ラニ=Ⅷと名乗った彼女に案内されて彼女の隠れ家へと私とセイバーは辿り着いた。
複数の種類の結界がはってあるから容易には発見されないとラニは言っていた。
そしてラニはセイバーを治療しようとしたがセイバーは
「いや、大丈夫だ。私には宝具で治療が出来る、もちろん毒も解毒出来る。」
そう言って自分で治療してた。
ラニは自分の事とこの階層の事を説明して来た。
ラニはサーヴァントを失っていてこの階層のレジスタンスをしているという。
まるで凛のようだなと思ったがそう言えば凛はどうなったのだろうか?
そして私達を襲ってきたのは第二階層のフロアマスターダン・ブラックモアとそのサーヴァントだという。
ダンはかつては礼節を重んじる人物であったのだが今はマスターを狩り続ける狩人となったという。
ダンによってマスターは狩られ一階層に逃げたマスター以外はラニしかこの階層にいないという。
実質ダンしか私の戦う相手はいないらしい。
そしてラニは50年間待っていたらしい、星辰を読みマスターがここに1人来る事を予測してたのだという。
なんか話が複雑な上に何も知らないから正直わからない私がなんとか頭で話を読み込んでいたらラニが
「すみませんがセイバー、貴女は何者なのでしょうか?」
と問いかけてきた。
「なるほどマスターとしての能力ね。私の情報を見たのですね。」
「はい、貴女はセイバーとして破格のステータスを持っています。その他にも宝具も破格の物を持っています。ですが貴女は確実に強すぎます、全能の如き力を持つ英霊が聖杯戦争に出る事は不可能なのです。確実に召喚されない筈の英霊、それが貴女のはずです。もし召喚されたとしてもマスターも相応しい人物に召喚される筈なのに何故貴女は彼女のマスターをやっているのですか?」
そうラニが言っていた、そしてセイバーはまるで答え合わせの様にラニの疑問に答えた。
「その疑問には答えてあげますが一部は答えません。確かに私は聖杯戦争に召喚されない英霊ですよ。ですが私はムーンセルによって呼び出されてはいません別の要因で呼び出されていますからね。」
セイバーがそう言ってきた。
何故私の所に呼ばれてきたのだろうか?
「マスター、それについては【全能】が関わっていますよ。彼女からすれば呼べない筈の英霊を召喚させる事は簡単なのですから。」
どうやらセイバーが召喚されたのは全能の少女が関わっているらしい。
だったら何故全能が私の様な悪霊に関わっているのだろうか
「全能の如き力を持つ魔術師が何故関わっているのでしょうか?」
ラニも全能のやっている事に疑問思ってセイバーに質問したがセイバーは
「残念ですがそれは答えません。答えても貴女にはわからないと思いますから。」
とはぐらかしていた。
セイバーマテリアル
本来なら召喚されるのは殆どあり得ない、召喚されたとしても確実に使えないスキルがあるが全能の力によって使える様にしている。