翌日の朝、コテージで私達は朝食を食べていた。
セイバーは多芸で様々な料理を作り私達に食べさせていた。
「ブリテンの地で採れた食材で作ったブリテン料理のフルコース。存分に堪能しなさい。」
味も美味しく調味料は少ないが素材の味を活かした料理に私はゆっくりと味わった。
私はフォークやスプーンを使っていたけどセイバーはナイフだけで食べていたのには正直驚いた。
朝食を食べ終えた後、私は悩んでいた。
聖杯に関してである。
人類が滅びかけている現状で私のような死者が願いを叶えるために動くのは間違っているだろうか?
「聖杯はどんな願いでも叶えてくれます。だから自身の願いではなく世界を救うために使う事も可能ですよ。」
セイバーがそういう事を言ってくれた事に私は感謝した。
そして私達は作戦会議へと移った。
「では作戦会議といきましょう。」
セイバーがそう言い
「敵に勝利するには、何よりも敵を知ることこそが正道です。」
ラニがそう言った。
「戦の常識ですね。ではフロアマスターはどんな人物ですか?」
セイバーがフロアマスターについて問いラニが答えた。
「老練な戦士であり、勝利に執着する人物。ダン・ブラックモアは第二階層へと訪れたマスターの多くを殺害しています。」
ラニはフロアマスターであるダン・ブラックモアのデータを公開して目的も伝えてくる。
「目的はマスターとの決戦をえて上層へと上がる事。ですが、それは絶対に実現しません。」
とラニはダンの目的は達成されない事を伝えてきた。
「確かにマスターを倒しているなら既に登っているはずですね。なのに上がれていませんから。」
セイバーの疑問にラニが答えた。
「彼はフロアマスターですがマスターではない。1000年前の時点で既に敗北しているのです。だから上へ上がる資格を持たない。」
ラニがそう言ってきたのに対して私は質問した。
「マスターを殺しても?」
「ラダーは降りません。」
そう言ってきたのに対して死者であり敗者である私が上がれているのに疑問が出たがそれはセイバーが答えた。
「マスター、貴女は死者であり敗者でもあるのですが別人として扱われています。なので上がれています。」
セイバーはラニへと向き作戦会議へと戻った
「では無意味な殺戮を繰り返す妄念の男ですね。」
セイバーがそう呟いた。
「はい、事実を理解しているかは不明ですが、彼はマスター殺しを999年間に渡って続けています。」
ラニはそう答えた。
「なかなかの執念ですね。」
セイバーは思わずそう言った。
ラニは私へと向き
「ですからハクノ、彼は必ず貴女を狙い続けるでしょう。第二階層にいるマスターは貴女だけです。」
ラニはそう言ってきた。
セイバーの宴などに使う宝具。
ブリテンで採れる食材しか出ないがそれでも種類は豊富である。
並行世界のブリテン出身の英霊からは驚かれる事間違いなしの宝具である。
意外と食べれる物はあったんですよただ気づかれなかっただけです。byセイバー