矛盾輪廻   作:想夢

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再戦

 私はセイバーとバーサーカー対策を話していた。

 

 「バーサーカーとそのマスターは策もなしに倒せる相手ではありません。ああ見えて中々息が揃っています。バーサーカーの理性をマスターが補っています。」

 

 「となると各個撃破が良いのかな?セイバーがバーサーカーを私がマスターを。」

 

 「それが良いでしょう。聖杯戦争のセオリー通りですね。マスターが意思を見せたのです、私も本気を出す事にします。」

 

 セイバーはそう言ってきた、今まで様々な事をしていたのにあれで本気ではなかったの?

 

 「そうですよ。と言ってもフルスペックは令呪を使わないと出せませんがそうしなくてもバーサーカーは倒せますから。」

 

 こうして私とセイバーはバーサーカー対策を終えた。

 


 

 雨が降っている中セイバーとバーサーカーは向き合っていた。

 既にハクノはバーサーカーのマスターであるユリウスと向き合っている、その為セイバーとバーサーカーの戦いとユリウスとハクノの戦いが同時に行われようとしていた。

 

 「再戦ですよバーサーカー。」

 

 バーサーカーが吠えて襲いかかるがセイバーは剣でその拳を防いだ。

 

 「残念ですが初撃必殺はもう効きません。我が鞘は不死の加護を授けますから。」

 

 攻撃を防いだ後セイバーはバーサーカーを吹き飛ばし剣を地に突き立てた。

 

 「城門、解放。是はキャメロットで在らずとも、我にとってはキャメロットであるのだから。だからこそこう名付けよう辿り着く事なき夢想の城(イマージュ・キャメロット)と。」

 

 セイバーのその宣言に合わせてセイバーとバーサーカーは城の中を思わせる空間にいた。

 バーサーカーはセイバーへと襲いかかろうとしたがそれは無数の鎖によって拘束された事で防がれた。

 

 「では断罪を受けてもらいましょう。宣告、剣による斬撃での死。」

 

 そう言ってセイバーはバーサーカーへと剣を構えて斬りかかりバーサーカーの首をはねた。

 流石に首を断たれたバーサーカーは暴れる事も出来ずに消えていった。

 


 

 私はユリウスと向き合っていた。

 

 「また戻って来たな。」

 

 「貴様は何も変わらない。あの時も、あの時も、常に生き汚かった。何度殺しても殺しても戻ってくる。まるで悪い夢のように。」

 

 そんな事を言っているが私は岸波白野ではないだからユリウスの言葉を聞く事はしない。

 

 「見ろ、この世界を。これがお前の生存の末路だ。罪深いにも程がある。お前に望みなどない。死に絶えろ、死に戻れ、その顔がお前の証だ。」

 

 確かに私は死人だがそれでも前に進む。

 だって私を導いてきた『全能』にセイバーに申し訳ないのだから。

 私はその思いで死相(デッドフェイス)を発動させた。

 ユリウスも死相(デッドフェイス)を発動してきて殴り合いになるが私が押し始めた。

 

 何故なら私はこの戦いが始まる前にセイバーの力を借りて『全能』と繋がり武術を学んだのだ。

 その為に令呪を使う事になったがそれでも使う価値はあった。

 ユリウスとは短時間の学習や体格の違いや身体能力の違いから何回も殴られはしたがそれよりも殴り返しやがて私はユリウスに打ち勝った。

 

 「死人は何も変えられはしない。お前もそうだ。汚らしい吐き気を催すような憎しみだった。すぐにお前も俺になる。」

 

 ユリウスはそう言って消えていった。

 

 「マスター、ぼろぼろではありませんか。やはり短時間の学習では無理がありましたね。」

 

 セイバーはそんな事を言っていたから私は苦笑いした。

 そしてどうやら凛とラニはここに来てないらしい。

 

 そして私とセイバーは上へと上がった。




 セイバー宝具
 騎士の断罪(ナイト・オブ・ジャッジメント)
 分類 対人宝具
 全能の騎士王のアサシンとしての宝具。
 相手を罪人として扱い処刑もしくは刑罰を下す。
 数種類に分かれて放たれる断罪の一撃は呪いのような性質を持ち腕を切られれば腕の機能が足を切られれば足の機能が弱体する、勿論首や心臓を攻撃すれば死となる。
 攻撃の種類は剣による斬撃もしくは刺突・槍による刺突・斧による斬撃・弓による射撃・火による焼印もしくは火刑・毒による麻痺もしくは毒殺がある。

 辿り着く事なき夢想の城(イマージュ・キャメロット)
 分類 対陣宝具
 全能の騎士王の宝具だがキャスターよりの宝具。
 正確にはキャメロットではなく自身の城を再現する固有結界と異なる魔術。
 様々な形態を持ち全クラスの分はある。
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