ベルちゃんになった転生者、鬼滅の刃の技を使って頑張ります!   作:ベート

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 お久しぶりです♪ えー私も受験生になりかなり焦っている中、投稿。息抜き大事! また、今更ですがアンケート結果により、“曇らせはなし”となりましたー! ご協力頂きありがとうございました!

 では、続きをどうぞ!




かっこいい人

 

 現状を一言で表すなら──

 

「1ってどういうことだッ!!」

 

「どうと言われましても……ねぇ?」

 

「なんでうちに話振んねん!?」

 

 ──カオスだろう。

 

「ま、待ってくれ。理解が追いつかない……!」

 

「フィン、レベルとはなんだったか?」

 

「リヴェリアも正気に戻ってくれ……!!」

 

 フィンは頭が痛くなり、リヴェリアはスペースリヴェリアに。ガレスは火酒をラッパ飲みし、ベートは呆然とした顔のまま固まった。アイズは興味が限界突破し、ティオナは純粋に賞賛。ティオネはフィンを介抱しようと躍起になり、レフィーヤは放心状態。残りのメンバーも似たような反応だ。

 

 さて、ここである問題が発生する。今いる場所はどこだ? こんなカオスな状態で騒ぎまくればどうなる?

 

「騒がしくするんじゃないよッ、アホンダラァァアア!!!」

 

 ────まあ、こうなる。

 

 

◇

 

 

「……ミアのおかげで少し冷静になれたかな?」

 

 そうぼやいたフィンの瞳に映る姿は…………まあ、なんとも痛々しいタンコブの山である。フィン自身にもある。

 

「なんか、すみません……」

 

「いや、君は悪くない。むしろ被害者だろう?」

 

 私にもタンコブがある。痛い。ミア母さんはなぜか私に拳骨を落としてから手をさすっている。なんで?

 

「えっと……本当に1なのかい?」

 

「はい」

 

「…………ロキ」

 

「嘘やないで」

 

「……………………」

 

「嘘や、ないで?」

 

「…………………………………………フゥーーーー」

 

 なっっっっがい深呼吸するやん。まあ、気持ちはわからんでもないが。

 

「……君が幼い頃からしていた修行内容がますます気になってきたよ」

 

「教えます?」

 

「…………良いのかい?」

 

「いいですよー。早く強くなってくださいねー」

 

「すまないね、感謝する」

 

「紙にまとめて渡すので後日、拠点(ホーム)に行きますねー」

 

「あぁ、何から何までありがとう」

 

 あーーー、長かった……。よし帰ろう。今すぐ帰ろう。寝たいんじゃ、こちとら。帰って明日の準備でも──

 

「ミャーの歌を聴くと良いにゃあ!!」

 

『やめろ、アホ猫ー!!!???』

 

「フニャーーーー!!??」

 

 ──何してんの?

 

「何してんの?」

 

「アーニャが急に歌うー! って言い出しましてー」

 

「あっ、すみません。声に出しちゃった……」

 

「いえいえ! ……ベルさんは歌とか得意だったり……?」

 

「いやーどうでしょう? よく家族と一緒に歌ったりとかしましたけど……」

 

「私、ベルさんの歌聴いてみたいです!」

 

 シルさん?

 

「おー! うちも聴いてみたいわ!」

 

 ロキ?

 

「えぇ……」

 

『お願いします(や)!!』

 

「えぇ…………まあ……いいですけど」

 

「やったぁああ(よっしゃぁああ)!!!」

 

 いや、そんな喜ぶ?

 

「アーニャ! マイク貸して!」

 

「フニャ?」

 

 ヒョイっとマイクを取って私の手の中にスポッと。シルさん、盗みの才能あるよ。

 

「えーと、何にしよう? リクエストあります?」

 

「うーん……こう、心に響くものがいいです!」

 

「心に響くもの……」

 

 心に響くものかぁ。悩むなぁ。……あ。

 

 事前に創造者(クリエイター)で作っておいたスマホを取り出す。そしてポチッとな。なんとびっくり! 板から音が聞こえてくるではありませんかー! ギョッとした人が何人か、一部「あんなものもあるのかにゃあ!」「んなわけあるかー!!」って平和なやりとり。

 

 

 

「よし……では────『炎(ほむら)』」

 

 

 

「『さよなら』『ありがとう』声の限り

 悲しみよりもっと大事なこと

 去りゆく背中に伝えたくて

 温もりと痛みに間に合うように

 このまま続くと思っていた僕らの明日を描いていた

 呼び合っては(呼び合っては)

 光がまだ (光が)

 胸の奥に熱いのに

 僕たちは燃え盛る 旅の途中で出逢い

 手を取りそして離した未来のために夢が一つ叶う度 僕は君を思うだろう

 強くなりたいと願い 泣いた

 決意を餞に」

 

 

 ──心が震える。みんなにこの歌の良さは伝わるだろうか。私はこの歌を初めて聴いた時の感動を未だに思い出せる。

 

 

「懐かしい想いに囚われたい

 残酷な世界に泣き叫んで大人になるほど増えてゆくもう何一つだって失いたくない

 悲しみに飲まれ落ちてしまえば

 痛みを感じなくなるけれど

 君のことが(君のことが)

 君の願い(君の声)

 僕は守り抜くと誓ったんだ

 On, Wow...

 Oh, wow...

 音を立てて崩れ落ちてゆく一つだけの(一つだけの)

 かけがえのない世界」

 

 

 気を抜いたら泣いてしまいそう。周りを見れば涙を流す人がいた。────嬉しい。

 

 

「手を伸ばし抱き止めた激しい光の束

 輝いて消えてった 未来のために

 託された幸せと 約束を超えていく

 振り返らずに進むから

 前だけ向いて叫ぶから

 心に炎を灯して 遠い未来まで」

 

 

 ──煉獄さん。私は今でも、あなたのことが大好きです。

 

 

 …………。

 

「どうでしたか……?」

 

「泣きそう……」「泣いてる……」「号泣」「辛い」「心がキュッてした」「歌うまくね? 才能あるよ」「あいつを思い出したわ」「ノワールさん……!」「ちょっ、ラウル! 泣かないでよっ、私も……っ!」「ア、アキさん!?」「ラウルさんも!」

 

 う〜ん、十人十色! 泣いてる人多め。わかるわかる。泣くよね、これ。

 

「……すごく良い曲だったよ」

 

「なんかフィンさん、やつれてません?」

 

「少しね……うん」

 

「こりゃー重症だー! ということでティオネさん! フィンさんを慰めるンン“ッ──襲うチャンスですよ!!」

 

「言い直した意味は!? そしてティオネ! 慰めh──待て待て待て待て……!」

 

「だ、団長!」

 

「なんてことを!!」

 

 フィン含め何人かが非難めいた目を向けてくる。私は手を握り親指を挙げて──

 

「このしんみりとした空気をなんとかするにはこうするしかないんです。──ということで犠牲になってください☆」

 

「この借りはいつか返そう……!!」

 

 

 





 いかがでしたか? かなり間が空いてしまった。そしてまだこれは序章である……!

 ということでまたいつか! ばいちゃ!
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