「バーサーカーはモルガンか。」
衛宮切嗣はランサーのマスターだったケイネス・エルメロイを仕留めた後にバーサーカーの情報を聞いていた。
「ですがモルガンにはあのような剣を扱う逸話はありません。」
「円卓の騎士にモルガンの関係者はいるしそもそもモルガン自体が湖の乙女と関わりがある逸話がある。恐らくはその部分が強調されて召喚されたんだと思う。」
モルガンが生きていた時代の英霊であるセイバーはモルガンが剣を扱うのに疑問に思ったが衛宮切嗣はモルガンに関する逸話からその部分がサーヴァントとして召喚されたと判断した。
「アイリ、キャスターが倒されたというのは本当なのか?」
「ええ、ランサーの他にもキャスターの魂が聖杯に来たのはわかっているから恐らくはアサシンに倒されたものかと。」
そして作戦会議をしていくがセイバーは不機嫌だった。
衛宮切嗣はセイバーの事を無視し続けていてコミュニケーションを取ろうとしないからだ。
その後もセイバーは何度も衛宮切嗣に話しかけるが衛宮切嗣は無視し続けた。
「バーサーカーのマスターがキャスターを倒したですか。」
遠坂時臣はアサシンが見た事を言峰綺礼を通して聞いていた。
『ええそうです。アサシンが見ました。バーサーカーのマスターはサーヴァントを連れていない状態でキャスターとそのマスターを倒しました。』
「バーサーカーのマスターはサーヴァントを倒す事ができると王に注意しなければ。」
そう遠坂時臣は言うがアーチャーは遠坂時臣の近くにはいなかった。
アーチャーは単独で勝手に動く事が多く遠坂時臣が忠臣の如くつくしてもあまり言う事を聞いてくれなかった。
そしてアーチャーが遠坂邸にいる時にバーサーカーのマスターについて伝えるとアーチャーは面白そうに笑みを浮かべた。
「ほう、それほどの強さか。雑種にしては随分と強いな、興味が湧いてきたわ。」
そう言ってバーサーカーのマスターに会いに行くのかすぐに遠坂邸から離れていった。
「ほう、中々の衣服だな。英霊から服を仕立てるとは随分と大胆にして不敬な真似をしている。」
アーチャーが我が家にやって来ました。
私が作り出した英霊憑衣を見ながら評価をしていました。
バーサーカーはアーチャーに嫌われているから霊体化して控えています。
桜は臓硯と共に別室です、なので私が全力でアーチャーを接待しています。
土や植物に関する益虫を模した蟲を使って育てた茶葉にミツバチを模した蟲の蜜を使った茶を飲みながらアーチャーは
「それで何故このような衣服に我を使った衣服はないのか?この我がこのような衣服を作るのに向いてないとでも言うつもりか?」
そのような事をおっしゃったが困ります。
作れば自身を使って衣服を仕立てるという不敬になりますし、なければないで自身が向いてないのかという不敬になるとはとんだ暴君です。
「でも王を使って衣服を仕立てるという不敬は流石に私には出来ませんでした。そういう事をしたら王に罰を与えられてしまいます。」
「それもそうか。確かに我は怒るな。」
アーチャーは私が仕立てていない理由を聞いて納得した。
「では許可をあげれば仕立てられるのであろう。実際に作ってみよ。出来が良ければ褒美をくれてやろう。」
自身を使った英霊憑衣を仕立てても良いという上に出来前によっては褒美をくれるというそんな発言をして来た。