ごく普通の25歳のサラリーマン古川良央のもとにある日、彼の大叔父と名乗る者から手紙が届き、14歳の義理の娘を預かってくれないかと言われる。彼女は『ニニィ』と名乗り、外国生まれで金色の髪が特徴的な美しい少女だった。彼女は非常におとなしい性格だったが、料理や掃除といった家事のスキルは完璧で、しかも有名な医療一家の末裔で頭も良かった。そして、彼女には秘かに抱えている過去と秘密があるようで――。そんな二人のささやかな日常の物語。
【01】プロローグ | |
【02】ニニィ | |
【03】秘密 | |
【04】そうじ | |
【05】にきび | |
【06】くすり | |
【07】おんぶ | |
【08】日曜日 | |
【09】絵の具 | |
【10】焼肉 | |
【11】再会 | |
【12】銭湯 | |
【13】かぜ | |
【14】クリスマス | |
【15】岐路 | |
【16】大晦日 | |
【17】蛍の光 | |
【18】告白 | |
【19】運命 | |
【20】どんど焼き | |
【21】一人 | |
【22】さくら | |
【23】エピローグ |