英物語   作:紡縁永遠

16 / 16
決勝戦

 「もちろん、鬼だ!」

 「そっか…じゃあいくよ」

 

 別に本気を出すことに抵抗があるわけじゃない、日中に鬼で本気になると燃えると言うだけだ。

 

 「和洋が混ざった鎧装束……でもって燃えると、やっぱり予想は外れなかったか!」

 

 BOOM

 

 「……確かに燃えるけど、僕自身が吸血鬼ではない事と、この服は曲がりなりにも怪異の王のものだ。そんな簡単に燃えるわけじゃないよ」

 「だろうな!閃光弾(スタングレネード)

 「まったく、元気いいなぁ、爆豪くんは」

 「視界潰れてるはずだろ」

 「これくらいなら簡単に回復するよ……とはいえあくまで、僕はもどきだ、これを維持し続けることは難しい」

 「だろうな……」『鬼もヤベェが猫は不味い、触れたら終わりはクソゲーでしかない、おまけにコッチの思考は全て読めると来た、』

 

 かなり悩んでるね、確かに鬼は強力だその分時間という制限がなされる。時間制限はない猫だが自力が低く、エナジードレインありきというのが欠点である。怪異は理に通ずる。突飛なことはできない。

 

 「オラァ!」BOOM

 「一の奥義 鏡花水月」

 「っぶねぇ、榴弾砲着弾(ハウザーインパクト)ぅあ?あぁぁ」

 「いやぁ…ごめんねぇさすがに鬼の時間切れだ」

 「まだ!負けてねぇ!」

 BOOOM

 

 「さすがにタフすぎるでしょ」

 「榴弾砲着弾」

 「ぐっ…」

 

 至近距離で、ハウザーインパクトは不味い、鬼ならなんとかなるけど猫じゃ避けるという選択肢しか取れない。虎はさすがにここでは見せれないかな、アイツ既にマスゴミの会社をいくつか潰してるからな。使った瞬間にヴィラン扱いされたらたまったもんじゃない。

 

 「触ったら終わりのクソゲーだが、やっぱり自力は低いようだな、このまま押し切る!閃光弾」

 「ニャ?!」ソードネイル

 「遅せぇ!」BOOM

 

 まったく、才能マンは本当に厄介だけど、何でもは知らないあの人に比べたら遥かにマシだ。専門家((阿良々木先輩を助ける))の中でも化けも過ぎるからなあの人は、何でも知っているおねえーさんが降参すると言った程には、知っている。

 爆豪くんはそこまでの才はないから、触ったら勝てる僕と、触られなかったら勝てる爆豪くんか、

 

 「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」BOOM

 「ソードネイル、エナジードレイン」

 「クソがぁぁ、ああぁぁ」

 

 『勝者!古明地出久!』

 

 終わったか……疲れた。あの人たちに捕まる前に早く逃げないとな。なにより家に凸られるのが一番きつい、何でも知っているあの人のことだすでに誰かしらいるかも知れないがそこは無視するしかない。

 

 『以上で全ての競技が終了!!今年度、雄英高校体育祭一年優勝は―――』

 『A組、古明地出久!!!』

 

 

 『それではこれより表彰式に移ります』

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。