これからも応援してもらえると嬉しい限りです。
それと戦闘シーンってどうしても書くのが苦手で...。下手くそな文になってしまいました。
今回登場するモビルスーツのヒントは「人の生は何を成したかで決まる」と「鉄華団」「厄祭戦」です。
ではどうぞ。
昨日は体力テストのあと、質問責めにあったがそこそこ当たら触りのないことを答えたあと帰宅した。あとZガンダムに変身したせいか体からすごく痛んだ。燃費悪すぎだろ俺。
「あ、努紋くんおはよう!」
「おはよう、緑谷」
あれ以来、みんなと話すことも増えた。
「なぁ努紋、次の授業何だっけか」
「英語だぞ、上鳴」
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昼食の時間を終え、午後の授業となった。ちなみにお昼は学生食堂でカツ丼を食べました。500円であのボリュームはヤベェよ、毎日来たくなっちゃうよ。
「わーたーしーがー! 普通にドアから来たっ!」
「オールマイトだ…! すげえや、 本当に先生やってるんだな…っ!!!」
「シルバーエイジのコスチューム……! 画風が違いすぎて鳥肌が………」
オールマイトすげー筋肉してんな、想像の10倍以上はマッシブだったわ。
「ヒーロー基礎学!ヒーローの素地を作る様々な訓練を行う科目だ!! 早速だが今日は戦闘訓練を行ってもらう!!」
オールマイトの戦闘訓練、という言葉にみんなに緊張が走る。
「そしてそいつに伴って…こちら!!」
すると教室の壁からそれぞれ番号が振られたアタッシュケースが出てきた。え、ハイテクすぎない?
「入学前に送ってもらった「個性届」と「要望」に沿ってあつらえた…コスチュームだ!!!」
「「「「「おおお!!!」」」」」
「着替えたら順次グラウンド・βに集まるんだ!!」
着替えを終え各生徒がグラウンドに到着する。全身アーマーや手を手榴弾のような篭手で武装しているもの。半分氷で覆われているものや胸元を大胆に開けている者もいた。
「みんなコスチューム凝ってるなぁ...、なんか俺のが地味に見えてきた」
「いやいや、そういう努紋だって変わったコスチュームだぜ?」
「なんだかパイロットさんみたいだね」
まぁ、まんま連邦軍のパイロットスーツをパクっただけだしな。アムロが着てたやつ、着てみたかったんだよ。しかもこれ意外と高性能だったりする。
こんな会話をしている中、オールマイトが話を始める。
「君らにはこれからヴィラン組とヒーロー組に分かれて2対2の屋内戦を行って貰う!」
「基礎訓練も無しに?」
「その基礎を知るための実践さ!ただし!今度はぶっ壊せばオーケーなロボじゃないのがミソだ!」
オールマイトが話を進めていると質問が次から次へと飛んでくる
「勝敗のシステムはどうなります?」
「ぶっとばしてもいいんすか?」
「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか?」
「分かれるとはどのような分かれ方をすればよろしいですか?」
「このマントヤバくない?」
「んんん!!聖徳太子ィ……!」
オールマイトがパンクしてる...。てかひとり質問じゃないやついただろ。
オールマイトはカンペらしき紙を片手に持ち、説明を始める。その説明によれば、『敵がアジトに核兵器を隠していて、ヒーローはそれを処理しようとしている。ヒーローは制限時間内に敵を捕まえるか核兵器を回収する事。敵は制限時間まで核兵器を守るかヒーローを捕まえる事』ということらしい。設定はアメリカンすぎない? まぁでもオールマイトのことだし、実際に解決した事件でも元にしているのかな?
「――なお、コンビ及び対戦相手はくじ引きで決めるぞ! 」
「適当なのですか!?」
「飯田くん、プロは他の事務所のヒーローと急造でチームアップすることも多いし、そういうことじゃないかな……!」
「む、そうか、これも先を見据えてのご配慮……! 失礼致しました!」
なるほどなぁ、さすがプロヒーロー、そこまで考えていたとは。それにしてもペアで戦うのか…、使うモビルスーツをしっかり考えておかないと。陸戦型ガンダムとかでいいかな?
「あ、それと言い忘れていたことが一つ。努紋少年」
「あっ、はい! 何でしょうか?」
「このクラスの人数は何人?」
「えっと、21人です」
「ということは?」
「ペアを組んでくと……。一人余る......」
「そう! 君は特別枠として一人で戦ってもらうぞ!」
.....ウソダドンドコドーン!!
「体力テストの時の君を拝見させてもらったけど、君は強すぎる個性を持っている。だから少しばかり制限を設けさせてもらったよ!」
まぁ……、うん、オールマイトにそう言われちゃうと…。で、でもデメリットだってもちろんあるし!強すぎるわけでないし!
「さて、努紋少年と戦う人を今決めるとしようじゃないか。よし!戦いたい人は挙手をしてくれ!」
オールマイトがそう言うと、クラス全員が手を挙げはじめる。うわマジか、こいつら俺の事殺る気満々やん…。
「よし、じゃあ挙げるのが1番早かった轟少年と爆豪少年!君たちにしよう」
「余裕だな」
「アイツは俺がぶっ殺す!!」
「「「「努紋ーーーっっっ!」」」」
拝啓、父さん、母さん。僕は今日死ぬかもしれません。
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というわけでやってきました。戦闘訓練の場所へ。
ここに来る前に他のグループの戦闘訓練を見てたけど……、なんというかすごいものを見た気がする。まずは敵チームの金髪の言葉遣いが荒い少年こと爆豪が個性把握テストの時に暗い顔をしていた緑髪の男子生徒、確か緑谷。で、爆豪が緑谷に向かって人が死ぬレベルの爆破を何度も何度も起こしてた。最終的にはヒーローチームが勝ったが、負けた敵チームがほぼ無傷なのに対し勝ったヒーローチームの一人はボロボロだった。
その後、轟がビルごと凍らせて一瞬で勝利したり等、各々が個性を駆使して演出を進めていった。
.....いやまじで、無理ゲーすぎない?俺アイツらと戦いたくないんだけど。まじで死んじゃう。
「努紋少年!準備はできたかな?」
会場のスピーカーからオールマイトの声がした。
とりあえず、こちらも準備をしないと。何に変身するか何体か絞ってきたが....、1番手はこいつで行かせてもらおう。
「はい、準備できました」
「よし! それでは今からヒーローチーム、努紋少年対ヴィランチーム、爆豪・轟ペアチームの訓練を開始する! 始め!」
オールマイトの声と共に俺は変身する。頭の中でシステムの起動音が響き、視界が真っ赤なモノアイの光に染まるような感覚がした。足元から組み上がる重厚なブルーの装甲は、無骨だがどこか洗練されていて、体に馴染む感覚が悪くない。左腕にガシャリと重低音を響かせ、巨大なガトリング・シールドが連結される。
「『グフ・カスタム』、出る!」
俺が変身したのは、ジオン公国軍の名機、グフ・カスタム。こいつなら単なるパワー負けはしない。何より、この鉄の執念の塊のような機体なら、爆豪の爆発にも食らいつけるはずだ。
「まずは核兵器の回収……。だけど、このビル、様子がおかしいな」
左腕の【ヒート・ロッド】を射出し、ビルの外壁に突き立てる。ワイヤーを巻き上げる加速で上昇し、窓から中を覗き込むと、そこには悪夢のような光景が広がっていた。
「……なんだよこれ。ビルの中が、全部氷漬けかよ」
窓の向こうには、永遠に続くかのような氷の回廊。轟の仕業だ。階段も通路も封鎖されている。無理に割れば位置がバレるが、かと言ってこのままじゃ進めない。
「……上等だ。派手に暴れてやるよ!」
俺はガトリング・シールドを構え、銃口を窓へと向けた。咆哮する75mmガトリング。火花を散らして窓枠を粉砕し、そのまま室内の氷壁を強行突破する。すると案の定、爆風の尾を引いて「アイツ」が突っ込んできた。
「ようやく見つけたぜ、ロボ野郎ォォ!!」
「やっぱりお前かよ、爆豪!」
俺は柱にヒート・ロッドを叩きつけ、振り子の原理で自機を加速させる。爆破の直撃を紙一重で回避し、ヒート・サーベルを抜き、放った。
「死ねやぁ!!」
「甘い! グフの動きを舐めるなよ!」
ロッドを次々と柱に巻き付け、ビル内を三次元的に駆け巡る。重厚なグフの機体が、ワイヤー一本で重力を無視して跳ね回る。爆豪の爆破が空を切り、俺のガトリングがその着地点を正確に狙い撃つ。
「うざってぇな、クソがっ!!」
爆豪も意地で爆破を繰り返し、弾丸を弾き飛ばしていく。立ち込める硝煙と粉塵。視界は最悪だ。
「オラァ!!」
俺はヒート・サーベルを赤熱させ、フルスイングで投げつけた。一直線に爆豪へ飛ぶ紅蓮の刃。
だが、爆豪の特大の爆破が、投げたサーベルを無残に弾き飛ばした。獲物を失った俺を、爆豪が嘲笑う。
「ハッ! 反射神経だけは良いようだな!」
「……うるせぇ! さっきからチョロチョロと……まとめて吹き飛べ!」
爆豪が両腕をクロスさせる。やばい、おそらく必殺技だ。そんな気がする!!
「
「――させるかよッ!!」
爆発が放たれるコンマ数秒前。俺はあえて、爆豪の懐に飛び込みながら、左腕のヒート・ロッドを「刺した」。サーベルを投げたのは、この一瞬の隙を作るための陽動だ。ガチィッ、と金属音が響き、ワイヤーが爆豪の腕に絡みつく。俺は奥歯を噛み締め、イメージを全出力で固定した。
(流せ……っ! 機体を焼くくらいの、高圧電流を!)
「!? く、そ……身体が……動かねぇ……!」
「……はぁ、はぁ……。チェックメイトだ、爆豪……」
俺は爆豪に捕獲テープを巻こうとしたその時だった。
「ッ――!?」
突如、脳裏を突き抜けるような、鋭く甲高い「キィィィィン」という音。それと同時に、内臓を直接掴まれたような強烈な不快感と、全身の毛穴が逆立ち、背筋が凍るような戦慄が俺を襲った。
(なんだ……!? 今の、殺気……!?)
理屈じゃない。ガンダムシリーズで何度も見てきた、あの「ニュータイプ」たちの予感。宇宙を駆ける戦士たちが、見えない敵の攻撃を察知するあの感覚が、今、俺の脳内で警報を鳴らしている。考えるより先に、俺は全力で横へ跳んだ。
ドォォォォォォン!!
さっきまで俺が立っていた床を突き破り、巨大な氷の柱が猛然とそびえ立った。あとコンマ数秒、回避が遅れていたら、グフの機体ごと氷漬けにされていただろう。
「……避けるか。爆豪を倒しただけはあるな」
冷気の霧の向こうから、静かな声が響く。そこにいたのは、周囲の温度を根こそぎ奪い去り、氷の玉座に座しているかのような轟だった。
俺はすかさず反撃に移るが、厚い氷の壁にはガトリングもロッドも通じない。
時間にはまだまだ余裕がある。ガトリングを打ち続けてればこの壁を破ることもだろう。だが時間をかければ爆豪が”復活する”可能性がある。まだテープを巻けていないのだ。だからあいつは脱落判定にはなっていない。そうなると最悪の事態だ。だからこそ、迅速に破壊し、轟を捕獲する必要がある。
もう考えている暇はない。まだ出したくなかったが、今の状況なら出さざるを得ない。
「……いくぞ……、『バルバトス』……ッ!」
呟いた瞬間、全身の血管が逆流するような衝撃が走る。爆豪との戦いでガタがきた脳が「これ以上はやめろ」と悲鳴を上げている。だが、目の前には轟が、あの巨大な氷の壁を構えて立っている。やるしかない。綺麗な姿じゃなくていい。今は、どんなに打ちのめされても勝とうとするバルバドスの力が要る。視界の端が赤く染まる。阿頼耶識なんて持ってない。けど、なんとでもなるはずだ!
「――っ!」轟が動いた。
そして、視界を埋め尽くす氷の津波が俺を襲う。
避ける?
いや、そんな体力はもう残ってない。
背中の重みを掴む。【超大型メイス】。重い。笑っちゃうくらい重い。でも、今の俺にはこの鈍器が一番頼もしい。
「轟、ワリィけど...、最短で終わらせる」
背中の超大型メイスを、流れるような動作で引き抜く。叫ぶ必要すらない。加速する思考の中で、氷の「節」を見極める。振り下ろしたメイスが、質量と推進力のすべてを乗せて氷壁に衝突した。爆音と共に、白銀の世界が粉砕される。飛び散る破片が、バルバトスの赤いカメラアイに反射して、まるで星屑みたいに見えた。
「速い……!?」
轟が目を見開いている。
俺が氷を避けると思ってただろ。悪いな、バルバトスに『退く』って選択肢はないんだよ。
氷の柱をメイスで強行突破し、轟の懐へ入り込む。
「――チェックメイトだ」
腕部から射出されたのは、バルバトス固有の武装【ワイヤークロー】。鉄の爪が空中でガチリと音を立て、俺が用意していた捕縛用テープの束を掴み取る。
「……っ、しまった……!」
轟が気づいた時には遅い。クローの質量とワイヤーの軌道が、テープを強引に引きずり回し、轟の四肢を完璧に絡め取った。ガンダムの武装を、あえて「道具」としてそのまま使う力技。
「轟、俺の勝ちだ」
「....参った、俺の完敗だ」
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「勝者ァァァ!!!
ヒーローチーム、努紋師伝!!」
努紋対爆豪・轟チームの戦いはA組のみんなを大いに盛り上がらせていた。
上鳴「なんだよあのロボっ!!また試験の時と違うじゃんか! てかどうやって全部やってんだよ!!」
葉隠「ワイヤーアクションとか、ガトリングとか、スパイじゃんもう!!」
耳郎「説明書があったらすごい分厚そう……」
瀬呂「あのワイヤー移動、俺の個性でもできねえかな?」
切島「うぉぉぉぉぉ!! 最後のあのロボ、めっちゃかっこいいじゃねえか!!」
緑谷「個性把握テストの時とは全く違う姿だった...。しかもあのワイヤーは移動だけじゃなくて攻撃にも.....、それに最後に変身したのは獣みたいな動き方で暴れてたな..............」
緑谷はこのあと、10ページ以上もノートを書いたそうな。
努紋くんの調整がムズイ。
次回がいつになるか分かりませんが、気長に待っていただけると幸いです。
感想、評価等もらえると嬉しいです。作者のモチベにつながります。
ではまた次回お会いしまししょう。