群霊は人形劇から抜け出した
私は今の状況に狂いそうだった。
私がいるのは学園で私は生徒の1人だった。
この学園が偽りの場所だと気づいてしまった。
この場所は作られた舞台で私はその人形の一つ。
見る人はいないのに劇は永遠に続いていて同じ結末を迎える。
私がちゃんとした自我を得た時は訳も分からず錯乱してそのまま最期を迎えた。
2周目も同じ結末を迎え3周目になってやっと状況に理解したが
4周目、私は最後まで殺されなかったが聖杯戦争というのに参加出来なかったのは掃除されるということらしく掃除によって最期を迎えた。
5周目、掃除に抵抗しようとしたが呆気なく最期を迎えた。
6周目、聖杯戦争について知ろうとしたが何も分からず最期を迎えた。
7周目、聖杯戦争に詳しい人物に会おうとしたが出来なかった。
8周目、詳しい人物に会えたが説明は出来ないと言われた。
最期を迎えた、最期を迎えた、最期を迎えた、最期を迎えた、最期を迎えた。
何故私がこんな苦しい目に遭わないといけないだろうか。
私ではない人の憎しみや怒りの声が響き、私を怒りや憎しみに駆り立てようとしてくる。
その言葉にのるべきなのだろうか?それがわからないまま私は何度も同じ事を繰り返す。
そして今回もまた重傷になった、私は本来なら死んでいるはずの傷を負っても死なないから苦しい。
その状態で学園を歩き外れにある焼却炉へと着いた。
そこは三つのレイヤーのうち原風景が出ることがあるという、自身のトラウマが出ることがあり発狂者も出るという場所であった。
今回はここで死ぬのだろう
私は何故こんな目に遭わないといけないだろうか。
それが定めだと言うのなら私は叛逆してみせる、どんなに苦しい目に遭ってでも。
『あら、見事なまでにつぎはぎね。こんな私を観測するなんて。』
今まで聞こえてきたのとは別の声が聞こえてきた。
言っていることからこの場所ではない場所からここを見ているのだろう。
『その意思に応えてあげましょう。来れる英霊はあなたね、では意思を告げなさい。』
「来て!セイバー!」
声を出した時に手に赤い紋様が浮かび
私の前には1人の騎士がいた。
金の髪の女性で青いドレスに鎧を纏う騎士は私の方を向き
「召喚に応じて参上しました。まずは先にあっちから片付けましょう。」
そういうといつのまにか持ってた旗を振るい人形を破壊した。
人形を破壊した彼女は今度は私に正面から向き合い告げた。
「では今度こそ告げましょう。召喚に応じて参上しました。私はサーヴァント、貴女の剣にして盾となる者、セイバーのクラスを持って召喚されました。」
そう言って彼女は手を私に差し出した。
「では契約をしましょう、貴女の名前は?」
そう言って来た。
私は今までとは違う展開に躊躇したが演目が変わった事を受け入れて手をとり彼女に自己紹介した。
「私は岸浪ハクノです。」
彼女は私の名前を聴きこう告げた。
「岸浪ハクノですね。これにて契約は成立しました、これより私は貴女の剣である。」
そう言って来た後上から一つの何かが降って来た。
「なるほどこれに乗ればいいのでしょう。ではいきましょうマスター。」
そう言って