異世界ギルドと言う名の何でも屋~気が付いたら最強ギルド長になっていた~ 作:あましのの小説部屋
盗賊襲撃から5日後、あれから町は復興へ向かっていた。
荒れていたとはいえ、ここも元は交通の要所として栄えていたことからある程度の基盤はあった。
なろう系ではこういうのは大体何もない村からやるもんだが、実際そうなるとかなりの労力がいる。ボロボロで使い物にならないものだったとはいえ、建物やある程度のインフラがあるのとないのとでかなりの差がある。
「でもまあ、僕の作業は特に破損がひどい箇所の修復だけでほとんどは住民たち力だけど」
僕とフラは町を一望できる丘に腰掛け、そう呟く。
「いや、そんなことないと思うぜ。」
「で、なんであんたまでいるのよ」
隣にはいつの間にかいた薄鈍色の髪をした獣人、リュカ・アオンカムイがいた。
あの襲撃後、なぜか気に入られ、度々絡んでくる
ここまで町が復活したならそろそろ始められそうだね。異世界人のためのギルド
シキの現拠点
ここの内装も変わった、ベットやソファなどの家具がなかった殺風景に住民からの使わなくなった家具を修理して配置したことで一気に生活感あふれる空間に変わった
「異世界ギルド設立?」
「そもそも、異世界人ってなんだ?」
フラとリュカが疑問を呈する
「まず、異世界人てのは僕みたいに突如としてこの世界にやってきた人のことを指すよ。僕らはこの世界の常識から外れてる。力も、考え方も。だからこそ、孤立しやすい。だからそんな人たちの後ろ盾を作りたい」
「それで異世界ギルドね・・・」
呪い子として生きてきたフラは納得し、リュカは・・・
「よし、みんなに広めてくるぜ!」
っと勢いで飛び出していった
こうして、異世界ギルドが問題なく設立したが・・・・
翌日、扉を開けるとギルド前に大勢の人が集まっていた
「あんた、ギルド作ったんだってね。じゃあ、この町の領主も頼むよ」
・・・へ?
「これで何かあってもここに駆け込んだら大丈夫さ」
「ちょっ、ここは異世界人のためのギルドで!」
「この町も安泰だ!」
どんどんと湧き上がる住民たちに
「ちょっとリュカ!なんて言ったの?!」
リュカに問いただす
「シキが役所を作ったぞって。そしたらみんな大喜びだったぞ!」
リュカの発言にフラは額を押さえる
「そういう意味で言った訳じゃないのに・・・・」
僕の落ち込み具合をよそに全員が盛り上がっていたため、今更違うと明言できなくなった僕は
「はあ、わかりましたよ。これからはギルド長兼領主として頑張ります・・・」
と観念して引き受けた
どうなってしまうのだろう僕のギルド職人生