処刑後……
「なあ、私がいればユフィを止められたか?」
長野はその言葉を聞いて、意味は理解できた。まだ信じられないのだ。妹があのような暴挙に出たのが。
「非占領国の観点で言わせてもらうのならば……はっきり言って無理です。唐突な方向修正を試みたブリタニアであのような暴挙……未確認ながらダールトン将軍さえ撃たれたと聞いております。」
そう、あのダールトンにさえ容赦なく発砲したのだ。だからこそ、余計におかしい。だが、フェリクスがライルの困惑を察しながらも…
「私も同じ意見ですね。貴方にさえ発砲したかもしれないし、KMFで止めても元々殿下の基準で性根の腐ったブリタニア軍人達です。『皇族の名を騙るテロリスト』だとでも言って撃たれるのがオチです。」
『フォーリン・ナイツ』の拘束を調整した幕僚も……
「それに、『黒の騎士団』は我々が虐殺阻止か、虐殺側か分かりません。最悪三つ巴になって日本人の犠牲者もさらに拡大したことでしょう……」
そして、ゲイリーが
「そうなれば、今回反乱した彼らが中から暴れて乱戦状態になっていました……被害が我々だけに留まったのが不幸中の幸いです。」
ライルが歯ぎしりして、テーブルをたたき
「分かっている!……分かっているんだ、頭では!」
流石に普段はライルの考えに否定的な幹部たちもこれ以上は言えなかった。無理もないと言えば無理もない……
その後、枢木スザクの『ナイトオブラウンズ』の一席『ナイトオブセブン』への就任が発表された。皇族殺しのゼロをとらえた褒美としては当然だ。普通ならば、騎士候どころか正式な爵位を賜ってもおかしくないのだから。
が、認めようとしない者が多すぎる。この上、ハーフのレイ・スレイターまで騎士になる…しかも、父の姓をミドルネームとして名乗ってだ。
「くだらない…」
ライルは血統や人種で凝り固まる本国貴族の性根を侮蔑していた。本国でぬくぬくしているから、わからないのだ……現場がどうなっているのか。
血統や人種ですべてが決まるなら、誰も苦労はしない。本国の奴らは本当にわかっていないんだ。
だが、その現場でさえナンバーズができるわけないと決めつけている。
理由は?
敗戦国だから……そんなもの、根拠にさえならない。大体、敗戦国ならいくら皇族殺しでも一テロリストのゼロや一介の軍人の藤堂一人に躍起になったりしない。これ自体が矛盾だ。
もしかしたら、コーネリアでさえその部分には理解が及んでいないのでは?いや、そもそも自分がおかしいのか?
ブリタニアで異端視されている自覚はある。だが、異端視だろうがなんだろうがブリタニア皇族として、国が亡びる可能性を孕んでいるものには目を光らせねば。同時に国自体を維持するものは人材だとライルは考え、その人材を生かして且つ国の寿命を延ばすには…問題があれば解決するのが皇族の義務と責任だ。
しかし、多くの貴族や皇族はライルの考えを鼻で嗤うか、難色を示していた。
ライルは直感していた。特に前者は耳当たりのいい言葉以外聞かないのだ、と。政治的な見解よりも、奴らはそれなのだ。
ブリタニアだけが進化して不滅だというのなら、ルーツの王室が見舞われた『エディンバラの屈辱』と『新大陸への遷都』自体が起こり得ない。それを教訓にして勝者足らんとするなら、敗北の惨めさだって知っているはず。
分からないのなら、これは祖先の怠慢だとしか言いようがないではないか。大体、1800年代に即位したクレア・リ・ブリタニア皇帝には未確認ながら当時の日本人が即位時の内戦で皇帝に協力したという記録もある。なら、これは歴史の再現でもおかしくないではないか。
わからない……自分に都合よくブリタニアの歴史を語るのが正しく、自分がおかしいのか……
「ライル様?」
有紗に声を掛けられ、ライルは我に返った。
「あ、ああ…なんでもない。レイの叙任式は君も中継を見ているといい。」
「はい…」
レイは処刑時の軍人たちの目で消耗した。ハーフの分際で、という目であった。そんなにハーフが目障りなら、国際留学なんてさせなければいいではないか。
大体、ハーフで生まれたこと自体が罪か?レイにとってはそれ自体が理不尽だった。当の自分ではどうにもできないことが悪いと、それとも子をもうけた親が悪いのか?
「みんな、腐ってる…!ブリタニアも、日本も!」
分かり切っていた。どいつもこいつも、みんな腐っている……どうせ、騎士叙任が終われば奴らは………!
絶対に信じるものか。
久しぶりの離宮に戻ったライルは、有紗を連れて帰った。ライルの小間使いなのだから当然だが、使用人たちの顔は良い顔ではなかった。
「ライル、よく戻りました…先日の反逆者共の処刑、立派でした。」
「……ただの部下殺しです。」
が、母シェール・フェ・ブリタニアはにこやかな態度を崩さない。
「謙遜することはありません。貴方の慈悲を理解できない下賤の輩にふさわしい罰を与えただけなのですから。」
「上機嫌、ですね…」
「もちろんですとも。あのユーフェミアがいなくなり、コーネリアも大失態を犯したんですもの。」
これだ…この女はいつもこうだ。
「あ、あの!」
有紗が口をはさんだ。
「私は、エリア11で殿下の小間使いとして起用された飯田有紗です…」
「イレヴンごときが、皇妃にして子爵家の嫡子たるこの私に何か?」
有紗が深呼吸をして…
「皇妃様といえど、先ほどの発言は息子の殿下のことを考えていないように思われます。殿下は、ユーフェミア副総督があのようなことをした理由が分からずにいます。まして、殿下にとっては妹君です。その死を喜ぶような」
「私は皇妃!この子の母親です!この子のために言ってあげているのです。」
ライルは拳を握り締めた。何が、僕のためだ!だったら、少し放っておいてくれ!
「あなたのようなサルが一時の迷いで起用された程度で、つけあがるなんて。生まれた時からの敗者の分際で!」
「母上…もうそのくらいで。少し、疲れているので…」
「あら、そうなの?」
「ええ、いろいろとあり過ぎましたから。それと、有紗を私の隣の部屋で。よろしいでしょうか?」
シェールは不服そうになるが
「よろしいでしょう…バルテレミー男爵家ごときがかばうにふさわしい貧相な娘ですが、貴方に仕えていたご子息に免じましょう。」
さりげなく、エクトルも侮辱した。
いつもこうだ。第五皇妃が死んだ時も祝杯を挙げて、遺児の二人が人質として日本に送られ、侵攻に巻き込まれて死んだと聞いた時も同じ。今、テロ対策として創設中の『グリンダ騎士団』の指揮を執る第八十八皇女の母と妹が死んだときも……!
この女がいるから、ここには戻りたくなかったんだが、戻らざるを得ないのも事実だった。早く叙任式が来てほしいとライルは願った。
三日後…レイの叙任式が行われた。式典にはレイの母以外に貴族側としてゲイリーが、ヴェルドとコローレも先日の功績から出席しており、他にもライルと個人的に親しい皇族…シルヴィオ・ロ・ブリタニアとエルシリア・ギ・ブリタニア、妹のセラフィナ・ギ・ブリタニア、ウェルナー・レイ・ブリタニアが出席していた。
「スレイター家に子供はいなかったのでは?」
「エリア11に留学した時に儲けた子だそうです。」
「下品なイレヴンらしいですね…」
「全く、先日のナンバーズ部隊の件と言い、殿下のナンバーズ贔屓にも困ったものだ。」
これ聞こえよがしにレイを罵る貴族たちの声だが、この方がよかった。なにせ、引き取られてから嫌味ばかり言ってきた名門スタッカート家に嫁いだ叔母が突然、コロリと手のひらを返してきたのだ。
今まで、ごめんなさい。などという形の上での謝罪もなしで。
「いかに侯爵家の娘とはいえ、ハーフなど。」
「誇りあるブリタニア騎士をどれだけ汚せば気が済むのだ。」
軍人達もライルを罵っていた。そして、レイがライルの前で膝をつく。
ライルが、今回の叙任に当たり名乗ることを許した父の姓もつけて呼ぶ。
「レイ・コウガ・スレイター、汝ここに騎士の誓約を立て、ブリタニアの騎士となることを望むか?」
「イエス・ユア・ハイネス。」
「汝、我欲を捨て大いなる正義のため、ここに剣となり、盾となることを誓うか?」
「イエス・ユア・ハイネス。」
「全く、俺達が必死に努力したのにあっちのお嬢様は騎士かよ。」
「そう言うが、お前あの女とKMFで勝てたか?」
「…無理だ。」
『フォーリン・ナイツ』もレイを半ばやっかむ声もあったが、既に彼らはレイとKMFの模擬戦を行い、全員が負けていた。それに雛もうなずく。
「まあ、確かに。それに、一応国籍はブリタニア人でしかも侯爵っていう大貴族だし。あたしらがなるよりは波風立たないんじゃない?人種で勝った気になるアホ共は立てるでしょうけど。」
そう、悪目立ちするのはライル軍もスザクも同じだが、スザクは『虐殺皇女』と呼ばれるようになったユーフェミアの騎士、それも日本最後の首相の息子。
片やレイはイレヴンのハーフではあるが、母は名門スレイター侯爵家の令嬢。ライルに見込まれてからの実績もあるし、ハーフというマイナスさえ目をつぶればスザクほど問題はない。しかも、他に子供がいないし親戚から養子をもらおうにも母自身にその気がない。おまけに、従兄にあたるスタッカート家の息子は出来が悪いことで有名。結婚させて四分の一イレヴンの子供が生まれることもさることながら、できの悪い子供が生まれるという懸念からそれもなかった。
もっとも、皇族と騎士で男と女……彼女の祖父母が何を考えているのかは『フォーリン・ナイツ』でも想像できた。
「無理がないといえば、無理がないわね。あとは当人達の問題だけど。」
「我、ライル・フェ・ブリタニアはレイ・コウガ・スレイターをここに騎士として認める。」
演説と儀式が終わり、レイはライルに促されて立ち上がる。
シルヴィオ、エルシリア、セラフィナ、ウェルナーが拍手を真っ先に送る。こればかりは、流石に不敬罪ととられかねないと貴族達も続く。
全く、この連中こそ騎士を何だと思っている。
皇族の専任騎士は栄誉?確かにそうだろう。だが、家柄と実力の両方を兼ね備える人材なんてそうそういるか。栄光とは、努力して得るものだ。栄光を求めるのも努力の一つだし、後からついてくるという考えも正しい。
だが、こいつらは貴族だから最初から誰でもなれると思い上がっている。既に平民が『ラウンズ』どころか皇妃にまでなったという事例さえ頭からなくなっているようだ。第一、遡れば自分達の祖先だって平民だった時代があり、それが今のブリタニア皇室か当時の王朝に認められたのだろう。
だからこそ、ライルは平民やナンバーズを重視している。家柄だけで出世が決まっていると思い込んでいるドラ息子よりずっとあてになるからだ。
中継を見ていた『ナイトオブナイン』ノネット・エニアグラムも拍手を送っていた。
「あの子も、ようやく後任の騎士を選んだのか。」
「確か、幼いころの殿下と面識があったそうだが?」
『ナイトオブフォー』ドロテア・エルンストの問いにノネットはうなずいた。
「まあ、な。あの頃はコーネリアや私にくっついてくるだけだった。あの事件で荒れていた時は少し心配だったが、あの様子だと少しは持ち直したようだな。」
「会いに行ってやればどうだ?殿下もお喜びになることだろう。」
隻眼の大男が現れた。現在帝国最強の騎士として名をはせる『ナイトオブワン』ビスマルク・ヴァルトシュタインだ。
「考えておく。」
その後、ゼロの処刑やスザクの『ラウンズ』就任、ライルの名誉騎士団の反乱といういくつもの混乱が起きた本国もだいぶ落ち着き、スレイター侯爵家主催のパーティーが催されてライルは招待客として出席していた。その名目が……
「娘の騎士就任を祝して、か。」
全く、呆れた変わり身の早さだ。あの後、一足先に本国へ戻ったレイの母とも会ったが、レイはハーフであることを疎んじられ、味方は母以外にはごく一握りの使用人だけ。それが騎士になった途端に親類縁者が愛想よくなったのだ。彼女の騎士就任を『色仕掛け』と揶揄する連中も大概だが、愛想よくする方も大概だ。
大体娘の叙任、等といっても実際の主催はスタッカート家に嫁いだ叔母。勝手に実家の名前を使って事後承諾させたのだ。
有紗がまだエクトルほど慣れない手つきで衣類を整え、離宮の古株たちが最後のチェックをする。
「まだ、拙いですが悪くはないです。」
「あとは場数を踏むしかないでしょう。」
幼少時から世話をしていた年配の執事と侍女長が一応の合格を出した。エクトルの先輩としての指導が行き届いていた証拠だ。そして、この二人はライルに長く仕えていて離宮では執事長に並ぶライルの年長の味方だ。
「しかし、まさか我々がナンバーズ出身者の従者の指導をするとは。」
「……ナンバーズが貴族の従者をするなという法律はないぞ?大体…遡って戦前から雇うなとどうやって言える?そいつは預言者か?預言者ならば、なぜそうした法制度を作らせなかった?」
「久しぶりに聞きましたわ。」
「時代が時代ならば、殿下は政治の批評家か言論人…いえ、政治犯になっていたでしょうな。」
「しかし、成長された今は現実を見据えてもおられる。」
多くの家臣たちはこれでライルに言い負かされていた。幼い頃から、そういう疑問符をぶつける事があり、彼ら自身も知らずに学んでいた。
『植民エリアになった後で、戦前の雇用関係をもみ消すくらいならば最初から外国人を雇用するな』
まだ幼い頃には……
『家や学校を壊されたり、家族を殺されたらみんな怒るよ?なんでブリタニア人が良くて、ゲットーの人達はダメなんですか?取られたものを返してくれないから、怒るのはいけないのですか?』
そんな疑問をぶつけられ、教師たちの多くは『ブリタニアは戦勝国』、『皇帝陛下のお心が分からない』と答えたが……
『勝ったからって、やっていいことと悪いことがあるでしょう?貴族だってそれなのに。』
子供の屁理屈とも取れるが、戦勝国や皇帝の威光というある種の決まり文句がライルには通じなかった。
誰も納得できる答えをくれなかった。シュナイゼルでさえも。
「今でも、納得できないよ……戦争に勝ったから、そこに住まう人間が全てにおいてブリタニア人より劣るなんてワガママな子供の理屈。」
「ライル様…昔からそうだったんですね。」
執事長がため息とともに微笑する。
「年寄り故に思うのですが、殿下は相手方に合わせる目や感性をお持ちで、その比重がナンバーズや平民出身者に傾いているのでしょう。」
それは、有紗も感じることだ。だからか、貴族層の理屈にはかなり否定的だ。皇族なのにではなく、皇族だからこそなのかもしれない。
だからこそ、有紗を含め多くの名誉ブリタニア人が今もライルの麾下にいる。
レイはパーティーが大嫌いだった。会えば、これ聞こえよがしに嫌味を言われるからだ。自分は良い…だが、母や父までもだ。
そして、今回はスタッカート家に嫁いだ叔母が主催なのが余計に嫌だった。長女の責務を放棄した、などと母を揶揄するが母はエリア11に支社を作ってからも本国とエリア11双方の会社の経営をしていた。政策に協力している日本企業とも取引を行い、現在はその取引先の調整に追われている。領地の運営は信頼できる者達に委ねている。
それに対して、叔母がスタッカート家の妻として何かしているかはあまり聞かない。
簡単だ。母より劣っているからだ。スレイター家の子会社は任されているが、経営権や株の大半を持つ母より劣っているのは明白。少なくとも、経営者としての手腕では母の方が上だ。
スタッカート辺境伯家に嫁いだのは、当家の会社の問題や現当主が伯母を見初めたからだ。が、その一人息子が育て方に失敗したとスレイター侯爵家からも言われている。甘やかされ続けた結果、貴族界隈で問題視されるドラ息子になってしまい、両親ともその尻拭いに何度も泣かされたという。
大方、レイを持ち上げることで何とか挽回をしたいのだろう。
馬鹿みたい……散々、私を雑種とか混ざりものとか言っておいて。なら、最初から最低限の筋を通しておきなさいよ。
そんな筋さえ通せない手合いが、貴族社会で生き残れるとはレイには到底思えなかった。しかも、その息子と結婚したがる貴族の娘も少ない。
いたとしても、あくまで本命はスレイター家とのコネだろうし、女の扱いは酷いとのことで有名。そんなところに娘を嫁がせたがるのは、娘を道具としか思わない親としても貴族としても最低の手合い。或いはもはやなりふり構ってられないほどに困窮した貴族だろう。前者はともかく、後者はいくら貴族が嫌いなレイでも同じ女としては同情を禁じえなかった。
「ごめんなさい、叔母様のワガママに振り回されて。」
「良いの。お母さんも、断れなかったんでしょ?」
「…ええ、おじい様もこうなるとは思わなかったみたいで。貴女を今からでも正式な跡取りにしようという話もあるわ。」
祖父母らしいことをしてくれなかったあいつらでさえこれだ。レイにとって、家族とは父と母。これまでと違うとすれば、父と母以外で初めて自分を自分として受け入れてくれた主君に会えたことだ。
「私も結婚したがる馬鹿男あしらうのは頑張るけど、少し助け船入れてくれる?」
「…ええ、お母さんもできるだけやってみるわ。」
サラ・クラウザーはあの後、本国に戻り父の意向でパーティーに出席することになった。スレイター侯爵家とのコネ、そしてエリア11のパーティーでライルと知り合ったことをより強固なつながりとするため。が、父の命令を抜きにしてもサラはライルに会えるのがうれしかったし、気がかりでもあった。
大丈夫かしら、ライル様。
有紗は無事だったというが、士官学校を出て間もなく仕えるようになった小間使いの少年が犠牲になった。加えて、自分の部下をけじめのためとはいえ処刑している。そんな状況下でライルとのつながりを強固にしろというのは……
なんか、汚いわ。
ティーナ・B・アルバートフもパーティーに出席を申し出ていた。遠縁とはいえ、ライルの親戚である以上は出席することに問題はないし個人的な交流があった。できれば、あの事件についても知らせたかった。
父もコネつくりということでは文句を言わなかったが、ライルの方針自体にはそれほど否定的ではなかった。今後のエリア政策継続でも課題になるからこそ、積極的採用をするライルの方針転換の助言も必要と言っていた。
今更名誉の採用を却下するのは出来ないというのがアルバートフ家の見解だ。少なくとも、当面は名誉ブリタニア人の採用を自粛する必要が出る。特にエリア11はなおのことだ。10を3か4に絞るくらいはせねばならない、と父は言っていたし何よりも……
『あの特区の事件でコーネリア殿下だけでなく、ライル殿下までもナンバーズの疑惑の対象になってしまった。あの暴挙は、ブリタニアという国家はもちろん同系統の政策を志した兄君までも巻き込んでしまった。』
その通りだと思う。何故、あんなことが起きてしまったかはわからないが、起きてしまったことは覆らない。今後を考えなければならないのだ。
実はパーティーの前に色々挟んでたのですが、順序を逆にしました。
そして、パーティーはライルが嫌いなことなので地獄です。