通りすがりの仮面ライダーのヒーローアカデミア   作:諒太郎

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思ったより長くなったので前半、後半に分けて投稿します
それと今更ですがUSJから原作をベースにしたオリジナルルートで進む予定です
彼らの進む物語を楽しみにしてください


第19話 障害物競走 前半

選手宣誓の熱気を逃さないと言わんばかりにミッドナイト先生が早々に種目を発表しようとした

 

「さーてそれじゃあ第一種目は─――」

 

「雄英ってなんでも早速だねー」

 

確かにな、入学初日とか戦闘訓練とかサクサク進むよな

 

「と、その前に!特別ルールが発表されるから、それを説明するわ!」

 

「あれ!?」

 

……特別ルール?どうしてだろう、嫌な予感してならないんだが…

 

「それじゃあ、A組担任のイレイザーヘッドが発表するわ!心して聞きなさい!」

 

『…あー聞こえるか十面冬人?』

 

相澤先生が放送室からマイクを手に取り話し始めた

 

((((あっ……))))

 

「…いったい冬人に何を伝える気なんや?」

 

 

…え、俺?

A組のみんなぁ!なんで俺をそんな目で見るんだ!*1

まるでこの後、俺に無理難題が来るみたいな表情しちゃってさ!

 

『お前には特別ルールとして……

 

 

 

 

個性のカードの使用を制限させてもらう

具体的には

・一度使用したカードは再使用不可

 

・ただし、ディケイドに変身するカードは例外とする

 

・クロックアップのカードは最初から使用不可

 

・競技内で使用したカードは、競技終了後に近くの教員へ渡すこと

 

・そして、もしこのルールを破った場合即失格とする

 

以上だ』

 

……俺の名前が出た時点で何かやばいとは思ってたけど、ここまで、ここまでやるか?!

思わず膝から崩れ落ちそうになったが、入学当初から無理難題をくらってきたからか

何とか持ちこたえれた

 

クロックアップが使えないのは、まぁ強すぎて戦いにならないだろうからな仕方ないか

だが問題なのはカードの再使用ができないこと、これが一番にまずい

カードの使用回数がほぼ一律一回というのは余りにもキツ過ぎる

まあ、決まったルールに文句を言っても仕方ない、このルールを守りながらやるしかないな…

 

「ふ、冬人?大丈夫か?」

 

「…ま、まあなんとかな……分かりました、やってやりますよ!」

 

半ばやけくそになりながらその言葉を叫び俺は自分を奮い立たせた

 

やってやるよ…!制限の中での全力で勝つ、必ず勝ってみせる!

 

 


 

 

「さーて!改めて今年の第一種目に行きましょう!いわゆる予選……!毎年ここで多くの者が涙を飲むわ(ティアドリンク)!!運命の第1種目!!今年は……」

 

その言葉と共にモニターに映し出された文字は…

 

「障害物競争か…!」

 

「計11クラスでの総当りレースよ!コースは雄英体育祭会場のスタジアム外周約4km!我が校は自由さが売り文句!ウフフフ…コースさえ守っていれば()()()()()()構わないわ!」

 

なんでもありねえ…本当に雄英らしい体育祭だな…

 

「さあさあ!位置につきまくりなさい…」

 

さてとなるべく前のほうで待機したかったが

もうすでに人が所狭しとスタートラインに待機してて俺は最後尾付近か…

いいね、これくらいのハンデで丁度いいってもんよ。

 

みんなの表情もやる気に満ちてて、こっちもやる気が湧いてきたな!

そんなことを思っていると…

 

「スタ─ト!!」

 

 

障害物競走(体育祭)の始まりだ!!

 

 

 

 


 

 

スタートの合図の直後、スタート地点のゲートを通過しようと我先に行こうとする生徒たちで

埋め尽くされた

 

…まずいな、このままだと先頭争いどころか進むことすら出来ねえじゃねえか!

 

「…悪いけど、冬人!僕はお先に行くで!」

 

「ああ、頑張ってこい司」

 

「もちろんやで!冬人も頑張れよ!」

 

その言葉とともに司は個性の十面を足場に空に向かって走り出した!

 

…俺も負けてられないな

 

ドライバーを装着しカードをライドブッカーから取り出し

 

変身!

 

KAMEN RIDE…

 

DECADE!

 

変身を完了させた!

 

さてと、ここからは俺のステージだ!

 

俺は再びライドブッカーからカードを取り出し

 

KAMEN RIDE…

 

FORZE!

 

仮面ライダーフォーゼへと変身した

 

ここで使うのは非常に惜しいがこの状況を打破するためには必要だ

 

ATTACK RIDE…

 

ROCKET MODULE!

 

ROCKET ON!

 

ロケットモジュールを装備しエンジンを起動させた

 

そして一気に加速させ

 

ゲート上部に向かって飛び始めた!

 

「な、なんだありゃ?!」

 

「宇宙服!?」

 

「冬人か…!」

 

想定外の動きだったのか他の生徒たちは困惑を隠せなかった

 

生徒たちを通過し着地しようとすると

 

「うおっと!?」

 

「ってぇー!!何だ!?凍った!!?」

 

「寒ー!!」

 

「ンノヤロオオオ!!!?」

 

「クラスの連中は当然として、思ったより避けられたな………」

 

足元が氷で固められた!

あっぶねぇ!あと少し氷が早ければ俺も巻き添えになるとこだった…

轟がやったっぽいな、後続の足元を凍らせて妨害とは中々えげつないことするな…

氷で凍らされるリスクを避けるためにこのまま飛行し続けるか

そんなことを思いながら次に俺の目の前に広がったのは

 

「うげ…コイツら入学試験の時の……!」

 

『さあ第一関門!!まずは手始め……ロボ・インフェルノ!!!』

 

おいおい、人込みを抜けたと思ったら今度はロボット共に阻まれるのかよ…!

だが!

 

ATTACK RIDE…

 

LAUNCHER MODULE!

 

LAUNCHER ON!

 

ATTACK RIDE…

 

GATLING MODULE!

 

GATLING ON!

 

その手は俺には通用しねえぞ!

俺はロケットモジュールでさらに上昇し

左足にランチャーモジュール、右足にガトリングモジュールを出現させ進行方向に立ち塞がる0ポイントに向けて爆撃と弾幕の嵐を浴びせた!

その衝撃に耐えきれなかった0ポイントは進行方向に倒れ爆散した

 

 

「邪魔だぁ!カード野郎!閃光弾(スタングレネード)!!」

 

「眩しっ!?」

 

背後から追いついてきた爆豪が爆破を生かした目くらましで妨害を仕掛けてきた!

 

「飛べるのはお前だけじゃねえってこと忘れんな!」

 

「がぁっ!?」

 

爆豪は俺の首根っこを掴みさらにエンジンモジュールを爆破で解除され

そのまま地面に落下し、俺は地面叩きつけられそうになったが何とか着地に成功した

 

あの野郎、フォーゼに搭載されていたスラストマニューバー*2のおかげで背中から落ちてダメージを受けることはなかったが着地の衝撃で足が少し痺れるし若干目がチカチカするな…

よくもまあここまで妨害してくれたな…

もうあんな遠くにいやがるのか、追いついたら覚えとけよ!

 

「冬人!」

 

司が落下した俺を助けようとこっち向かってきたが

 

「来るな、司!」

 

俺はそれを制止した

 

「な、なんでや?!」

 

「これはあくまで個人戦だ!俺の助けてて脱落なんてあっちゃダメだろ?」

 

「そりゃあそうだけど!言っとる場合か!」

 

「安心しろ!この程度で脱落するほど俺は弱くはねえ、だから早く先いけ!」

 

「~ッ!わかった!ただし絶対追いついてこいよ、冬人!」

 

「ああ!」

 

とは言ったもの、ロケットモジュールを失ったのは痛いな

他にも飛行能力のあるモジュールはあるにはあるが

また飛ぶのを妨害されたら本格的に巻き返せなくなるだろうからな…今は使用を控えておくか

となると、ここからはバイクで移動するのが安牌か

幸いにもここはあの仮想敵どもがいる場所よりかは先で

道を凍らせて妨害する可能性のある轟も前にいるようだしな

 

マシンディケイダーを出現させ搭乗した

 

さっさと追いついてやるから待っとけよ!

 

ハンドルを捻り

 

エンジンを唸らせ

 

俺は再びゴールへ向かって動き出した!

*1
???「ナズェミデルンディス!」

*2
背中に搭載されたジェットパックユニット主に体制の制御を補助する

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