聖杯戦争が始まり殆どがあまり動かないでいる中一騎の英霊が動いた。
ドクロの仮面を被り黒い格好のその英霊はアサシンの英霊。
アサシンは遠坂邸に侵入して結界を簡単に突破して結界の要石に手をかけた。
だがその手は一本の武器に貫かれた。
「地を這う虫ケラ風情が誰の許しを得て面を上げる。」
その声と共に無数の武器が飛びアサシンへと炸裂した。
武器の雨がやむ頃にはそこにはアサシンはいなかった。
『アサシンは百貌のハサンね。複数の人格がいるからそのうちの一つを無駄遣いしても良いという訳ね。そしてアーチャーはギルガメッシュね。宝具の原点というのを沢山所有している英霊ね。』
先程の戦いを全能に解説してもらいながら観測を終えた。
「バーサーカーはあれに勝てる?」
「我が宝具ならアサシンは容易いでしょう。ですがアーチャーは難しいに等しいですね。でも幾つか手はあります。一対一ではなく一対多をさせれば勝てるでしょう。」
アサシンとアーチャーに対抗出来るかをバーサーカーに聞いてみてアーチャーは難しいとバーサーカーは答えた。
「つまりは令呪はアーチャー戦に使うと良いと。」
「その通りです。令呪を出し惜しみしないのも良いマスターの条件ですよ。」
倉庫街にて聖杯戦争の第二戦が始まった。
セイバーとランサーの戦いで戦況はセイバーランサーの宝具で腕の腱を切られた事でセイバーは戦闘能力に大いに支障が出た。
そんな時にライダーが乱入してきて戦闘は一時中断となり更にライダーの挑発によってアーチャーまでもが現れた。
「ではこちらも行きましょう。アーチャーに盛大に喧嘩を売ってあげます。」
「頑張ってね、バーサーカー。」
アーチャーが現れ宝具をライダーへと向けて放とうとしている中更に一騎の英霊が現れた。
黒と赤のドレスを纏う彼女を見てセイバーは思わず反応したがバーサーカーはセイバーには目もくれずアーチャーを見た。
「誰の許しを得て我を見ている。ましてや
アーチャーはバーサーカーに怒り宝具を放つが途中で防がれた。
それは無数の剣だった。
バーサーカーの周りにはいつのまにか無数の剣が浮かび上がりそれら全てがアーチャーへとその剣尖を向ける。
「そのような贋作で我の至高の財に対抗しようとはもはや肉片一つたりとも残さぬぞ!」
そしてアーチャーとバーサーカーの宝具の撃ちあいがされる。
アーチャーもバーサーカーも無数の宝具を放っている事に他の英霊や魔術師達に驚かれた。
基本的に宝具は複数持っている英霊もいるがバーサーカーやアーチャーのように百以上は流石にあり得ない。
正確にはアーチャーもバーサーカーもたった一つの宝具しか使っていないがそれは他の人にはわからない。
宝具の撃ちあいはアーチャーのマスターによって終わった。
令呪を使ってアーチャーをひかせたのだ。
アーチャーは不機嫌になりつつも倉庫街から去っていった。
バーサーカーは落ち着いていたがやがてアイリスフィールの方を見ると剣を構えて突撃した。