リベンジと言えばなあの2人が再び登場します。
第137話
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11月も終わりに入ったころ。
初めてよりは大きなキャリーケースを転がしながら、2人のアメリカウマ娘が中央トレセンへ向かっていた。
やがて、中央トレセン学園の校門が見えてくると、2人は日本で唯一の友人が迎えに来ていないかあたりをきょろきょろする。
すると、学園の奥からその唯一の友人が走ってきた。
「おーい!こっちー!」
2人のアメリカウマ娘ことアンベールとハイエストフェローが来日する前になんとか風邪を治し切って元気になったインシルカスラムは、大きく手を振りながら2人の名を呼ぶ。
すると、ハイエストフェローが同じくキャリーケースを引きずりながら走って向かうと。
「Hey Incy my sister!(ようインシー、私の妹!)」
20cmくらい身長差のあるインシルカスラムに抱き着いてハグであいさつした。
当然パワフルなハイエストフェローに抱きかかえられて抱きつかれたことで、インシルカスラムは空中に浮いてベアハッグよろしく締め上げられる。
「ぐぇ、ちょっと……Don't just decide to make me your sister......!(アタシを勝手に妹にすんな……!)」
しばらくインシルカスラムは足をばたつかせた後で降ろしてもらうと。
「Anyway,long time no see Unveil,Fellow!(とにかく久しぶり、アンベールにフェロー!)」
「I'm glad to meet cheerful you.(元気なあなたに会えてよかったわ)」
後ろにいたアンベールも手をあげてインシルカスラムに挨拶した。
早速積もる話を、と2人は理事長室にも挨拶行く道中でインシルカスラムと話し出す。
「How have you been lately?(最近どう?)」
「I had a bad cold until a few days ago!(ちょっと前まで風邪ひいてた!)」
「What......? It's not something to report with a smile......(えぇ……?それ笑顔で言うことじゃないでしょ……)」
「Listen,Incy! We participated in BC Classic! Already warmed up to run with you!(聞いてくれインシー!私たちBCクラシック(G1)に出たんだ!お前と走る準備運動はできてるぜ!)」
「Have you forgotten who won it?(それ、勝ったのは誰か忘れたんじゃないでしょうね?)」
「Oops.....it's you,Unveil......I was 9th.......(うっ……お前だよアンベール……私は9着だったんだ……)」
「アンタ着外じゃねーか……」
この話を書いたときまさか本当にBCクラシックがウマ娘に来るとは思ってませんでした。