ゆったりと羽を伸ばせる時を過ごすのは久々だ。考えればメリアの立太子式が終わってから監獄島に向かうまでの数日以来ではないだろうか。元々が道楽や観光目的の旅ではないから、一箇所で多くの時間を割いてまで休息を取りたいと願うこともないのだけれど。
隠れ里を吹き抜ける風が頬をくすぐる。水の香りと少量の湿り気を含んだそれはどこか安心する感触だった。水の上で生まれた流れは人がただ静かに暮らす地を、踊り子にも似た軽やかな足取りで一瞥して過ぎていく。自分のものではないけれど、この里は機神界人という"人"にとっての故郷の一つだ。誰かにとっての故郷の風は、シュルクにとってのコロニー9のそよ風ときっと変わらない。
故郷を思わせる風に身を委ねるのは安心すると同時に、物思いに
里から見える空の色は青かった。似ているけれど僅かに異なる風とは違い、空の青さはコロニー9で見るものと全く同じだった。巨神界から見上げる空も機神界から見上げる空も繋がっているのだから同じに決まっている。二つの世界があるのではなくて一つの世界に二つの大地があるだけ。その一つの空の下で与えられた問いは、エギルを葬るか否か。
機神そのものに乗り込むこと自体は遅かれ早かれ実行していた。機神界人と出会い対話をして新たな事実を多く得られたが全てではない。更に多くを求めるならば今はまだ眠っている機神メイナスや、機神本体で直接歴史と情報に触れねばならないのだ。だから続く道は途中まで同じと言える。
次に機神兵による巨神界への侵攻を止める。これも首を横に振る理由はどこにもない。機神界人も巨神界の命を奪うことを否定している。またメイナスの目的は戦争を止めることであり、彼女に身体を貸す立場のフィオルンは協力したいと話している。シュルク自身も戦争が終わるのであれば喜ばしいし、両世界の民の多くがそれを望んでいる。
そしてその果てに待つ最後の分岐点がミゴールの願い——エギルをこの手で殺して終わらせるか否かだ。
『人を殺すのって何も生まないって思い知らされたからなぁ……』
青息吐息が揺らめく。過るのはガラハド要塞で落ちていったムムカの顔と声。復讐の切っ掛けであった存在が命を失っても、心は一滴の雫ほども満たされなかった。いや、得るどころかまたしても奪われたのではないかと考えたくなるほどに空虚に思える。
ムムカの行いより更に規模が大きく、直接間接を問わずエギルが奪ってきた命は天文学的数字に上るのは理解できる。仮に全てのコロニーの人口がおおよそ同じであったとして計算すると、ホムスの数はコロニーが十あった頃から五分の一にまで減ったことになる。ホムスの絶滅は目と鼻の先だ。
エギルを葬れば戦争は終わるかもしれない。これ以上の被害は出ないかもしれない。いいや、"かもしれない"ではない。戦争は終わる。機神兵による被害はもう出ない。
それでも対話も理解しようとする姿勢もなく、急ぎ彼の命をその場で奪うことが最善手だとは思えない。
『迷っているならそれが答えだろう』
『かもね。旅立った時の僕なら即決してたと思う』
『因みにどっちにだ?』
『分かってるくせに。……殺す方だよ』
戦争を終わらせるには一つの手段しかないなんて誰が決めたのか。少なくともミゴールの話を聞く限りでは、エギルはただ己の快楽の為に侵攻をしているわけではない。過去の戦いで深く植え付けられた想いが彼を突き動かしている。
『話す余地はきっとあるよ。対話で解決できなかったとしても
『確かにな。だけど俺はシュルクみたいな人間の方が本当に強い奴だと思っている』
『そうかな? 僕なんてみんなに支えられてやっと立ってる人間だよ』
『強いを指す部分が違うんだ』
対話、和解などは甘く幼稚な手段だと吐き捨てる者も多い。しかしそれもまた視点を変えれば力に訴えるしかないと結論付け、他の方法の模索を諦め思考を停止したと言える。最後の最後まで実力行使を躊躇い、双方の命を守り切ることを探し求めようとする姿勢を維持するのは困難だ。
困難だからこそ斃す以外の方法も必ずあると信じ貫こうとするシュルクは強いのだ。対象を許すから生かす、許さないから殺すのは単なる感情論に過ぎない。安直な紐付けに身を委ねることなく俯瞰して物事を見る。仮に被害を受けた誰かがエギルを許しても、罪に見合った罰が首を刎ねることしかなければ実行する。逆に許さずとも、言い方は悪いが死ぬよりも重たい罰によって生かすこともあるだろう。少なくとも自分だけの判断で人の命は奪えない。人間だからこそ他人の命への権利は個人では持ち得ない。
勿論ぐずぐずしていては最悪の結果を招いてしまうことも多いから、最善手でなくとも力で解決を図らざるを得ない場合も多いことは承知している。
『だからお前はお前の想いのまま進めばいい。その途中で大事なものを捨てそうになったら俺が止める。これまでと同じだ』
『うん、ありがと。けど一個だけ、人間を腐敗させる武器のことは連合軍のみんなに伝えたいんだよね……。そうなると一回戻らなきゃ駄目だ』
『槍の件は話し合おう。俺達の独断で動くのは厳しい範囲だ』
『分かった。じゃあ僕も里の中とか周りも色々見ようかな。知らない機神界の技術が見られるかもってちょっと期待してるんだ』
『休息なのに歩き回りすぎて逆に疲れないようにな』
『分かってるよ!』
***
「ゆっくり休めたかな?」
「はい。おかげさまで」
数日の間を挟み、再び全員でミゴールに顔を見せにジャンクスを訪れた。仲間同士でも考えを共有し頼みを引き受けるか否か、その手段はどうするか、巨神界側の情報共有なども大まかに取り決めた。
一旦の答えはこうだ。エギルを止めたい気持ちは我々も同じだが、今すぐに行動を起こすのは少々難しい。機神界へ直接乗り込むよりも先に一度巨神界へ戻りたい。巨神界連合軍にどうしても伝えねばならぬ情報があるからだ。
エギルは巨神界の生命を腐らせて死に至らしめる武器を開発していた。要塞の崩落は連合軍も察知しているはずだ。これを好機と見て近々機神界に対して攻勢をかける確率は非常に高い。腐敗させる武器——厳密には中に充填された腐敗エーテルの対策をせずに乗り込んでしまえば取り返しのつかない事態を引き起こしてしまう。
「我儘なのは分かっています。だけど少しだけ待って——」
「そういうことなら俺が頼まれてやってもいいぜ?」
どうにも金にはうるさそうな声が飛んできた。
「ディクソンさん!? どうしてここに!?」
「なんだ? いちゃいけねぇってか?」
「違いますよ! 僕たちがここにいるってどうやって知ったのかなって……」
「要塞はここの真上だ。あそこから落ちたんならここくらいしか行くところはないからな」
成る程と頷いたのも束の間、突然の来訪者がディクソンだと知ったミゴールが非常に親し気な笑い声を上げた。
「ひょひょひょ。元気そうだな、ディクソン」
「アンタも相変わらずで安心したぜ」
「知り合いなのか?」
ダンバンの問いをディクソンは肯定した。ディクソンとミゴールの付き合いは長い。ディクソンが外界の情報を隠れ里に持ち込む代わりに、ミゴール達からは機神界側の技術や情報を提供する。持ちつ持たれつ、ギブアンドテイクの関係だ。シュルク達にとっては初耳である。ダンバンでさえも知るどころか察しさえしていなかった。
ディクソンが黙っていた理由も当然ある。巨神界の人間だって善人ばかりではない。長き侵攻に疲弊し、機神界を深く憎んだ者達が隠れ里の存在を知ってしまえばどうなってしまうか。結果は容易に想像できる。里に住む機神界人は無益な争いを避ける為に自ら世俗との繋がりを断ったのだ。現代の機神兵による侵攻に関与もしていないにもかかわらず、機神界の存在であるだけという理由で攻撃の標的にされるのは容易に想像できる。彼らを守る為に黙らざるを得なかったというわけだ。
また出所不明のあれやこれがコロニー9に持ち込まれていたのもこういった理由である。シュルクの所属していた防衛隊兵器開発局の助けになれば良いと、旅から帰ってくる度に機神界の武器などを渡していた。時々それなりの値段をつけつつ。
「ま、これで独占状態は崩れちまったがな」
「こんな時でもそれか、守銭奴」
「今まで値段は俺が好きにつけられたのが無くなるんだ、残念に決まってるだろ」
「お前なあ……!」
これを機にダンバンのホムス軍刀の本来の値段も問い詰めて差額を返金してもらった方が良いのではないか。
「——んで、だ。その危ねぇ代物ってのはこれか?」
取り出されたのは小型のシリンダーだ。ガラス質のものであり、中に詰まっている眩いコバルトグリーンの液体が透けて見える。
「それです! えっ、でもどうして……」
「連合軍だって頑張ってんだぜ。監獄島でもおんなじモンが使われたらしいじゃねえか」
監獄島で巨人ザンザの肉体を崩壊させた槍は機神兵の手では回収されなかった。解放されたモナドの力とメイナスの指示により、あの時の機神兵団は全てをかなぐり捨ててでも撤退せねばならなかったからだ。そうして残されてしまった槍をハイエンター——宰相ロウラン率いる探求院が回収してその成分を解析し、自力で正体を突き止めていた。
おかげで既に連合軍側では対策が練られている。防具などで防ぐ仕組みを構成するのは時間的に難しいものの、触れなければ良いという情報があるとないとでは大きく違う。
「逆にこっちで使えたりしないかって言い出してるのもいるぜ。俺の銃なら弾の代わりに撃ち出すだけで簡単に転用出来る。旅の途中で凶暴な奴に対処する労力が大きく減るってもんだ。
なんだ、俺はお前らの無事を戻るついでに報告してやる。ハイエンターの兄ちゃんなんて心配で仕方ないだろうしな。だからその間にお前達はそのエギルとかいう野郎をぶっ飛ばしてこい」
「そのことなんですけど——」
言葉は全員に、身体はミゴールに向き直り少しの怯えをぐっと飲み込んでシュルクは決意を口にする。
「エギルは止めます。だけど……殺すかどうかまでの答えは保留にさせてください」
ミゴールは肯定も否定もしない。ただ黙って細められた瞼の奥からシュルクの心を見つめている。殺すとは言わない理由を教えてほしいと。
「機神兵がしてきたこと、エギルがそう指示したことは許せません。でもただ斃す以外の道もある気がするんです。
かつてのエギルは優しかった——優しかったからこその今だと話してくれましたよね。エギルはただ自分が楽しんだり喜んだりする為に僕らを殺そうとしているわけじゃない。過去の戦いがあって、そのせいで巨神界を憎んでしまって……。対話できる余地はあるような気がするんです」
「——甘いな」
答えたのはディクソンだった。ただ手放しで夢を見る若造に対して、積み重ねてきた経験と現実をしっかりと突き付ける大人の声だ。シュルクも今の発言が甘ったれたものだと自覚はしている。
エギルは機神界盟主を標榜するような人物だ。機神に認められたわけでも機神界人の総意として選出されたわけでもない。己で名乗り、それに違わぬ復讐と執念をこの数千年燃やし続けている。一切の迷いが無いのだ。そのような相手に中途半端な覚悟と迷いを持って対峙したら確実に死ぬ。
「エギルを止めるどころかお前が死んじまったらどうなる? モナドを使える奴はもういない。そうなったら俺達はジリ貧だろうな。顔付きが大量投入でもされてみろ。どっちがどっちを殺すことになっても人が人を喰う地獄になるぜ」
だから甘えも迷いも一切を捨てろ。情に流されずエギルを殺す一点のみに焦点を絞り、巨神界だけでなく機神界の為にも剣を振るえ。
大人としての判断、保護者としての警告。
——身勝手な欲望を随分と上手に言い換えるものだ。
肉体があれば周囲の耳に届くほどに切歯していただろう。理性がなければ胸倉を掴み上げて感情のままに真実をぶちまけて罵倒していたかもしれない。
だが今は耐える。動かぬ証拠と共に必ずその化けの皮を剥いでやる。巨神にも使徒にも思い通りになどさせてなるものか。
「シュルクは死なせないわ、ディクソンさん。私達もいるんだから」
それに俺が出ずともシュルクには彼を真に思いやり、寄り添ってくれる沢山の人がいる。俺なんかよりずっと強い想いと言葉が彼女らにはある。
「迷ったとしてもそれで苦しんだとしても、それがシュルクなんです。私達みんなが大好きで、一緒に戦って、この先の未来を笑って生きていきたいシュルクってそんな人なんです。勝ち目が薄いからってシュルクがシュルクでなくなっちゃうくらいなら——」
「そうだな。それにシュルクがこういう奴だからほっとけないって奴が集まるのさ。それもまた一つの強さの形だ。ずっと俺に世話を任せてきたせいで、シュルクへの感覚鈍ってるんじゃないのか?」
「言うじゃねえか。まあお前らがこれまでやってきたことを考えれば否定は出来んな」
節くれ立った手がシュルクの頭を乱暴に撫でる。その手つきにも表情にも不穏な色はどこにもない。ここだけ切り取れば成長した子を褒める純粋な親としての行為にも見えた。
「連合軍の方は俺に任せておけ。ハイエンターの皇子さまからも言伝を預かってる。連合軍が機神界に攻め込む時、参戦する必要はなし。寧ろ敵軍の混乱に乗じて本懐を遂げられたし、だとよ」
「兄上が!?」
「勿論アンタも含めてだ皇太子殿下。お前ら全員、きっちりやりたいことやってこいってよ。
じゃ俺はとっとと戻るとするか。爺さんも元気でやれよ!」
「ひょひょひょ、年は食ったけどへろへろのジジイのつもりはないなぁ。寧ろお前より若々しく見えると思うぞ」
「俺らの感覚からしたら十分ジジイだろ! 長生きしろよおっさん!」
我々に背を向け、手を軽く上げて去っていく姿は見慣れたものと変わりなかった。頼りになる大人に見えた。志を同じくする盟友、機神界人を友と言う優しき者に思えた。それが、そう見えてしまう目が、そう思えてしまう自分がなんとなく、嫌だった。
もう、迷っている猶予はないのだ。
シュルクの答えをミゴールは受け入れてくれた。重要なのは巨神界の命を一方的に奪う行為を止めることだ。至るまでの道筋は様々であり、その中の最終手段がエギルを葬ることである。現時点での判断がどう転ぶかは分からないとしても、悩んだ末の今の答えと我々自身を信じてくれた。
「それと、もしもあの子——サリゴに会うことがあれば伝えてくれ。いつでも帰ってきていいんだよ、わしらは待っている。犯してしまった罪があるなら一つずつ償っていこうと」
「分かりました。……彼女も、止められたらと思います」
「気持ちだけで十分だ。酷い言葉を吐かれたお主達では感情的に整理もつけにくいだろうし、無理はしすぎないようにな」
機神界帝都に向けて出発しようという際にミゴールからある情報を得た。帝都でヴァネアという機神界人に会えた時に自分の名を出せば力になってくれるだろう、と。それもそのはず、彼女はミゴールの娘である。もっと言えばエギルの妹にあたる。今はエギルの傍にいるものの、エギルに非道な行いをさせたくない、止めたいと思っているからこそ敢えて離れずにいる。
「きっとお嬢さんにメイナス様を託したのもヴァネアだろう。親の我儘だが、二人が揃って無事な姿を見せて安心させてやってくれ」
「はい。……そっか、聞いたことある名前だと思ったけど、メイナスが話してた人だったんだ」
ミゴールの後にリナーダからも嬉しい情報をもらえた。今のフィオルンの身体は応急処置を施しただけに過ぎない。日常生活だけでなく戦闘面でも十分戦えるだけの調整はされているが無理は禁物のままだ。再び不調になればいつでも来てほしいとの温かい心遣いであった。
更に我々がエギルの件で出かけている間、元の身体を取り戻す方法を模索してくれるとまで言ってくれたのだ。原理的には現存している生身の部分にある遺伝情報から欠損した部位を再生すれば可能な話ではあるらしい。但し現時点で希望はほとんどない。可能性は決して高いとは言えないけれども非常に有難い話だ。
実際に手段はあるので安心してほしい。まだ言えないのだが。その時までしっかりと彼女と周りの人々を生かすのが知るものとしての責務だろう。
「あの、リナーダさん。ハイエンターの再生技術と機神界の技術を合わせれば上手くいかないでしょうか?」
サプライズとは正しくこういうものを指すのだろう。皇都で書物を読み漁って得たものが活きている。
知識豊富なリナーダと言えどハイエンター側の様々な技術まで網羅するのは難しい。驚きと医者としての興味を示してきた。
この点はメリアも知識として持っており、現代では実用された例はないらしいが過去には実用目前の段階まで研究が進んでいたらしいと付け加えて一緒に説明をしてくれた。機神界人であるリナーダがいきなり巨神界に赴くのはいろいろと難しいところもあるが、巨神界への侵攻が終われば段階を踏んで二つの世界の交流が開始されると考えられる。情報提供や共同研究などでその技術をまた現代に呼び戻せるかもしれない。
「私も皇太子として是非頼みたい。この戦争が終結した
「そう言ってくれると機神界人としても嬉しいわ。現実は厳しいだろうけど私も手を尽くしてみる」
「助かる。皇太子として多くの民の為に、そしてフィオルンの友として彼女の肉体を取り戻したい」
「メリア……」
「物事には絶対はないかもしれぬ。だが絶対に至らしめる為にあらゆる手を尽くし、協力を求め、結実させる。立場などではない。そなたの為にこうしたいと、一人の人間としての私がそうしたいと強く叫んでいるのだ。光が小さいからと諦めないでほしい。私が必ずその光の輝きを強め、そなたに届けてみせる」
「……うん。ありがとうメリア。私、とっても嬉しい」
『二人とも短い間で仲良くなれたんだね。なんだか僕も見てるだけで嬉しいな』
『女子二人の友情が眩しすぎて目が潰れる』
『うわ、急に俗っぽいこと言い出した』
『俗っぽいとはなんだ。元々高貴な身分でもなんでもないよく分からない魂だぞ。俗に生きている存在だと自覚していたが』
『いやちょっとお堅いっていうか……真面目っていうか……』
『ノポン好きの時点で明らかに通俗的な奴だと分かっていただろう』
『そういえばそう……かなぁ……。メリアだってノポン好きだろ』
『さっきの再生技術の提案は良かったぞ』
『話逸らした』
——とにかく次に向かうは機神界帝都だ。ガドの捜索、紫と再びの対峙、エギルの本当の目的、そして巨神。何が起ころうとも誰も死なせない。記憶よりももっと上の結末を目指して大詰めといったところだろうか。
それこそ俗っぽい言葉だが……頑張らねば。