ウマ娘 ブラス・トレーサー   作:takapon960

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第5章に入る前に。
5章では登場人物が英語をしゃべるシーンがありますが、作者のたかぽんに英語力はほとんどありません。
作中の英語は翻訳機能を使った後、AIに添削してもらったものです。

本場アメリカではうまく伝わらなかったり、不自然な英文になっている可能性がありますが、ご了承ください。


5章 Bring it! (チャンピオンズカップ編)
第64話


ーーー53ーーー

 

11月、ロサンゼルス国際空港。

 

日本行きのフライトチケットをヒラヒラとたなびかせる2人のウマ娘がいた。

 

1人は鹿毛のウマ娘でどことなくクール、ミステリアスな雰囲気を感じさせるウマ娘。

 

もう1人もまた鹿毛の、勝気な第一印象のウマ娘だった。

 

彼女たちアメリカウマ娘2人の名を知る者は、まだ日本にはいない。

 

「Incy has won 3 G1 races.......Do you think she's faster than us?(インシーはG1を3勝ね……私たちより速いと思う?)」

 

クールでミステリアスなウマ娘は、英語でインシルカスラムが南部杯を勝ったニュースを見せ、勝気なウマ娘に話しかける。

 

「Huh, There's no way someone like her could defeat us.(ハッ、そいつが私たちを倒せるわけねえだろ)」

 

勝気なウマ娘は慢心を隠さない様子で答え、持っていたガムを口の中に入れた。

 

「An easy game anyway. Let's get this over with quickly and teach her a lesson!(どうせ楽勝さ。さっさと終わらせて、思い知らせてやろうぜ!)」

 

 

ほぼ同時刻の中央トレセン。

 

南部杯を見事制覇したインシルカスラムはここで一度休養を挟む。

 

次は年末に行われる東京大賞典の予定で、それまでしっかりと調整を行う予定だったが。

 

「インシーとそのトレーナー!いるか?」

 

インシルカスラムと森内トレーナーがいるトレーナー室を、声だけでわかる人物がノックする。

 

そのまま一気に開け放さないあたり、どこかの誰かたちとは大違いだ。

 

「理事長か?今開けます!」

 

森内トレーナーは扉をあけて、トレセン学園理事長、秋川やよいを迎え入れる。

 

秋川理事長は"推薦"と書かれた扇子を持っており、それを森内トレーナーに突きつけた。

 

「とても重要な話をしたい!聞いてくれ!」

 

「アタシたちをどこかに推薦したいってこと?」

 

インシルカスラムはそう言いながら頷く。

 

秋川理事長は推薦の扇子を閉じると、とある雑誌をインシルカスラムと森内トレーナーに見せる。

 

「うむ!まず初めに君たちは……"ワールドベストウマ娘ランキング"を聞いたことはあるか?」※

 

その名前にインシルカスラムは首をかしげたが、森内トレーナーは知っているがそいつは気に入らない、というため息をついた。

 

「ワールドベストウマ娘ランキングか……あれは信用ならん」

 

「しかし、これは世界中のウマ娘の強さを表す指標として、最も参考にされる数値ッ!無視するわけにはいかん」

 

秋川理事長は森内トレーナーに持っていた雑誌を押し付ける。

 

よく見ると、ワールドベストウマ娘ランキングの最新号だった。

 

森内トレーナーは一応最新号を受け取るも、気乗りしない、といった顔をする。

 

「理事長ー!アタシがその、ワールドベストウマ娘ランキングってやつ知らないと話進まないと思うんだけど!」

 

森内トレーナーが雑誌のページを開けようとした瞬間、インシルカスラムが手を挙げて横槍を入れる。

 

当然ながら、インシルカスラムは世界を相手にしてはいないので、ワールドベストウマ娘ランキングについては知らない。

 

秋川理事長はしまった、といった表情をするとまた扇子を開く。

 

同じ扇子のはずだが、中身の文字は"説明"に変わっていた。

 

「これは失礼した!では1からワールドベストウマ娘について教えよう!森内トレーナーも復習のつもりで聞いてほしい!」

 

※ブラス・トレーサー独自の指標です。

「ロンジンワールドベストレースホースランキング」をモデルにしていますが、単純比較はできないことをご了承ください。




なんと、ついにブラス・トレーサーにも海外からのウマ娘が参戦!

しかも全編ガチ英語でお送りいたします!
あの、お二人さん?きゃんゆーすぴーくじゃぱにーず???
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