『最後の航海日誌(ログブック)―世界がひっくり返る日―』 作:ペンギンって可愛いですよね
ラフテルからの配信が終わった瞬間、世界は一変した。
市民たちは涙し、怒り、混乱し、そして――立ち上がり始めていた。
だが、それは“海賊の世界”にも波紋を広げていた。
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■ 赤髪海賊団:シャンクスの決意
赤髪海賊団の船、レッドフォース号。
甲板の上で、クルーたちは新聞を手に信じられない表情をしていた。
「船長……麦わらのルフィが、やっちまいましたぜ……!」
ベックマンが無言でシャンクスに新聞を差し出す。
シャンクスは新聞を見て、静かに笑った。
「……そうか。とうとう、“その先”まで行ったか」
「ロジャーが笑った理由も、あいつは知ったんでしょうな」
ベックマンが呟く。
シャンクスは空を見上げる。
「ロジャー船長……“あの日”の答えを、ルフィは見つけちまったようです」
やがて彼は、剣に手を当て、仲間たちに告げた。
「動くぞ。世界が変わるなら……俺たちは、止める側じゃなく、押し出す側でいる」
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■ 黒ひげ海賊団:ティーチの野望
一方、黒ひげ海賊団のアジトでは、ティーチが腹を抱えて笑っていた。
「ゼハハハハ!!! やりやがったなァ、麦わらァ!!」
「船長、どうする? 世界政府も海軍も混乱してる……今が好機じゃねぇか?」
ティーチは酒瓶をあおり、唇を吊り上げた。
「ゼハハ……いいじゃねぇか。あいつらが“世界を壊す”なら、
オレはその破片を全部かっさらってやるだけよォ!」
「次に狙うは……古代兵器だァ!!!」
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■ 革命軍:ドラゴンの決断
革命軍本部では、サボとコアラが息を呑んでいた。
「ルフィが……本当に世界をひっくり返し始めた……!」
ドラゴンは新聞を見つめ、口元をわずかに緩めた。
「……これで、俺たちの戦いは始まる。
革命軍は全軍を展開する。“世界政府を倒すために”」
サボは頷く。
「ルフィのためにも、止まってなんかいられない!」
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■ 世界政府:崩れゆく均衡
聖地マリージョア。五老星たちは激昂していた。
「この暴露を許すわけにはいかん!」
「急げ、イム様に報告を!」
玉座の間――その闇の奥で、イムが静かに立ち上がる。
「……ならば、消そう。全てを」
その一言で、世界はさらなる混乱へと突き進む。
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■ ラフテル:麦わらの一味の笑顔
「世界中が……動き出したな」
ゾロが剣を背に呟く。
「へっ、最高じゃねぇか」
サンジが煙を吐き、笑う。
ナミは地図を見ながら息を整えた。
「これから、もっと大変になるわよ。でも――」
ルフィは満面の笑みで言った。
「上等だ!! おれたちは、海賊だからな!!」
その声は、ラフテルの空を震わせるように響いた。
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■ クライマックスへの布石
ロビンはポーネグリフを撫でながら、静かに呟く。
「これからが、本当の戦い……」
ルフィは帽子をかぶり直す。
「次は――世界政府をぶっ飛ばす番だ!!」