『とある×ヒロアカ』の二次創作の設定を考えるだけ考えた他力本願寺資料集 作:フラグ建築したい男
原作:僕のヒーローアカデミア
タグ:ボーイズラブ ガールズラブ アンチ・ヘイト 転生 憑依 クロスオーバー 僕のヒーローアカデミア とある魔術の禁書目録 設定 資料集
思いついた直後は個人的に面白いなと思ったけど、正直とあるシリーズは設定難しすぎるし、ヒロアカはアニメ勢(最終決戦は本誌で読んだだけ)で描写甘くなりそうだから両者に詳しい人がいつかこの設定を元にアレンジして書いてくれると思ってここに設定を書き連ねます。有識者頼んだ。
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上城 当麻
とある魔術の禁書目録の主人公的存在である「上条 当麻」の容姿と能力などをある程度引き継いで転生。
読みは「かみしろ とうま」
個性:『個性殺し(アビリティブレイカー)』
正確にはそうではなく、魔術によるズレを正すための基点である『幻想殺し』の側面が強い
ただ、表社会ではこう表記する。
とある原作の『神浄 討魔』のような感じで、『神代 討魔』が存在している。
考えている設定
・表社会では個性を活かしたヒーロー社会、裏社会ではヒロアカのようなヴィラン達とは別に、無個性として迫害されていた一部の人たちが集まってできた魔術結社の世界が広がる。
・AFOの目的としては己が魔王として全ての上に君臨することであり、無個性でありながら己に楯突く術を開発する魔術は疎ましく思い、滅ぼそうとしている。そのため魔術結社としても大目的の一つにAFOの討滅がある
・学園都市はあり、個性の研究を行なっている。あくまでも学園都市は個性の研究をしているため、所属している超能力者(レベル5)は研究協力のためにもヒーローにはならない(なれない)。基本的には強能力者(レベル3)などが職業ヒーローとして『卒業』していくが、時たま研究が終わったためか大能力者(レベル4)も『卒業』する 。
・各国のヒーロー公安委員会のような組織は魔術結社と繋がっており、そこから魔術専門の公安ヒーローが派遣されたりする
・日本の場合もそれは例外ではないが、学園都市統括理事長『アレイスター・クロウリー』が魔術に精通しているのもあって、スポンサーかアドバイザーのような立ち位置でもある。
・公安委員会は主に日本ヒーロー界の秩序を保つ目的で設立されており、アレイスターは表向き同じ目的の元動いているが、やはり大元は自分の『プラン』であり、理事長権限なども用いることで上城を世界各地の魔術紛争鎮圧に向かわせる原作ムーブをする。これも原作同様、上城の成長目的
・上城は当初、受験倍率や『原作』のことを言い訳にして、可能な限り『学園都市』内のヒーロー科を受験しようと考えていたが、アレイスターのプランのために『雄英高校』に特別編入のような形で入学することとなる
上城 当麻:オリジン まで
・自らが『上城 当麻』として生まれ落ち、物心がついたころに、『男』としての自己は前世を思い出した。
・『上城 当麻』は幼少から『不幸』であり、親からも疎まれていた。個性診断により、その『不幸』こそが個性だとわかってからは学園都市に入れられ放置される。しかし根本の心としては一般的な成人と変わらない常識を持ち合わせており、一応育ててくれたお礼として金銭を送り、今度こそ『自分』としての人生を送るためにヒーローを目指した
・『上城 当麻』として雄英高校 ヒーロー科に入学させられた男に対しクラスメイトたちは当初、アレイスターの権力による異常な特別扱いに不満を募らせていく
・『上城 当麻』は前世からの無気力さを持つも、次第にクラスメイトに感化されてか努力を始める。そうして気づけば迎えた夏休み、遂に『科学』と『魔術』が交差する
・夏休みの『学園都市特製 上城 当麻育成プログラム』から雄英に戻ると、クラスメイトの反応は二極化していた。『何故クラスメイトの危機に来なかったのか(林間合宿編のこと。つまり神野事件)』という不信感と、善性による『忙しかったんだろう』という理解の感情に
・仮免試験で、『上城』は公安の忖度を目の当たりにした。『魔術』に対峙した、少しでも裏での実践経験がある人間は、評価が明らかに甘かった。
クラスメイトには秘密裏に、しかし『上城』にはあからさまに、忖度されたのだ
・オーバーホールと対峙する際、個性と思われていた『上城』の能力を危険視した彼らが個性破壊弾を打ち込む。しかし効果がない。
彼らは思い違いをしていたのだ。『個性殺し』は確かに個性に影響を与えるが、しかしそれは個性ではないことを
・文化祭で『上城』は己の過去を懐かしむ。『男』としての、最後の憧れの記憶を
・『男』は元々しがない社畜だった。せこせこ働いて稼いだ貯金を使おうにも、普段が忙しいために使えなかった。唯一の楽しみは通勤退勤時などに電子アプリで見る本であり、余裕のある日にしか読めなかったがそれでも活力をもたらしてくれるモノだった。そしてその作品が『とある魔術の禁書目録』と『僕のヒーローアカデミア』であり、男は読み切る前に死んでしまった
・『男』は有り体に言ってしまえば無能と無気力を重ねたような人物だった。鍛えれば筋肉はついたろう、動けばもっと社会で大成しただろう、しかし男は環境に対し文句を言う典型的なタイプで、結局は仕事に忙殺されて後悔を抱いて死んだ。死の間際に「物語のヒーロー(主人公)みたいに、人に役に立ちたかったなぁ」と思いながら
・これまで努力を積み重ねた結果か、はたまた各国で事件を治めた末の土壇場のアドリブ力故か、クラス対抗戦では出久の暴走した黒鞭を咄嗟の判断で無効化したことで、ようやく全員のクラスメイトから認められ始めた
(ヴィラン連合と解放軍のあれこれのところ、正直あんまりデクたちサイドの印象無いから未記入)
(ここらへんでイギリスクーデターでも入れるかな)
・そして3月下旬。日本ヒーロー社会とヴィランたちによる全面戦争開始は、奇しくも『学園都市』と『ローマ正教』の対立から始まった第三次世界大戦の開幕と同時だった
・『上城』は日本の方は任せて、第三次世界大戦の爆心地であるロシアに向かう。全ては大戦の元凶を討伐するため
・元凶たるフィアンマとの戦いの最中、『上城』は、『男』は思い出した。オリジンを
・そしてその三日後、脱獄騒ぎによるヴィランvsヒーローの大戦争が、一先ずは終わった。ヒーローの活躍によって。第三次世界大戦も早期に終わった。『上城』の死亡という代償を払って
・青山を囮にし、遂にAFOとの最終決戦が始まった。そしてそれを眺める、一人の青年がいた
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とあるメインサイドでも当然だけど、ヒロアカメインサイドでも『そげぶ』は適宜させる。
個人的に最初に思いついたのはステイン編。
当麻「ステイン。もしもお前が、まだ『英雄回帰』とかいう妄想を他者に押し付けようって言うんなら、もしもそうでなければ、ヒーローじゃないなんて言うのなら……まずはっ!その幻想をぶち殺すっ!!」
みたいな感じで。
書いていて思ったけど、オーバーホール編で『法の書』編を交えて、そっから本格的に『とある』と『ヒロアカ』の世界が交わるのもいいかもしれない。ただ仮にも聖職者なアニェーゼたちが、ヤーさんな死穢八斎會と手を組むか?とも。それならいっそ壊理ちゃんを救うために動いている方がよさそう。最初は『法の書』編で最初は天草チームがヴィラン的な描かれ方していたみたいに。
例えば
1.例のごとく上城が魔術サイドから呼ばれてしまうが、それを魔術サイド寄りのヒーローのもとにインターンに行くことで偽装
2.行ってみたら一人の修道女が『法の書』と呼ばれる魔導書を解読した騒ぎで云々(原作通り)
3.ところがヒーローの下に、壊理ちゃん救出作戦の要請が
4.アニェーゼ的にも流石に可哀そう案件だが、ひとまず任務第一的な動きをしていって若干折り合いが悪い
5.なんやかんやで緑谷がオーバーホール倒すときに、丁度vsアニェーゼ始まって『そげぶ』宣言(原作と違って?)
ていうのを繰り返していって、最後に自分自身に向かっての宣言そげぶもいいかも。または爆豪とかのクラスメイトとかから言わせるのもいいかもしれない。
「……もしも、オマエがまだ『上条当麻(りそう)』に囚われて、俺でいないなんて思ってるのなら。もしも、オマエがまだ『俺はヒーローになんて』とか思ってるのなら。……まずはっ!!オレがその幻想をぶち壊す!!」
上城にとって『そげぶ』はあくまでも『上条当麻』の代名詞で、当然『幻想殺し』もそう。
それで、両原作に中途半端に関わって、かき乱しているだけにしか見えない(実際はそうではない)自分に嫌気がさして、どっかのタイミングで心折れたりするんだけど、その時にクラスメイトからそうやって激励されてると、ありきたりだけどアツい気がします。
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第一話(案)
3月16日 とある寮
「……はぁ……」
冷蔵庫内を眺め、思わずため息をつく。
目に入る食材は少なく、ついでとばかりに調味料類の内容量も少ない。このままでは来月から始まる新学期に追いつけるか心配の限りだ。
買出しに出ようかとも思ったが、月頭に口座からお金を降ろしてきた財布を開けて、改めて目視で確認する。
残金、六千円と幾枚かの小銭。
こすけてしまってはいるが、銀の体色をありありと主張する一枚の百円玉がやけに頼もしく見えるほどに、俺の財布は薄い現状。これでは来月の頭まで持つだろうかといった状態。
つい最近、掛け持ちしているうちの一つのバイトを辞めることになったのが、一番デカいだろう。だからこそ、大切に使わなければ……!そう思った俺は、少し頼もしさを覚えた百円玉をお守り代わりにするべく取り出そうとして……それ五十円玉であることに気づいてしばらく固まる。
思わず口から出かかったあの言葉を呑み込み、「そういえば」と俺が入学する高校のことを思い出す。
なんの変哲もない、普通の学校。自分の偏差値だとかを理解し、その上で選んだ努めて普通の学生生活を送れる学校。先日その学校から連絡があって、なんか特例によって俺が選ばれただの言っていた。今日はその詳細が記された書類が届くハズ。
まあ、特例と言ったって入学取り消しだとかな訳はないから大丈夫だろう。
そう思っていると、玄関の郵便受けからごとんっ、といった音がする。
「お、やっと届いた感じか?」
落ち込んだ気分が、新学期に思いをはせたことでいくらか高まっている。足取りも少しは軽く、玄関についた俺は届いたその郵便物を、勢いよく郵便受けから取り出した。
三つの色違いの郵便物を。
「なんだなんだ?やけに沢山だな」
俺はリビングに戻りながら、随分と大量の書類があるものだと思いつつ、一つ目の郵便物を見る。
俺が入学する予定の学校の封筒。サイズは中くらい、割と小さめ。
ビリッとあけると中には簡素な書類が一枚。
残りの二枚を見ると、片方はあまり見ない『学園都市』からの封筒。
そしてもう一つは――コイツがやけに分厚いのだが――『雄英高校』と書かれている。
「……は?」
想定外の送り主に、思わず声が漏れる。ついで、嫌な予感が加速度的に膨れていく。
ひとまず、未だ手に持っていた学園都市からの書類に目をやるとそこには。
『貴君の個性強度確定試験結果から、貴君の個性の可能性を活かす最適な学びの場所を選択させていただきました。
つきましては、以下の日程までに下記の学舎に向かい、正式な手続きを行ってください』
書かれている内容は、要するに『オマエの学校、ウチらが改めて決めといたからヨロ!』といったものであり、十分問題ではあるが次のモノと比べると正直些細な問題だ。
下記の学舎に。その記されている学校は――『国立雄英高等学校』。
元の学校の書類を見ると、そこには『転校届受理』と。
俺は手に持った書類をテーブルに置き、息を胸いっぱいに吸い込むと、ついに『あの言葉』を響かせる。
「スゥーー不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!」
★ ☆ ☆ ☆
(校長や先生たちで当麻の転校の件に触れる。『学園都市』からの要請で一名、ヒーロー科へ入ることになること、その子の個性が『学園都市』としてはあまり伸ばしようがなく、『雄英高校』で伸ばしてほしいこと、そしてその少年の名前が――)
★ ★ ☆ ☆
物心がついた頃、俺は思い出してしまった。
前世の――「男」としての記憶を。
生まれ落ちてすぐに思い出さなかったのは、俺をこうして産み落とさせたカミサマの気まぐれか。思い出した瞬間に『ガツンッ』と、まるで後頭部を重く分厚い辞書かなにかの背表紙で叩きつけられたような、そんな衝撃を感じた。それと同時に、俺の記憶はそれまでの幼い『ぼく』と『俺』が入り混じり、俺になった。
それが、幼い俺の中でずっと燻っていた“異物感”の一つだった。
幼い俺は何故か、毎日毎日『不幸』の連続だった。家の外に一歩足を踏み出せば、真上から野鳥のフンが落ちてくる。道を歩けばなんてことない小石や段差、果てには何もない平地で転び。何故か私物の耐用年数がすぐに来て、手荷物をすぐに落として歩くだとか。そんな些細な『不幸』。
けれど、背が伸びるにつれて段々とその『不幸』は大きくなって。俺は周りの子供や大人から、疫病神のように扱われ、蔑まれ、疎まれていた。
周りでは超能力やそれに関する開発ではなく、自分の『個性』について楽し気に自慢しあい、ある時遂にそれは起こった。
『個性』が判明した子供たちが、親や教師に隠れて始めた『個性』のお試し。その標的は『不幸』にも俺だった。始まってから長かった。ほぼ毎日、ほぼ毎日ずっと、俺の周りの子供たちは俺を標的に、お試しを続ける。けれどある時、俺の右手に当たった『個性』が消え去っていることに気づいた。……ま、気づいたところで異形型の個性には無力だったんだけどな。
そんなわけで、それだけ毎日『個性』に触れてれば嫌でも気づく。試しにテレビをつければ『個性』を使った犯罪のニュースが流れ、そしてそれを解決した立役者として画面の向こうで笑う日本No.1ヒーロー『オールマイト』。
そう、俺は『僕のヒーローアカデミア』の世界に、転生していた。
そうと気づけば早くて、俺は嫌がる良心に頼み込んで病院で検査を受けた。きっと俺は、ただ発現が遅いだけの個性持ちのはずだと。
結果は――個性アリ。
俺は個性を持っていた。ただそれは個性を打ち消す『抹消』のような、そんな個性ではなく。その個性は『不幸』と呼ばれた。
診断結果が出てからの両親の動きは速かった。まだ幼い俺が何もわかっていないと信じ込んで、両親は俺を施設に預け、自分は不干渉を決め込むようになった。個性の診断に対し違和感を抱いていた俺は、正直そっちに意識は割けなかったけれど。けど今は理解っている。我が子に発現した『不幸』という個性が、自分たちにも被害を及ぼしてしまうのでは?という恐れの感情を。だから俺はその時にはあきらめて、親の為すがまま、施設に送られていった。
道中は不安でいっぱいだった。まだバイトもできない身の上だから、その施設にどれだけ馴染めるかが大事だから。けれど、いざ施設に着いたら、今度は疑問でいっぱいになった。
その施設は――『学園都市』。超科学によって都市全体の文明度が高水準。あの『とあるシリーズ』にあった『学園都市』とほぼ丸切り同じだった。
時期になればテレビのチャンネルは大賑わい、ある時期は『雄英体育祭』、またある時期は『大覇星祭』が他の番組から視聴率を奪っている。
――いったいここは何の世界なんだ?
俺は悪い夢でも見ているかのような、そんな感覚に悩まされた。どちらも『俺』が好んでいた作品で、けれど一切混じり合うはずがない世界なのに。"ナニカ"が原因で混じり合っている、絵筆を洗い混ざっていく水のように。
そんな感覚を抱いていた最中、学園都市が掲げている『個性のより良い発展と開発、ひいては社会貢献』のために、俺は個性を調べられた。学園都市の組み立てた時間割り(カリキュラム)によって。結果、俺の個性の詳細が分かった。
効果範囲は右手首から先、つまり右手のみ。
触れたものの個性因子を鎮静化させ、ひいては個性で生じているエネルギーを全て無かったかのように消失させる、『抹消』に似た個性。学園都市の科学者は便宜上『能力殺し(アビリティブレイカー)』と名付けていたけれど、俺は知っていた。
『学園都市』、『異能をかき消す右手』、そして俺に降りかかる『不幸』。
――俺は、『上条当麻』の能力を持ちながら、そこに『俺』の記憶を無理やりねじ込まれた存在だ。
『なんだ、この……世界……なんなんだよ、俺って』
これが、俺の感じていた"異物感"の正体。
『とある』の学園都市が『個性の開発』を目的に当たり前のように存在し、
『ヒロアカ』のヒーロー社会が日常に溶け込んでいる。
俺は『とある』の主人公である上条当麻でもなければ、『ヒロアカ』の主人公の緑谷出久でもない。
俺の名前は上城当麻――物語の主人公になり損ねた、まがい物だ。
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3月16日はギリギリが過ぎるのでは?とは思ったけど、どうせなら聖書関連の数字を出したいなぁ……。
ということで『ヨハネの手紙』3章16節
―――イエスは、わたしたちのために、命を捨ててくださいました。そのことによって、わたしたちは愛を知りました。
だから、わたしたちも兄弟のために命を捨てるべきです。
イエスを上城の裏である神代(神の代行者)とかけて『上城が命を投げ打ってまで第三次世界大戦を止めたんだから~』みたいな1-A曇らせ展開をしたいよね。
まあ生きてvs AFOに合流するわけだけど。