ラダーと呼ばれる施設にて私は聖杯戦争について聞いていた。
「なるほど、つまり聖杯を目的に殺し合わないといけないのですか?」
「その通りです、勝ち続けると言うことは相手の願いを破るわけでもあります。」
「私は勝てるのだろうか。」
「弱気になってはいけません、弱気になったら勝てる戦にも勝てなくなります。」
「いえ、私はただあの監獄から抜け出したかっただけで抜け出した後の事は考えていないです。」
「ならば今は迷う事も大事です。時間はたっぷりとあります、その間に願いはいくらでも見つかると思います。」
「ありがとねセイバー。」
ラダーの入浴施設で休みながらセイバーと話していたらラダーは目的地に着いたようだ。
「では戦場へと向かいましょう。」
着替えを終えて私はセイバーと共に戦場へと降りたはずだった。
降りた街は至る所が眩しくそして賑やかだった。
セイバーは戦場に着いたと思っていたようでしっかりと戦闘準備を整えて構えていたからぽかんとしてた。
「戦場に着いたと思ったら街でしたね、気をつけてくださいマスター。」
セイバーは警戒していたが私は初めて見る景色に興奮した。
「ねえセイバー、観光してもいいかな?」
「随分と呑気ですねマスター。これが相手を油断させるための物かもしれませんのに。」
セイバーは呆れていたが私はセイバーを連れて観光に出たのであった。
初めて見る景色や光景に私は興奮しながらはしゃぎ、私の様子を見てセイバーは仕方ないといった感じで着いて来てた。
そして最初に訪れた店で第一住民に出会った。
「おやどうやら新入りみたいね。」
「すいません、とりあえずここの場所について聞いて見たいけどいいでしょうか?」
「私はどうしようか、飲み物を飲んでみたいけど金はないし。」
「ここはあたしが奢ってやるよ。」
「ありがとうございます!」
私が店で飲み物を堪能している中、セイバーは客と話していた。
「ここは『新設海洋都市ケープ』、ムーンセルの第七階層に作られた平和な都市だ。」
「ムーンセル?」
「おいおいムーンセルの事を知らないのか?サーヴァントなら当たり前の筈だが。」
「すいません、私は契約も召喚もイレギュラー塗れの違法な英霊なんでね。本来なら召喚どころかいるはずもない存在なんです。」
「そうなのかい?珍しいサーヴァントだね?」
そんな事を話していたセイバーだったが外に無数の人がやってきたから話を中断して私の元へと近づいた。
やって来たのは警官のような服を着た女性で複数人で私達を囲っていた。
そのうちの1人がこう告げた。
「新たなサーヴァントとマスターですね。市長の元へとお連れします。」
ハクノは酒は飲めませんなので別の飲み物を飲んでいます。
サーヴァントステータス
セイバー 女
属性 秩序・善
筋力C
耐久C
敏捷B
魔力A
幸運C
宝具A++