セイバーは私が過去の記録を見ていたのに気づいたようだ。
「どうやらまた見ていたみたいですね。」
そう言っていたが私は行くべき場所がわかった。
そしてたどり着いたのは
そこには骨組だけが残った椅子とテーブルそして椅子には一冊の本があった。
殆どなくなっている中で残っていた本に触れた。
そして過去の記録を見た。
「お□ちゃんは何故上へ上がるの?」
ありすの問いに私は答えた。
目的はまだないけど、気持ちはきちんとある。
私は優れた人間じゃないけど、誰かの代わりにここまで来てしまった偽物であるが気持ちだけは本物でありたい。
どんなものでも良い、確かな希望を持って私は空に上がると。
その答えにありすは笑みを浮かべた。
過去の記録を見終わった時には既に本を手に取っていた。
「満足した?私もようやく思い出せたわ。この城には誰もいない。救うべき者も語るべき事もない。」
凛がそう言って来た。
「では行きましょう、マスター。」
セイバーはそう言って来た。
私も行こうと決めた。
そして城の中の無数の建物があるフロアで私達は怪物と対峙した。
怪物は無数のハサミを飛ばして来たがセイバーは剣に風を纏わせて振るい吹き飛ばした。
怪物は建物の屋根の上に落ちてきて凛が走り姿を変えた。
姿を変えた凛は槍を構えて
「
そう叫んで怪物に突き刺した。
怪物はリトライしようとしたが槍は宝具なのかリトライは発動しなかった。
「因果を縫い止めたわ!」
凛はそう言ったが怪物は暴れてリトライが起きようとしてた。
「嘘っ!」
怪物はリトライを起こそうとしてたがが私の方を見て何故かリトライが止まった。
そこをセイバーが剣を振るい首をはねた。
怪物の首は屋根の上をバラバラになりながら転がり落ちていった。
そして私達の元へラダーがやってきた。
ラダーの立て札はなくちゃんと乗れた。
「これで終わりですね。」
「これで誰もいなくなりました。」
セイバーと私がそう言った後持っていた本が消えていきそこには栞だけが残った。
ラダーに乗る前に私は思った。
「…みたいな。」
「どうしました?」
どうやらつぶやいていたみたいでセイバーに聞こえてしまったみたい。
セイバーは聞かなかった事にしようとしたが私ははっきりと告げる事にした。
「まだ登る目的ははっきりとしてませんけど希望を持って私は空に上がってみたいなって。」
その事をセイバーは
「わかりました。では頑張りましょうマスター。」
そう告げた。
そして私達はラダーで上へと上がっていった。