し、荷物が詰まったカバンを右肩に斜め掛けして部屋を出、速足で支部へ戻る。
「戻りました」
言いながら光秋が待機室に入ると、
「よし、次竹田だ」
「ウッス」
テーブルの奥側に座っている藤原の指示に、手前側に座っている竹田が応じ、ロッカーから出したコートを羽織って入れ違いに出ていく。
「加藤」
「はい?」
脱いだコートをロッカーに仕舞いながら藤原に応じると、光秋はその許に歩み寄る。
「お前がいない間に、集合地点の詳しい場所を訊いておいた。後でニコイチに入力しておけ。それと、お前と伊部はニコイチで先に出てもらう」
「了解しました」―……伊部さんの言う通りになったか―
先程の会話を思い出しつつ、光秋は集合地点が書かれたメモを藤原から受け取り、それを上着の左ポケットに仕舞う。
と、
「お待たせしました」
伊部が部屋に入ってくる。
「おぉ、来たか。では、小田」
「はい」
それを見て藤原と、テーブルを挟んで向かいに座っていた小田が席を立ち、それぞれロッカーからコートを出す。
「そうだ伊部。演習中止の件、空軍の方に連絡入れておいた。と言っても、タッカー中尉の隊も招集されたみたいだがな」
「ありがとうございます」
―中尉も来るのか……―
コートを羽織りながら報告する小田に伊部が応じる傍ら、光秋はタッカーの金髪の顔を思い浮かべる。
その間に藤原と小田はカバンを持って部屋を出、光秋とコートを仕舞った伊部はテーブルを挟んで向かい合って座る。
「伊部さんが言ってたこと、当たりました。さっき三佐から集合地点のメモもらいました」
「そう。後でニコイチに入れておかないとね」
「えぇ……」
伊部に応じると、光秋は上着の左ポケットを意識する。
しばらくして荷造りを終えた藤原たちが戻ってくると、藤原隊一行は待機室で時間がくるのを待つ。光秋と藤原が軽い格闘戦訓練をする以外は、静かな時間が過ぎる。
―嵐の前触れ…………なんて、縁起でもないか―
小休止中にそんな言葉が浮かぶが、光秋はすぐにそれを隅に追いやる。
そうしている間に、午後0時になる。
「そろそろ昼にするか。全員食堂に移動」
「「「「了解」」」」
藤原の指示に4人分の堅い声が応じると、一行は食堂へ向かう。
―食欲は大して湧かん……が、今の内にちゃんと食べとかんとダメだよな…………―
強い緊張感を覚えつつもそう思うと、光秋は定食を頼み、一行が待つテーブルに座る。
光秋が箸を取った直後、
「そうだ加藤。それと伊部」
光秋の正面に座る藤原が、光秋とその左隣の伊部を見ながら言う。
「お前たちは食事が済んだ後、1時半頃にさっきのメモの場所に先行しろ。3時までには着くようにな」
「「了解です」」
伊部と同時に応じると、光秋は食事を始める。
食事が済むと、藤原隊一行は待機室へ戻る。
午後1時20分。
「……そろそろ出ます」
テーブルに座っていた光秋は立ち上がりながら言うと、ロッカーからコートを出してそれを羽織る。
「じゃあ私も」
「伊部さんは半頃に来てください。僕は先に行って、ニコイチの準備してますから」
腰を浮かしかけた伊部にそう言うと、光秋はカバンを右肩に斜め掛けする。
「では、お先に」
「おぉ。気を付けてな」
藤原の返事を聞くと、光秋は部屋を出て本舎前の駐車場へ向かう。
正面玄関を出ると、上着の内ポケットからカプセルを取り出し、正面の広場に左膝を着いたニコイチを出現させる。左側に垂れ下っているリフトを掴んで上昇し、カバンを椅子の右脇に置き、右の肘掛にカプセルを納め、脱いだ制帽を右脇に挟みながら席に着く
機内に入りつつ認証を済ませると、左ポケットから集合地点が書かれたメモを出し、そこに書いてある場所を左パネルの地図に入力する。
「……三佐って字上手いなぁ」
パネルを触れて操作しつつ、意外に綺麗な藤原の字に思わず感心する。
と、
「光秋くーん!」
「!」
下から呼び掛けられて光秋はニコイチの左膝の辺りを見下ろすと、左肩に大きなカバンを提げ、両手で折り畳まれた補助席を抱えて立ち、制帽にコートを羽織った伊部がこちらを見上げている。
「もう時間ですか?」
言いながら、光秋は左手首の腕時計を見る。
「少し早いけど、私もこれ取り付けなきゃいけないし、上げてくれる」
「わかりました」
補助席を抱えて示す伊部に応じると、光秋はニコイチの左手を差し出し、伊部が乗ったそれを慎重にハッチの上へ上げる。
コクピットに移ると伊部はカバンを下ろし、操縦席の左側に補助席を取り付ける。
「よし!」
少し揺すって具合を確かめると一言呟き、それに座る。
「じゃあ、そろそろ行きますか。ちょうど半ですし」
「そうだね。お願い」
時計を見ながらの確認に伊部が応じると、光秋は席を機内へ下ろし、ハッチを閉める。
右の肘掛から通信機を取って左耳に付け、シートベルトを締めると、伊部もシートベルトを締めたのを確認し、ニコイチを直立させる。
「それじゃあ、行きます」
言うと右ペダルを軽く踏み、背中のNクラフトを輝かせたニコイチが、雲の多い空にゆっくりと上昇する。
雲より上の高度に達すると、光秋は地図を見ながら右の操縦桿を捻ってニコイチの向きを変え、右ペダルを深く踏んで前進する。
「……到着までしばらく掛かります。よかったら寝ててください」
ニコイチが前進を始めてからしばらくして、光秋は左隣に座る伊部を横目で見ながら言う。
「そうもいかないでしょう。光秋くんが働いてる時に、姉貴分の私がお昼寝なんてしてられないからねぇ」
「そういうもんですか?」―……少し緊張してるか……当然か―
応じつつ、光秋は伊部のどことなく落ち着かない様子を察する。
「…………やっぱり、緊張しますか」―……僕もか―
言わずもがななことを言って、自分も心なしか緊張していることを自覚する。
「そりゃあね。久しぶりの大きな作戦だし、今朝の説明にもあったように、規模もだいぶ大きいみたいだし……」
「ですねぇ……」
「だからこそ、こっちも大規模部隊で挑もうってことなんだろうし、そのためのニコイチってことなんだろうけど…………」
「ニコイチをそういうふうに言われるのは……どっちにしろ、キナ臭さが強いですね。なんか嫌です……」
「私もそう……でも、私はそれが仕事だから……」
「それはそうです……僕だって、今の自分の立場が解ってるつもり――いえ、解っています。それが仕事だと言われれば、やってやるだけです…………ただ、そのことについてどう思うか、どう感じるかくらいは、自由でしょ?」
「そうれはそうだけど、それが仕事に影響する様なら……」
「それは大丈夫です。仕事は仕事と割り切って、やってみせるだけです…………」
伊部の控え目な指摘に、光秋は強めな調子で返す。
が、言葉を重ねるごとにどこか虚しさを覚える。
「……さっきの話しですが、よかったら本当に寝ててください。これから忙しくなるだろうから、休める時に休んでおいた方が」
「でも光秋くんが……」
「僕は大丈夫です。それに、ニコイチに乗ってる間、伊部さんは僕の左目代わりなんです。いざって時に調子が悪くなったら困ります。要は僕のために言ってるだけですから、気にしないで休んでください」
「……それじゃあ、そうさせてもらおうかな…………」
言うと伊部は目をつむり、背中を背もたれに預ける。
―『伊部さんは僕の左目代わりです』、か……我ながら言うじゃないか!今度言う機会があれば、もっといい雰囲気の所で言ってみたいねぇ…………―
その様子を横目で見ながら、光秋は自分で言った言葉に嬉しくなり、僅かだが口元に微笑を浮かべ、気持ちが若干楽になったと感じる。