「何故爆心が作動しなかった。」
アーチャーはそう呟いたがセイバーは
「残念ながら私は治癒の宝具を所有していましてね。生半可な毒では簡単に解毒できてしまいます。」
そう答えた。
「なるほどねぇ。最初から相性が最悪だった訳だな。」
「まだ戦いますか?」
そうセイバーが言ったが
「どう見ても無理でしょこれ。それに第一俺のマスターはおたくのマスターに敗れたらしい。もう鐘の音が聞こえない。」
そう言った。
セイバーはその言葉に反応して時計塔へと向かっていった。
「子犬みたいにはしゃいでまぁ。」
アーチャーはそう言って森の中を歩いていった。
私は
やはりダン・ブラックモアはおらずそこには爆弾だけがあった。
爆弾は起爆したが私は防ぎきって爆発した後の煙を目眩しにしてラニから借りたドールを変化させた銃を使いダン・ブラックモアを狙撃した。
ダン・ブラックモアの反撃と思われる銃弾が来たがそれは私には当たらず鐘に当たった。
私は
ラダーも私の側に降りて来てセイバーが私の元へとやって来た。
「マスター、どうやら勝ったみたいですね。」
セイバーは私の勝利を褒めてくれていたが下の様子に気づいた。
「第一階層と同じようにフロアマスターが居なくなった階層は崩壊してしまうみたいですね。」
『搭乗時刻は後2分です。』
ラダーはそう警告の放送をして来た。
私はラニの事が心配だった。
だが時間がなくラニの元へと行けない。
「ラニは最初から登るつもりではないようですね。別れを言う時間も無いのが悔しいと思いますが先へと進みましょう。」
セイバーがラニの意思を尊重して私をラダーへと導いた。
「良かった。最後の星がようやく空に。」
ラニは崩壊していく第二階層で上に上がっていくラダーを見てそう呟いていた。
「でも気をつけて。死人の仮面はいつか貴女の素顔を覆ってしまう。」
ラニはそう警告したがそれはハクノには届かずラニは第二階層の崩壊に巻き込まれていった。
ラダーの中でラニに別れをいう事も出来なかった私は落ち込んでいた。
そこに凛の声が聞こえて来た。
「まあさ、ラニも満足だったんじゃない。待ち望んでいた星とやらにようやく出会えたんだから。」
「そうだといいですね。」
「そうだといいな。」
私とセイバーはそう呟いたが凛がいるのに気づき驚き
「「なんで貴女がここにいるの?」んですか?」
そう言ったが凛は答えず
「やっほー。」
そう答えた。