『最後の航海日誌(ログブック)―世界がひっくり返る日―』   作:ペンギンって可愛いですよね

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第五話:「四皇の応答」

ラフテルからの配信が終わった瞬間、世界は一変した。

市民たちは涙し、怒り、混乱し、そして――立ち上がり始めていた。

 

だが、それは“海賊の世界”にも波紋を広げていた。

 

 

■ 赤髪海賊団:シャンクスの決意

 

赤髪海賊団の船、レッドフォース号。

甲板の上で、クルーたちは新聞を手に信じられない表情をしていた。

 

「船長……麦わらのルフィが、やっちまいましたぜ……!」

 

ベックマンが無言でシャンクスに新聞を差し出す。

 

シャンクスは新聞を見て、静かに笑った。

 

「……そうか。とうとう、“その先”まで行ったか」

 

「ロジャーが笑った理由も、あいつは知ったんでしょうな」

ベックマンが呟く。

 

シャンクスは空を見上げる。

 

「ロジャー船長……“あの日”の答えを、ルフィは見つけちまったようです」

 

やがて彼は、剣に手を当て、仲間たちに告げた。

 

「動くぞ。世界が変わるなら……俺たちは、止める側じゃなく、押し出す側でいる」

 

 

■ 黒ひげ海賊団:ティーチの野望

 

一方、黒ひげ海賊団のアジトでは、ティーチが腹を抱えて笑っていた。

 

「ゼハハハハ!!! やりやがったなァ、麦わらァ!!」

 

「船長、どうする? 世界政府も海軍も混乱してる……今が好機じゃねぇか?」

 

ティーチは酒瓶をあおり、唇を吊り上げた。

 

「ゼハハ……いいじゃねぇか。あいつらが“世界を壊す”なら、

オレはその破片を全部かっさらってやるだけよォ!」

 

「次に狙うは……古代兵器だァ!!!」

 

 

■ 革命軍:ドラゴンの決断

 

革命軍本部では、サボとコアラが息を呑んでいた。

 

「ルフィが……本当に世界をひっくり返し始めた……!」

 

ドラゴンは新聞を見つめ、口元をわずかに緩めた。

 

「……これで、俺たちの戦いは始まる。

革命軍は全軍を展開する。“世界政府を倒すために”」

 

サボは頷く。

 

「ルフィのためにも、止まってなんかいられない!」

 

 

■ 世界政府:崩れゆく均衡

 

聖地マリージョア。五老星たちは激昂していた。

 

「この暴露を許すわけにはいかん!」

「急げ、イム様に報告を!」

 

玉座の間――その闇の奥で、イムが静かに立ち上がる。

 

「……ならば、消そう。全てを」

 

その一言で、世界はさらなる混乱へと突き進む。

 

 

■ ラフテル:麦わらの一味の笑顔

 

「世界中が……動き出したな」

ゾロが剣を背に呟く。

 

「へっ、最高じゃねぇか」

サンジが煙を吐き、笑う。

 

ナミは地図を見ながら息を整えた。

 

「これから、もっと大変になるわよ。でも――」

 

ルフィは満面の笑みで言った。

 

「上等だ!! おれたちは、海賊だからな!!」

 

その声は、ラフテルの空を震わせるように響いた。

 

 

■ クライマックスへの布石

 

ロビンはポーネグリフを撫でながら、静かに呟く。

 

「これからが、本当の戦い……」

 

ルフィは帽子をかぶり直す。

 

「次は――世界政府をぶっ飛ばす番だ!!」

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