セイバーが旗を構えたが突然壁が私とセイバーを遮るように現れた。
セイバーが旗を振るい壁を壊そうとした時にはセイバーの姿は消えていた。
さらにシンジの姿も消えていてこの場所には私と市長の配下たる女性達がいるだけだった。
シンジの声が響いてくる。
『はははっ!視覚情報、位置情報に細工を介入をしといたんだよ!あんたははじめからここに1人で入っていたって訳。』
そんな声が聞こえた後、シンジの私兵が私に向かって剣を抜いてきた。
◆
セイバーはシンジの方へ振り返った。
『ろくな防壁も使ってないんだな、あんたのマスターは。』
シンジは何らかの端末を動かして複数の兵を呼び出した。
それはサーヴァントだった、全てのサーヴァントがリソースとして使われていると言われていた筈なのにサーヴァントが呼び出されたのにセイバーは驚いた。
『見込みのあるサーヴァントは手駒として残しているんだよ。』
セイバーは旗を構え直し、シンジは
『バーサーカーとしてね!』
そう言ってサーヴァント達を差し向けた。
「マスター、致命傷は避けてください!重傷程度なら何とかなります!」
セイバーは相手サーヴァント達の攻撃を捌きながらそう叫んだ。
◆
「死ぬしかないわあなた。」
「選択を誤ったの君は。」
「いいや戦いたいてっことは死にたいって事でしょ。」
彼女達はそう言って私に
「だったら死ぬしかないって!」
剣を突き刺してきた。
「一斉処理!」
その声と同時に一気に私に剣が刺さる。
「命を大事にしない奴はさぁ。」
「死ね!死んで死ねぇ!」
「戦う奴はもういない!」
そんな事を彼女達は言っているがこの程度では私は死なない。
この程度で攻撃のつもりなのだろうか?
それともこれで処理できていたからだろうか。
少なくとも彼女達は敵である事は間違いない、では蹴散らそう。
そう判断して私は刺さっていた剣を抜いていきそのうちの一本を持ち構えた。
私の方からは見えなかったがその時の私は黒く染まり目は赤く輝き電光が駆け巡っていた。
◆
セイバーはサーヴァント達の攻撃を捌いていたが自身の直感による判断から剣を取り出し壁に向かって投げつけた。
剣が当たった壁は破壊され、破壊された壁の向こうには自身のマスターが立っていた。
「マスター!」
セイバーはサーヴァント達の隙をつき自身のマスターへと駆け寄った。
◆
『ははっ、やるじゃないか。』
シンジはそう言っていたが私はそれどころではなかった。
先程の私はまるで私ではないかのように感じていた。
私が先程の事を疑問に思っている最中、セイバーが私に駆け寄りシンジが呼び出したと思われる
『行け!』
シンジが呼び出したと思われる
その時アラートが響いて来た。
『どういう事だ!』
シンジが異常事態に対処しようとしたら別の人の声が響いて来た。
「こういう事に決まっているでしょ!」
窓が破れており外には1人の女性が何らかの乗り物になっていた。
『遠坂!』
シンジは知っているのかその女性に注意を逸らしているときに私とセイバーは動いた。
「来なさい!ドゥン・スタリオン!」
セイバーが馬を呼び出していた。
『逃がすな!』
シンジがそう言って
「駆け抜けなさい!ドゥン・スタリオン!」
一歩遅くセイバーは私を馬に乗せて自身も乗った後、ドゥン・スタリオンを走り出させて
セイバー スキル
対魔力A
生半可な魔術では私を傷つけることは不可能です。
騎乗B
大抵のものなら乗りこなせます。
道具作成A
ブランドを作ってしまうくらいには得意ですし趣味でもあります。
陣地作成C
王が戦の場を整えるのは当然です。
単独行動C
全能パワーのおかげですが王には似合いません、王には率いる者達がいるので。
気配遮断D
全能パワーのおかげですが王には似合いません。
狂化EX
他のアルトリアに転生した私と比べるとここが一番違います。
全能の力を貸りる事を選びました。
私の思考は狂っているのでしょう。
魔力放出D
ただ放出するのはしょぼいです。
魔術C
本職ではありませんが大抵の物は使えます。
直感A
幾つかはこれに任せれば大丈夫ですがそれでも不可能はあります。
滅びの騎士王EX
これは私だけのスキルで未来視とカリスマの複合です。
便利ではありません。都合よく見れませんし、見えるのは破滅のみですし、最悪の場合カリスマがマイナスに働き私の事を恐れてしまいます。
その為私は魔女と呼ばれました。
全能接続EX
全能と深く接続している事を示します。
深く接続すればかなりの事をできますが実力と才能の二つが無ければ容量が足りません。
このスキルのおかげで私はセイバー、アーチャー、ランサー、ライダー、キャスター,アサシン、バーサーカーのクラス適正を持ちます。
ちなみにセイバーが一番高く二番目に高いのはバーサーカーです。