まず申し上げると、オズやアキト発表前にやったのをアキト、オズに併せてやり直したのをまたやり直す。つまりこれで三回目です。
LOSTとロゼまではちょっと反映が難しいのでそこはご容赦を。
そして、何分古いのでファーストネームがロゼまでのキャラと被るのが何人かいます。幸いなことに、国が同じでもまるで違う。国も違うなどあったのでどうかそれでお許しを。
更に、キャラのアイデアなどの投稿もそのまま使うので、もし元ネタくれた人が読んでいたら事後承諾という形でお許しください。今更変えられないというのも理由ですので。
そして、アンチ・ヘイトと言えるかは自分でも分かりませんが、名誉ブリタニア人や恭順派の言い分を重視するので『黒の騎士団』には厳しめです。後、個人的に日本が何の問題もない用に描写されているように見えるのがいささか不満で、E.U.と中華連邦のような悪い部分を書きます。かといって、ブリタニアとE.U.、中華連邦の体制に対する疑念も出来るだけ入れます。
最近忙しく、暑いのでガンダムSEEDほど頻繁にはいけませんが、頑張ります。
皇歴2016年……神聖ブリタニア帝国本国の共同墓地に三人分の墓が建てられた。内、一人はブリタニア軍の兵士だが戦死ではない。事故死だ……
休暇で実家に戻っていたところ、自宅が突然爆発したのだ。中にいた兵士もその両親も死亡が確認された。三人とも遺体は酷く焼け焦げていて、遺品も僅かだった。当局の調査では帰宅した兵士が主義者…ブリタニアの現体制に異議を唱える過激派のスパイだということになったが、信憑性は薄かった。
結局、罪状そのものは証拠不十分となって通常の葬儀が執り行われた。喪主を務める親戚はおらずその兵士…女性の主君となるはずだった皇族が取り進めた。
葬儀はつつがなく終わり、喪主一人になって墓を見つめる。薄い灰色の髪と癖のある前髪にサファイアブルーの瞳が目を引く整った容姿だ。身なりから貴族制のブリタニアで高い身分であることが伺え、社交界でも令嬢の人気は高いが、変わり者として有名でもあった。それもそのはず、この墓に眠る女性は平民の出身で、それを自らの選任騎士にしようとしたブリタニア皇族だ。
騎士の選任はブリタニア皇族の特権で、皇帝といえどもそれを取り消すことはできない。彼はほぼ確信していた……平民が騎士になるのを良く思わない貴族達が彼女を両親諸共殺したのだ。
騎士として皇族に仕えるのは名誉なこと。それは貴族だけのものだと主張する保守的な貴族は多い。が、彼は違うと考えていた。
騎士は皇族を守護し、ともに戦場へ馳せる事になる。であれば、騎士に要求されるのは第一に皇族を守護し、ともに戦えるだけの実力だ。家柄などは二の次に過ぎない。それが分からないのは、現場を理解せず権威しか頭にない愚か者共。そして、その手合いはそうした謀略だけは得意だ。彼女はそれによって命を奪われた。
ジュリア・ボネット……その生涯はわずか19年で終わってしまった。しかも、戦場ではなく休暇で戻った自宅で両親とともに爆殺されて。
「……ジュリア、私の……僕の…せいで……!」
膝をつき、突っ伏して泣き崩れた。それをやや離れた場所で彼の軍学校時代の友人や先輩達が痛々しげに見ていた。彼らはジュリアとも交流があり、平民や貴族と関係なく良き交流を続けていた。
何故、家柄が優先される?家柄が高ければ、戦場で銃弾が反れるのか?敵の剣が折れるのか?
そんなことありえない。若いが、既にいくつもの戦場を渡り歩いてきた。年配の幕僚や教官からもそうした叱責は受けている。なのに、未だそんな物にしがみつく貴族共はいる。
復讐してやる……彼女を殺した奴を見つけて、復讐する。
そして、変える。貴族だから何をしても許される…平民が貴族に勝てるわけ無いなどという腐った価値観を!それだけではない……ナンバーズにブリタニア人が何をしても許されるという、傲慢を!
ブリタニアは既に20近い国を占領し、植民地としている。そして、その現地住民…ナンバーズが住まう街、ゲットーは殆どが荒廃して彼らは今日一日を食べるのがやっと。そんな彼らに対してブリタニア人は租界と呼ばれる階層都市に住み、何不自由なく暮らしている。ナンバーズ達を労働力として行使し、自分達を特権階級と錯覚して搾取し、弾圧する。
幼い頃、世界情勢の授業で聞いたことがある。各エリアの人達は、自分達の国を返して欲しいから怒っているのではないか?
が、教師の答えは
「ブリタニアの統治が最も優れていることが、分からないのです。」
だった。そうだろうか?街を、家や学校を壊され、家族を殺されて怒らない人なんていないはずがない。貴族に統治される領民だって貴族に不満をぶつけることがあるのだから。母は領民達から嫌われていて、そんな話を聞いたことがあるのだからブリタニアと植民エリアでも起こるのではないだろうか?
大体、世界で最も優れているならそうした不満自体起こらないはずなのに。
そして幼いながら、そんな疑念を抱いた。返してと言っても、返してくれないから喧嘩になる。今の年齢に至っても、その考えは変わらない。極端な話、子供が玩具の取り合いで喧嘩になるのと理屈は同じだと考えていた。
彼は、昔からそういう考えだった。何時から、こうだったのかは分からないが兄達からの回答も納得できるようなものではなかった。
そして現在、ブリタニア人の大半は各エリアを奪ったというのに、最初から自分のものであるかのように思い込んでいる。そして、最初から自分達が勝っていると思い込んでいる。
「これを変えずして、何が皇族だ!」
彼はライル・フェ・ブリタニア。神聖ブリタニア帝国98代皇帝シャルル・ジ・ブリタニアの嫡子の一人で100人を超える皇子と皇女の一人だ。
なんだかんだ始まったギアス。
というか、ガンダムSEEDとギアスで力を使い切ってしまいました。
キャラについては後々、設定を入れます。
ちなみにあらすじは鈴村健一氏をイメージしてお読みください。